もらえるカーリースのデメリットは?3社比較や利用者の声、選び方を紹介

執筆者・監修者
伊藤 真二ファイナンシャルプランナー/編集長
更新日:2026.02.13

カーリースは、原則車を返却する必要があるサービスですが、中には返却不要でそのまま車をもらえるカーリースもあります。しかし車をもらえる分、デメリットがあるのではないかと不安に感じる方も少なくありません。
そこで、もらえるカーリースのデメリット・落とし穴を先に正直に解説します。その上で、3社比較や利用者の本音、トータルコストを安く抑えて車をもらう方法なども紹介します。
【この記事のポイント】
✔ もらえるカーリースには事前に知っておくべきデメリット・落とし穴がある
✔ もらえるカーリースの料金設定やサービス内容はリース会社によってさまざま
✔ より安く早く車を手に入れたいなら、もらえる中古車リースという選択肢も
目次
もらえるカーリースのデメリット・落とし穴|選ぶ際の4つの注意点

もらえるカーリースには多くのメリットがある一方で、契約前に必ず知っておくべきデメリットや注意点があります。ここでは、後悔しないために押さえておきたい5つのポイントを正直に解説します。
1. 月額料金が割高になっていないか

カーリースは残価設定により購入するよりもお得な料金で新車に乗れる点がメリットですが、中には残価設定をしないカーリースもあります。その場合、最後に車をもらえたとしても、車両本体価格の全額を負担することになるため、月額料金は割高になってしまうでしょう。
残価設定があるかないかで総支払額は大きく変わってくるため、車をもらえるかどうかだけでなく、残価設定の有無や、支払う総額を必ず比較した上で選ぶことが大切です。
2. 手数料などの負担はいくらになるのか

車をもらえるカーリースは、契約満了時に追加料金を支払うことなくそのまま乗っていた車をマイカーにできるのが一般的ですが、車の名義変更などの手数料は自身で負担する必要があります。この手数料もリース会社によって異なるため、事前に必ず確認しておくようにしましょう。
お得に車を手に入れるつもりが、最後になって高額な手数料が発生してしまい、結果大きな負担となってしまったというのはよくあるケースです。
3. 契約年数を希望に合わせて選べるか

車をもらえるカーリースは複数ありますが、会社によっては契約年数が固定されており自由に選べない場合もあります。
条件とされている契約年数が希望と合っていないと、中途解約のリスクが高まったり、月額料金を支払い続ける期間が長くなることで総額が膨らんだりする可能性があるので、注意が必要です。そのため、1年単位で自由に契約期間を設定できるようなカーリースを選ぶようにしましょう。
また、車をもらった後は、自賠責保険料や各種税金といった諸費用を自身で支払う必要があります。契約期間中にはなかった出費が発生することになるため、家計状況も考慮して慎重に検討することが大切です。
4. 乗りたい車をもらえるか

