マイカーローンの仮審査に通って本審査に落ちる確率は?原因と対処法を解説

執筆者・監修者
伊藤 真二ファイナンシャルプランナー/編集長
更新日:2026.09.09

マイカーローンは仮審査に通っても、本審査で落ちることがあります。仮審査に通ってひと安心したのもつかの間、本審査で落ちないか気になっている方も多いのではないでしょうか。
本審査は仮審査より審査項目が細かく、信用情報や在籍確認までチェックされるため、仮審査後の転職や延滞、虚偽申告などがあると審査落ちの確率が高まります。また、審査落ちの履歴が残るのかについても気になるところです。
この記事では、マイカーローン仮審査通過後に本審査で落ちる原因や確率、履歴の残り方、通過率を上げる対策のほか、本審査に落ちた場合の対処法についても解説します。
【この記事のポイント】
✔ マイカーローンの仮審査に通っても、本審査で落ちる確率はゼロではない
✔ 仮審査後の転職や金融事故、虚偽申告は本審査落ちの原因になる
✔ 本審査の結果を待つ間にも、車に乗るための備えはできる
目次
マイカーローンの仮審査に通っても、本審査で落ちることがある?

マイカーローンでは、仮審査に通っても、その後、本審査に進んだ段階で審査落ちしてしまうことがあります。本審査に落ちればローンを組むことができませんから、当然、車を手に入れることもできなくなります。
このようなことが起こらないように、本審査で落ちてしまう理由について知っておきましょう。
本審査で落ちてしまう理由1. 申込み内容に虚偽があった
申告内容に虚偽がある場合、たとえ仮審査に通過したとしても、本審査で落ちる可能性が高いです。
本審査では、仮審査よりもしっかり審査が行われるので、虚偽申告をしてもわかってしまいます。そうなると「嘘をつく信用できない人物」と思われて、最初から正直に申告していた場合以上に審査通過が難しくなる可能性が高くなります。そのため、情報は正直に申告するようにしましょう。
本審査で落ちてしまう理由2. 仮審査後、本審査の前に状況が変わった
仮審査は、あくまでも本審査前の簡易的な審査に過ぎません。実際にマイカーローンを利用できるかどうかは、本審査を受けた時点の個人の状況によって決まります。
そのため、仮審査を受けた後で長年勤めた会社を辞めて収入が激減したなど、審査に不利な状況になると、本審査に落ちる可能性が高まります。本審査を通過するまでは、退職や転職はしないほうが得策です。
また、スマートフォンの代金やキャッシング返済の延滞にも気を付けましょう。
なお、仮審査の後で借入希望額を変える行為も同様に避けたほうが無難です。借入額が変われば、審査の結果も変わります。借入希望額を仮審査よりも低くする分には問題ありませんが、高くすると、本審査に通らなくなる可能性が高まります。

伊藤 真二(ファイナンシャルプランナー)
本審査の結果を待つ間にできること

本審査の結果が出るまでは、ただ待つしかないように思えます。ですが、その間にできることもあります。
カルモくんは、審査の結果に応じて、その方に合った車の乗り方を複数提案しているサービスです。オンラインから申し込める「お試し審査」なら、カルモくんの審査に通るかどうかを通常翌営業日に確認できます。
お試し審査に通っても、契約する必要は一切ありません。マイカーローンの手続きと並行して進められるので、本審査の結果を待つ間に、念のため確認してみてはいかがでしょうか。
本審査に落ちる確率はマイカーローンの種類で違う

マイカーローンにはおもに3つの種類があり、それぞれ本審査に落ちる確率が異なります。自分が申し込んだローンがどの種類にあたるかを知っておくと、本審査の見通しを立てやすくなります。
各マイカーローンの審査の通りやすさについて、特徴と併せて見ていきましょう。
銀行系マイカーローン
銀行系マイカーローンは、おもに銀行や信用金庫が取り扱っているカーローンです。また、一部ディーラーを通さずに、直接ユーザー向けにカーローンを提供している信販会社もあります。
銀行系マイカーローンは、ほかのカーローンに比べて金利が低いため、総支払額を抑えられる点がメリットです。半面、本審査はほかのカーローンに比べてきびしい傾向にあります。そのため、ほかのローンなら通過できる可能性がある方でも、銀行系マイカーローンの審査では落ちる可能性があります。
ディーラーローン
ディーラーローンは、ディーラーが信販会社と提携して提供しているカーローンです。新車を購入したディーラーを通して申込みをするため、銀行系マイカーローンよりもスムーズに手続きを進めやすいという特徴があります。審査も、銀行系マイカーローンよりは通る確率が高い傾向があります。
ただし、金利が高めなので、総支払額は銀行系マイカーローンよりも高額になりがちです。また、ディーラーローンは車を担保に入れて融資を受ける方法なので、完済までは車の名義が信販会社や販売店になり、完済まで売却などが自由にできないといったデメリットもあります。
自社ローン
おもに中古車販売店が提供している独自の支払方法が自社ローンです。自社ローンは販売店が車の購入代金を立て替え、購入者は分割で支払っていくというしくみで、ローンのような金融商品ではありません。
自社ローンでは信販会社を通さず、それぞれの店舗が独自に設けた基準を基に本審査を行うため、銀行系マイカーローンやディーラーローンに比べて本審査に通る確率が高いといわれています。ただし、具体的な本審査の基準はそれぞれの販売店によって異なります。
マイカーローンの仮審査と本審査の違い

