カーリースの車の買取は満了後ならできる?条件や注意点とリアルな体験談

伊藤 真二

執筆者・監修者

伊藤 真二ファイナンシャルプランナー/編集長

更新日:2026.03.30

カーリースの車を買取できる条件や残価精算の仕組み、満了後にリース車を買取する際の費用と注意点について解説する記事のタイトル画像。リース契約の途中で車の買取はできないが、オープンエンド方式のカーリースや買取できるプランやオプションなら、満了後に買取が可能なこと、買取にはメリットがある一方で注意点も多いことを解説している。

カーリースでは、契約満了時に車を返却することが原則ですが、数年間乗り続けるうちに愛着がわき、「この車を手放したくない」と感じて買取を希望する方も少なくありません。しかし、リース車を買取できないカーリースも多くあります。

そこで、カーリースの車を買取できる条件や、満了後に買い取るメリットと注意したいポイントについて解説します。また、追加費用なしで最後に車をもらえる方法も併せてご紹介します。


【この記事のポイント】
✔ カーリースで買取ができるかどうかは、契約方式などによって決まる
✔ 数年間乗り続けるうちに愛着がわき、買取を決断する方も多い
✔ リース車の買取には残価相当のまとまった費用が必要になる



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車の買取ができるカーリースの特徴

カーリースでリース車の買取ができる条件について解説している画像。原則、契約途中での買取はできない。オープンエンド方式では契約満了後に残価を支払うことで買取できるのに対し、クローズドエンド方式では基本的にリース車の買取ができないこと、買取できるプランやオプションが存在するケースも示している。


リース車の買取ができるかどうかは、カーリースの契約方式やオプションなどによって決まります。そのため、買取を希望する場合はあらかじめ買取可能なカーリースの特徴を押さえておくことが大切です。

具体的にどのようなカーリースであれば買取可能なのか、契約方式の種類などとともに詳しくご紹介します。

オープンエンド方式のカーリースである

カーリースの買取可否を分ける2つの契約方式について、残価を支払うことで買取可能な「オープンエンド方式」と、基本的に買取不可の「クローズドエンド方式」の違いを比較して解説する画像。

カーリースの契約方式には、契約満了時に残価精算のあるオープンエンド方式と残価精算のないクローズドエンド方式の2種類があります。この契約方式の違いによって、買取できるかどうかが変わってきます。

オープンエンド方式

オープンエンド方式は契約者に残価が公開される契約方式で、契約満了時に残価に相当する金額をカーリース会社に支払うことでリース車の買取が可能です。

残価とは契約満了時におけるリース車の下取り価格のことで、カーリースでは契約時にこの残価をあらかじめ決めた上で、車両本体価格から残価分を差し引き、リース料を算出しています。

本来は車両の返却を前提にしていることで総額から残価が差し引かれますが、買取の場合は車を返却せずそのままマイカーにするため、残価相当の金額を支払って買い取ることになります。
なお、契約満了時の車の価値があらかじめ決めた残価を下回っていた場合でも、買取時に支払う金額は契約時に設定した残価の額になります。

クローズドエンド方式

クローズドエンド方式は、契約者に残価が公開されない契約方式です。そのため、返却時の車の価値が残価を下回っていても、その差額を請求される心配がありません。クローズドエンド方式のカーリースでは基本的に、リース車の買取はできないことになっています。

買取できるプランやオプションがある

基本は買取不可のクローズドエンド方式でも、専用のプランやオプション、あるいは返却時の市場価値を支払うことで買取可能になる場合があることと、人気車種は買取費用が高額になりやすい注意点を解説する画像。

クローズドエンド方式では基本的に買取できませんが、オプションをつけることで買い取れるようになるカーリースもあります。また、買取できるプランやオプションがなくても、車の市場価値などを参考にした返却時点の車両本体価格を支払うことで、買取可能になる場合もあります。

ただし、オープンエンド方式のカーリースで買取をする場合と同様に、買取費用はそれなりの金額になると考えたほうがいいでしょう。特に人気車種の場合は、市場価値もその分高くなることから、買取費用も高額になる傾向があります。

カーリースで車の買取をする場合の注意点

カーリースで車を買い取る際の5つの注意点として、「名義変更の手続きが必要」「買取時にまとまった費用が必要」「維持費が自己負担になる」「サポートが受けられなくなる」「原則として契約期間中の買取は不可」という項目を並べた画像。

