車はカーリースと購入どちらが得か?費用比較と失敗しない選び方

更新日:2026.01.30
車はリースと購入どちらが得かについて詳しく解説していることがわかるタイトル画像

毎月定額で利用できて、コスパがいいといわれるカーリース。しかし実際のところ、購入と比べてどちらがお得なのでしょうか。

そこで「現金一括購入」「ローンを組んで購入」「カーリースを利用」の3つの方法を比較して、最もお得な乗り方を選ぶためのポイントを、それぞれの違いやメリット・デメリットと併せて解説していきます。



【この記事のポイント】
✔ 車の購入とカーリース、どちらがお得かは何を重視するかによって異なる
✔ 乗り始めの負担や突発的な支出を抑えたい方はカーリースが向いている
✔ カーリースと購入のいいとこ取りができるお得なサービスもある


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一括購入、ローン購入、カーリースの特徴とメリット・デメリットを比較

一括購入、ローン購入、カーリースの3つの車の持ち方のメリット・デメリットを解説する画像。

一括購入、ローン購入、カーリースには、それぞれ下の比較表のように特徴やメリット・デメリットがあります。自分にとってどの方法が得かを判断するため、まずはそれらをきちんと把握しておくことが大切です。


〈現金一括購入・ローン購入・カーリースの比較表〉

手段 現金一括購入 ローン購入 カーリース
支払い方法 車の購入代金を 一括で支払う 車の購入代金を借り入れ、 分割で返済する 毎月一定額のリース料金を支払う
メリット ・車の所有者になれる
・利息の負担がなく、支払総額が安い
・車の改造や売却が自由
・高額な購入資金を用意しなくても車を買える
・頭金を入れて月々の返済額を調整できる
・初期費用0円で車に乗れる
・税金、車検、メンテナンスなど、車に関する出費を毎月定額にできる
・支払う車両本体代金が購入よりも安い
デメリット ・購入時の費用負担が大きい
・手元資金の範囲内でしか車種を選べない
・初期費用がかかる
・利息が発生する
・初期費用がかかる
・ローンによっては頭金が必須
・審査が必要
・車の使用制限がある
・契約満了時には車を原状回復して返却するのが原則*¹
・審査が必要
向いている方 ・計画的にまとまった資金を用意できる方
・車を自分のものとして所有したい方
・利息を支払いたくない方
・購入費用は分割で支払いたいが、維持費の管理は苦でない方
・車のカスタマイズやロングドライブも楽しみたい方
・車の乗り始めに極力お金をかけたくない方
・面倒な手続きや管理を避けて気軽に車に乗りたい方
・一定期間で新車を乗り換えたい方

カーリースカルモくん」の場合、7年以上の契約で車がもらえるプランを選択可能。契約満了時に追加料金なしで車がもらえるので、原状回復や返却の必要はありません

現金一括購入

現金一括購入のメリット・デメリットを解説する画像。月々の支払い・返済がなく、ローンのように 利息が発生しないため、車両本体に関する支払総額を抑えられる。また、購入直後から車を自分のものとして所有できるので、改造や売却も自由に行える。ただし、大きな金額を一度に支払うため、まとまった資金があることが前提になる。

現金一括購入とは、税金や自賠責保険料、登録諸費用などの初期費用だけでなく、車両本体代金も購入時に一回でまとめて支払う方法です。メリットは、月々の支払い・返済がないこと、ローンのように利息が発生しないため、車両本体に関する支払総額を抑えられることなどが挙げられます。また、購入直後から車を自分のものとして所有できるので、改造や売却も自由に行えます。

ただし、大きな金額を一度に支払うので、まとまった資金があることが前提になるでしょう。また、購入した後も車の維持費は発生するため、一括で支払っても家計を圧迫しないほどの余裕があるか、事前によく検討することが大切です。

ローン購入

ローン購入のメリット・デメリットを解説する画像。一括購入する予算がなくても車を手に入れられる一方、 利息が発生するため、返済総額が膨らんでしまうこと、また、ローン契約にあたり審査があることなどがデメリットとして挙げられる。

