カーリースの審査に通らないのはなぜ？審査基準や落ちたときの対処法を徹底解説

カーリースの審査に通らない理由は？

カーリースの審査基準は会社によって異なるうえ、公表もされていないため、なぜ審査に落ちたのか、理由を知ることはできません。ただし、カーリースの審査申込みで申告することの多い内容から、一般的に審査に通りにくいとされる基準を挙げることは可能です。
以下で具体的に見ていきましょう。

1. 年収が200万円未満である
2. 他社での借入れが多い
3. 職業・雇用形態が不安定である
4. 勤続年数が1年未満である
5. 年齢制限にあてはまらない
6. 延滞や自己破産などの金融事故の記録がある

カーリースの審査では、契約期間中、安定してリース料を支払っていけるかをチェックするために、基本的に年収の確認が行われます。
審査における具体的な基準は示されていませんが、年収が200万円以未満だと審査に通りにくいといわれています。

ただし、カーリースの審査ではほかの条件も含めて判断されるため、総合的に見たうえで結果が出ることになるでしょう。

すでに借入れをしているローンや、クレジットカードの返済額にリース料金をプラスしても問題なく支払っていけるかどうかを確認するため、現在の借入額もチェックされます。

借入額が多すぎないかどうかの判断にはほとんどの場合、「返済負担率」が用いられます。返済負担率とは、ローンやクレジットカードなどの返済に、リース料金を合わせたときの年間の支払額が年収に占める割合のことです。

一般的に、返済負担率が30～35％を超えると返済負担率が高すぎるとみなされ、審査に通りにくくなるでしょう。

カーリースの審査では、年収だけでなく収入の安定性をチェックするために、職業や雇用形態も重視されます。

契約社員やアルバイトなどの非正規雇用は、勤務先の業績が悪化すると解雇されやすいなどのリスクがあることから、一般的に正社員や公務員よりも審査で不利になりやすいとされています。個人事業主も収入が不安定だとみなされる傾向があるでしょう。

ただし、非正規雇用や個人事業主だからといって、審査に通らないわけではありません。勤続年数が長い、事業が長期的にうまくいっているなどで安定した収入があると判断されれば、審査通過の可能性はあります。

収入の安定性を確認するために、多くの場合、勤続年数もチェックされます。
転職直後だと、またすぐに転職する可能性もあることから収入が減ったりなくなったりするリスクがあり、一般的に勤続年数が1年未満だと審査に不利になりやすいとされています。

そのため、たとえ正社員であっても勤続年数が1年に満たない場合は、1年を超えてから審査に申し込むといいでしょう。

ほとんどのカーリースでは申込時や契約満了時の年齢に制限が設けられています。申込みは20歳以上、契約満了時は75歳以下としているケースも多く、この場合、20歳未満で申し込んだり、契約満了時に75歳を超えたりする場合は、そもそも審査を受けることができません。

また、20歳未満や高齢で申し込める会社であっても、20歳未満で就職していない、収入が年金のみの高齢者で年収基準に満たないといったケースでは、支払能力が不十分であると判断されやすい傾向があります。

ただし、配偶者等の収入や扶養親族の有無が審査の際に考慮されるケースもあります。

一般的にカーリースの審査では、延滞や自己破産などの金融事故がないかを確認するために、個人信用情報がチェックされます。
金融事故の記録があると、いわゆる「ブラックリストに載った」状態となり、審査に通るのは難しくなるでしょう。

ただし、信用情報の保存期間は5～7年となっており、永久に残るわけではありません。これらの期間が経過すれば、金融事故の記録は抹消されます。

審査なしのカーリースはある？

利用期間が1～数ヵ月の短期カーリースであれば審査なしの場合もありますが、これはレアケースです。ほとんどのカーリースは年単位での長期契約であり、その契約期間中は毎月定額の支払いが発生します。

カーリース会社は、申込者が最後まで料金を支払い続けられるかどうか、審査を通して判断するため、審査のないカーリースは基本的にないと考えていいでしょう。

なお、カーリース会社の中には、信販会社を介した審査を行わない代わりに、自社基準をクリアすれば契約できるカーリースもあります。しかし、そのようなカーリースは高額な手数料がかかることがあり、料金が高い傾向があるうえ、車の扱いに制限事項が多く利用しづらいケースも見られます。

