中古車リースで本当に車はもらえる?もらえる条件と注意点、おすすめ5社を徹底比較

執筆者・監修者
若林 由晃クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長
更新日:2026.04.17

車がもらえる中古車リースの選び方

車がもらえる中古車リースを選ぶ際は、月額料金のほかにもいくつか確認すべきポイントがあります。各社で条件や保証内容が異なるため、契約前にしっかり比較しましょう。
もらえる条件と月額の総コストで比較する
「もらえる」という点だけで選ぶのではなく、その条件を満たしたときの月額料金を含めた総コストで比較することが重要です。
たとえば、メンテナンスプランへの加入が条件の場合、プラン料金込みの月額が実質的な支払いになります。さらに、残価設定0円にすることが条件とされている場合は、月額が高めになるでしょう。契約期間全体での総支払額を確認することが大切です。
保証・メンテナンス内容を確認する
中古車はコンディションに個体差があるため、保証内容とメンテナンスの充実度が特に重要です。故障保証の対象項目数や期間、修理費用の上限などを確認してください。
メンテナンスプランの内容についても、車検基本料だけでなく消耗品交換まで含まれているかどうかで、実際の維持費が大きく変わります。
契約方式(クローズドエンド vs オープンエンド)を理解する
カーリースの契約方式には「クローズドエンド方式」と「オープンエンド方式」といった2種類の契約方法があります。もらえるプランを検討する場合は、どちらの方式かを必ず確認しましょう。
クローズドエンド方式とは、リース期間中、車の残価が契約者に非公開となる契約のことです。リース契約時に設定した残価より返却時の車の価値が低くなってしまっても、契約満了時の追加精算が不要となります。
一方、オープンエンド方式は、契約時の車の残価が契約者に公開される契約のことです。リース会社と契約者で残価を設定でき、高く設定すれば、月々のリース料金を安くできます。ただし、月額を抑えられる代わりに、契約時に設定した残価と契約満了時の残価に差額がある場合には、契約者が差額を精算する必要があります。
返却という選択肢も残しておく
もらうことを前提にしていても、ライフスタイルの変化によって「やはり返却したい」と思う場合もあるでしょう。カーリースカルモくん 中古車のように、メンテナンスプランへの加入で「もらう」「返却する」のどちらかを契約満了時に選択できるサービスもあります。
そうした柔軟な選択肢があるかどうかも、事前に確認しておくと安心です。
中古車リースおすすめ5社比較【2026年版】
もらえる中古車リースを提供している主要5社を、条件・月額料金・保証内容など主要項目で比較します。各社で条件や特徴が異なるため、自分のカーライフに合ったサービスを選びましょう。
| カーリースカルモくん 中古車 | ニコノリ中古車 | オートフラット | オリックスカーリース | カーコンカーリース | |
|---|---|---|---|---|---|
| もらえる条件 | メンテナンスプラン加入 | 契約満了(残価設定0円) | 契約満了(残価設定0円) | 契約満了 | 契約満了(残価設定0円) |
| もらえるタイミング | 契約満了時 | 契約満了時 | 契約満了時 | 契約満了時 | 契約満了時(6年) |
| 月額料金(目安) | 13,200円〜 | 14,410円〜 | 要問い合わせ | 12,980円~ | 16,720円~ |
| 取扱台数 | 約4,000台※¹ | 約160台※² | 約6万台 | 約700台~ | 約1,000台※¹ |
| 走行距離制限 | なし | あり | なし | なし | なし |
| 故障保証 | 1年 | 1年 | 1年 | 1年 | 1年 |
※2026年3月時点の情報です。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
※¹中古車一覧に表示された台数を換算
※²クルマを選ぶに表示された台数を換算
カーリースカルモくん 中古車
