モビカリ、提供開始約5ヶ月で累計申込1,000台突破

執筆者・監修者
カルモマガジン編集部車や金融に詳しいカーリース専門ライターと編集者
更新日:2026.08.21

個人向け定額カーリース「モビカリ」の累計申込台数が、2026年3月31日の提供開始から約5ヶ月で1,000台を突破したという。
提供開始約5ヶ月で累計申込1,000台、全国対応の相談型オンラインリース

複数社と連携し、相談から契約までをオンラインで進められるモビカリ。
公式サイトでは初期費用・頭金0円、メンテナンス費の月額込みを案内し、期間は1〜11年。距離上限(月間500〜2,500km)のプランと、満了後に名義変更できる長期プラン(距離上限なし、名義変更手数料はユーザーの負担)がある。
6月17日から即納・距離制限なしの中古車リースを開始し、保証1年と車検整備2年を付ける。ガッツレンタカー提携の代車案内のほか、安全運転スコアに応じ満了時の距離上限を10%延長する「グッドスコアギフト」(新車・3〜9年などが対象)もある。
今回の1,000台は累計申込であり、成約台数ではないが、スタートはまずまず好調といえるのではないだろうか。
新車平均価格は331万円、個人向けリース保有は75万台超に
近年、個人向けカーリースの保有台数は増加が続いている。日本自動車リース協会連合会によると、個人向けは2026年3月末で75万983台(前年は72万3,599台)、全体は437万4,509台だった。矢野経済研究所は、ラインアップ拡充を背景に2026年度末の個人向け保有が約100万台へ達すると予測する(2025年5月時点の予測)。
日本自動車工業会の2025年度調査では、新車の平均購入価格は331万円で、4割弱が保有費用の負担が大きいと感じている。平均月間維持費は9,500円とされ、車検や保険料、税金、燃料代への負担感も強い。支出を平準化しやすい定額プランが広がる中、今回の到達は初期費用を抑えて車を利用したい需要を映した動きとみられる。
申込増は市場拡大の一コマ、参入増が利用者の選択肢を広げる可能性
累計申込1,000台は成約数ではなく、数字だけを過大に評価することはできないが、新規参入から約5ヶ月での到達は、個人向けリース市場が広がっている中での一コマとみられる。 頭金を抑えて乗り出したい、距離を気にせず使いたい、待たずに車が欲しい、毎月の負担を見通しやすくしたいといった便益に応えるサービス設計は競合サービスと大きくは変わらないなかで、プレーヤーが増えれば、サービス面の拡充や月額を抑えた提示が進み、利用者にとっての選択肢が広がる可能性がある。