このような事情も考慮すると、審査に通りやすいカーリースを選んだほうが、審査がないものより安心といえるでしょう。

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カーリースの審査に落ちたときの対処法

カーリースの審査に落ちた場合でも、対処して再度審査を受ければ、カーリースを利用できる可能性があります。
次の方法を試してみましょう。

1. 連帯保証人を立てたり、保証会社を利用したりする
2. 頭金を支払う
3. 他社の借入れを返済する
4. 車のグレードを下げたり、オプションを外したりする
5. ファミリーカーとして申し込む
6. 支払状況を確認して、滞納がある場合は清算する
7. 収入の安定性を示せる書類などを用意しておく
8. 転職から1年以上が経過するまで待つ
9. ほかのカーリース会社に申し込む

カーリースの審査に落ちた場合でも、連帯保証人を立てて再審査をすれば、審査に通過する可能性があります。連帯保証人とは、契約者の支払いが滞ったときなどに、契約者に代わってリース料金を支払う義務を負う方のことです。

連帯保証人は、安定した収入がある、成人している、ローンやキャッシングなどの返済遅延や滞納がない、などの条件を満たしている必要があります。
多くの場合、親や配偶者、親戚などの血縁者が連帯保証人となりますが、条件を満たしていれば血縁関係にない方でも連帯保証人になれるケースがあるでしょう。

なお、カーリース会社によっては保証会社の利用も可能です。保証人を頼める人がいないときなどは、保証会社を紹介してもらえるカーリースも検討してみましょう。

保証会社の利用も可能！

審査に落ちた方でも新車に乗れたカーリースはこちら

頭金などの初期費用をかけずに車に乗り始められるのがカーリースの大きな魅力ですが、頭金を支払って審査対象となる金額を抑えれば、審査のハードルが下がりやすくなります。

ただし、契約時にまとまった出費が発生するため、家計やマネープランなどを考慮して検討することが大切です。

住宅ローンやカードローン、キャッシングなどの借入れがある場合、これらの返済額も返済負担率に影響します。そのため、可能な範囲で繰上返済や完済をして、年間の返済額を減らしておきましょう。

年間の返済額が減れば、返済負担率が下がるため、審査のハードルを下げやすくなります。

収入に対してリース料金が高すぎることでカーリースの審査に落ちたと考えられる場合、車のグレードを下げるという方法もおすすめです。
グレードを落とせば車両本体価格も下がり、リース料金も安くなることから、審査のハードルを下げられるでしょう。中には、グレードを下げるだけで総額が数万円～数十万円安くなる車種もあります。

リース料金を下げる方法として、カーナビやETC、アルミホイールなど納車後でも取り付けや交換ができるオプションはつけずに申し込む方法もあります。カーリースの利用を開始してから自身で購入することも検討してみましょう。

カーリースでは基本的に、マイカーと同様、契約者以外に同居の配偶者や子供などの家族が契約車両を運転しても問題ありません。そのため、支払能力の高い同居の家族の名義で審査に申し込むことも可能です。

ただし、名義人がまったく車を運転しないといったことのないよう注意しましょう。契約者が車をまったく運転しないと「名義貸し」とみなされ、これは詐欺罪にあたります。

カーリースの審査は、クレジットカードの返済の遅延や携帯電話料金の滞納などがあると通過が難しくなります。
カーリースの審査に申し込む前に支払状況を確認し、未払いのものがある場合は清算しておきましょう。

まれに、自分でも忘れていた予定外の延滞や滞納が見つかる場合もあるので、個人信用情報を確認することをおすすめします。個人信用情報は、信用情報機関であるJICC（日本信用情報機構）やCIC（シー・アイ・シー）、KSC（全国銀行個人信用情報センター）に開示請求を行えば確認が可能です。

個人事業主など収入の安定性を不安視されやすい雇用形態でも、長期的な取引の契約書など、今後も安定した収入を得られる可能性があることを示せる書類があると、審査の際に考慮される場合があります。

