カーリースではペットと同乗できる?注意点とおすすめのリース会社を紹介
更新日:2024.12.10レンタカーやカーシェアリングでは、ペットの同乗が禁止されていることがほとんどです。そのため、同様に車を借りるカーリースではペットを乗せられるのか気になっている方もいるでしょう。実は、多くのカーリースではペットの同乗は禁止されていません。
そこで、カーリースでのペットの同乗が可能な理由や、ペットを同乗させるときに気をつけたいポイントを紹介します。また、ペットとドライブをするのにおすすめの車や安心して使えるカーリースの特徴についても見ていきましょう。
なお、ペットの同乗を許可しているカーリースの中には、返却時に汚損があると原状回復費用が請求されるケースもあります。そのため、ペットを同乗させたい場合は、返却が不要になるカーリースがおすすめです。
ペットを乗せても安心なもらえるカーリースでお試し審査を受けてみませんか?
【この記事のポイント】
✔カーリースの車にペットを乗せることは可能
✔ただし、車が汚れたり傷ついたりしないよう気をつけなければならない
✔返却不要のカーリースなら、汚れや傷を気にせずペットを乗せられる
- カーリースではペットの同乗はできる
- カーリースでペットと同乗するなら知っておきたいこと
- カーリース車にペットを乗せるときに気をつけたいこと
- カーリースでペットと快適にドライブを楽しめる車とは?
- もらえるカーリースならペットも一緒に乗りやすい
- ペットと同乗しやすいカーリースでドライブを楽しもう
カーリースではペットの同乗はできる
カーシェアリングやレンタカーなど、不特定多数の方と車を共有するサービスではペットの同乗を禁止していることが多くあります。しかし、ほとんどのカーリースではペットの同乗が可能です。
ただし、カーリースの車の所有者は契約者ではなく、あくまでリース会社です。契約満了時に車を返却するのが基本なので、ペットの同乗は禁止されていないものの条件が設けられている場合があります。ペットをケージに入れる、汚れ防止のシートを敷くなどの条件を守ればペットの同乗が可能と定めているカーリースもあるため、契約時に規約をしっかりと確認しましょう。
カーリースでペットと同乗するなら知っておきたいこと
マイカー感覚で好きなときに利用できるのがカーリースの魅力ですが、車はリース会社から借りているものです。いずれ返却しなければいけないため、いくつかの制約があります。そこで、カーリースでペットと同乗する際に知っておきたいポイントを確認しておきましょう。
返却時の原状回復費用がかかる場合がある
カーリースの車にペットを同乗させた場合、返却時に原状回復費用がかかることがあります。なぜならほとんどのカーリースでは、車を借りたときの状態に戻してから返却しなければならないと決められているからです。
一般的にカーリースでは、返却後の車に価値を残すため、契約時に残価を設定します。残価とはカーリース契約満了時の、車の想定価値のことであり、カーリースの契約者は車両本体価格から残価を差し引いた金額をリース料金として支払います。このように残価を設定することで、契約者の支払総額が少なくなるのがカーリースのメリットです。
ただし、ペットの同乗で車が汚れてしまうと、車の価値は下がってしまいます。ペットを車に乗せると車内に毛が落ちたりにおいがついたりすることがあり、また糞尿でシートを汚してしまったりすることも考えられます。さらに、ペットがシートや窓などに傷をつけるおそれもあるでしょう。
そのため、ペットの同乗でリース車が汚れてしまった場合、契約者は車を返却する前に車内のクリーニングや傷ついたパーツの交換などをして、原状回復しなければなりません。なお、原状回復費用は契約者負担となりますが、リース会社によっては月額料金に原状回復費用補償が含められることもあります。
原状回復費用補償がコミコミにできるカーリースはこちら
契約満了時の差額請求が発生する場合がある
残価を設定するカーリースの場合、契約満了時に残価との差額を請求されることがあります。ただし、すべてのカーリースで請求されるのではありません。契約方式によって、残価精算の有無が異なるため注意が必要です。なお、カーリースの契約方式には、オープンエンド方式とクローズドエンド方式の2種類があります。
・オープンエンド方式