カーリースの車を買い取ることには魅力的なメリットもありますが、まずは注意すべき点を確認しておきましょう。

名義変更の手続きが必要

ーリースの買取時には所有者をリース会社から自分へ変更する名義変更手続きが必要であり、その際の手数料負担やリース会社による代行の有無を事前に確認すべきであることを解説する画像。

カーリース契約期間中の車の所有者名義はカーリース会社となっています。そのため、買取時には名義変更の手続きを行わなければなりません。

名義変更の手続きには手数料が必要で、ほとんどの場合、買取側の負担となります。カーリース会社によっては名義変更の手続きを代行してくれることもありますが、別途、代行手数料が発生するケースもあるので事前に確認しておきましょう。

なお、名義変更手続きの時期や詳細については、カーリース会社から案内が来るのが一般的です。

買取時にまとまった費用が必要になる

リースの買取には設定された残価の支払いに加え、名義変更費用、リサイクル料、各種税金といったまとまった費用が発生するため、事前の資金準備が必要であることを解説する画像。

先程ご説明したように、オープンエンド方式のカーリースで買取をすると、契約時に設定した残価を支払わなければなりません。そのため、まとまった金額が必要になります。

また、こうした車両本体にかかる費用だけでなく、リース車の名義変更費用やリサイクル料、各種税金なども発生することを忘れてはいけません。買取をする場合は、これらの費用をあらかじめ準備する必要があることを念頭に置いておきましょう。

これまで支払う必要のなかった維持費が発生する

買取後はリース料金に含まれていた各種税金や自賠責保険料、車検代などの維持費をすべて自分で支払・管理しなければならなくなるという、所有後の負担の変化を解説する画像。

カーリースでは、利用料金に各種税金や自賠責保険料などが含まれているのが一般的です。メンテナンスプランをつけていれば、車検代やメンテナンスにかかる費用も利用料金に含められるので、契約期間中はこうした費用を自身で支払う必要がありません。

しかし買取をしてマイカーになると、これらの費用はすべて自身で支払う必要があります。これまで支払っていなかった維持費が発生するようになる上、支払時期もばらばらなので管理の手間も増えてしまうでしょう。

困ったときにサポートが受けられなくなる


買取後はカーリース会社による納税手続き代行やトラブル時のサポート、相談窓口などが利用できなくなり、あらゆる手続きや困りごとを自分で解決する必要があることを解説する画像。

カーリースでは契約期間中に、さまざまなサポートを受けることができます。カーリース会社にもよりますが、各種税金の納付手続きや車両トラブルが発生した際の対応のほか、無料のサポートデスクが設置されておりカーリースや車に関する相談に応じてくれるところもあります。

しかし買取後はこうしたサポートが受けられなくなるため、納税などの手続きはもちろん、何か困り事があっても自分で解決策を探さなければなりません

契約期間中の買取は原則できない

カーリースは原則として中途解約ができないため、違約金なしで買取ができるのは契約満了後のみである点と、それを踏まえて契約年数を慎重に検討すべき理由を解説する画像。

カーリースの契約期間中に、リース契約を終わらせて買取をしたくなることもあるかもしれません。しかしカーリースでは原則中途解約は認められておらず、やむをえない事情で認められたとしても高額な違約金が発生するケースがほとんどです。

違約金なしで買取ができるのは契約満了後となることをあらかじめ認識して、カーリースを契約する際はどれくらいの年数で契約するのか、慎重に検討する必要があります。



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カーリースの車を買い取るメリット

カーリースの車を買い取る5つのメリットとして、走行距離や改造の制限がなくなること、乗り慣れた車に乗り続けられること、自由な売却が可能になること、状態の良い車が手に入ることなどをまとめて解説する画像。

注意点を確認したところで、次はカーリースの車を買い取ることで得られるメリットを見ていきましょう。

カーリースの制限を気にせずカーライフを楽しめるようになる

カーリースの買取後は、走行距離制限やカスタマイズの禁止といったリース特有の制限がなくなり、距離を気にせずドライブを楽しんだり、自由にドレスアップしたりできるようになるメリットを解説する画像。

