カーリースは乗り換えできる?契約中と満了時の乗り換えルールとポイント

更新日:2023.07.07
カーリースの乗り換え方を解説した記事で、契約中と契約満了時のルールやポイントなど、利用者が知っておきたい内容を紹介するタイトル画像

マイカー感覚で車に乗れるのがカーリースの魅力のひとつですが、契約期間中や契約満了時に車を乗り換えたいと考えた際、乗り換えルールに関する注意点を把握していなければ損をしてしまう可能性があります。カーリースのお得さを活かすためにも、乗り換えに関する知識を身につけておくことが大切です。

カーリースの乗り換えにはどのようなルールがあるのか、乗り換え以外の選択肢や乗り換えがしやすいカーリースの選び方と併せてご紹介します。


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【この記事のポイント】
✔カーリースの乗り換えを契約期間中に行うには中途解約をしなければならない
✔乗り換えしやすいカーリースは契約期間や希望車種の選びやすさがポイント
✔乗り換え以外の選択肢として車がもらえるオプションを提供しているカーリースもある


乗り換えしやすいカーリースについて知りたい方はこちら

カーリースの乗り換えは、契約期間中にできる?

カーリースの乗り換えは、契約期間中にできる?をイメージした画像

カーリースでは、契約時にリース期間を設定することで月額料金が決められるため、基本的に契約期間中の乗り換えはできません。契約開始から一定の年数が経過していることを条件に、契約途中でのリース車の乗り換えや返却が可能なプランを設けているカーリース会社もありますが、大半は契約期間が満了するまで同じ車に乗り続けることが原則です。

それでも乗り換えをしたいと思った場合は、中途解約が可能かどうかをカーリース会社に確認する必要があるでしょう。まずは、カーリースの中途解約について、そのルールを解説します。

乗り換えのための中途解約は認められないケースが大半

原則として、カーリースで中途解約が認められるのは、事故によって車が全損した場合や契約者が海外へ引っ越さなければならなくなった場合、亡くなった場合など、やむをえない事情があるときのみです。

「ほかに乗りたい車が見つかった」「家族構成の変化によって違う車が必要になった」といったケースはやむをえない事情として認められない、つまり、乗り換えのための中途解約は基本的にできない、ということを認識しておきましょう。

中途解約できないのはカーリースの仕組みによる

カーリースの料金算出のしくみを表した図で、車両本体価格から契約満了時の想定残価を差し引いた部分を契約月数で割って、車両代の支払い分を算出していることを説明した図
カーリースの料金算出のしくみを表した図で、車両本体価格から契約満了時の想定残価を差し引いた部分を契約月数で割って、車両代の支払い分を算出していることを説明した図

カーリースは、やむをえない事情がない限り中途解約ができません。それは、カーリースの仕組みによるものです。

カーリースでは、契約満了時点で車に残っていると考えられる残存価格(=残価)を契約時に設定し、実際の車両本体価格から差し引きます。残価を差し引いた金額を契約期間で割ることにより、月々の支払額が決定されます。
中途解約をすると、本来払う予定だった総額を払い終えることができなくなるため、多くのカーリース会社で中途解約は原則不可としています。

中途解約には多額の違約金がかかる

カーリース会社によっては中途解約が可能なケースもありますし、先程解説したようにやむをえない事情であれば例外的に認められることもあります。しかし、いずれの場合にも違約金がかかることに注意しましょう。

違約金は、残りの契約期間分の月額料金相当になると考えておきましょう。そのため、残りの契約期間が長ければ長いほど、違約金も多額になってしまう可能性が高まります。

カーリースで乗り換えたいときの負担を減らすポイントとは?

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カーリース契約中の中途解約は多額の違約金がかかるケースがほとんどのため、「いずれはリース車を乗り換えたい」「先の予定が見通せないので、乗り換えも念のため視野に入れておきたい」と思っている方は、余計な負担をせずに乗り換えるためのポイントを知っておくといいでしょう。

ここでは、乗り換えのタイミングや契約年数についてご紹介します。

契約満了のタイミングで乗り換える

結婚や出産で家族が増えたり、仕事や住まいが変わったりした場合に、「できるだけ早く乗り換えたい」と思うこともあるでしょう。しかし、違約金を払うことなく、スムーズにリース車を新しくするためには、契約満了のタイミングで乗り換えることがポイントです。

そのためにはライフプランや車の用途などを考え、家族が増える可能性がある、介護の必要性が生じる、海外転勤の予定がある、など「乗り換えたくなるタイミング」がいつごろなのかを想定したうえで、中途解約をしなくて済むような契約期間を決めましょう