マイカーローンの仮審査と本審査は、どちらも借入れを希望する方の返済能力をチェックするために行われます。ただし、仮審査は本審査の前の簡易的な審査、本審査は実際に融資を行うかどうかを決める本格的な審査といった違いがあります。
マイカーローンの仮審査と本審査の違いについて、詳しく見ていきましょう。
マイカーローンの仮審査とは
多くのマイカーローンでは仮審査を行い、本審査に通る可能性があるかどうかを事前に確認します。
仮審査は、年収や勤務先、勤続年数といった個人の情報を基に、借入可能額や適用金利などの目安を出す簡易的な審査で、必要書類も少なめです。
事前審査と呼ばれることもあり、利用者は月々の返済額の目安を知ることもできます。
仮審査は短期間で簡単に行えるため、即日~1週間程度と、本審査よりも短い期間で審査結果がわかることが多いです。また、個人の借入状況や金融事故の履歴などについて、信用情報機関への問い合わせを行わないケースも多く見られます。
なお、仮審査に通らなかった場合、基本的に本審査を受けることはできません。
マイカーローンの本審査とは
本審査は、融資可能かを判断するために行うもので、仮審査よりも詳細なチェックがなされます。本人の申告内容と借入額のバランスを見るだけでなく、信用情報機関に保管されている情報の確認や、勤務先への在籍確認なども併せて、総合的に支払能力を審査します。必要書類も、売買契約書や年収を証明できる書類など、仮審査より多くなります。
そのため、本審査は仮審査よりも審査完了までにかかる時間も長くなる傾向があります。具体的な期間は金融機関によって異なりますが、1~2週間程度かかるところが多いでしょう。
なお、実際の契約は本審査で決定した借入額や金利が適用されるため、仮審査結果とは変わる場合もあります。
マイカーローンで仮審査を受けるメリット

仮審査には、本審査の前に受けておくことで得られるメリットがあります。すでに仮審査を通過している方も、その意味を知っておくと本審査に向けた備えがしやすくなります。
仮審査には、おもに次のような4つのメリットがあります。
審査に通るかどうか目安を確認できる
仮審査に通っても本審査で落ちる可能性はありますが、仮審査に落ちて本審査に通るということはありません。そのため、仮審査を受けることで、審査に通過できる可能性があるかどうかがわかります。
仮審査は本審査に比べて必要書類が少なく手続きも簡単ですから、気軽に審査通過の可能性を確認できるでしょう。
短期間で結果がわかる
仮審査は本審査に比べて結果が出るまでが早く、最短1日という金融機関も多数あります。スピーディーに結果がわかりますから、「結果まで長時間待たされた末に審査落ち」という事態を防げます。たとえ落ちてしまっても、スムーズに別の金融機関の選定などを始めやすいでしょう。
審査の結果が信用情報履歴に残らない
カーローンの本審査を受けると、申し込んだという履歴と結果が信用情報機関に記録されます。一方、仮審査では、申し込みの履歴は残りますが結果は残りません。
審査が通らない可能性がある方は、仮審査を活用することでネガティブな信用情報が記録されるのを防げるでしょう。
仮審査の結果を基に借入れの見直しができる
仮審査を受けるとおおよその借入可能額や適用金利、月々の返済額などがわかるため、具体的なマイカーローン計画が立てやすくなります。また、仮審査の結果を基に借入額や頭金の額を見直すことで、本審査では、通りやすい条件に変更して審査を受けることが可能になります。
マイカーローンの本審査に落ちる確率を下げるためのポイント