オープンエンド方式では、契約時にリース会社が設定した残価を契約者に開示し、契約満了時に残価精算を行うのが特徴です。残価精算とは、契約当初に設定した残価と、契約満了時の車の査定額との差額精算のことです。つまり、契約満了時に想定よりも車の価値が下がっていた場合は、契約者に差額請求が行われます。
・クローズドエンド方式
クローズドエンド方式では、リース会社が設定した残価を契約者に開示しません。その代わり、契約者に残価精算の義務はありません。そのため、もしも契約時に設定した残価より契約終了時の残価が下がっていたとしても差額を支払わずに済みます。
このような特徴から、オープンエンド方式のカーリースを利用した場合、ペットの同乗によって車が汚れて残価が下がってしまうと、残価との差額として多額の費用を請求される可能性があります。
おすすめのクローズドエンド方式のカーリースはこちら
カーリース車にペットを乗せるときに気をつけたいこと
カーリースで借りた車にペットを乗せるのは禁止されていませんが、いずれ返却することを考えると、いくつか気をつけたいポイントがあります。リース車にペットを乗せるときは、以下のポイントを意識しましょう。
ペットをケージに入れる
カーリースの車にペットを乗せるときは、必ずケージに入れましょう。特に室内飼いの犬や猫などを普段からケージに入れず自由にさせている方であれば、車内でもペットを自由にしてあげたほうがストレスなく過ごせるだろうと考えるかもしれません。しかし、ペットをケージに入れずに車に同乗させると、思わぬ危険につながる可能性があります。
例えば、運転中のドライバーの足元に入り込んでしまい、運転を妨げ事故につながる危険性があります。また、開いている窓からペットが飛び出したり、暴れて車内を傷つけてしまったりする可能性も高まります。ペットが車内で活発に動き回ると、ドライバーの注意もそちらに向いてしまい事故につながるおそれもあるので、ペットをリース車に乗せるときは必ずケージに入れましょう。
日頃からこまめに清掃をする
ペットを車に乗せると、ケージに入れていたとしても車内に毛が落ちたり、シートににおいが染み付いたりすることがあります。そのため、いずれ返却するリース車にペットを乗せるのであれば、こまめに掃除をして汚れやにおいを軽減させましょう。
頻繁に車内を掃除しておけば、リース車を返却する前のクリーニングも費用負担が少なく済みます。また、車だけでなくペットもきれいに洗っておくと、車内に汚れやにおいが残りにくいでしょう。
汚さないように工夫する
いずれ返却するリース車を汚さないために、ペットを乗せるときは車内を保護するグッズを使うのがおすすめです。以下のグッズは車を汚しにくくするだけでなく、ペットの安全にもつながるため活用してみましょう。
・ペット用ドライブシート
ペット用のドライブシートは、車のシートが汚れないよう座席に装着するものです。ケージにペットを入れてさらにドライブシートを敷いておけば、シートに汚れやにおいがつくのを抑えられます。
また、ケージに入りきらない大きなペットを車に乗せるときにもドライブシートが便利です。ケージにペットを入れることができない場合は、座席の下にペットが潜り込んでしまわないよう落下防止タイプで隙間を埋めましょう。
なお、ドライブシートは防水や防汚の加工が施されているものを選ぶと、使った後のお手入れも手軽にできます。
・ドライブ用ハーネス
ドライブ用ハーネスは、ペットの体に装着してシートベルトにつなげることで、ペットが車内で活発に動き回るのを防止します。ペットの動きを抑えることにより、車内に落ちる毛や汚れを少なくすることが可能です。また、ペットがシートの下に潜り込んだり運転席に飛び出したりするのを防げるので、ペットやドライバーの安全にもつながります。
目的地に到着したらリードに付け替えられるタイプやサイズ調整がスムーズにできるタイプなどがあるため、できるだけペットに負担がかからず手軽に使えるものを選ぶのがおすすめです。
・ドライブボックス
ドライブボックスは、ペットを入れて車のシートに取り付けられるボックス型のシートのことです。ケージと異なり出入り口を閉じなくてもいいので、ペットの様子を見ながらドライブができます。ドライブボックスにペットを入れておけば、自由に動き回るのを防ぎ、車内に毛が落ちたりシートが汚れたりするのを抑えることが可能です。
また、ケージよりも開放感があるため、怖がりなペットでも安心できるでしょう。移動時にはボックスごと運べるのもうれしいポイントです。ドライブボックスはペットのサイズに合ったものを選ぶことに加え、防水や防汚加工を施したものを選ぶと、お手入れも手軽にできて使いやすいでしょう。
