カーリース車両はスタッドレスタイヤに交換できる?費用や手間を徹底検証!

更新日:2024.01.06
カーリースでもスタッドレスに交換できる

冬場になると、車のタイヤをスタッドレスタイヤに履き替えるという方は多いと思います。ただ、カーリースの場合、利用者はリース車両のタイヤを勝手に交換していいのでしょうか。

カーリースの契約では、利用者がリース車両を勝手に改造したりカスタマイズしたりすることは、原則として認められていません。それでは、スタッドレスタイヤには交換できるのか、交換費用は誰が負担するのかなど、契約者にとっては気になるところです。ここでは、リース車両のスタッドレスタイヤへの履き替えについて詳しく解説します。

なお、「おトクにマイカー 定額カルモくん」は契約満了時に車がもらえるオプションをご用意しているため、加入すれば車を自由に利用できます。

【この記事のポイント】
✔スタッドレスタイヤは雪国以外でも装着するべき
✔カーリースは原則カスタマイズ不可だがスタッドレスタイヤへの交換は可能
✔定額カルモくんのメンテナンスプラン加入で交換費用もカバーできる

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スタッドレスタイヤは雪国だけの必需品じゃない 

スタッドレスタイヤは雪国だけの必需品じゃない

カーリースで利用している車がスタッドレスタイヤに交換できるかを解説する前に、まずはスタッドレスタイヤとはどのようなものなのかをご説明します。なぜ冬場はスタッドレスタイヤへの交換が必要なのか、スタッドレスタイヤの性能などについて解説していきます。

スタッドレスタイヤが雪道に強い理由

スタッドレスタイヤが雪道に強い理由は、大きく分けてタイヤ表面の構造とゴムの質にあります。

ノーマルタイヤの表面(トレッド面)に比べて、スタッドレスタイヤは溝が深く彫られており、さらに「サイプ」と呼ばれる細かい溝が数多く刻まれています。トレッド面の溝により、氷の上にできるわずか数ミクロンの水膜を取り除くことでタイヤが滑らない構造になっています。

また、スタッドレスタイヤには低い気温でも硬くなりにくい、やわらかい素材のゴムが使われています。このやわらかいゴムの力で路面との摩擦力を高めることで、雪道でも滑りにくくしています。

路面凍結に備え、雪国以外でもスタッドレスタイヤに交換

例えば東京など都市部では、車の走行に支障をきたすような大雪が降るのは数年に一度です。そうした地域でも、冬場はスタッドレスタイヤに交換する必要があるのでしょうか

雪の有無にかかわらず、冬場にマイナスやそれに近い温度を記録することがある地域なら、冬場はスタッドレスタイヤに履き替えたほうが無難です。その理由は、大きく分けて以下の2つがあります。

1.大雪は突然降ることが多く、スタッドレスタイヤに履き替えておけば慌てずに済む
2.スタッドレスタイヤは凍結路面にも強い

なお、雪国では初雪を観測したら、そのほかの地域では最低気温が5度を下回ってきたら、スタッドレスタイヤへの履き替えの目安です。また、雪道ではスタッドレスタイヤに加え、4WD(四輪駆動)車が強いことも知られていますので、車選びの際は検討してみてはいかがでしょうか。

なお、定額カルモくんなら国産全メーカーの全車種、全グレードからお気に入りの車を選ぶことができます。雪道に強いタイプの車をお探しなら、ぜひ、ご利用をおすすめします。


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カーリースはプラン次第でカスタマイズも可能なサービス

カーリースはプラン次第でカスタマイズも可能なサービス

冬場でも安全に走行するためには、多くの地域でスタッドレスタイヤへの履き替えが必要です。しかし、カーリースの契約では、原則としてリース車両のカスタマイズが認められていません

それでは、リース車両をスタッドレスタイヤに交換するのはカスタマイズに入るのでしょうか。もし可能なら、交換する際に、どこで作業を行い、誰が費用負担をするのでしょうか。カーリース契約のしくみを基に、しっかりとチェックしていきましょう。

カーリースは貯金ゼロでも新車に乗れる便利なサービス

カーリースは、一般的に契約者が自分の乗りたい車を指定し、カーリース会社がその車を代わりに購入して、契約者が月々のリース料金を支払うことで、その車を借りる(リース)という「車のサブスクリプション」といったしくみのサービスです。