マイカーローンの本審査に落ちる不安がある方は、事前にできる限りの対策をとっておくことをおすすめします。審査に通る確率を高めるために、注意しておきたいポイントをご紹介します。
今組んでいるローンを完済する
本審査ではほかのローンなどの返済状況や借入れもチェックされるため、キャッシングや家電ローン、スマートフォンの本体代金の分割払いなどを利用している場合は、なるべく完済しておくと審査落ちの可能性を下げやすくなるでしょう。
マイカーローンでは、一般的に返済負担率がチェックされます。返済負担率とは、年収に対する年間の返済額の割合のことで、マイカーローンをはじめ、各種ローンやキャッシングなど、すべての借入れの返済額が対象になります。
審査でチェックされる返済負担率の上限は金融機関ごとに異なりますが、3割を超えると落ちる可能性が高くなるため、ほかのローンをできるだけ完済して返済負担率を下げておくと、審査落ちのリスクを抑えられます。
完済するのが難しい場合でも、繰上返済などで年間の返済総額を下げる方法を検討してみましょう。
マイカーローンの本審査は厳選して申し込む
短期間で複数のマイカーローンの本審査に申し込むと、経済的に困っているなど審査要素に不安材料があるのではないかと警戒され、審査で不利になる可能性があります。そのため、仮審査の結果を踏まえて、どの会社の本審査に申し込むかを厳選するようにしましょう。
なお、仮審査も複数のマイカーローンに一度に申し込むと、審査結果待ちの時間がかかったり、多くの会社を比較検討するのに手間がかかったりしてしまいます。審査結果が信用情報に残らないからといって無闇に申し込むのではなく、仮審査であっても条件や通る確率を考えて申込先を選びましょう。
借入額を減らす
借入額を減らせば、それだけ審査に落ちる確率が下がります。審査が不安な方は、頭金を多めに用意するか、価格の安い車種に変更することを検討しましょう。同じ車種でも、グレードやオプションを見直すことで総額を減らせる場合もあります。
なお、たとえ審査に通っても、無理なローンを組むと後々返済に困ることになりかねません。ある程度余裕を持って返済できる金額で車種やグレードを選ぶことが大切です。
銀行系マイカーローンを避ける
銀行系マイカーローンは、審査がきびしい傾向にあります。仮審査を銀行系で通過した場合でも、本審査で落ちる可能性は他の種類より高いと考えておいたほうがいいでしょう。
本審査に不安がある場合は、新車ならディーラーローン、中古車なら自社ローンや中古車販売店の提携ローンなど、別の選択肢を検討する方法もあります。
保証人を立てる
収入や仕事の安定性から審査に落ちるのではないかと心配な場合も、保証人を立てることで審査に通ることがあります。
保証人を立てれば審査に通る可能性がある場合には、カーローンの会社から知らせてもらえるため、保証人をお願いできそうな方がいないか、あらかじめ考えておくといいでしょう。学生などは保証人が求められることが多い傾向があります。

伊藤 真二(ファイナンシャルプランナー)
返済負担率は、自分でも計算できます。マイカーローンの年間返済額に、ほかに返済中のローンがあればそれも足して、年収で割ってみてください。たとえば年収400万円の方であれば、1年間に返す金額の合計が120万円を超えると3割を上回ります。3割を超えているようなら、ほかのローンの繰上返済や、借入額そのものの見直しを検討してみてください。
対策をとっても、通るとは限らない

ご紹介した対策のなかには、ローンの完済や保証人の依頼など、簡単ではないものもあります。また金融機関は審査基準を公表していないため、対策をとったからといって必ず通るとは言い切れません。
できる対策をとりつつ、通らなかったときのことも考えておくと安心です。カルモくんなら、審査の結果に応じて車の乗り方を複数提案してもらえます。「お試し審査」はオンラインから申し込め、通常翌営業日に結果がわかります。
対策と並行して進められるので、できることのひとつとして試してみてはいかがでしょうか。
※審査に通っても契約する必要は一切ありません
マイカーローンの本審査に落ちてしまった場合の対処法