カーローンとは、金融機関やディーラーが提供しているサービスで、ローン会社から借り入れた購入資金を分割で返済しながら車に乗ることができます。
一括購入する予算がなくても車を手に入れられる一方、 利息が発生するため、返済総額が膨らんでしまうこと、また、ローン契約にあたって審査があることなどがデメリットとして挙げられます。

なお、車を購入する際には、車両本体代金のほかに、税金や自賠責保険料、登録諸費用などがかかります。ディーラーローンの場合、こうした初期費用は借入金に含められないことが多く、別途、一括で支払わなければならないケースがあることも知っておきましょう。

また、カーローンによっては頭金が必要になる場合もあり、乗り始めの際に、ある程度のまとまった出費が発生しがちなことも念頭に置く必要があります。

カーリース

カーリースでは初期費用が月額料金に含まれているため、購入と違ってまとまった資金を必要とせず、 初月から月額料金だけでカーライフを始められる。また、月額料金には自動車税(種別割)や自賠責保険料など、車を乗り続けるために必要な費用も含まれるほか、車検代やメンテナンス費用なども含められるカーリースもあるので、月々定額の料金だけで車に関する費用の大半をまかなえるのも魅力。ただし、カーリースは契約満了後に車を返却することを前提としたサービスであり、カスタマイズができなかったり、車の走行距離制限が設けられていたりと、購入した場合にはない利用制限がある点がデメリットとして挙げられる。

カーリースは、リース会社が契約者の要望にそって用意した車を、毎月定額で利用できるサービスです。近年は、メーカーをまたいで多くの車種から好きな1台を選ぶことが可能で、購入と変わらない選択肢が用意されているリース会社も増えています。

カーリースでは初期費用が月額料金に含まれているため、購入と違ってまとまった資金を必要とせず、 初月から月額料金だけでカーライフを始められるのが利点のひとつです。
また、月額料金には自動車税(種別割)や自賠責保険料など、車を乗り続けるために必要な費用も含まれるほか、車検代やメンテナンス費用なども含められるカーリースもあるので、月々定額の料金だけで車に関する費用の大半をまかなえるのも魅力でしょう。

ただし、カーリースは契約満了後に車を返却することを前提としたサービスであり、カスタマイズができなかったり、車の走行距離制限が設けられていたりと、購入した場合にはない利用制限がある点がデメリットとして挙げられます。


結論、カーリースと購入はどちらがお得かを見る

人気車種でシミュレーション!一括購入、ローン購入、カーリースの費用感の違い

一括購入とローン購入、カーリースの費用感の違いを解説する画像。

一括購入とローン購入、カーリースのどれを選ぶかによって、どのタイミングでどれくらいの費用が発生するかが変わってきます。

ここでは、軽自動車、普通車の人気車種を例に、それぞれ乗り始めの費用、毎月の返済・支払い金額、そのほか、車を維持するために定期的に必要な費用がどの程度になるか、その概算をみていきましょう。

なお、カーリースとカーローンの契約期間はディーラーローンで一般的な借入期間とされる5年としています。

軽自動車:ホンダ「N BOX」

N BOX_車種画像

ホンダ「N BOX」 Gグレード(車両本体価格:173万9,100円)の場合

カーリース
(カーリースカルモくん)
※契約期:5年
ローン購入
※借入期間:5年
現金一括購入
契約時/購入時に
かかる費用
メンテもコミコミ
月々33,410円
14万13円〜 187万9,113円〜
月額料金/月々の
返済額
33,445円〜
自動車税
(種別割)/年
10,800円 10,800円
車検費用/回 80,140円〜 80,140円〜
メンテナンス
費用/年
40,000円程度 40,000円程度
5年の総費用 200万4,600円〜 247万53円〜 220万2,453円〜