カーリースでは一般的に走行距離制限が設けられており、超過すると追加料金を支払わなければならないため、走行距離には注意が必要です。一方、買取後はマイカーとなるため、走行距離制限を気にせずドライブを楽しめるようになります。

また、返却することが前提のリース車は原則としてカスタマイズやドレスアップができませんが、買取後は法律の範囲内でカスタマイズなどを自由に行うことが可能になります。

リース車で設けられている制限を気にせずに車に乗れるようになるので、ストレスのないカーライフを送れるようになるでしょう。

乗り慣れた車にそのまま乗り続けられる

長年乗り続けて愛着がわき、操作も熟知しているリース車を、契約満了後も手放さずにそのままマイカーとして使い続けられる安心感や、乗り換えの手間がない利点を解説する画像。

カーリースは年単位で契約するのが一般的なため、使用しているうちにリース車に愛着がわくこともあるでしょう。

愛着がわくのはリース車に乗り慣れているからでもあり、買取をして契約満了後も乗り続けることができれば、どこへ行くのにも安心できます。また、乗り続けたいのに手放さなければならないストレスや、乗換えに伴う手続きなどのわずらわしさを感じることもありません。

新しい車に乗り換えるときのわくわくした気持ちも捨てがたいですが、同じ車に乗ることで安心感や利便性を得たいといった方には、買取がおすすめです。

契約期間を気にせず乗れるようになる

買取によってリースの契約期間の縛りがなくなることで、ライフスタイルの変化に合わせて、自分の好きなタイミングで廃車や乗り換えを自由に判断できるようになるメリットを解説する画像。

カーリースでは最初に契約年数を決めたら、原則中途解約ができません。そのため、今後のライフスタイルの変化も見据えた上で契約期間や車種を決める必要があります。

しかし、予測できなかった生活の変化などにより、車が途中で必要なくなったり、乗り換えたくなったりする可能性もあるでしょう。

買取をしてリース車をマイカーにすると契約期間を気にする必要がなくなるので、廃車や乗換えなどが好きなタイミングで行えるようになり、ライフスタイルに合ったカーライフを送りやすくなります。

売却が自由にできるようになる

リース車を買い取って自分の所有物にすることで、将来的に車を自由に売却して現金化したり、次の車の購入資金に充てたりできる自由度の高さを解説する画像。

リース車を買い取ってマイカーにすると、廃車や乗換えが自由にできるようになるだけでなく、売却してお金を得られる可能性もあります。得られたお金は、乗換えの購入資金にあてることもできるでしょう。

ただし、売却の際に得られる金額は、車の状態や年式、走行距離、車種の人気度合いなどによって大きく変動します。売却を前提として買取をするのならば、この点も頭に入れておくことが重要です。

状態の良い車が手に入る

リース期間中にメンテナンスプラン等で適切に管理され、自分自身で使い勝手や消耗具合を熟知している「状態の良い車」を、納得した上でそのまま買い取れる安心感を解説する画像。

カーリースではオプションでメンテナンスプランをつけることにより、消耗品の交換や点検整備などを定期的に行いやすくなります。

その結果、車を常に良い状態に保つことができるので、カーリースで数年間乗った後に買取をしても、状態は良いままである可能性が高いでしょう。自身でずっと使ってきた分、車のリアルな状態がわかる点もメリットです。

また、将来的に車の売却を考えている場合は、状態の良い車を買い取ることで査定額アップを狙えるでしょう。

実際にカーリースの車を買い取った方の声

カーリース利用者の体験談を分析した画像。当初は「安さ」や「頭金不要」などの費用面で契約した3名全員が、最終的には「車への愛着」を理由に買い取りを選択したという心境の変化と、契約前の買い取り可否確認の重要性を解説している。

カーリースの車を買い取った方は、どのような理由で買取を決断したのでしょうか。ここでは、実際にカーリースの車を買い取った方の声*をご紹介します。

* チャット調査ツール「Sprint」にて、2023年5月に「カーリース契約満了時に、使用車を買取り・再リース・もらうなどして、返却しなかった方」を対象として行ったインターネット調査を基に、カルモマガジン編集部がまとめています。


属性 カーリースを選んだ理由 買取を決めた時期 買取を選んだ理由
30代後半・会社員・男性(東京都) 頭金が不要だったから 契約満了直前 愛着がわいたから
30代前半・会社員・男性(東京都) 購入するよりカーリースのほうが安かった 契約満了直前 愛着がわいたから
30代前半・会社員・女性(愛知県) 購入と比べてお得に乗れたから 乗り始めてから 愛着が湧いたから


