自社審査のカーリースなら通る? 審査対策やメリット・デメリットを徹底解説

執筆者・監修者
伊藤 真二ファイナンシャルプランナー/編集長
更新日:2026.02.24

「信用情報に問題があるけど、車が必要...」
「収入が多くないので審査が不安...」
そういった方でも審査に通る可能性があるのが、自社審査のカーリースです。
自社審査のカーリースは、信販会社を通さず、独自の基準で審査を行うため、一般的なカーリースより審査のハードルが低い傾向があります。
ただし、自社審査を行っているカーリースは少なく、また、利用できたとしても注意すべきデメリットがあります。
この記事では、自社審査を行っているカーリース4社を紹介しながら、そのメリット・デメリット、審査対策について詳しく解説していきます。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二さん
【この記事のポイント】
✔ 自社審査のカーリースは信用情報に不安がある方でも審査に通る可能性がある
✔ 自社審査のカーリースはコスト面で割高になる場合が多い
✔ まずは一般的なカーリースの審査を試してみるのもおすすめ
目次
【5分でわかる】自社審査のカーリースとは?

カーリースは長期で契約することが多いため、毎月のリース料金を支払える能力があるかを契約前に審査で確認するのが一般的です。
その際、多くは信販会社を介して審査を行いますが、中には信販会社を通さずに独自の基準で審査を行っているカーリース会社もあります。
こうした審査方法を「自社審査」といいます。
〈一般的なカーリースと自社審査のカーリースの比較表〉
| 一般的なカーリース | 自社審査のカーリース | |
|---|---|---|
| 審査の傾向 | 信用情報を含め総合的に審査 | 現在の支払能力を重視 |
| 審査の通りやすさ | 標準 | 通りやすい |
| 初期費用 | 不要 | 頭金や保証料が必要な場合がある |
| 取扱車種 | 新車・中古車 | 中古車が中心 |
自社審査のカーリースは、信販会社を通さずに審査するため、信用情報がチェックされないのが大きな特徴です。過去に金融事故を起こしていたりしても、現在の支払能力が十分であれば審査に通る可能性があります。
ただし、利用できる車種が中古車に限られたり、初期費用が発生する場合があるなど、車の利用やコスト面でデメリットに感じられる部分があることも知っておきましょう。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二さん
自社審査のカーリースは、いわゆるブラックリストに載っている方でも利用できるケースがありますが、初期費用がかかり、また月額料金も一般的なカーリースより高めに設定されている場合もあります。費用面もしっかり確認した上で申込むようにしましょう。
自社審査のカーリース4社を徹底比較
具体的に自社審査を行っているカーリース会社4社*¹を見ていきましょう。
なお、自社審査のカーリースは、サービスサイトで料金などの詳細が公開されていないことが多いです。下の表の料金は編集部調べになります。
*¹ 2026年2月1日に「自社審査 カーリース」でGoogle検索した際に表記された5社のサービスサイトのうち、事前問い合わせが可能だった3社と、自社審査のリースも提供しているカーリースカルモくんを掲載。
〈自社審査のカーリース4社の比較表〉
| 項目 | カーリースカルモくん(自社審査*²) | カーマイン | オートフェイス | かなえーる |
|---|---|---|---|---|
| 利用できる車 | 中古車 | 中古車 | 中古車 | 中古車 |
| 月額料金の目安 | 20,000円〜 | 15,000円〜 | 36,088円〜 | 要問い合わせ |
| 初期費用 | 不要 | 原則なし | 審査次第で要頭金・保証料 | 要頭金(月額リース料の2ヵ月分) |
| 連帯保証人 | 不要 | 不要 | 審査次第で必要 | 審査次第で必要 |
| 審査のスピード | 2〜3日(営業日) | 最短翌日 | 1〜3日 | 1〜2日 |
| 遠隔装置 | なし | あり | あり | あり |
*² 通常の審査通過が難しい方に自社審査のカーリースを案内。自社審査のリースの場合は4・6・8・10年契約。月額料金は10年契約の目安になります
ここからは4社の特徴を見ていきましょう。
カーリースカルモくん
業界最安水準*³のカーリースカルモくんでは、通常の審査通過が難しい方に自社審査のカーリースも案内しています。通常審査と自社審査をワンステップで試せるのも魅力でしょう。
マイカーコンシェルジュへの相談も無料。車やカーリースのシステムに詳しくない方にもおすすめです。
通常の審査に通るかは「お試し審査」でどうぞ
カーマイン

出典:カーマイン
カーマインは中古車を中心に扱う自社審査のカーリースです。グループ会社が保有する約700台の在庫から好きな車を選ぶことが可能です。頭金が不要なのもポイントで、貯蓄を削らずにカーライフを始められるのも魅力でしょう。申込みには条件があり、20歳以上、安定した収入があること、車庫証明の取得が可能であることが求められます。
利用できるのは中古車ですが、複数の整備工場を持ち、プロの整備士がしっかり点検した車を提供してくれるため、安心して利用できるでしょう。
オートフェイス

