- 金利の安いマイカーローンはどこ?大手2社を比較
- マイカーローンの金利は、ほかより安い?3つのローンの金利相場と特徴
- マイカーローンの審査基準
- マイカーローンの申込みの流れと必要書類
- マイカーローンで金利が安いかどうか以外に見るべきポイント
- マイカーローンに申し込む際の注意点
- 金利0円・維持費もコミコミで月々10,000円台から新車に乗る方法
- カーリースは維持費もコミコミで金利0円
金利の安いマイカーローンはどこ?大手2社を比較
A社 | B社 | |
---|---|---|
金利タイプ | 変動金利 | 変動金利 |
金利(年) | 0.9~2.4% | 1.300~3.975% |
借入可能額 | 10万~1,000万円 | 50万~1,000万円 |
借入期間 | 1~10年 | 6ヵ月~10年 |
上の表は大手銀行のマイカーローンの概要と金利を比較したものです。金利はそれぞれの銀行で幅がありますが、上記2社の場合は変動金利なので、一定期間ごとに市場金利に応じて金利が変わります。
ここでは、その最大値である金利で200万円の車をそれぞれのマイカーローンで購入し、5年で返済する場合を想定して各社のローンシミュレータ-で利息額を算出してみました。
・A社 利息総額12万4,360円
・B社 利息総額20万8,600円
上記のように、少しの金利の違いでも支払う利息総額はかなり変わってきます。借りる金額が大きくなると、それだけ利息総額も膨らむため、マイカーローンを利用する際は必ず各社の金利幅をチェックするようにしましょう。
また、各社の申込み条件やサービス内容なども同時に比較することが大切です。実際に窓口で説明を受けることもできるため、金利に加えてさまざまな角度から比較検討することをおすすめします。
マイカーローンの金利は、ほかより安い?3つのローンの金利相場と特徴
銀行のマイカーローンは金利が安く設定されている点が魅力です。ただし、その分審査はきびしい傾向があるため、場合によっては銀行のマイカーローン以外の選択肢も視野に入れなければならないケースもあります。
ここではマイカーローンのほか、車をローンで購入するときのおもな選択肢となる、ディーラーローンや自社ローンの金利相場や特徴についても確認しておきましょう。
マイカーローン
マイカーローンは、銀行、信用金庫、労働金庫、JAバンクなどの金融機関が個人向けに提供しているローンです。先述のとおり、ほかのローンに比べて金利が安い点がメリットですが、その分審査難易度が高く、申し込んだからといって必ず利用できるわけではない点に注意が必要です。
また、車の販売店でそのまま申込みができないため手間がかかることに加え、審査結果が出るまでの時間もほかのローンに比べて長い傾向があります。
ディーラーローン
自動車メーカーのディーラーで新車を購入するときに利用できるのがディーラーローンです。とはいっても、実際のローンを担うのはディーラーと提携している信販会社になります。
審査結果は当日中にわかることが多く、店舗が営業していれば土日祝日でも関係なく対応してくれます。金利はマイカーローンよりも高くなり、支払総額も増えてしまいますが、審査は銀行よりも甘い傾向があります。
自社ローン
おもに中古車販売店が独自の審査基準を設けて提供しているのが、自社ローンです。審査は店舗が独自で行うため、銀行や信販会社を通すことはなく、金利もありません。審査難易度も3つのローンの中で一番低いといえるでしょう。
ただし、金利がない代わりに車両本体価格に手数料や保証料などが上乗せされるのが一般的で、場合によってはほかのローンより支払総額が大きくなる可能性がある点には注意が必要です。
マイカーローンの審査基準
車のローンの中で最も審査難易度が高いといわれるマイカーローンですが、審査ではどのような点を確認されるのでしょうか。マイカーローンの仮審査と本審査の違いと併せて、ここで確認しておきましょう。
マイカーローンの仮審査と本審査の違い
仮審査
仮審査は本審査を受ける前の簡易的な審査で、年収や借入希望額など最低限の情報を基に、融資可能かどうか簡単な確認が行われます。記入項目も少なく、銀行によっては年齢と前年度年収、現在の借入額のみの申請で審査を受けられる場合もあるほどです。
ただし、仮審査に通ったとしても本審査では落ちてしまうケースもあります。仮審査の結果は、あくまでも目安のひとつとして考えるようにしましょう。
本審査
本審査では記入項目のすべてが審査基準を満たしているか、しっかりと確認が行われます。住所や家族構成、職業、雇用形態、年収、ほかのローンの残額なども審査対象です。
もし嘘の情報を記入したとしても信用情報機関への照会ですべてわかってしまいます。虚偽申告は犯罪で、場合によっては訴えられてしまう可能性もあるため絶対にしないようにしましょう。
マイカーローンの審査で見られる項目
マイカーローンの審査では、年収、雇用形態、勤続年数、クレジットカードのキャッシングやリボ払いの利用状況、ほかのローンの残額、過去に支払い遅延や自己破産、任意整理などの金融事故を起こしていないかなどを確認されます。