無駄のない年数で契約する

契約期間はカーリース会社によって異なり、3年、5年、7年など車検の時期に合わせた期間設定が一般的です。しかし、ライフプランや用途に合わせたいと思っても、例えば「1〜2年程度の単身赴任のあいだだけ車が必要」「実家から離れている大学4年間だけカーリースを利用したい」など、必要年数と設定できる年数が合わない場合には無駄が出てきてしまうでしょう。

しかし、中には最短1年から、1年単位で契約期間が選べるカーリースもあります。スムーズに乗り換えができるよう、契約期間の自由度が高いカーリースを選ぶのがおすすめです。



業界最安水準*の月額料金で新車に乗れる「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、最短1年から11年まで幅広く契約期間が用意されています。しかも1年単位で契約期間を選べるため、無駄のないタイミングでの乗り換えを可能にしやすいでしょう。

契約年数ごとの月額料金は以下のバナーからシミュレーションが可能です。オプションやグレードも自由に選べるので、希望の車の料金をいろいろ試してみてはいかがでしょうか。


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*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

カーリースで「乗り換える」以外の選択肢も知っておこう

カーリースで「乗り換える」以外の選択肢も知っておこうをイメージした画像

リース車を乗り換えたいときには「契約途中」ではなく「契約満了時のタイミング」で行うのが原則ですが、実は契約満了時の選択肢はほかにもいくつかあります。

最初は乗り換えを希望していたとしても、数年経てライフプランや用途が変化し、契約満了時には別の選択をしたくなる可能性もあります。乗り換え以外にどんな方法が用意されているかはカーリース会社によって異なりますが、おもなものを見ていきましょう。

同じ車両で再度契約する(再リース)

契約が満了しても今の車に乗り続けたいときは、同じリース車で契約を結び直せば、期間を延長することができます。

再リース時には、返却時の想定価格である残価を改めて設定しますが、その際は「中古車をリースする」ということになるため、そのタイミングでの査定額を基に、再度リース料が計算されます。結果として、再リース後の月額料金はそれまでのリース料金から変更となるケースが大半です。

乗っていた車を買い取る

契約期間が終了する際、カーリース会社にお金を払って乗っていた車を買い取る方法もあります。

買い取ることで、これまで乗ってきて愛着がわいた車をマイカーにできるというメリットがあります。
なお、買取りの際は、契約時に設定した残価の精算に加えて消費税をはじめとする各種税金、リサイクル費用、手数料などの支払いが必要です。

返却して契約を終える

カーリースでの乗り換えを希望しない場合は、乗っていた車を返却して契約を終える方法も選択できます。

カーリースは、カーリース会社から長期間車を借りて使用するサービスであることから、車の所有権が契約者にはなく、カーリース会社の名義になっています。そのため、車が不要になった際は、カーリース会社に車を返却するだけで手続きが完了します。
車を所有していた場合に必要な廃車や売却の手続きもいらないので、手軽な方法といえるでしょう。

乗っていた車をもらう

カーリース会社によっては、乗っていた車をそのままもらえるプランを用意しているところもあります。

オプションとしてそういったプランを選べる会社もあれば、一定の条件を満たすことで車がもらえる会社もあります。前者の場合は、契約時にオプションの料金を上乗せして月額料金を決めるため、契約満了時に残価や諸費用などのまとまった金額を支払わなくても車を自分のものにできます。後者では、ある程度の長期契約が条件になる場合が多く、慎重に検討する必要があるでしょう。   


乗り換えはもちろん、車をもらえる選択肢もあるカーリースをチェック!

乗り換えがしやすいカーリース会社の見分け方

乗り換えがしやすいカーリース会社の見分け方をイメージした画像

充実したカーライフを送るためには、どのカーリース会社を選んでどのようなプランで契約するかが重要です。

「乗り換えのしやすさ」を重視したいなら、まずは契約期間の自由度と取扱車種の豊富さという2つのポイントをチェックしてみましょう。ここでは、具体的にどういった点に着目すればよいのかを解説します。

契約期間の自由度が高い

乗り換えがしやすいカーリース会社を選ぶときは、契約期間に注目してみましょう。

選べる契約期間の自由度が高いと、ライフプランに合わせた乗り換えがしやすくなります。結婚や出産で家族が増えたり子供の送迎が必要になったりするタイミングで、適した車に乗り換えられる契約年数を選べれば、快適なカーライフが送れるでしょう。

次々と新しい車に乗り換えたいと考えている方も、選べる契約期間の幅が広ければ必要に応じて乗り換えやすくなります。

取扱車種が豊富

契約満了時に「今までとは違う新車に乗り換えたい」と思ったとき、車種の選択肢が豊富かどうかは重要なチェックポイントです。乗りたい車のイメージがあるのに、その車種の取扱いがなければあきらめざるをえず、カーライフの満足度が半減してしまう可能性もあるでしょう。

また、乗り換えをせず、乗っていた車を契約満了時に買い取ったり、もらったりする可能性もあることを考慮すると、最初から気に入った車を選びやすいことが大切です。

取扱車種が豊富でグレードやオプションの選択肢の幅も広いカーリース会社なら、各メーカーの車種を比較検討したうえで予算に合うプランを選ぶことができます。

カーリースで乗り換えしやすいプランがそろうサービスは?

カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、日本最安水準の月々10,000円台から国産新車に乗れるということを表した図

カーリースの契約満了時の乗り換えを視野に入れている場合には、「おトクにマイカー 定額カルモくん」の利用を検討してみましょう。

最短の契約期間は1年から。以降、1年単位で最長11年まで自由に設定できるので、ライフプランに合わせた乗り換えをはじめ、さまざまなニーズに対応しやすいでしょう。
また、リース車は国産メーカーの全車種・全グレードから選べるようになっていて、「人気のある新車に乗りたい」「自分の好きな車に乗り換えながらカーライフを楽しみたい」という方も満足できるプランを選びやすいでしょう。

乗り換え不要!車をもらえるオプションも

定額カルモくんなら、契約満了が近づいた時点で、乗り換え、再リース(延長)、返却のいずれかを選べるほか、「もらえるオプション」も用意されています。

「もらえるオプション」の対象は7年契約以上の全車種です。月々のリース料に500円プラスするだけで、契約満了時には車を自分のものにすることができ、愛着がわいた車を手放す必要がなくなります。
リース車の乗り換えよりも「自分の車」を所有したい、という方にはうれしい選択肢だといえるでしょう。

乗り換えするならメンテナンスプランも要チェック

カルモくんメンテカバー項目
カルモくんメンテカバー項目

契約満了時に乗り換えを選択した場合、これまで乗っていた車を返却し、新しい車を選んでリース契約を結び直すことになります。返却したときの車の状態によっては原状回復費用が発生することもありますが、定額カルモくんが提供するメンテナンスプランに加入していればその費用が補償されます。

このプランは車検点検費用をはじめとするさまざまなメンテナンス費用を月額料金にまとめられるオプションなので、「メンテナンスにかかる急な出費を抑えたい。月額定額を保ったまま、安心してメンテナンスをしたい」という方にもおすすめです。



乗り換えしやすいプランがそろった「おトクにマイカー 定額カルモくん」が利用できるかは、オンラインで簡単に申し込めるお試し審査で確認可能です。

入力にかかる時間は5分ほど。審査結果は通常翌営業日にはわかります。

審査に通過しても必ず契約する必要はありませんので、気軽に試してみましょう。


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※審査に通っても契約にはなりません

お試し審査申込み後の車種変更やキャンセルも可能です

カーリースの乗り換えは、契約満了時の状況に合わせて選択を

カーリースの乗り換えは、契約満了時の状況に合わせて選択ををイメージした画像

カーリースは長期契約が基本なので、契約時と契約満了時とで、ライフスタイルや車にかけられる予算、用途などがどのように変化しているかを事前に把握するのはなかなか難しいかもしれません。
乗り換えについても、契約満了時の状況や要望に合わせた選択ができるように、カーリース会社やプランをしっかり見極めることが重要です。

定額カルモくんなら、1年ごとに契約期間を設定でき、取扱車種が豊富で、自由度の高い選択をすることができるでしょう。また、「もらえるオプション」やメンテナンスプランなど選択できるサービスも充実しているので、必要なものを正しく選んで、安心・充実のカーライフを送りましょう!


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※審査に通っても契約にはなりません


※この記事は2023年6月1日時点の情報で制作しています

よくある質問

Q1カーリースの乗り換えは契約中にできる?

A:カーリースでは、基本的に契約期間中の車の乗り換えはできません。一定期間の経過後に乗り換えができるサービスが用意されていたり、やむをえない事情により例外的に乗り換えが認められたりする場合もありますが、後者のケースでは中途解約の必要があります。その際には残りの月額料金を一括清算するなどの違約金が発生するので要注意です。詳細はこちらをご覧ください

Q2カーリースの乗り換えが契約中にできない理由は?

A:カーリースは契約終了時に返却することを前提としているサービスです。また、契約時にあらかじめ返却時の下取り価格である残価を設定して料金を算出しているため、契約中に乗り換えることは原則としてできません。詳細はこちらをご覧ください

Q3乗り換えしやすいカーリースはどういう特徴がある?

A:契約期間の自由度が高いカーリースなら、ライフプランに合わせた期間を選択できるため乗り換えしやすいでしょう。定額カルモくんは1年から11年までのあいだで、1年ごとに期間が選べて、さまざまなニーズに対応できます。

この記事の執筆者・監修者


伊藤 真二
監修者、編集者、ライター

伊藤 真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。

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