マイカーローンの仮審査には通っていたのに本審査で落ちたという場合、仮審査後になんらかの問題が発覚した可能性が高いでしょう。故意に何かを隠していたわけではなくても、忘れていた過去の滞納履歴などが問題になってしまうこともあります。
このような状態のまま、対策を何もせずに別のローンに申し込んでも、また落ちてしまうかもしれません。やみくもに申込みをするのではなく、適切な対処をとるようにしましょう。
頭金を用意して借入額を減らす
借入希望額と収入のバランスが原因で審査に落ちた場合は、借入希望額を下げることで審査に通過できる可能性が高まります。乗りたい車が決まっている場合は、頭金を増やして借入額をできるだけ減らすようにしましょう。
また、今の車にまだ乗れるなら、買替え時期を遅らせて貯金をするのも堅実な方法だといえるでしょう。買替えを2年先延ばしして、毎月ローン返済のつもりで20,000~30,000円ずつ貯金をすれば、50万円程度の頭金を用意できます。
ただし、買替えを延期したことで現在乗っている車の車検代やメンテナンス費用が必要になることもあるため、先延ばしするか買い替えるかのタイミングについてはよく検討しましょう。
自社ローンで中古車を買うことを検討する
自社ローンの審査は、販売店が独自の基準で行います。審査に通る確率が高いことをウリにしている販売店を選べば、信用情報に問題がある方でもローンを組める可能性があるでしょう。また、価格の安い中古車は、その分審査にも通りやすくなります。自社ローンの場合、多くは中古車になるため、新車へのこだわりがないのであれば、中古車を自社ローンで買うことを検討してみてもいいでしょう。
ただし、自社ローンの場合は手数料が上乗せされ、高額になりがちな点に注意が必要です。デメリットもよく把握した上で、慎重に検討しましょう。
買う以外の方法を検討する
車に乗る方法は購入だけではありません。必要なときだけ車に乗れるカーシェアリングやレンタカーといった方法もあります。
ただし、通勤で車を使うなど利用頻度が高いようであれば、カーシェアリングやレンタカーでは割高になってしまいます。その場合は、マイカー同様に車に乗れるカーリースも便利です。
カーリースは月々定額の利用料を支払うだけで、自分専用の車を自由に乗れるようになる車のサブスクサービスです。毎日乗っても月々の料金は変わらないため、費用がかさむ心配がありません。
マイカーローンの審査に落ちても、新車に乗れた方がいます

マイカーローンの審査に落ちた後に、新車に乗れたKさん
Kさんは以前に携帯電話料金を支払い忘れていたのが影響したのか、マイカーローンの審査に落ちてしまいました。そんなときにカルモくんを知り、審査に通るかもしれないと思って申し込んだところ、無事に通過。人生で初めて新車に乗ることができたそうです。
カルモくんの「お試し審査」はオンラインから申し込め、通常翌営業日には結果がわかります。マイカーローンの本審査の結果が出る前でも試しに申し込めるので、念のため確認してみてはいかがでしょうか。
※審査に通っても契約する必要は一切ありません
※この記事は2026年8月時点の情報で制作しています
よくある質問
- Q1マイカーローンの仮審査に通っても本審査で落ちることはありますか?
A:マイカーローンは仮審査に通っても、本審査で落ちることがあります。本審査では仮審査より細かく信用情報や他社からの借入状況、勤務先の在籍確認などがチェックされるため、仮審査時点でわからなかった問題が発覚すると落ちる可能性があります。
- Q2マイカーローンの本審査で落ちる確率はどれくらいですか?
A:マイカーローンの本審査で落ちる確率は、ローンの種類によって異なります。銀行系マイカーローンは金利が低い分審査がきびしく落ちる確率が高め、ディーラーローンは比較的通りやすく、中古車販売店の自社ローンは独自基準のため最も通過しやすい傾向があります。
- Q3マイカーローンの本審査で落ちる確率を下げるにはどうすればいいですか?
A:マイカーローンの本審査で落ちないためには、仮審査の時点で虚偽の申告を行わないことが大切です。嘘が発覚すると審査に悪影響を及ぼします。また、仮審査の後で転職や、他社からの借入れやローンの支払い遅延、借入希望額の増額といった行為を行わないことも大切です。
- Q4マイカーローン仮審査の履歴は信用情報に残りますか?
A:マイカーローンの仮審査では、申込履歴は信用情報に残りますが、審査結果そのものは残らないのが一般的です。本審査を受けると申込履歴と結果が信用情報機関に記録されるため、結果が不安な方はまず仮審査で通過可能性を確認することをおすすめします。
- Q5マイカーローンの本審査で落ちてしまった場合はどうすればいいですか?
A:マイカーローンの本審査で落ちた場合は、頭金を増やして借入額を減らす、自社ローンで中古車を購入するといった方法があります。 またカルモくんなら、審査の結果に応じて車の乗り方を複数提案してもらえます。「お試し審査」で通るかどうかを先に確認できるので、本審査の結果を待つ間に申し込んでおくこともできます。








落ちる理由は、ここで挙げた2つに限りません。金融機関は審査の内容を公表しておらず、落ちた理由も本人には伝えられないためです。虚偽の申告がなく、仮審査のあとに状況が変わっていない方でも、通らないことはあります。