出典:オートフェイス
「オートフェイス」の特徴は、自社審査のカーリースに加え、自社ローンも提供していること。事前の仮審査で、ローンとリースの両方を試すことも可能です。
高い審査通過率を謳っており、過去に返済遅延や債務整理などの経験がある方やパート・アルバイトの方の利用実績も豊富。オンラインで申込みができるため、店舗まで足を運ぶ必要がなく、審査結果も翌日からわかります。なお、全国どこへでも納車してもらうことが可能です。
かなえーる

出典:かなえーる
かなえーるは自社審査に対応した中古車カーリース会社です。月額料金の2ヵ月分相当の頭金が必要ですが、審査基準が柔軟で、信用情報に不安がある方でも利用できる可能性があります。法定点検、バッテリー点検、消耗品交換、クリーニングが済んだ状態で納車してくれるのも特徴でしょう。在庫車以外の車も、予算に合わせオークションなどで探してもらえる場合もあります。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二さん
一般的に、自社審査のカーリースの場合、店舗にある中古車在庫から車種を選ぶことが多いため実際の料金は用意された車種によって異なります。また、会社によっても利用条件が異なりますので、1社だけでなく複数社に問い合わせし、最適なリース会社を選ぶようにしましょう。
*³ 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
自社審査のカーリースのメリットとデメリット
自社審査のカーリースには、審査に通りやすいなどのメリットがある一方、利用に際して注意すべき点がいくつかあります。メリットとデメリットの両方をしっかり把握することが大切です。
自社審査のカーリースのメリット

自社審査のカーリースのメリットとして、おもに以下の3つが挙げられます。
メリット1: 信用情報に問題があっても利用できる可能性がある
自社審査のカーリースでは、信用情報を参照せず、現在の支払能力が重視される傾向があります。過去に金融事故を起こしていても審査に通る可能性があります。
メリット2: 審査のスピードが早い
審査の際、信販会社を通さないため、審査のスピードが早いのも特徴です。最短即日で審査結果が出る場合もあります。急ぎで車が必要な方にも自社審査のカーリースは向いているといえます。
メリット3: 審査基準が柔軟
通常のカーリースの場合、「年収200万円以上」「勤続年数1年以上」といった基準が設けられている傾向があります。一方で自社審査のカーリースの場合、うした信用情報以外の項目についても、審査基準が緩やかな傾向があります。
通常のカーリースでは審査に落ちる場合もある、自営業・フリーランスの方、勤続年数が1年未満の方でも利用できる可能性があります。
自社審査のカーリースのデメリット

一方で、一般的なカーリースと比べて、自社審査のカーリースには以下のようなデメリットがあります。
デメリット1: 初期費用がかかる場合がある
ひとつは、頭金・保証料などの初期費用がかかる場合があることです。利用にあたり、ある程度の費用を用意しておく必要があるでしょう。
デメリット2: 月額料金が高い
自社審査のカーリースの場合、サービスサイトに料金が明示されていないケースがほとんどですが、通常のカーリースよりリース料金が高めに設定されている傾向があります。一般的に20〜30%ほど高いといわれています。
デメリット3: 遠隔エンジン停止装置などが設置されることがある
自社審査のカーリースでは、支払遅延時に遠隔でエンジンを停止できる装置やGPSが設置され、支払いが遅れると車が使えなくなる場合もあります。なお、こうした装置の費用も利用者負担になるケースが多いです。
デメリット4: 取扱車種が中古車中心
多くの場合、取扱車種は中古車が中心になります。基本的に点検整備された車が貸し出されることがほとんどですが、中古車の場合、故障などのリスクがあることも知っておきましょう。
デメリット5: 連帯保証人が必要な場合がある
自社審査のカーリースでは、連帯保証人が必要になるケースもあります。連帯保証人とは利用者が支払えない場合、代わりに支払いの義務などを負う人のことで、保証人にもリスクが発生します。なお、連帯保証人は親や配偶者などに頼むのが一般的です。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二さん
月額利用料やガソリン代、保険代、高速・駐車料金など車を持つとかかるコストとともに、利用できる車が中古車であることにも注意しましょう。
中古車の場合、状態によっては定期的なメンテナンス、もっというと修理代金が必要になります。
自社審査のカーリースでもメンテナンス費用を月額料金にコミコミにできるところもあるので、気になる方はサービス選びの際にチェックするようにしましょう。
自社審査の際にチェックされるおもなポイント

自社審査のカーリースでは、信用情報がチェックされない代わりに、現在の支払能力が重視される傾向があります。具体的な審査基準は公開されていませんが、その判断材料として以下のものがチェックされるといわれています。
1. 現在の収入
アルバイト・パートでも安定した収入があれば審査に通る可能性があります。審査の際に、源泉徴収票や数ヶ月分の給与明細の提出が求められるケースもあります。
2. 勤続年数
収入の安定性のひとつの指標として、勤続年数もチェックされます。一般のカーリースの場合、1年以上が基準、3年以上が望ましいとされますが、自社審査のカーリースでは、3ヶ月以上がひとつの目安といわれています。
なお、転職直後の場合は、前職の勤続年数を考慮してくれることもあります。
自社審査に通りやすくする方法