ペットの車酔いに気をつける
車酔いをする人がいるのと同様、ペットも車酔いをすることがあります。ペットの車酔いは、車の揺れや車内のにおい、慣れていない場所に対するストレスなどによって引き起こされることが多いです。
車酔いしたペットは、いつもより頻繁にあくびをしたり、鳴いたり、落ち着きがなくそわそわしたりします。さらに車酔いがひどくなると、呼吸が荒くなって体が震え、よだれや鼻水が出ることもあります。
そして、具合が悪くなった結果、下痢や嘔吐をしてしまうこともあるため、ペットの健康を害する上に車内を汚してしまう可能性があります。車酔いはペットにも車にも悪影響を与えるので、空気を入れ替えたり休憩を多く取ったりしながらペットの状態をこまめに確認しましょう。
ペットを車に残したままにしない
短時間だけだからと、ペットを車内に残したまま車から離れるのは危険です。ペットの行動は、完璧には予測できません。予想外の行動により、ペットの身に危険が及ぶこともあります。
例えば車内にキーを残したまま車から離れると、ペットが何かしらの行動でドアをロックしてしまい、車内に閉じ込められる可能性があります。また、ペットが運転席に移動してレバー等を触ってしまうことで、車が勝手に動き出すこともないとは言い切れません。さらに、夏は短時間でも冷房が切れることで、熱中症になってしまうおそれもあります。予想もしていなかった事故を引き起こさないよう、ペットを残して車を離れるのはやめましょう。
カーリースでペットと快適にドライブを楽しめる車とは?
ペットと一緒にドライブを楽しみたいと考えている方は、ペットが快適に過ごせる車をカーリースで選ぶ必要があります。ペットに優しい車は、以下のポイントに注目して選んでみましょう。
・車内空間が広い
・乗り降りがしやすい
・室温を適温に保ちやすい
・ドアの開閉がしやすい
車内空間が広い
ペットを同乗させるなら、車内空間が広い車を選ぶのがおすすめです。車内空間が狭いと、ペットがストレスを感じやすくなってしまいます。また、車内空間が狭いとペットを入れたケージの出し入れも大変なので、広々とした車を選ぶと飼い主の負担も減らせるでしょう。
ワンボックスカーやミニバンなどは、車内空間が広くペットも快適に過ごせます。しかし、普段使いや運転のしやすさを考えて、軽自動車に乗りたいと考えている方もいるでしょう。そのような場合は、スーパーハイトワゴンのホンダ「N BOX」を選ぶと、車体の割に車内が広いためペットが過ごしやすいのでおすすめです。
ホンダ「N BOX」のカーリースはこちら
乗り降りがしやすい
ペットが自力で車の乗り降りをする場合、車高が低い車を選ぶと体に負担がかかりにくいでしょう。ペット用のスロープをつけて乗り降りをサポートする方法もありますが、最初から車高が低い車を選べば乗り降りがスムーズにできます。
中でも、ホンダ「オデッセイ」は、後部座席につながるステップが低いため、ペットが自力で乗り降りしやすいでしょう。さらに、シートアレンジも豊富にできるので、ペットが過ごしやすいよう車内空間を調節できます。
ホンダ「オデッセイ」のカーリースはこちら
室温を適温に保ちやすい
ペットを同乗させるのであれば、室温を適温に保つ機能が搭載されている車が好ましいでしょう。ペットも人間のように温度や湿度、紫外線など環境の影響を受けますが、ペットは体の変化を声に出して正確に伝えることができません。そのため、エアコンで温度調整がしやすい、紫外線や赤外線をカットするガラスを採用しているなど、車内の室温を適切に保てる車を選んでペットが快適に過ごせるようにしましょう。
トヨタ「ハイエースワゴン」には、フロントオートエアコンで車内外の気温や日照量などを感知し、車内を適温に保ちやすい機能が搭載されています。また、リアクーラー用の個別吹き出しが付いているため、ペットがいる場所にしっかりと冷気を届けることが可能です。さらに、メーカーオプションで紫外線や赤外線をカットできるフィルムを装着できるケースもあるため、ペットへの影響が気になる方は検討してみましょう。
トヨタ「ハイエースワゴン」のカーリースはこちら
ドアの開閉がしやすい
スムーズにドアの開閉ができる車を選ぶと、ペットと一緒のドライブもより快適になるでしょう。ハンズフリーで開けられるドアを搭載した車であれば、ペットを抱いたりケージを両手で持ったりしたままでも簡単にドアを開閉できます。なお、ペットから手を離さずにドアを開け閉めできると、ペットが突然走り出すなどのトラブルも避けられるでしょう。