カーリースのメリットは、自分の好きな車を指定して利用でき、月々のリース料金に自動車税(種別割)などの税金や諸経費が含まれるので車の管理が楽な点が挙げられます。そしてカーローンを組んで車を購入するときのように、まとまった頭金などを準備する必要がない点などもメリットです。

リース期間はカーリース会社ごとに異なりますが、3〜9年のあいだが一般的で、契約期間が長くなるほど月々支払うリース料金は安くなります。なお、カーリースでは契約期間が満了すると、利用していた車の処理について、次の4つの選択肢があります。

・契約を終了して車をリース会社に返却する
・リース会社と再リース契約を結んで同じ車を使い続ける
・リース会社から車を買い取る
・新たな契約を結んで新しい車をリースする

カーリースはその手軽さから近年人気を集めており、定額カルモくんのようにインターネット上で車の選択から契約までできる便利なカーリース会社もあります。


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カーリースで利用しているリース車両は原則カスタマイズ不可

カーリースの契約では、車の所有者はあくまでカーリース会社になります。契約者は、契約期間終了後に車を買い取ることも可能ですが、契約期間中は何かあれば車はリース会社に返却するのが前提です。

例えば友人から赤い車を借りたのに、自分は白が好きだからと勝手に色を塗り替えたら問題になることは誰にでも想像ができます。カーリース会社の車に改造やカスタマイズを行うのも同じことで、基本的に契約者はリース期間中、車に対してカスタマイズを加えることはできません

ただ、定額カルモくんには月額500円で、契約満了後に車がもらえるオプションが用意されています(7年以上の契約に限る)。こちらに加入すれば、契約期間満了後にはリース車両が自分の車になるため、利用期間中からリース車両を自由に使うことができるのでおすすめです。


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カーリースのリース車両はスタッドレスタイヤに交換できる?

カーリースのリース車両はスタッドレスタイヤに交換できる?

カーリースでは、原則としてリース車両にカスタマイズを加えることはできません。それでは、スタッドレスタイヤに限らず、タイヤ交換といった「メンテナンス」もできないのでしょうか

ここでは、メンテナンスとカスタマイズの違いやメンテナンスを依頼する場所、そして費用負担などについて詳しく解説します。

カーリースではタイヤ交換はカスタマイズに含まれない

タイヤは3〜5年を目安に状態を点検するのが一般的です。また、走行距離を目安にする場合には、30,000~50,000 km程度がひとつの目安になります。カーリースの場合、一般的な契約期間が3〜9年程度なので、長期契約した場合はスタッドレスタイヤへの交換に限らず、1回はタイヤ交換が必要になる計算になります。

カーリースの契約では、スタッドレスタイヤへの交換は改造やカスタマイズには該当しません。そのため、契約者が冬場にスタッドレスタイヤへ交換したいと思ったら、契約者の責任(依頼場所の選定や費用負担など)で自由に交換することが可能です。

ただ、契約時にあらかじめ冬場用にスタッドレスタイヤの交換費用込みで提供しているカーリース会社もあり、自分で購入して交換するのか、カーリース会社の負担で交換してもらえるのかはカーリース会社や契約内容ごとに事情が異なります。

定額カルモくんでは、カーリースのオプションプランとして「メンテナンスプラン」をご用意しており、スタッドレスタイヤへの履き替えオプションも選ぶことが可能です


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スタッドレスタイヤに交換を依頼する場所はどこでもいい

ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの交換を含め、タイヤ交換を依頼する場所の指定の有無についても、カーリース会社や契約内容によって異なります。

タイヤ交換に関する具体的な契約条項がなく、費用を含め契約者の自己負担で交換する場合には、どこでタイヤを交換しても構いません

しかし、タイヤ交換が保証に含まれたメンテナンスパックなどに加入し、カーリース会社の負担でタイヤ交換を行う場合には、カーリース会社が指定する工場などに車を持ち込んで交換を行う場合が多いです。そのため、タイヤ交換前には事前にカーリース会社へ連絡する必要があります。