カーリースカルモくん 中古車は、頭金・ボーナス払いともに0円から始められるのが大きな魅力です。国内主要メーカーの全車種・全グレードを豊富に取り揃えており、手続きはオンラインで完結します。全国どこでも自宅まで納車してくれるため、忙しい方でも手間なくカーライフをスタートできるでしょう。
特筆すべきは、走行距離に制限を設けていない点です。返却時の残価精算もないため、長距離の移動が多い方でも追加費用の心配をせずに安心して走りを楽しめます。契約期間は3年〜7年(年式により最大11年まで)の間で、1年単位で選べる柔軟さも選ばれている理由の一つです。
メンテナンスプランに加入すれば、契約満了時にそのまま車をもらう選択もできます。車検や整備費用を月額料金に含めてフラットに抑えつつ、最終的には自分のものにしたい方にぴったりのサービスといえるでしょう。
ニコノリ中古車
出典:ニコノリ
ニコノリ中古車は、ニコニコレンタカーを運営する(株)MICの圧倒的な調達力が強みです。手続きはオンラインで完結し、ご自宅などの指定場所まで車を届けてもらえます。全国対応なので、お近くに店舗がない方でもスムーズに利用できるのが嬉しいポイントです。
最大の特長は、残価設定を「0円」としている点です。契約満了後はそのまま車が自分のものになるため、走行距離制限による清算を実質的に気にせず、マイカー感覚でたっぷり乗り続けることができます。
契約期間は1〜7年から1年単位で選べるほか、頭金やボーナス払いの設定も自由に行えます。車検や消耗品交換をカバーするメンテナンスプランも充実しており、将来的に愛車を手に入れたい方に最適なサービスです。
オートフラット
出典:オートフラット
オートフラットの中古車リースは、出光興産が持つ約6万台もの膨大な在庫から選べるのが強みです。全国のサービスステーションで対面相談しながら申し込めるため、プロのアドバイスを受けつつ実店舗で安心して契約したい方に適しています。
大きな魅力は走行距離が無制限で、残価設定も0円である点です。満了時の精算を気にせず自由に走れるほか、契約期間も2〜8年と幅広く、頭金やボーナス払いを併用した柔軟な支払いプランを組めます。
満了時は車を自分のものにできるだけでなく、返却してキャッシュバックを受ける選択も用意されています。メンテナンスの有無も選べるため、自分のライフスタイルに合わせて無駄なく乗りたい方にぴったりのサービスといえるでしょう。
オリックスカーリース
出典:オリックスカーリース
オリックスカーリースの中古車リースは、常時700台以上の豊富な在庫から多彩な車種を選べるのが魅力です。手続きはオンラインで完結し、離島を除く全国のご自宅まで届けてもらえます。頭金やボーナス払いも0円から設定でき、初期費用の負担を抑えて手軽にスタートできます。
走行距離に実質的な制限がなく、満了時の残価精算も不要なため、追加費用の心配をせず乗り続けられます。車検やオイル交換が無料になるクーポンが付帯しており、中古車で気になる維持費の負担を軽減できるのも大きなメリットです。
リース期間終了後は、車を自分のものにするか返却するかを選べます。大手ならではの信頼感と、将来の選択肢を柔軟に持っておきたい方にふさわしいサービスといえるでしょう。
カーコンカーリース
出典:カーコンカーリース
カーコンカーリースの中古車リースは、国産全メーカーに加え厳選された輸入車も選べるのが魅力です。手続きはオンラインや店舗から行え、ご自宅まで納車されます。頭金不要でボーナス払いも併用できるため、家計に合わせた柔軟な支払いが可能です。
最大の特長は残価設定を「0円」としている点です。6年の契約満了時にはそのまま車を無償で譲り受けられるため、将来的にマイカーとして所有したい方に最適です。もちろん、状況に合わせて返却も選べます。
走行距離に実質的な制限はなく、距離を気にせずドライブを楽しめるのも嬉しいポイント。初期費用を抑えつつ、最終的に自分の車にしたいという願いを叶えてくれるサービスといえます。
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そもそもどうしてもらえるの?
カーリースは基本的に、契約満了時にリース会社へ車を返却するサービスです。しかし、条件を満たすことで契約満了時に車がもらえるプランを設けているサービスもあります。もらえる仕組みを正しく理解しておくと、サービス選びでの迷いが減るでしょう。
なぜ「もらえる」の?リース会社側の仕組み