※エントリーグレードをオプションなしで利用・購入する場合を想定(2026年1月29日の月額料金・返済額を掲載)。実際の金額は、希望するグレードやオプションなどによって異なるため、上記は一例
※カーリース、「カーリースカルモくん」の料金(初期費用不要。メンテ込みはゴールドメンテプラン加入時。メンテなしでも各種税金や手数料、車検法定費用含む)を掲載。7年未満の場合、車は要返却。7年以上の契約の場合、月々数百円のオプション付帯で最後に車をそのままもらう選択も可能
※購入は、3月に新車登録した場合を想定し、税制優遇措置は考慮せずに試算
※初期費用には、初年度の自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険料(37ヵ月)、自動車税環境性能割(「車両本体価格×0.9×税率」と仮定して算出)、登録諸費用(各メーカーの見積もりシミュレーションより算出した平均値)が含まれる(2025年2月時点の概算)
※カーローンの月々の返済額は、車両本体価格を10,000円未満切り捨て、金利6%(各メーカーのディーラーローン金利の平均値)として定額カルモくんオリジナルカーローンシミュレーターにて算出
※選択車種が軽自動車の場合、自動車税(種別割)は軽自動車税(種別割)を指す
※車検基本料金は、各メーカーの関東の店舗における料金表を基に、軽自動車、小型乗用車、普通乗用車それぞれ平均値を算出。そのほか、購入した場合の車検費用には自動車重量税、自賠責保険料(25ヵ月)、印紙代を含む(2025年2月時点の概算)
※メンテナンス費用は、定額カルモくんのゴールドメンテプランでカバーしている部品交換代や補償額の上限について、契約年数別の合計額を年換算した平均値を基に相場を算出

販売台数トップを誇るロングセラーのホンダ「N BOX」。軽自動車のため初期費用は普通車に比べて安く済むものの、14万円程度は必要になります。

現金一括の場合、乗り始めの際に必要な金額は、車両本体代金と初期費用を合わせて190万円近くになり、十分な資金を用意しておく必要があるでしょう。
毎月の支払いはありませんが、年に1回の税金で10,800円、新車登録から3年後、以降は2年ごとに発生する車検費用で約80,000円、その他、部品交換などのメンテナンス費用も概算として年40,000円程度かかると試算され、その都度、費用を準備しなければいけません。

ローン購入の場合は、月々の返済金と合わせると、初月に17万円ほどの支払いになります。次月からの月々の返済は33,000円程度に抑えられますが、一括購入と同様に、その都度、維持費が発生します。

一方、カーリースの場合、14万円ほどかかる初期費用が月額料金に含まれているので、初月の支払いは約33,000円に抑えられます。こちらはメンテナンスプランに加入した場合の金額のため、上記、現金一括やローン購入した際に発生する車の維持費は別途支払う必要がありません。

コンパクトカー:トヨタ「ヤリス」

ヤリス_車種画像

トヨタ「ヤリス」Xグレード(車両本体価格:165万7,700円~)の場合

カーリース
(カーリースカルモくん)
※契約期:5年
ローン購入
※借入期間:5年
現金一括購入
契約時/購入時に
かかる費用
メンテもコミコミ
月々36,030円
32万3,747円〜 198万1,447円〜
月額料金/月々の
返済額
31,899円〜
自動車税
(種別割)/年
25,000円 25,000円
車検費用/回 94,160円〜 94,160円〜
メンテナンス
費用/年
50,000円程度 50,000円程度
5年の総費用 216万1,800円〜 268万1,847円〜 242万5,607円〜

※エントリーグレードをオプションなしで利用・購入する場合を想定(2026年1月29日の月額料金・返済額を掲載)。実際の金額は、希望するグレードやオプションなどによって異なるため、上記は一例
※カーリース、「カーリースカルモくん」の料金(初期費用不要。メンテ込みはゴールドメンテプラン加入時。メンテなしでも各種税金や手数料、車検法定費用含む)を掲載。7年未満の場合、車は要返却。7年以上の契約の場合、月々数百円のオプション付帯で最後に車をそのままもらう選択も可能
※購入は、3月に新車登録した場合を想定し、税制優遇措置は考慮せずに試算
※初期費用には、初年度の自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険料(37ヵ月)、自動車税環境性能割(「車両本体価格×0.9×税率」と仮定して算出)、登録諸費用(各メーカーの見積もりシミュレーションより算出した平均値)が含まれる(2025年2月時点の概算)
※カーローンの月々の返済額は、車両本体価格を10,000円未満切り捨て、金利6%(各メーカーのディーラーローン金利の平均値)として定額カルモくんオリジナルカーローンシミュレーターにて算出
※選択車種が軽自動車の場合、自動車税(種別割)は軽自動車税(種別割)を指す
※車検基本料金は、各メーカーの関東の店舗における料金表を基に、軽自動車、小型乗用車、普通乗用車それぞれ平均値を算出。そのほか、購入した場合の車検費用には自動車重量税、自賠責保険料(25ヵ月)、印紙代を含む(2025年2月時点の概算)
※メンテナンス費用は、定額カルモくんのゴールドメンテプランでカバーしている部品交換代や補償額の上限について、契約年数別の合計額を年換算した平均値を基に相場を算出