これらの情報は信用情報機関に一定期間保存されているため、申込み時にすべての情報を正確に申請していなかったとしても、審査の際にわかってしまうでしょう。
自身の信用情報が気になる方は、シー・アイ・シー(CIC)、日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)などの信用情報機関に開示請求を行うことで確認できます。
必要に応じて確認を行い、審査で不利になる支払い遅延などの履歴が残っていた場合は、すみやかに清算するようにしましょう。
マイカーローンより審査に通りやすいといわれているサービスはこちら
マイカーローンの申込みの流れと必要書類
マイカーローンに申し込む際の流れを押さえておくことで、手続きをスムーズに進められます。申請項目に不備があった際は差し戻しになり、想定以上の時間がかかってしまうこともあるため、足踏みをすることなく進められるよう、手続きの流れや必要書類について事前に確認しておきましょう。
マイカーローンの申込みの流れ
マイカーローンに申し込む際の流れは以下のとおりです。
1. 購入したい車の見積書をもらう
ディーラーなどで購入したい車を決め、見積書を出してもらいましょう。なお、新車の場合は同じ車でもグレードによって価格が変わります。悩んだ場合は、グレードごとに見積書を出してもらうといいでしょう。
2. 借入額を決める
オプション料や初期費用などもすべて見積もりで出してもらった上で、借入額を決めます。車に乗り続けるためには、さまざまな維持費も支払う必要があるため、月々の返済額だけでなく、維持費も考慮した返済プランを立てるようにしましょう。
3. 審査に申し込む
借入希望額が決まったら、いよいよ審査に申し込みます。申込み時点の状況によっては、追加で書類提出を求められたり、保証人を立てるように要求されたりする場合もあるため、指示に従いましょう。
4. 契約
無事審査に通ったら、正式に契約を交わして融資を受けます。毎月遅延することなくきちんと返済していきましょう。
マイカーローンの申込み時に必要な書類
マイカーローンを利用する際に必要になる書類には以下のようなものがあります。取得に時間がかかるものもあるため、早めに準備しておくようにしましょう。
本人確認書類
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳カードなど、本人であることが証明できる書類のコピーが必要です。
ローンの使用用途がわかる見積書など
ローンの使用用途がわかる見積書や注文書のコピーが必要です。なお、ローン申込者本人の氏名やローンの振込先の記載があることが条件とされる場合もあるため、必ず事前に確認をとるようにしましょう。
収入が確認できる書類
源泉徴収票、確定申告書、納税証明書、住民税通知書など、収入額を証明できる公的な書類が必要になることもあります。必要に応じて、準備するようにしましょう。
マイカーローンで金利が安いかどうか以外に見るべきポイント
マイカーローンを比較検討する際は、金利の数字以外にも着目すべきポイントがあります。損をしてしまうことのないよう、細かな点についても予備知識をつけておきましょう。
表示金利は保証料込みか
マイカーローンでは、保証人の代わりに保証会社に万一返済が滞ったときに備えて保証を依頼するのが一般的です。保証料は借入額の1~2%前後といわれていますが、その金額が表示されている金利に含まれているのか、それとも別途支払うのか確認しておきましょう。
「固定金利」と「変動金利」のどちらか
マイカーローンの金利は、固定金利と変動金利のいずれかを選べる場合があります。
固定金利は、返済を完了するまで金利に変化がないため、景気の変動に影響を受けることがなく、月々の返済額が変わらない点がメリットです。ただし、景気変動により金利が下がった場合も月々の返済額は変わらないため、結果的に変動金利の方がお得になる可能性もある点には注意が必要です。
一方で、変動金利の場合は景気の変動とともに金利も変化していきます。景気によっては固定金利よりも支払いが少なくなるメリットがありますが、その逆になった場合は支払額も高くなってしまうリスクがあるでしょう。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、どちらが自身に最適か慎重に考えるようにしましょう。
マイカーローンに申し込む際の注意点
マイカーローンに申し込む際には、いくつかの点に注意する必要があります。後悔してしまうことのないように、あらかじめ注意点についても確認しておきましょう。
金利が安くても月々の返済以外にさまざまな維持費がかかる
たとえ金利の安いマイカーローンを利用できたとしても、車に乗り続けるためには月々の返済とは別にさまざまな維持費を支払う必要があります。車に乗る上で発生するおもな維持費は以下のとおりです。
自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)