車をもらえるカーリースの中には、選べる車種やグレードが限定されているところもあります。すでに欲しい車が決まっている場合は、その車が取扱車種の中に含まれているか、事前に必ず確認しておくようにしましょう。
なお、まだ乗りたい車が決まっていない場合は、国産メーカー全車種・全グレードを取り扱っているカーリースを選ぶと、選択肢の幅が広がって納得のいく車選びができるでしょう。
そのため、契約年数は慎重に選び、ライフスタイルの変化(転勤、結婚、出産など)も考慮した上で、無理のない期間を設定することが重要です。
もらえるカーリース3社のサービス比較
〈カーリース3社比較表〉
| カーリースカルモくん | ニコノリ新車 | コスモMyカーリース | ||
|---|---|---|---|---|
| 取扱車種 (新車) |
国産メーカーの全車種全グレード | 国産全メーカー、全車種 | 国産全メーカー | |
| 人気車種の月額料金 (月々均等払い) |
ホンダ「N BOX」 |
20,850円~ | 25,410円~ | 27,170円~ |
| ダイハツ「ミライース」 | 13,810円~ | 16,610円~ | 17,050円~ | |
| トヨタ「ヤリスクロス」 | 28,440円~ | 32,340円~ | 34,320円~ | |
| 月額料金に含まれる費用 | 車両本体価格 自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割) 重量税 環境性能割 自賠責保険料 リサイクル料 納車陸送費 保証料 車庫証明代行費用 登録時手数料 納車時整備費用 仲介手数料 |
車両本体価格 環境性能割 重量税 自賠責保険料 自動車税 各種登録費用 メーカー保証3年間もしくは60,000km 車検(継続検査) 新車1ヶ月点検 新車6ヶ月点検 エンジンオイル交換(6ヶ月毎) ウォッシャー液 バッテリー液 クーラント液 |
車両本体価格 税金・諸費用 環境性能割 自動車税 重量税 自賠責保険 リサイクル料 登録手数料 |
|
| 契約年数 | 1~11年 ※1年単位で選択可 |
5・9年 | 3・5・7・9年 | |
| 走行距離制限 | なし ※7年以上の契約の場合 |
なし ※もらえるパックの場合 |
月間500km・1,000km 1,500kmから選択 |
|
| 車をもらえる条件 | 7年以上の契約で「もらえるオプション」に加入の場合、契約満了時に車をもらえる | 9年リースの「もらえるパック」の場合、契約満了時に車をもらえる | 9年リースの場合、契約満了時に車をもらえる | |
※月額料金は2026年1月31日時点の情報です
デメリットを理解した上で、どのカーリースを選べばよいのでしょうか。
上の表では、最後に車をもらえる人気のカーリース3社*のサービスを比較しています。表からもわかるように、リース会社によって月額料金やサービス内容はさまざまです。例えば、契約年数を見てみると、選べる年数が3社それぞれで、車が必要な期間だけの契約が必ずしもすべてのカーリースでできるわけではないといえます。また、車がもらえる条件も3社で異なり、月額料金に含まれる費用や走行距離制限の内容も違います。
このように、サービス内容がリース会社ごとに異なるので、もらえるかどうかだけでなく、その条件や各社の特徴を踏まえて、トータルで比較検討するのがおすすめです。
*「もらえるカーリース」Google 検索(2026年1月31日時点)において、サービスサイトのうち車をもらえるプランのあるカーリース上位3社
もらえるカーリース利用者の本音は?

車をもらえるカーリースを利用している方は、実際にどのように感じているのでしょうか。体験談を読むと、どういう点にメリットや不満を感じやすいのかがイメージしやすくなります。ここでは、カーリースカルモくんをはじめ、最後に車をもらえるカーリースを利用している方の口コミをご紹介します。

Iさん(カーリースカルモくんでダイハツ「ウェイク」11年契約)
Sさん(カーリースカルモくん 中古車でスズキ「ワゴンR」6年契約)
「カーリースカルモくん 中古車」を利用していますが、中古車とは思えないきれいな車で、利用料金もメンテナンス費用も含めて月額20,000円ほどなので、本当に安いと思います。それで最後に車がもらえるんだからいいですね。いずれ自分の物になると思うと、より車を大切にしようという気持ちがわきます。
Oさん(カーリースカルモくんでスズキ「ハスラー」7年契約)
他社とも比較検討した上で、サイトが見やすくて新車でも安い料金で最後に車をもらうことができるカルモくんに決めました。初期費用0円で、グレードやオプションを選べたのもうれしかったです。サポートをしっかりしてもらえるので、車に詳しくない私でも安心して利用できています。

Aさん(車をもらえるカーリースでダイハツ「ミライース」3年契約)
頭金の設定がなく、月額料金も安いのが良いと思いました。車は実際に乗ってみないとわからないので、購入ではなくカーリースを選びました。対応やサービス内容には満足しています。

Bさん(車をもらえるカーリースでトヨタ「カムリ」9年契約)
月々48,000円程度支払っています。サービスやサポートが充実しているので、コスパが良いと感じています。決め手はやはり車をもらえること。トヨタ専属のカーリースではないことが気にはなりましたが、利用してみると利便性が高く、また乗換えでもカーリースにしたいなと思っています。
車をもらえるカーリースは、初期費用や利息の費用負担なく、月々の定額料金だけでマイカーを手に入れられる点が大きなメリットです。
自賠責保険料や各種税金などの諸費用も月額料金に含まれていることが多く、購入したときのように、さまざまな出費を心配する必要もないでしょう。このように車をもらえること以外にも、カーリースにはたくさんのメリットがあります。
もらえるカーリースの5つのメリット