自社審査でも審査に落ちる可能性はあります。審査通過率を高める方法も併せて確認しておくと安心です。
1. 頭金を多めに用意する
頭金不要とされる場合でも、頭金を入れる、あるいは頭金を多めに入れることで、リース会社のリスクが減り、審査に通りやすくなります。どのくらいの金額を設定したほうがいいかなどは、リース会社に相談してみるのもひとつの方法です。
2. 連帯保証人を立てる
安定した収入がある方を連帯保証人に立てることで、審査通過率が大幅に向上します。ただし、先述のとおり、保証人には大きなリスクが発生するため、事前に十分な説明をしましょう。
自社審査のカーリースを利用した方の体験談
メリットとデメリットの両方がある自社審査のカーリースですが、実際に利用している方はどのように感じているのでしょうか。利用者の口コミを参考に見ていきましょう。

20代・女性
自社審査のカーリースを選んだのは、支払い遅延でブラックリストに載ってしまい、他の審査に通らなかったからです。不安だったので審査対策として頭金を入れました。ローンなどはもう難しいと考えていた中、車が持てて本当によかったです。

20代・女性
クレジットカードの支払い遅延を何度か繰り返し、また金融機関からの借入もあったので、一般的なカーリースの審査は難しそうだと思い、自社審査のカーリースで契約しました。利用しているのは中古車です。とりあえず車が必要だったので、大きな不満はありません。

50代・男性
一般的なマイカーローンの審査に落ちました。自社審査のカーリースを選んだのは、そこで信用情報に問題があることに気づいたからです。納車までのスピードも早く、手続きも楽でしたが、料金がやや高めだったことに少し後悔しています。
3名とも審査に不安があったものの自社審査のカーリースで車を持つことができた方です。不満もなくカーライフを送れている方もいますが、やはり費用面で失敗したと感じている方もいらっしゃいます。とりあえず車が必要という方には、有力な選択肢になるでしょう。
※インターネット調査ツールで、2023年4月に「ブラックリストに掲載されているがカーリースを利用できた方」、2023年12月に「自社審査のカーリースを利用している方」を対象におこなった調査を基に編集部がまとめています
迷ったら、まずは一般的なカーリースに申し込んでみましょう

独自の基準で審査を行う自社審査のカーリースは、収入や信用情報に不安がある方でも車に乗れる可能性を高めてくれます。一方で、車の選択肢が限られる、費用負担が大きくなるなどのデメリットもあるため、まずは一般的な審査を受けてから検討してみるのもいいでしょう。
なお、一般的なカーリースの審査にチャレンジしてみたい方には、業界最安水準*³ で審査対象となるリース料金を抑えやすい「カーリースカルモくん」がおすすめです。
カルモくんは、国産メーカーの全車種・全グレードを取り扱っており、月々10,000円台で利用できる車種もラインナップされています。加えて、初期費用が0円なので乗り始めの費用負担も大きく抑えられます。
また、無料の「お試し審査」が用意されているのもカルモくんの特徴です。
お試し審査では、仮の車種でとりあえず利用できるか確認し、審査結果を基に車種やプランの変更も可能。オンラインで約5分の入力で申し込みが完了し、最短翌日には結果がわかる手軽さも魅力でしょう。
なお、審査通過が難しい場合は、独自審査のカーリースを案内してもらえることもあります。契約前ならばキャンセルもできるので気軽に試してみるといいでしょう。
*³ 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
※この記事は2026年2月3日時点の情報で制作しています
よくある質問
- Q1自社審査のカーリースは誰でも審査に通りますか?
A: 収入がない、現在進行形で支払遅延がある、保証人を立てられないといった場合には審査に落ちる可能性があります。一般的な傾向として、年収150万円以上、勤続年数3ヶ月以上が目安とされています。
- Q2遠隔エンジン停止装置は本当に停止されますか?
A: 支払いが遅れると実際に停止されるケースがあります。支払日の管理を徹底し、遅延しないよう注意しましょう。
- Q3審査に不安があれば、始めから自社審査のカーリースを選ぶべき?
A: 自社審査のカーリースはデメリットもあるため、まずは一般的なカーリースの中で審査のハードルが低いサービスを検討するといいです。「カーリースカルモくん」は、審査対象となる利用料金を抑えやすく、審査に通りやすい傾向があります。もし審査に通らなかった場合には、自社審査のプランを提案してくれることもあるので、一度で一般の審査と自社審査を試すことができます。








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自社審査のカーリースは、審査に不安がある方に向いているサービスですが、一般的なカーリースと比べてデメリットに感じられる点がいくつかあります。利用前に、それらをしっかり把握し、本当に自分に最適なサービスかを判断するようにしましょう。