ヤリスのような普通車の場合、軽自動車と比較して、初期費用はもちろん、その都度かかる自動車税(種別割)や車検費用、メンテナンス費用も高額になってきます。

一括購入の場合、車両本体代金と税金、自賠責保険料、新車登録諸費用などの初期費用を含めると200万円近い金額になります。ローンの場合も、初月にかかる費用が初期費用と月々の返済金を合わせると約35万円となり、しっかり費用を準備しておく必要があります。

ローンとカーリースの月々の費用を比べると、ローンのほうが4,000円ほど安くなりますが、ローンの場合、税金や車検費用、メンテナンス費用はその都度、別途支払うことになるぶん、カーリースのほうが支出を減らせるケースもあるでしょう。

車を購入するよりもお得?カーリースのメリット

カーリースの7つのメリットを解説する画像。

カーリースには独自の仕組みならではのメリットとデメリットがあり、その点を考慮して購入とカーリースのどちらが得かを判断することが、後悔しない選択のポイントになります。

まずは、カーリースのメリットについて詳しくみていきましょう。

カーリースのデメリットを見る

【気軽!】初期費用をかけずに車を持てる

カーリースの場合は、初期費用が月額料金に含まれているため、月額料金だけで、 初期費用の負担は0円で乗り始めることができることを解説する画像。

車を購入する場合、車両本体代金とは別に、各種税金や登録諸費用などの初期費用が必要となります。この初期費用は、車両本体代金の10〜20%が相場とされており、金額的にも大きな負担になりがちです。

一方カーリースの場合は、初期費用が月額料金に含まれているため、月額料金だけで、 初期費用の負担は0円で乗り始めることができるのがメリットとして挙げられます。

【安い!】車両本体価格が購入するより安くなる

カーリースでは、残価設定という独自の仕組みのもと、料金が設定されていることを解説する画像。残価設定とは、契約満了時に想定される車の下取り価格である「残価」を、あらかじめ車両本体価格から差し引いて料金を算出する仕組みのことで、カーリースでは、 購入した場合よりその残価ぶんだけ、支払い総額を抑えて車に乗ることができる。

カーリースでは、残価設定という独自の仕組みのもと、料金が設定されています。
残価設定とは、契約満了時に想定される車の下取り価格である「残価」を、あらかじめ車両本体価格から差し引いて料金を算出する仕組みのことで、カーリースでは、 購入した場合よりその残価ぶんだけ、支払い総額を抑えて車に乗ることができます

また、カーリースでは、残価を引いた車両本体価格と、契約期間中に発生する費用の総額を契約月数で割って月額料金を算出しているため、契約期間の長さで月額料金を調整できるのも特徴でしょう。

なお、カーローンでも同様に借入額を契約月数で割って月々の返済額を算出していますが、一般的に借入期間は長くても7年ほどとなっています。カーリースでは11年まで契約可能なところもあり、カーローンよりも分割回数が増やせるため、月々の支払い負担を抑えやすいのも特徴です。

カーリースではカーローンと違って金利がかからないので、長期契約にしても利息が膨らむ心配がないのもポイントです。

【安定!】車にかかる出費の見通しが立てやすい

カーリースの月額料金には毎年の自動車税(種別割)や車検の法定費用が含まれて おり、また、メンテナンスプランがあるカーリースでは、そのほかの車の維持費も月額料金に含められることを解説する画像。その都度支払わなければならない突発的な出費を抑えられること、それにより家計の見通しがつきやすい。

カーリースの月額料金には毎年の自動車税(種別割)や車検の法定費用が含まれており、また、メンテナンスプランがあるカーリースでは、そのほかの車の維持費も月額料金に含めることができます。

その都度支払わなければならない突発的な出費を抑えられること、それにより家計の見通しがつきやすいこともカーリースのメリットです。

【早い!】申込みをネットで完結できる

多くのカーリースは、ネット上で簡単に申込みができます。見積もりや商談のために何度もディーラーに足を運んだり、 ローンを組むためにディーラーと銀行を行ったり来たりする必要もないことを解説する画像。