カーリースでは通常、契約時に「残価(契約満了時の下取り想定額)」を設定し、車両本体価格から残価を差し引いた金額を月々支払う仕組みになっています。残価を差し引くことから、月々の支払いを抑えることが可能です。
「もらえる」プランを提供しているリース会社の多くは、この残価を設定しない(残価0円)か、または残価をリース会社が負担する形をとることで、契約満了時に利用者がそのまま車を受け取れる仕組みを採用しています。
もらえる条件は主に2種類

リース会社によって「もらえる条件」は異なりますが、大きく2種類に分けられます。
1つ目は、メンテナンスプランへの加入が条件のタイプです。カーリースカルモくん 中古車がこれにあたります。メンテナンスプランに加入することで、契約満了時に車をもらう権利を得られます。
2つ目は、残価設定0円となっているタイプです。ニコノリ中古車やオートフラット、カーコンカーリースが該当します。ただし、残価を設定しない場合は、月額が高めになるケースがあるため、月々の支払金額を事前に確認することが重要です。
中古車リースで車をもらうメリット
中古車リースで車をもらうということは、乗り慣れた車をマイカーにできるという喜び以外にも、さまざまなメリットがあります。カーリースのデメリットとして挙げられることが多い点を解消できるケースもあるため、順を追って確認しましょう。
原状回復費用がかからない

カーリースでは、契約満了時に車を返却する際、借りたときの状態に戻す原状回復が必要です。
契約期間が数年にわたるため、小さな傷やへこみが生じる可能性は高いといえます。返却時にはそうした補修費用を自己負担しなければなりませんが、車をもらう場合は自分の車になるため、原状回復の必要がなくなります。契約満了時に思わぬ出費が発生しないという安心感は、もらうプランの大きな魅力のひとつです。
カスタマイズが自由になる

カーリースでは、リース車のカスタマイズが原則禁止されています。返却時に元に戻せないような改造を施してしまうと、原状回復費用が高額になる可能性もあります。しかし、契約満了時に車をもらえる場合は原状回復の必要がないため、自由にカスタマイズを楽しめます。
リース期間中から自分仕様に仕上げ、契約満了後もその愛車に乗り続けたい方にとっては大きなメリットといえるでしょう。
走行距離制限が実質なくなる

通常のカーリースには月間走行距離の制限が設けられており、超過した場合は追加費用が発生します。しかし、車をもらうことを前提としたプランでは、契約満了後に車が自分のものになるため、走行距離の超過による追加精算が不要になるケースがあります。
たとえば、7年以上の契約でもらえるプランを選ぶと、走行距離制限がなくなるサービスもあります。日常的に長距離を走る方は、各社の走行距離条件を確認しておきましょう。
乗り慣れた愛車をそのまま所有できる

カーリースのデメリットのひとつに、契約が終わったら手放さなければならないという点があります。もらえるプランなら、リース期間中にメンテナンスを続けてきた車を、そのままマイカーとして迎えることができます。乗り慣れた車の使い勝手や特性を知り尽くした状態で所有できることは、新たに車を探す手間もなく、愛着という意味でも大きな価値があります。
中古車購入よりお得に車が手に入る可能性がある

中古車リースのもらえるプランを利用した場合、中古車を購入するよりお得に車を手に入れられる可能性があります。
実際に中古車を購入するとなると、頭金や登録手続きなどの初期費用が必要になります。しかし、中古車リースなら初期費用なしでカーライフをスタートでき、最終的には追加料金なしで車をもらえます。
また、契約満了時に車がもらえる条件として、残価設定を設けないカーリースもありますが、カーリースカルモくん 中古車のように残価設定を行った上で月額料金を安くしているカーリースもあります。その場合、車両本体価格から残価が差し引かれているため、車両本体の価格すべてを支払う購入の場合と比べて、残価分だけお得になるわけです。
またカーリースカルモくん 中古車なら、契約満了時に残価精算による支払いもないため、最後までお得に利用できます。
このように、費用を抑えて最終的にマイカーが手に入ることは、購入と比べても大きな利点です。
車がもらえる中古車リースの注意点

