カーリースの車検費用は誰が払う?実態や相場、維持費を定額にする方法を解説

伊藤 真二

執筆者・監修者

伊藤 真二ファイナンシャルプランナー/編集長

更新日:2026.02.26

カーリースの車検費用について

車を安全な状態で維持するために欠かせない車検ですが、カーリースの場合「誰が費用を払うのか?」「いくらかかるのか?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで、カーリースの車検費用の実態や相場、車検の受け方などについて解説します。併せて、カーリースでメンテナンスプランを付けずに後悔した方のリアルな声もご紹介します。

【この記事のポイント】
✔ カーリースの車検費用は基本的に契約者負担
✔ 車検基本料や整備費用を定額化できるリース会社もある
✔ メンテナンスプラン不使用の場合、車検基本料は約1.5万〜10万円かかる


新車が月1万円台~

カーリースにおける車検の基礎知識

車検(自動車検査登録制度)の基本的な制度として、車の安全性を定期的にチェックするため新車登録から3年後、以降は2年ごとの実施が義務付けられており、マイカーだけでなくリース車も対象になることを解説する画像。

そもそも、車検と呼ばれる自動車検査登録制度とはどのような制度なのでしょうか。

車は便利な移動手段としてだけでなく、生活を豊かにしてくれるものでもあります。しかし、故障などによって事故を起こしてしまうことも考えられるため、安全に利用できるかどうかを車検で定期的にチェックしなくてはいけません。車検は新車登録から3年後、それ以降は2年ごとに受けることが義務付けられています。

このように、車検は公道を走るすべての車に義務付けられているので、マイカーはもちろんリース車も対象です。

カーリースの車検費用は基本的に契約者負担となる

カーリースの車検費用は基本的に契約者負担であり、その内訳となる「法定費用」「車検基本料」「整備費用」の3つについて、それぞれの負担方法を事前に確認することが大切であると解説する画像。

カーリースの月額料金にはさまざまな費用が含まれていますが、車検費用は基本的に契約者負担となります。

ただし、車検費用は、法定費用や車検基本料、整備費用の3つから成り立っているので、それぞれをどのように負担するのかを確認することが大切です。

法定費用は月額料金に含まれていることが多い

カーリースの車検における「法定費用」は一般的に月額料金に含まれているが、リース会社によっては購入時の費用のみで車検の度にかかる法定費用は含まれていないケースもあるため、契約時の注意点として解説する画像。

車検費用は基本的に契約者負担といっても、カーリースの月額料金には、税金や自賠責保険料などの法定費用や各種手数料が含まれているのが一般的です。

しかし、中には月額料金に含まれているのは購入時にかかる税金や自賠責保険料だけで、車検の度にかかる法定費用は含まれていないリース会社もあります。この点は、カーリース選びの際に注意が必要です。

車検基本料や整備費用を定額化できるリース会社もある

業者に依頼する際の「車検基本料」や部品交換などの「整備費用」について、それらを定額化できるプランを用意しているリース会社を利用することで、車検時の費用の負担を軽減できることを解説する画像。

車検基本料とは業者に車検を依頼するときにベースとなる費用のことです。整備費用は車の状態に応じてかかる費用のことで、部品の交換代金なども含まれます。

カーリースでは、車検基本料や整備費用を定額化できるプランを用意しているリース会社もあります。このようなリース会社を利用すれば、車検時の負担を軽減することができるでしょう。


クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長

「車検基本料や整備費用を定額化できるプラン」であっても、タイヤやバッテリーなどの消耗品は、工賃のみがプランに含まれ、部品代は実費負担となるのが一般的です。ただし、どこまでプランでカバーされるかはリース会社によって大きく異なります。将来の想定外の出費を防ぐためにも、契約前には必ず詳細な項目に目を通し、「どの範囲までプランでまかなえるのか」を慎重に確認しておくと安心です。

カーリースの車検ではいくら費用がかかる?