多くのカーリースは、ネット上で簡単に申込みができます。見積もりや商談のために何度もディーラーに足を運んだり、 ローンを組むためにディーラーと銀行を行ったり来たりする必要もありません

忙しくて日程調整が難しい方や、車の入手にかかる手間と時間を省きたい方、近くに車の販売店がない方などは、こうした点もメリットに感じられるでしょう。

【安心!】契約期間中、ずっとサポートを受けられる

カーリースはリース会社が車を貸し出すという仕組みから、契約中も車の困りごとやトラブルに対する無料相談などの手厚いサポートが受けられたり、メーカー保証を延長できたりするサービスも多くあることを解説する画像。

カーリースはリース会社が車を貸し出すという仕組みから、契約中も車の困りごとやトラブルに対する無料相談などの手厚いサポートが受けられたり、メーカー保証を延長できたりするサービスも多くあります。

車の運転に不慣れな方、車に詳しくない方も安心してカーライフを送りやすいのもカーリースのメリットでしょう。

【簡単!】乗換え時の手続きが簡単

カーリースでは、契約満了時に車を返却するだけでよく、手間や時間がかからないことを解説する画像。購入した場合のような売却や廃車の手続きが不要であること、乗り換える車もカーリースにすれば初期費用がかからないうえ手続きなどの手間も抑えられることから、気軽にかつ定期的に、安全装備が整った最新モデルに乗り換えることも可能。

カーリースでは、契約満了時に車を返却するだけでよく、手間や時間がかからないのもメリットとして挙げられます。

購入した場合のような売却や廃車の手続きが不要であること、乗り換える車もカーリースにすれば初期費用がかからないうえ手続きなどの手間も抑えられることから、気軽にかつ定期的に、安全装備が整った最新モデルに乗り換えることも可能でしょう。

【楽!】ビジネス利用時の経費処理が楽になる

カーリースを事業専用の車として利用する場合は、月 額料金を全額経費として計上することが可能であることを解説する画像。月額料金をそのままリース代として計上できるので、項目ごとに分けて経費処理をする手間も省ける。

一般的に、事業用の車を購入した場合、車両本体価格の全額をその年の経費に計上することはできず、耐用年数に応じた減価償却が必要となります。一方、カーリースを事業専用の車として利用する場合は、月額料金を全額経費として計上することが可能*²です。

また、月額料金をそのままリース代として計上できるので、項目ごとに分けて経費処理をする手間も省けるでしょう。ビジネスのため車が必要な方にはメリットの大きい方法だといえます


法人・個人事業主向けのカーリースを見る


*² 税務上で経費として認められないケースもあります

カーリースの本当のデメリット

カーリースの3つのデメリットを解説する画像。

カーリースには、その仕組みから、購入した場合にはないデメリットもいくつかあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

利用にいくつかの制限がある

カーリースでは、あらかじめ残価を設定して月額料金を決めていることから、契約満了時の車の価値を担保するために制約が設けられていることを解説する画像。そのひとつは走行距離制限で、ひと月に走行できる距離が決められており、 車の返却時にその総距離をオーバーしていた場合は超過料金が求められる 。また、原状回復ができないカスタマイズも原則禁止されており、カーナビやドライブレコーダーなどの設置は認められる場合もあるが、自由にドレスアップを楽しむのは難しい。

カーリースでは、あらかじめ残価を設定して月額料金を決めていることから、契約満了時の車の価値を担保するために制約が設けられています。

そのひとつは、走行距離制限です。ひと月に走行できる距離が決められており、 車の返却時にその総距離をオーバーしていた場合は超過料金が求められます。日常的に長距離運転をする方には、懸念点となるでしょう。

また、原状回復ができないカスタマイズも原則禁止されています。カーナビやドライブレコーダーなどの設置は認められる場合もありますが、自由にドレスアップを楽しむのは難しいでしょう。

なお、近年は走行距離を無制限にできるカーリースもあります。また、最後に車がもらえるカーリースなら原状回復の必要がないため、走行距離の上限もなく、自由にカスタマイズを楽しめます。制限が気になる方は、そのようなサービスを選ぶと安心です。