体験談から見えるポイント

今回の調査で注目すべきは、3名全員が「愛着がわいたこと」を買い取りの理由に挙げている点です。そのうち2名は契約満了の直前まで買い取りを決めておらず、数年間乗り続ける中で気持ちが変化しています。

一方で、3名全員がカーリースを選んだ当初の理由は「頭金不要」「安い」「お得」といった費用面のメリットでした。つまり、費用負担を抑えるためにカーリースを選んだにもかかわらず、最終的には残価相当のまとまった費用を支払って買い取るという選択をしています。

毎日をともにする車は、それほどまでに人の気持ちを動かすものです。もし少しでも「将来的に買い取りたくなる可能性がある」と感じる方は、契約前に買い取りが可能かどうかを必ず確認しておくことをおすすめします。

買い取らなくてもお得に車をもらえるカーリース

カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、日本最安水準の月々10,000円台から国産新車に乗れるということを表した図


オープンエンド方式のカーリースであればリース車の買取も可能ですが、まとまった金額を準備しておく必要があります。

この点をネックに感じている方は、「カーリースカルモくん」を検討してみてはいかがでしょうか。カルモくんはクローズドエンド方式のカーリースですが、契約満了時にリース車をマイカーにできます

ここでは、カルモくんがおすすめの理由を詳しくご紹介します。

7年以上の契約ともらえるオプションで、車が自分のものに

定額カルモくんの「もらえるオプション」を解説する画像。7年以上の契約でオプションを追加すれば、契約満了時に残価精算などの追加料金なしで車がそのまま自分のものになる仕組みや、国産全車種が対象であることを紹介している。

カルモくんでは、7年以上の契約で「もらえるオプション」を追加すれば、契約満了時に車がもらえます。

契約満了時には名義変更などの手数料を支払うだけでよく、追加料金は一切必要なし。クローズドエンド方式のカーリースなので、残価精算が発生することもありません。

国産メーカー全車種・全グレードの中からどの車種を選んでも、7年以上の契約ともらえるオプションの追加でリース車をマイカーにできるので、最終的に車を自分のものにしたい方におすすめです。

業界最安水準*のリース料で、買取よりも費用負担を抑えやすい

定額カルモくんが業界最安水準の月額10,000円台から利用でき、初期費用やボーナス払い不要の完全定額制で最終的にマイカーにできるため、一般的な買取やローンより費用負担を抑えやすいことを解説する画像。

カルモくんは業界最安水準*の料金設定を実現しています。車をもらう場合、最安の車種で月額10,000円台からと、リーズナブルな料金で利用することが可能です。

初期費用を用意したり、ボーナス払いをしたりする必要もないため、最初から最後までずっと変わらない料金を毎月支払うだけで、最終的にマイカーを手に入れられます。

一般的なリース車の買取やローンでの新車購入と比べても、負担を抑えやすいといえるでしょう。


カルモくんを詳しくみる

* 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

※この記事は2026年2月3日時点の情報で制作しています


よくある質問

Q1カーリースの車は買取できる?

A:カーリースの車を買取できるかどうかは、契約方式によって異なります。オープンエンド方式のカーリースでは、契約満了後に残価相当の金額を支払うことでリース車の買取が可能です。一方、クローズドエンド方式では買取ができないのが一般的ですが、専用のプランやオプションで対応しているリース会社もあります。

Q2カーリースで車の買取をするメリットは?

A:愛着のある乗り慣れた車にそのまま乗り続けられます。また、メンテナンスプランなどに加入して日頃からメンテナンスをしっかり行っていれば、一般的な中古車よりも状態のいい車が手に入るでしょう。さらに、買取後に不要になれば売却することも可能です。

Q3カーリースで車の買取をする場合の注意点は?

A:リース車は、残価や市場価値に応じた金額で買い取るのが一般的です。そのため、車の状態や契約内容によっては、高額な買取費用が発生する可能性があります。費用を軽減したい場合は、カーリースカルモくんのように少ない負担で車がもらえるカーリースが安心でしょう。

この記事の執筆者・監修者


伊藤 真二
ファイナンシャルプランナー/編集長

伊藤 真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。

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