カーリースの車検費用について「カーリースカルモくん」を例に挙げ、数万円かかる自動車重量税などの「法定費用」は月額料金に含まれることや、業者により数万円から10万円ほどかかる「車検基本料・整備費用」もメンテナンスプランで負担を抑えられることを解説する画像。

車検にはまとまった費用がかかるため、できるだけ負担を抑えたいものです。そこで、「カーリースカルモくん」を例にカーリースの車検費用について見ていきましょう。

法定費用

法定費用とは、自動車重量税や自賠責保険料、印紙代を含めた費用のことです。基本的に自動車重量税と自賠責保険料はどの業者で受けても同じ金額で、次の車検の有効期間までの料金を支払います。

例えば、1,500cc以下のコンパクトカーの自動車重量税は24,600円、自賠責保険料は20,010円(24ヵ月分)がかかりますが、カルモくんでは、これらの法定費用は月額料金にコミコミなので、車検の度に負担する必要はありません。

車検基本料・整備費用

車検基本料や整備費用は業者によって違い、含まれる費用もさまざまです。カルモくんのメンテナンスプランには、車検点検料や法定12ヵ月点検、オイルフィルター交換などの費用が含まれています。

カーリースでメンテナンスプランを使用せずに車検を受けた場合、相場を基に車検基本料を見てみると、比較的安いとされるガソリンスタンドや車検専門店が約15,000〜35,000円、最も高いとされるディーラーが約35,000~10万円となっています。



メンテナンスプランなしで後悔した方の体験談

カーリースのメンテナンスプランに加入しなかった結果、月々の出費や年間50万円といった予想外の維持費がかかって後悔したという、3名の利用者のリアルな体験談を紹介する画像。

車検基本料や整備費用を定額化できるのがメンテナンスプランの魅力ですが、もし加入しなかった場合、実際の出費はどうなるのでしょうか。

ここでは、メンテナンスプランをつけずにカーリースを利用し、「予想外の維持費がかかって後悔した」という方のリアルな体験談*をご紹介します。


40代前半・専業主婦・女性

ヴィッツを契約しました。メンテナンスプランは「高いから」という理由でつけませんでしたが、月額料金以外に車検代やガソリン代を含めて1ヵ月あたり10,000円ほどの維持費がかかった点は後悔ポイントです。カーリース自体は、契約している間に車を買うか買わないかを判断できる点は良かったです。次回もカーリースを利用することを、一応視野に入れています。

20代前半・学生・女性

プリウスを契約しました。普通のメンテナンスよりお得だとは思いつつも、あまりプラン内容が好きでなかったためメンテナンスプランはつけませんでした。しかし、月額料金以外に年間で50万円の維持費がかかってしまいました。カーリースは便利であることは良かったですが、次に車に乗り換える場合は利用しません。

30代後半・会社員・男性

中古のプリウスを契約しました。メンテナンスプランは「必要ないかな」と軽い気持ちでつけませんでしたが、月額料金とは別で維持費に年間50万円くらいかかったと思います。手軽に車を持てる点は良かったので、次回もカーリースを利用しようと思います。ただし、次はメンテナンスがあるプランを選びます。

* チャット調査ツール「Sprint」にて、「メンテナンスプランをつけずにカーリースを利用したことのある方で、維持費の出費が予想外に多く、カーリースの利用を後悔した方」を対象に行ったインターネット調査の結果を基に、カルモマガジン編集部がまとめています。

カーリースで車検を受ける方法

カーリースで車検を受ける2つの方法として、「1.自分で業者を探す」と「2.提携業者に依頼する」を挙げた画像。

カーリースで車検を受ける方法はリース会社や契約内容によっても異なりますが、大きく分けて、自分で業者を探す場合と提携業者に依頼する方法があります。

自分で業者を探す

自分で車検業者を探す場合、ディーラーや車検専門店など依頼先によって費用や整備内容のメリット・デメリットが異なり、業者選びが難しいことを説明する画像。

提携業者がない場合には、マイカー購入時のように、自分で業者を探します。車検はディーラーやガソリンスタンド、カー用品店、車検専門店などで受けることができますが、費用や技術、整備内容などはそれぞれで異なります。そのため、依頼する業者によってさまざまな面で違いが生じる可能性があります

例えば、ディーラーで車検を受ける際には、基本的に純正部品が使われるため、費用がかかる傾向があります。また、車検基本料も、ほかの業者に比べると高いケースが多いでしょう。

一方で、スピーディーに車検が更新できて、コストが抑えられる車検専門店では、車検を更新するための最低限の整備のみを対象としていることもあるので、車検後に別途メンテナンスをしなくてはいけないこともあります。このような業者ごとの特徴に加えて、店舗ごとの違いもあるので、選ぶのが難しいのがデメリットです。