車がもらえるカーリースを見る

返却を前提としている

カーリースは車の返却を前提としたシステムで、せっかく乗り慣れた車でも契約満了時に手放さなければいけないことを解説する画像。

カーリースは、車の返却を前提としたシステムです。せっかく乗り慣れた車なのに、契約満了時に手放さなければいけないことに、デメリットを感じる方もいるでしょう。

ただし、 近年は、返却以外に「もらう」「延長する」「買い取る」といった選択肢を用意しているカーリースもあります。車を返却しなければいけない点にデメリットを感じる方は、そうした選択肢のあるカーリースを選ぶといいでしょう。

原則、中途解約ができない

カーリースの月額料金は契約年数に基づいて算出されているため、原則として、中途解約ができないことを解説する画像。やむを得ない理由で中途解約する場合も、 解約金として残りのリース代を一括で請求されるケースがほとんどである。

カーリースの月額料金は契約年数に基づいて算出されているため、原則として、中途解約ができません。もし、やむを得ない理由で中途解約する場合も 解約金として残りのリース代を一括で請求されるケースがほとんどです。

対策としては、自身が車を必要としている期間に合わせて契約期間を決めることが重要です。なお、カーリースでは、5年、7年、9年と決まった年数から契約期間を選ぶタイプと、1〜11年から1年単位で期間を決められるタイプがあります。後者ならば、より自分に合った契約期間を無駄なく設定することが可能でしょう。

また、中途解約時の違約金を補償してくれるプランを用意したカーリースもあります。違約金が懸念点となっている方はそういったカーリースを選ぶといいでしょう。


結論、カーリースと購入はどちらがお得?

カーリースと購入のどちらがお得かは、車の利用用途や車が必要な期間、また、利用者のライフスタイルなどによっても異なることを解説する画像。購入がお得になる方、カーリースがお得になる方を、利用者の声とともに紹介する。

カーリースと購入のどちらがお得かは、車の利用用途や車が必要な期間、また、利用者のライフスタイルなどによっても異なります。

購入とカーリースそれぞれの特徴を踏まえたうえで、ここからは、購入がお得になる方、カーリースがお得になる方を、利用者の声*³とともに見ていきましょう。

購入がお得になる方

乗換えのタイミングが比較的自由なこと、また、一括購入に限っては利息やサービス会社への手数料が発生しないことから、下記のような方には購入がお得だと考えられます。



〈このような方には購入がおすすめ!〉
利息や手数料の負担を抑えたい
状況に合わせて車を手放したい



利息や手数料の負担を抑えたい

利息や手数料など無駄な費用を払いたくない方にとっては、 一括購入がもっともお得です。ただし、まとまった費用の準備が必要であること、一時的な出費が大きいことを配慮しましょう。


40代前半・パート・女性(神奈川県)

ローンの金利負担がネックに感じられたため、パッソの新車を現金一括で購入しました。手持ちの現金が減ることへの不安はありましたが、やはり金利を払うことのほうが気になりました。 そのため、本来希望していた高い車種は諦め、グレードも一番低いものにして余計なオプションも付けませんでした。ただ、結果として貯金が減ってしまったので、子供の学費が足りなくなるのではないかという不安は残っています。

状況に合わせて車を手放したい

カーリースは原則中途解約ができないため、生活環境が変わりやすく、その都度車の利用頻度や必要な車種が変わる方には不向きといえます。車が不要になったときにすぐに手放したり乗り換えたりしたいなら、一括購入またはカーローンでの購入が望ましいでしょう。

ただし、車を手放す際の売却や廃車手続きは自身で行うことになり、手間と時間はかかります。また、 ローンでは完済するまで売却や譲渡ができないケースが多い点にも注意しましょう。


50代前半・会社員・男性(東京都)

3年で乗り換えたかったため、下取り額が固定されている残価設定ローンでマツダCX-5を購入しました。金利は3.5%で、毎月の返済額は20,000円です。 走行距離の制限はありますが、それほど乗らないので問題ありません。頭金が少なくても購入できた点にも満足しています。ただ念のため、残価精算時に差額の請求が発生した場合に備えて貯金はしています。