自動車税(種別割)、軽自動車税(種別割)は、毎年納めなければならない税金です。軽自動車は一律10,800円、普通自動車は排気量に応じて25,000~110,000円のあいだで税額が決まります。
自動車重量税
自動車重量税は、文字どおり車の重さで税額が決まり、500kg以下の新車登録時は12,300円、3,000kg以下は73,000円、軽自動車は一律9,900円です。初回の登録時は次回車検まで3年分、以降は2年分の支払いとなります。
自賠責保険料
強制保険とも呼ばれる自賠責保険は、公道を走るすべての車に加入が義務付けられています。そのため新車購入時は3年分の保険料を払うことになり、軽自動車は26,760円、普通自動車は27,180円かかります。
そのほか諸費用
新車でも中古車でも購入時に必要となるのが車庫登録代行費用や名義変更料で、手数料も含めて徴収されるのが一般的です。また、車に乗り始めてからは、駐車場代やガソリン代、オイル交換やタイヤ交換、車検、法定点検にかかる費用も別途用意する必要があります。これらの出費がありながら、月々のローン返済も続けなければなりません。
完済するまで乗り換えが難しく最後まで金利発生
ローンが残った状態で車を乗り換えることも可能ですが、ローンの返済を続けながらもう一台を持つことになるため、負担がかなり大きくなり非現実的です。次の車もローンで購入する場合は、二重ローンとなり家計への負担もかなり大きくなるでしょう。
途中で車が必要なくなったり、なんらかの事情で廃車にしなければならなくなったりしても、ローンが終わるまでは金利とともに支払い続ける必要があることを忘れてはいけません。
金利0円・維持費もコミコミで月々10,000円台から新車に乗る方法
月々の支払額はローンの返済と同程度なのに、車を維持するためのさまざまな費用がコミコミになっていて、さらに頭金0円で新車に乗ることができる方法として、今カーリースが注目を集めています。
ここでは、数あるカーリースの中でも業界最安水準の料金を実現しており、独自サービスも豊富なカーリースの定額カルモくんの特長についてご紹介します。
車検代やメンテナンス費用コミコミで業界最安水準
月々10,000円台から人気車種の新車に乗れる定額カルモくんには、車検代や定期的に発生するメンテナンス費用も月額料金に含められるメンテナンスプランが用意されています。月額料金にはもともと各種税金や自賠責保険料が含まれているため、メンテナンスプランへの加入で維持費のほとんどを定額料金だけでまかなえるようになります。
金利0円で乗れる新車は国産メーカー全車種・全グレード
定額カルモくんでは、国産メーカーの全車種・全グレードから自分の好きな新車を選んで乗ることが可能です。車種だけでなく、グレードも希望に合わせて自由に選べるため、マイカーを購入するときと同じように車選びを楽しむことができるでしょう。
金利0円で必要な期間だけ乗れるので損しにくい
定額カルモくんでは、最短1年から最長11年まで1年単位で自由に契約期間を選べるため、車を必要とする期間だけ無駄なく利用することが可能です。また、契約期間を長くすればするほど月額料金は安くなるため、長期間車を利用したいという方は、よりお得な料金でカーライフを楽しむことができるでしょう。
カーリースは維持費もコミコミで金利0円
マイカーローンは審査がきびしい傾向があり金利も発生します。変動金利の場合、返済の途中で月に支払う金額が変わることもあるでしょう。
その点、カーリースでは車両本体価格だけでなく、車を維持する上で必ず支払うことになる各種税金や車検代なども含めた定額払いにすることができます。それでも毎月支払う額はローンを組んだ場合と同程度です。金利が気になる方は、このようにお得に新車に乗れるカーリースも積極的に検討してみましょう。
なお定額カルモくんでは、審査に通るか事前にチェックできる「お試し審査」を受けることができます。オンラインで24時間365日いつでも試すことができ、審査申込みの所要時間はたったの5分程度。結果が出るのも早いため、早く車が欲しいと考えている方にもおすすめです。
たとえ審査に通ったとしても契約にはならないため、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
※審査に通っても契約にはなりません
※記事の内容は2022年2月時点の情報で制作しています。
よくある質問
- Q1マイカーローンの金利は、ほかのローンより安い?
A: マイカーローンは、ほかのローンに比べて最も金利が安い傾向がありますが、その分審査がきびしい点には注意が必要です。一方で、ディーラーローンの金利はマイカーローンよりも高くなりますが、審査は銀行よりも甘い傾向があります。
- Q2マイカーローンに申し込むときの注意点は?
A: たとえ金利の安いマイカーローンを利用できたとしても、車に乗り続けるためには月々の返済とは別にさまざまな維持費を支払う必要があります。その点も考慮し返済計画を立てるようにしましょう。また、なんらかの事情で車が不要になっても、ローンが終わるまでは金利とともに返済し続ける必要があることも忘れてはいけません。