提携業者に依頼する

リース会社の提携業者に車検を依頼する場合、自分で探す手間がなく安心な反面、自宅近くに店舗がないと不便なため、事前に場所を確認することが重要であることを説明する画像。

車のメンテナンス方法は、車の状態にも大きく影響するため、カーリースでは提携業者での車検を推奨しているケースもあります。こういったリース会社であれば自分で探す必要がなく、信頼の置ける業者に依頼できるのが大きなメリットといえるでしょう。

しかし、指定業者でしか車検やメンテナンスが受けられない場合、自宅近くに提携業者がなくて手間がかかってしまう可能性もあります。そのため、提携業者があるリース会社を選ぶ際には、自宅近くに提携業者があるかどうかが重要なポイントとなります。


30,000店以上の提携業者で車検が受けられるカーリースはこちら


クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長

自分で車検業者を探すときは、「過剰整備」に注意が必要です。不要な整備を勧めてくる業者も存在するため、まずは相見積もりで誠実な店舗かどうかを見極めるのがおすすめです。複数の見積もりを比較すれば、提案された整備内容が本当に妥当なものか、あるいは利益を優先した過剰なものかを客観的に判断しやすくなります。

車検費用以外のカーリースのメリット・デメリットは?

車検費用以外のカーリースのメリット(初期費用なし、残価の差し引きでお得、オンライン手続き、経費計上)とデメリット(返却前提、走行距離制限、中途解約不可)の各項目をまとめた画像。

車検費用は車の維持費の中でも負担になりやすい費用のため、車検費用の定額化は大きなメリットといえます。しかし、カーリースのメリットは車検費用だけではありません。ここでは、車検費用以外にも、知っておきたいカーリースのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

初期費用なし、月額料金のみで車に乗れる

カーリースのメリットとして、車の購入時のような頭金や諸費用などのまとまった初期費用がかからず、月額料金のみで乗り始められることを解説する画像。

車を購入すると、各種税金や自賠責保険料、登録諸費用に加えて、ローンの頭金を用意しなくてはいけないこともあります。そのため、乗り始めるときにまとまった費用の負担が生じます。カーリースは、初期費用をかけずに月額料金のみでカーライフを始められるのは大きなメリットといえるでしょう。

残価が差し引かれるからお得

カーリースのメリットである「残価の差し引き」により現金やローンよりお得になる仕組みと、返却時に残価精算が発生しないクローズドエンド方式を選ぶべきであることを解説する画像。

カーリースの月額料金は、車両本体価格から返却時の想定下取り価格(残価)を差し引いて計算します。そのため、車両本体価格の全額を支払う現金一括やローン購入よりもお得といえるでしょう。ただし、契約方法によっては、オープンエンド方式という、返却時の査定額と残価の精算を行う契約もあります。そのため、残価精算のないクローズドエンド方式のカーリースを選びましょう

オンラインで手続きができる

カーリースのメリットとして、店舗に出向く一般的な車の購入とは異なり、オンラインや郵送で審査や手続きができ、自宅まで納車してくれるリース会社もあることを解説する画像。

車を買うときには、ディーラーや販売店に出向いて購入するのが一般的です。しかし、カーリースではオンラインや郵送で審査申込みや手続きができるものも多く、自宅まで納車してくれるリース会社もあります

経費として計上できる

購入した車とは異なり、カーリースは月々の利用料全額を経費として計上できるため、ビジネスで利用する際の節税につながるメリットを解説する画像。

購入した車は資産として考えられるため、全額を経費として計上することはできません。しかし、カーリースはあくまでも利用料を支払って車を借りるサービスなので、月々の料金の全額を経費として計上することができます。そのため、ビジネスで車を使いたい方にとっては、節税にもつながるメリットのある方法といえるでしょう。

デメリット

返却を前提としている

カーリースのデメリットである「返却前提」について、契約満了時に車がもらえるプランを選べば、定額制のメリットを得つつ将来的にマイカーにできることを解説する画像。

カーリースはあらかじめ期間を決めて契約し、契約満了時に車を返却するのが原則です。そのため、車が自分のものにならない点をデメリットと考える方は多いでしょう。しかし、中には、契約満了時に車がもらえるカーリースもあります。そのようなカーリースを利用すれば、定額制のカーリースのメリットを得ながら、将来的にマイカーを手に入れることができます。