カーリースがお得になる方

カーリースの場合、月額料金に初期費用や車の維持費が含まれていること、契約満了時は車を返却するだけで済むこと、加えて、リース会社のサポートが得られることから、以下のような方に向いているといえます。



乗り始めや月々の負担をできるだけ軽くしたい

負担になりがちな初期費用や車の維持費。カーリースの場合、それらが月額料金に含まれているので、初月からリース料金だけに抑えられます。また、利用中も車関連の費用の多くを月々の定額料金でまかなえます。

初期費用や突発的に発生する維持費がハードルになっている方は、カーリースがおすすめでしょう。

なお、残価を差し引くしくみによって車両本体代金の支払いを抑えられること、長期での契約が可能なことにより、ローンを組むよりも 毎月の支払額を抑えたい方にも向いています


20代後半・会社員・男性(山梨県)

初期費用が抑えられるカーリースなら、無理なく車のある生活が送れると思い契約を決めました。ピカピカの新車に乗れたことで、周りの人からも羨ましがられました。ちょうど新生活を始めた時期で収入が安定していませんでしたが、支払いがずっと定額だったので安心して車に乗れました。税金や車検も全部コミコミで、余計な心配がいらないところも気に入っています。

家計管理を楽にしたい

カーリースなら、車関連の費用の多くを毎月の月額料金でまかなえるので、家計管理を楽にしたい方にもおすすめです。月ごとの車関連支出も安定するので、子育てや結婚などライフスタイルの変化にも対応しやすいといえます。


30代前半・自営業・女性(埼玉県)

税金、ガソリン代、車検代、修理代などを払えるほどの貯金はありませんでしたが、どうしても車は必要でした。そんな時、毎月一定額で済むカーリースは非常にありがたく、契約を決めました。 私が購入よりもリースが向いていると感じた一番の理由は、やはり支払いが「毎月定額」だからです。車は維持費がかかるものですが、カーリースですべて一本化できたので、費用のことで悩まずに済んでよかったです。


短期間だけ利用したい、短期で乗り換えたい

カーリースでは、車を返却するだけでよく、購入した場合のように売却や廃車手続きが不要なので、短期間だけ車が必要な方にもおすすめです。なかには1年単位で契約期間を選べるカーリースもあります。

また、乗り換えの手間や費用を抑えられるのもカーリースの特徴です。いろいろな車に定期的に乗り換えたい方にも向いています。


30代前半・会社員・男性(北海道)

金銭的な事情でマイカーを手放していましたが、転勤に伴い車が必要となり、1年限定でカーリースを利用しました。 車種へのこだわりよりも移動手段としての実用性を重視し、安価な中古車リース(30型プリウス、月額35,000円)を選択。カーシェアも比較検討しましたが、より所有に近い感覚で利用したかったためリースに決定しました。結果として、リース特有の手軽に利用できる点に非常に満足しています。

車に詳しくないから全部任せたい

カーリースの場合、税金などの契約中に発生する支払いをカーリース会社が代行してくれるので、どのタイミングでどのような費用がかかるのか、どのように支払うのか不安な方も安心して利用できます。

また、 利用中の困りごとなどスタッフにいつでも相談できるので、車に詳しくない方、車を初めて持つ方にもおすすめです。


30代前半・会社員・女性(和歌山県)

車にはあまり詳しくないので、どんな車にすべきか悩みましたが、いろいろ相談した結果、アクアを5年契約でリースすることにしました。 リース期間中の子供の年齢なども考えて、プロと一緒に車種を選べたのがよかったです。一度買ってしまうと、子供の成長に合わせてポンと買い換えるのは難しいですが、カーリースなら将来も見据えて選びやすいと思い、この方法にしました。

法人、個人で事業用として車を使いたい

カーリースなら初期費用が不要で資金繰りが安定するうえ、税金や車検費用などもすべて含まれた月額料金を全額経費計上*²できて、面倒な科目分けの手間も軽減できるため、法人や個人で事業用に車が必要な方にも向いているでしょう。

もし、新車を購入した場合、車は減価償却の対象となるため、複数年に分けて経費計上しなければなりません。また、ローンの返済額から経費として計上できるのは毎月の支払利息のみ、各種税金や車検費用は別途科目を分けての経費処理が必要となるなどデメリットが目立ちます。