スタッドレスタイヤへの交換費用は自己負担

カーリースでは、契約者がリース車両のタイヤをスタッドレスタイヤへ自由に交換できますが、その費用は自己負担になります。

スタッドレスタイヤとノーマルタイヤを比較すると、スタッドレスタイヤのほうがやや値段が高い傾向にあり、17インチタイヤの場合で1本あたり10,000~27,000円くらいが値段の目安です。実際にタイヤを交換する場合には、タイヤ代に加えて「作業工賃」もかかります。作業工賃の目安は、1本あたり2,000~8,000円程度です。

スタッドレスタイヤへの交換が自己負担なしで行える契約もある

契約期間中は、リース車両にかかる費用や手間を可能な限り減らしたいという場合は、契約期間中のメンテナンス費用がコミコミのメンテナンスリースを利用するのがおすすめです。こうしたオプションに加入しておけば、スタッドレスタイヤの交換費用もカーリース会社の負担となります。

「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、契約時に軽自動車&コンパクトカー限定のオプション*の申込みをすることでタイヤ交換工賃の費用がカーリース会社負担になります。つまり、スタッドレスタイヤの交換費用が年2回、リース会社負担になります(月々750円)。

*メンテナンスプランの「プラチナプラン」「ゴールドプラン」ご加入の場合に限ります。


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スタッドレスタイヤへの交換も可能なカーリースを活用する

カーリースなら、経年劣化によるタイヤ交換は、タイヤの寿命を考えればリース契約中に一度あるかないかでしょう。しかし、スタッドレスタイヤへの履き替え、そして冬が終われば今度はノーマルタイヤへの履き替えは毎年必ず発生しますし、車のメンテナンス費用はタイヤ交換にとどまりません。

カーリースを利用する場合には、メンテナンス契約の有無や、そのオプションでどの範囲までカバーできるのかを、しっかりチェックしてください。定額カルモくんのように、どの範囲までメンテナンスに対応してくれるか選べるオプションが用意されているカーリース会社なら、自分のライフスタイルや予算に合わせて契約プランを組み立てられるのでおすすめです。


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よくある質問

Q1冬場にスタッドレスタイヤへの履き替えが必要な理由は?

A:スタッドレスタイヤは、雪道や凍結した道路を安全に走行するために開発されています。冬季の高速道路や積雪が多い地域の一般道路では、冬タイヤの装着やチェーン装着の規制が出る場合があり、スタッドレスタイヤやスパイクタイヤ、チェーンの装着が必須となるためです。

Q2リース車両はスタッドレスタイヤへの履き替えができる?

A:できます。タイヤの交換は車の安全な走行のために必要なメンテナンスであり、車のカスタマイズにはあたらないため、基本的に契約者が自由に交換することが可能です。その代わり、費用はリース会社ではなく、契約者負担になります。

Q3タイヤの交換費用が含まれているカーリース契約はある?

A:あります。メンテナンス費用をカーリース会社が負担するメンテナンスリースなら、基本的にタイヤ交換のようなメンテナンス費用もカーリース会社に負担してもらえます。定額カルモくんの場合、契約時に軽自動車&コンパクトカー限定オプションの申込みをすることで、スタッドレスタイヤの交換費用を月額料金に含めることができます(月々750円)。

この記事の執筆者・監修者


若林 由晃
クルマ専門家

若林 由晃

代々継がれる創業70年の車販・整備工場を営む家に生まれ、エンジンオイルとガソリンの香りにまみれながら育つ。小学校から車販の接客、中学校には整備の手伝いを行う根っからのカーガイ。自動車整備専門学校では上位の成績で卒業。整備士国家資格は満点合格(専門学校の先生が採点)。 その後、大手自動車メーカー系列のディーラーで整備と中古車販売を経験。IT×車という販売方法に興味を持ち、個人向けカーリースのセールスに転身。中古カーリース事業、全国の加盟店販売事業、自動車販売事業に参画している。 メディア出演・寄稿歴:テレビ東京「ワールド・ビジネス サテライト」、日本テレビ「news every.」「DayDay.」、ラジオ関西「Clip」、徳間書店「GoodsPress(グッズプレス)」、朝日デジタルラボ「Moovoo」ほか

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