車がもらえる中古車リースには多くのメリットがある一方で、「落とし穴」もあります。契約前にしっかり確認しておきましょう。
中途解約にならないように注意
カーリースでは原則として中途解約はできません。やむをえず中途解約となった場合は違約金が発生し、車をもらうこともできず返却することになります。
このとき、もらうことを前提にカスタマイズを施していた場合、違約金が高額になる可能性があります。違約金はリース車の返却時の状態も加味して決められるため、カスタマイズは中途解約時に大きなマイナス要因となってしまいます。
定期的なメンテナンスを怠らない
いずれは自分の車になるのですから、定期的なメンテナンスを怠らないようにしましょう。せっかく契約満了時に車がもらえたとしても、メンテナンスを怠った結果、状態の悪い車がマイカーになってしまっては意味がありません。
カーリースカルモくん 中古車ではメンテナンスプランが充実しており、定期点検や消耗品交換などの費用も定額に含まれています。維持費や突発的な費用を支払う心配なく、リース車を契約満了まで良い状態に保ったまま、マイカーとして迎えられます。
カーリース店長・若林からのひとこと
カーリース店長として多くの契約を見てきた経験から言えば、メンテナンスプランへの加入は「もらえる条件を満たすため」だけでなく、中古車を良い状態で維持するためにも合理的な選択です。もらった後の車の状態が良いほど、長く乗り続けられます。
「もらった後」にかかること:車をもらうかどうか、事前に考えておこう
契約満了後に車をもらうと、そこから先は自分で車を維持していくことになります。もらうかどうかを判断する前に、もらった後の生活を具体的にイメージしておくことが大切です。
主に以下のような手続きや費用が発生します。
- 名義変更(移転登録):車を所有しているリース会社から自分への名義変更が必要です。普通車の名義変更を自分で行う場合の費用は、4,000~5,000円程度かかります。内訳は、転登録手数料が700円※¹、車庫証明書の取得費用が約2,000円※²、車を使用する管轄地域が変わる場合は、ナンバープレート代として2,000円前後(中型・ペイント式・一連番号)※³必要です。行政書士に名義変更書類の作成を代行してもらう場合は、上記の費用に加えて、代行手数料が必要です。
- 自動車保険(任意保険)の切り替え:リース期間中に加入していた保険から、個人名義の自動車保険に切り替える必要があります。
- 自動車税(種別割):翌年の自動車税から自己負担での支払い※⁴になります。乗用車(普通車)の場合、排気量によって金額が異なります。
- 次回車検の費用:もらった時点での残り車検期間を確認し、次の車検費用を別途準備する必要があります。
※¹国土交通省「自動車の登録・検査の法定手数料変更について(令和8年4月1日)」参照
※²神奈川件警察「自動車の保管場所(車庫)証明等の手続」参照
※³一般財団法人 関東陸運振興センター<ナンバーセンター>「交付⼿数料・頒布価格」
※⁴リース期間中の月額料金に自動車税が含まれていないケースもあります
FPとしての視点(伊藤 真二):もらうか返却するか、どう判断すればいい?
ファイナンシャルプランナーの視点から言えば、「もらえるから必ずもらう」ではなく、もらった後の車生活のコストと手間を具体的に想定できるかどうかが判断のポイントです。
上述した名義変更・自動車保険の切り替えの手間が発生しますし、自動車税・車検費用といった維持費は、もらった翌日から自己負担になります。
この車にあと何年乗るかという生活の計画や維持費を払い続けてでも乗りたい愛着があるかどうか、また、乗り換える費用はどうするかといった中で決めていくと良いでしょう。一方で、契約満了後の生活スタイルが変わる見通しがあるなら、返却という選択肢も十分に価値があります。
よくある質問
- Q1中古車リースで車をもらえるのは本当?
A:リース会社にもよりますが、ほとんどの中古車リースで、契約満了時に車がもらえるプランが用意されています。条件も「残価設定0円」の場合や「メンテナンスプラン加入」の場合など各社で異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
- Q2中古車をもらうメリットって?
A:中古車リースで契約満了時に車をもらうプランを利用することで、返却時に必要な原状回復費用が不要になります。また、カーリースでは禁止されているカスタマイズも自由に行えます。走行距離を気にせず乗れる点も、大きなメリットのひとつです。
- Q3中古車はリースできますか?
A:はい、できます。中古車リースは新車リースと同様に、月々定額の支払いで利用できます。新車より月額料金が安い点が特徴です。契約満了時に車をもらえるプランを選べば、最終的にマイカーとして所有することも可能です。
- Q4カーリースがダメな理由は?
A:カーリースが向いていないのは、走行距離が多い方(制限超過のリスク)、ライフスタイルの変化が予想される方(中途解約が困難)、車を自由にカスタムしたい方(返却前提のため制限あり)などです。ただし「もらえるプラン」を選べば、カスタマイズや走行距離の制限が実質なくなります。
- Q5中古車とリースどっちが得?
A:初期費用を抑えたい方・月々の支払いを一定にしたい方にはリースが有利です。一方、自由に乗り換えたい方には購入が向いています。中古車リースの「もらえるプラン」は、頭金不要で最終的にマイカーになるため、購入とリースの中間的な選択肢として検討する価値があります。
- Q6中古車をもらわずに返却することもできますか?
A:可能です。カーリースカルモくん 中古車ではメンテナンスプランに加入することで、契約満了時に「車をもらう」「返却する」のどちらかを選択できます。返却を選んだ場合は、買取りや廃車などの手続きは不要で、車を返すだけで済みます。
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