Nさん

会社の社用車として、日産のADバンとトヨタのハイエースをリース契約しています。購入という選択肢もありましたが、維持費などのコストが安く済むためリースを選びました。 実際に事業用として1年間使ってみて、やはりトータルの費用が安く抑えられているので、リースにしてよかったと感じています。

*² 税務上で経費として認められないケースもあります
*³ チャット調査ツール「Sprint」にて、2023~2024年に「車を現金で一括購入したものの、カーローンにしたほうが良かったと思った方」「残価設定ローン(残クレ)で車を購入して良かったと思った方」「ここ1~2年以内にカーリースを契約した20~30代で、初期費用がなく新車に乗れて良かったと感じた方」「車は買うよりもリースのほうが自分に向いている・合っていると感じ、カーリースを利用したことがある方」「中古車のカーリースを1年だけ利用したことのある方」「ここ1~2年以内に、事業用の車をカーリースで契約した方」「ここ1~2年以内に、事業用の車をカーリースで契約した方」それぞれを対象として行ったインターネット調査を基に、カルモマガジン編集部がまとめています。



リースと購入のいいとこ取りができるカーリースもある

カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、日本最安水準の月々10,000円台から国産新車に乗れるということを表した図

ここまで、カーリースと購入それぞれのメリット・デメリットを見てきましたが、近年は 両方のいいとこ取りができるカーリースも登場しています。

例えば「カーリースカルモくん」では、以下のようなプランが選べます。

・7年以上の契約で走行距離無制限:「走行距離制限」のデメリットを解消
・契約満了時に車がもらえるオプション:「返却が必要」のデメリットを解消
・初期費用0円、月々定額:カーリースのメリットはそのまま

このように、カーリースのデメリットを回避しながら、購入したときと同じように車を自分のものにできるプランもあります。「どちらが得か」で迷っている方は、こうした選択肢も検討してみるとよいでしょう。


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自分の条件に合った適切な方法を選ぼう

車を持つ方法には、一括払いまたはカーローンで購入する方法や、カーリースがあり、それぞれメリット・デメリットが異なる。どれが適しているかは、車が必要な期間や用途、ライフステージによって変わるため、 自身が車に求める条件や希望を整理して、最適な方法を選ぶことが大切であることを解説する画像。

車を持つ方法には、一括払いまたはカーローンで購入する方法や、カーリースがあり、それぞれメリット・デメリットが異なります。

どれが適しているかは、車が必要な期間や用途、ライフステージによって変わります。 自身が車に求める条件や希望を整理して、最適な方法を選ぶことが大切です。

車がもらえるプランを用意しているカルモくんなら、リースと購入のいいとこ取りが可能です。下のお試し審査を利用すれば、希望や予算を基に無料でスタッフと相談もできます。

カーリースの具体的な費用感などを知っておくと、その後の検討もスムーズになります。キャンセルもできるので、気になる方は活用してみてください。


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※この記事は2026年1月23日時点の情報で制作しています

よくある質問

Q1車を持つなら、リースと購入どちらが得?

A:カーリースと現金一括購入、ローン購入、いずれもメリットとデメリットがあります。そのため、何を重視するかにより、どの方法がお得かは変わります。大きな出費を避けたい方や楽に家計管理をしたい方にはカーリースがお得です。 リースと購入のメリット・デメリットはこちらをご覧ください。

Q2購入よりもカーリースがおすすめなのはどんな方?

A:乗り始めや月々の負担を軽くしたい方、短期間で車を乗り換えたい方、車に関するお金の管理を楽にしたい方、車に詳しくないから全部任せたい方などにおすすめです。また、法人や個人で事業用として車を使用する場合にも、経費計上の手間を省ける点でカーリースが向いています。

Q3購入と同じように自由に車に乗れるカーリースはある?

A:カーリースカルモくんなら、購入同様に自由なカーライフを実現できます。カルモくんでは7年以上の契約で走行距離制限がないので、距離を気にせず乗り放題。また、車をもらえるオプションをつければ契約満了時に車を返却する必要がなくなるため、カスタマイズも好きなだけ楽しめます。

この記事の執筆者・監修者


伊藤 真二
監修者、編集者、ライター

伊藤 真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。

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