日産「セレナ」は、リアのスライドドア下に足を入れればドアの開閉ができるハンズフリーオートドアを採用しています。そのため、ペットと一緒にドライブして両手がふさがっていても、難なくドアの開閉が可能です。
日産「セレナ」のカーリースはこちら
もらえるカーリースならペットも一緒に乗りやすい
返却を前提としているカーリースの場合、傷の修理や清掃など気を使わなければならないことが多くあります。しかし、車をもらえるカーリースであれば、車の傷や汚れを気にせずペットとカーライフが楽しめます。
そこで、車をもらえるカーリースの中でも人気の「おトクにマイカー 定額カルモくん」についてご紹介します。
返却時の残価精算がない
定額カルモくんでは、クローズドエンド方式を採用しているので、返却時に残価との差額を請求されることがありません。そのため、車を返却した場合でも、出費の心配がありません。
原状回復費用がコミコミ
定額カルモくんには、返却時の原状回復費用補償がコミコミになるメンテナンスプランがあります。リース期間中についた傷の修理やパーツの交換費用の補償が含まれているため、返却時の原状回復費用を気にせず、安心してペットを同乗させることができるのではないでしょうか。
契約満了時に車がもらえる
定額カルモくんでは、7年以上で契約した場合、契約満了時にそのまま車をもらえます。一般的なカーリースのように車を返却しなくて済むため、ペットとのドライブも車内のにおいやシートの汚れなどを気にせずに楽しめるのがうれしいポイントです。
マイカーのように選択肢が豊富
定額カルモくんでは、国産メーカーの全車種全グレードを取り扱っています。また、マイカー購入のように、メーカーオプションも自由に選択できます。そのため、ペットとの同乗に適した車内空間の広いワンボックスカーやミニバンも、予算に合わせて選ぶことが可能です。
どの車を選べばいいか迷ってしまうという方は、契約前にマイカーコンシェルジュに相談してみましょう。ペットと快適にドライブできる車を探していると希望を伝えることで、おすすめの車を紹介してもらえます。
走行距離を無制限にできる
カーリースの多くは、契約時に設定した残価を保つため走行距離制限を設けています。また、制限距離を超えてしまった場合は追加料金を請求されるケースが多いです。そのため、ペットと十分にドライブが楽しめないこともあるでしょう。
しかし、定額カルモくんでは、7年以上で契約するだけで、走行距離制限をなくせます。どれだけ走っても追加料金がかからないので、ペットとさまざまな場所に旅行へ行きたい方にもおすすめです。
そのほかにも、定額カルモくんには多くの魅力があります。
・月々10,000円台から新車に乗れる
・1~11年の中から1年単位で契約期間を決められる
・顧客対応満足度98.9%で安心感がある
車がもらえたり原状回復費用が補償されたりと、定額カルモくんにはリース車でペットとドライブを一緒に楽しみやすいサービスが充実しています。また、国産メーカーの全車種を扱っているので、乗りたい車がきっと見つかるでしょう。まずは、オンラインで受けられる「お試し審査」で審査に通るか確認してみてはいかがでしょうか?
※審査に通っても契約にはなりません
ペットと同乗しやすいカーリースでドライブを楽しもう
カーリースでもペットとのドライブは楽しめますが、日頃から掃除をして車内をきれいに保っておかなければなりません。そのため、カーリースの車にペットを乗せたい場合は、車の返却が不要なカーリースを選ぶのがおすすめです。定額カルモくんは7年以上で契約すると契約満了時に車がもらえるため、気兼ねなくペットとドライブを楽しめます。
※記事の内容は2022年1月時点の情報で制作しています。
よくある質問
- Q1カーリースではペットの同乗は可能?
A:ほとんどのカーリースでは、ペットの同乗が可能です。ただし、いずれ車を返却しなければならないため、制限が設けられていることがあります。ペットをケージに入れる、汚れ防止のシートを敷くなど、リース会社が提示している条件があればきちんと守りましょう。
- Q2ペットと一緒に乗るときに気をつけるべきことは?
A:ペットをケージに入れ、万が一の事故や車の傷、汚れなどを防止しましょう。においや汚れが残らないよう、日頃からこまめに掃除をすることも大切です。ペットが安全に過ごせるように、車に取り付けるグッズを導入するのもおすすめです。