また、同じ事業を長年続けており、収入も安定している場合、審査で考慮される可能性があるため、証明できる書類を用意しておくといいでしょう。

転職をして日が浅い場合、今後も継続して勤めるかどうかがわからないことから、収入の安定性が低いとみなされる場合があります。
そのため、転職から1年以上が経過してから、審査に申し込むようにしましょう。勤続年数が3年以上あると、さらに望ましいともいわれています。

最初に申し込んだカーリース会社よりも料金の安い会社であれば、審査対象となる金額が下がるため、審査に通る可能性が高まるでしょう。
また、カーリース会社によって審査基準が異なることから、同じようなリース料金でも会社を変えるだけで審査に通るケースもあります。

ただし、短期間に複数の会社の審査に申し込むと経済的に困っていると判断されるリスクが高まります。審査に申し込んだ記録は信用情報機関に6ヵ月間保存されるため、以前の審査から半年以上空けてから再審査を受けるのがいいでしょう。

* 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

カーリースの審査に落ちたけれど、対処することで審査に通った方の声

カーリースの審査に落ちた方の中には、再審査で無事通った方もいます。対処方法や再審査までどのくらいの期間を空けたのかなどをチェックし、自分が再審査に申し込むときの参考にしましょう。

50代・男性

トヨタ「プリウス」を契約期間5年、月額90,000円で契約しようとして、審査に落ちました。住宅ローンなどの債務が多かったからではないかと思います。5年後に月額48,000円の日産「ノート」に変更して再審査を受けたところ、審査に通りました。

20代・男性

トヨタ「プリウス」でカーリースの審査を受けました。10年契約の月額40,000円でしたが、クレジットカードの支払いを滞納したことがあったせいか、審査に落ちてしまいました。カーローンも検討しましたが、カーリースのほうが魅力的なので、清算をして同じ条件で半年後に再審査に申し込んだら通りました。

50代・男性

契約期間5年、月々40,000円程度でトヨタ「プリウス」の審査を受けましたが、審査に落ちてしまいました。審査に落ちた理由は、金融事故歴があったことと、年収が低かったためだと考えています。ですが、5年後にカーリース会社を変えたうえで、トヨタ「ヤリス」で月額30,000円、契約期間5年で審査に申し込んだら通過することができました。

審査に通らなかった方は、他社の借入れが多かったり滞納があったりなど、原因となりそうな状況があったため審査に落ちたようですが、上でも紹介したような「借入れを減らす」「清算をする」といった対処を行うことで、再審査に通過できています。
また、期間を6ヵ月以上空け、前の申込記録が消えてから再審査に申し込んでいることもわかります。

*カルモカーライフナビ編集部が、チャット調査ツール「Sprint」にて2023年4月1日に「カーリースの審査に落ちたことがある方で、そのときの体験を詳しくご回答いただける方」を対象として行ったインターネット調査を基に掲載

審査のハードルが下がりやすい！審査落ちの経験があっても新車に乗れるカーリース

カーリースの審査に落ちた要因に対処してから再審査に申し込んだとしても、審査に通るかどうかは実際に受けてみないとわかりません。さらに通る可能性を高めるためには、できるだけ審査のハードルが下がりやすいカーリースを選ぶことが大切です。

定額カルモくんはローン審査に落ちた方の利用実績もあるなど、審査に不安がある方でも車を持てる可能性があるといえます。
なぜ定額カルモくんで審査のハードルがより下がりやすいのか、その理由を見てみましょう。

業界最安水準*の月々10,000円台から新車に乗れる

定額カルモくんは、月額12,490円台からという業界最安水準*の料金設定であることから、返済負担率を抑えやすく、ほかのカーリースと比較して特に審査のハードルが下がりやすくなっています。

メンテナンスプランをつけても月々10,000円台で利用できる車種があるため、安くても管理が行き届いた車を利用できる点も魅力です。

* 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

11年の長期契約により月額料金を下げやすい

カーリースはリース料金の総額を契約月数で割って月々の料金を算出するため、長期契約であるほど月額料金が安くなります。

定額カルモくんは契約期間が最長11年となっており、カーリース会社の中でも長いことから、長期契約で毎月の負担を減らしやすい点も、審査のハードルが下がりやすい理由です。