走行距離制限がある

カーリースのデメリットである「走行距離制限」について、一般的な月間500〜1,000kmの制限に対し、余裕のある距離設定や長期契約で無制限になるサービスを選べばカバーできることを解説する画像。

返却を前提としていることから、カーリースでは車の価値を保つために月間500km〜1,000kmなどの走行距離制限を設けているのが一般的です。一方で、余裕のある距離設定で、月間1,500kmというリース会社もあります。さらに、7年以上の契約で走行距離が無制限になるカーリースもあるので、このようなサービスを選べば、距離制限のデメリットもカバーできるでしょう。

中途解約ができない

カーリースのデメリットである「中途解約ができない」不安について、契約前に用途やライフプラン、予算などをしっかり考慮してプランを選べば心配ないことを解説する画像。

あらかじめ期間を決めて月額料金を計算するしくみ上、カーリースでは中途解約ができません。そのため、長期契約を不安に感じている方もいるでしょう。しかし、車種やプラン選びの際に、用途やライフプラン、金額、欲しい機能などをしっかりと考えた上で契約すれば中途解約の心配もありません


クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長

月額料金のみで車に乗れるのがカーリースのメリットですが、ボーナス併用払いには注意しましょう。ボーナス加算額は契約後に途中変更できないため、将来的にボーナスが減額・カットされた際、年2回の支払いが家計を圧迫するリスクがあります。目先の月額料金の安さだけで高額なボーナス払いを設定すると後悔する原因になるため、慎重に検討しましょう。

車検費用コミコミ!月々10,000円台から新車に乗れるカーリース

カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、日本最安水準の月々10,000円台から国産新車に乗れるということを表した図

「カーリースカルモくん」は、月額料金に車検費用もコミコミにできるカーリースです。

3種類のメンテナンスプランがあり、希望に合わせて定額化したいメンテナンス範囲を選ぶことができます。中には、メーカー保証と同等の保証が契約終了まで受けられるプランもあるので、長期契約でも安心して利用できます。

30,000店を超える業者で車検が受けられる

カルモくんは30,000店を超える業者と提携しており、自宅や職場の近くなど、利用者が希望する便利な店舗を選んで車検を依頼できることを解説する画像。

カルモくんでは30,000店を超える業者と提携しているため、自宅や職場などから近いなど、利用しやすい業者を選んで車検を依頼できます

なお、点検日や金額、点検項目が記載された明細書やレシートがあれば、指定の業者以外でもメンテナンスを受けることは可能なので、付き合いのある整備業者がある場合でも安心です。

車検費用の請求が簡単にできる

車検やメンテナンスを受けた際、カルモくんの専用アプリを使って簡単に費用申請ができ、その後のキャッシュバック状況もアプリ内で確認できるため手間がかからないことを解説する画像。

車検やメンテナンスを受けたら、カルモくんのアプリを使って簡単に費用の申請が可能です。申請後のキャッシュバック状況もアプリで確認できるので、問い合わせなどの手間もかかりません。

カルモくんが気になる方は、下のバナーから公式サイトをチェックしてみてください。


カルモくんを詳しくみる


※この記事の情報は2026年2月時点の情報で制作しています


よくある質問

Q1カーリースの車検費用は契約者負担?

A:カーリースの月額料金には法定費用が含まれているのが一般的ですが、そのほかの車検費用(車検基本料や整備費用)は基本的に契約者負担となります。ただし、それぞれをどのように負担するのかはリース会社によって異なり、車検費用の多くを定額化できるサービスもあります。

Q2カーリースで車検はどのように受ける?

A:カーリースで車検を受ける方法はリース会社や契約内容によっても異なりますが、大きく分けて、自分で業者を探す場合と提携業者に依頼する方法があります。これは、車を維持する上でも重要なポイントとなるため、リース会社を選ぶときにもしっかり確認しておきましょう。

Q3カーリースでメンテナンスをお得に受けられるリース会社はある?

A:車検費用を定額化できるだけでなく、日頃のメンテナンスにかかる費用もフラットにできるリース会社がおすすめです。エンジンオイルの交換や法定12ヵ月点検の費用もプランに含まれていれば、忘れがちな車のメンテナンスも定期的に行うことができるでしょう。

この記事の執筆者・監修者


伊藤 真二
ファイナンシャルプランナー/編集長

伊藤 真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。

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