「お試し審査」で審査に通るかあらかじめチェックできる

定額カルモくんには、オンラインから5分程度で申し込める「お試し審査」が用意されています。

「お試し審査」を利用すれば審査に通るか確認できるうえ、ケースによっては保証人や保証会社の利用をスタッフが提案してくれるので、審査に不安がある方にこそおすすめです。

また、結果を基に、車に詳しいマイカーコンシェルジュに自分にぴったりなプランを提案してもらえるのもポイント。審査通過後、満足度の高いカーライフを送れるでしょう。

※審査に通っても必ず契約する必要はありません

審査落ちの経験があっても業界最安水準*のカーリースなら利用できた方の体験談

定額カルモくんの利用者の中には、カーローン審査に落ちたことのある方もいます。そのような体験を持つ3名の方の体験談を見てみましょう。

* 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

念願の新車ライフを定額カルモくんで実現できました！

Iさん（30代）・宮城県在住｜定額カルモくんでダイハツ「ウェイク」を11年でご契約

以前、新車が欲しくてカーローンに申し込んだことがあるのですが、審査に通りませんでした。勤め先は名の知れたところで、当時でも勤続年数は4年ほどだったので、おそらく学生時代にクレジットカードの支払いが遅れたことが原因ではないかと思っています。

それで、仕方なく一括で買える中古車に乗っていましたが、車検直前に不具合が起きて、乗り換えようかな、と。30代の今のうちに新車に乗っておかないと一生乗れないかもと思い、知人から審査に通りやすいと聞いた定額カルモくんを選びました。
結果が出るまで不安だったので、審査に通ったという連絡がきたときはうれしかったですね。

カーリースの利用は初めてでしたが、定額カルモくんはちょっとした疑問にも丁寧に応えてくれたり、納車を少しでも早めるアドバイスをくれたりして安心感がありました。毎月同じ金額を払うだけでいいので、お金の管理もとても楽だと感じています。

カーローンは何回試しても無理だったけど、定額カルモくんの審査は通ってびっくりしました！

Kさん（60代）・横浜市在住｜定額カルモくんでホンダ「S660」を7年でご契約

これまでたくさんの車に乗ってきたけど、還暦を迎えたし、そろそろ趣味を楽しめる車に乗りたいなと思って、カーローンの審査を何回か受けてみましたが、審査に通りませんでした。

カーリースの審査も通らないだろうと思っていたのですが、定額カルモくんに相談したら「審査を受けてみましょう」と言われて、ダメ元で申し込んだら通ったんです。「本当ですか？」って電話しちゃったくらいびっくりしましたね。

おかげで、新車で「S660」という相棒をもつことができました。料金は税金も何も全部コミコミで、月額が決まっているので安心ですね。

審査に通る可能性があるといわれていたカーリースに申し込んだら、無事に通過できました！

Kさん（40代）・川崎市在住｜定額カルモくんでダイハツ「ムーヴ」を11年でご契約

車が必要で新車を購入しようとしたら、過去の携帯電話料金の払い忘れが影響したみたいで、カーローンの審査に通らなかったんです。それで、たまたまCMで見たカーリースについて調べていくうちに、定額カルモくんなら審査に通るかもしれないという話を耳にして申し込みました。

インターネットで車を申し込むのは少し抵抗がありましたが、事前にいろいろ質問した際の受け答えがすごくクリアで、不安が解消されました。契約してからもスタッフに相談できるので安心感があるし、メンテナンスプランをつけたことで維持費のほとんどを定額にできて都度支払う手間がないし、なにより欲しかった車の新車に乗れたので、大満足です！

カーリースの審査対策は申込先の選び方も重要

カーリースの審査に一度落ちてしまっても、原因への対処を行って再審査に申し込めば、審査に通る可能性を高められます。
また、カーリースの中でも業界最安水準*で長期の契約が可能な「定額カルモくん」なら、さらに審査のハードルを下げられるでしょう。

なお、定額カルモくんでは、あらかじめ審査が通るか確認できる「お試し審査」を用意。結果を基に、プランの変更やキャンセルも可能なので、気軽に試してみましょう。

※この記事は2024年8月2日時点の情報で制作しています