車がもらえるカーリースを利用すれば、返却が不要になるだけでなく、返却時の原状回復が不要になったり走行距離が無制限になったりするなど、もらう以外のメリットも得られます。ここでは、車がもらえるカーリースのメリットについてご紹介します。
1. 原状回復が不要になる

カーリースでは、原則として車の返却時には原状回復が必須となっています。そのため、車の状態によっては、契約満了時に原状回復費用としてまとまったお金がかかる場合があります。
その点、車がもらえるカーリースであれば返却不要になるため、原状回復をする必要がありません。原状回復による出費の心配もなくなるほか、カーリースによっては、契約期間中から車のカスタマイズを楽しめる場合もあります。
2. 走行距離制限を気にせず乗れる

車は走行距離が長くなるほど価値が下がります。そのため、カーリースでは返却時の車の価値を担保できるように、走行距離制限を設けているのが一般的です。
しかし、車がもらえるカーリースであれば返却不要なので、走行距離制限も設けられていないことがほとんどです。通勤などで長距離を乗る予定がある方や、ドライブや旅行で遠出をする機会が多い方でも、安心して利用できるようになるでしょう。
3. 愛着のある車に長く乗れる

車は長く乗れば乗るほど愛着が湧くため、契約期間満了時には返却するのが名残惜しいと感じる利用者の方も少なくありません。
その点、車がもらえるカーリースであれば、契約満了後も愛着のある車にそのまま乗り続けることが可能です。乗り慣れた使い勝手の良い車を、安心して使い続けることができます。
4. 中途解約のリスクを減らせる

カーリースでは、契約途中での解約が原則禁止となっており、やむをえない事情で解約することになった場合は高額な違約金を請求されるケースがほとんどです。
しかし、車をもらえるカーリースであれば、必要最低限の期間だけ契約し、そのまま車を自分のものにできるため、中途解約のリスクを抑えることができます。
契約満了後も車を手元に残せることから、乗換えの手間を省ける上、マイカーになった後は好きなタイミングで手放すことも可能なので、契約に縛られることなくお得に自由なカーライフを実現できる点がメリットです。
5. まとまった出費の心配なくマイカーが持てる

車を購入する場合、ある程度まとまった額の初期費用を用意する必要があります。また、ローンを利用した場合は、利息負担も発生するでしょう。
一方、買取りが可能なカーリースであれば、初期費用や利息の負担なく、返却不要で車に乗ることができます。ただし、最終的に車を自分のものにするためには契約満了時に残価精算を行う必要があり、ここでまとまった出費が発生してしまうのがデメリットです。
その点、車をもらえるカーリースなら、初期費用も利息も残価精算も不要です。このように、まとまった出費の心配がなくマイカーを手に入れられるのは大きなメリットといえます。
トータルコストを安く抑えて車をもらう方法

車をもらえるカーリースを選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえておくことで、トータルコストを下げられる可能性があります。少しでもお得にマイカーを手に入れられるように、以下の3つのポイントを意識しながらリース会社選びを進めましょう。
月額料金に諸費用が多く含まれているカーリースを選ぶ

カーリースの月額料金に含まれる費用は、会社によって異なります。月額料金が安くても含まれる費用が少ない場合、別途自身で支払わなければならない金額が増える点に注意が必要です。逆に、月額料金に多くの費用が含まれているカーリースの場合は、自己負担の出費を減らすことができるでしょう。
また、日々のメンテナンス費用や定期的に発生する車検代も月額料金に組み込めるメンテナンスプランを用意しているカーリースを選ぶと、車にかかるほとんどの維持費を定額化できるため、トータルコストを抑えやすくなります。
料金設定が安いカーリースを選ぶ

同じようなサービス内容でも、料金設定はリース会社によって大きく異なります。月々は少額の違いでも、契約期間中に支払う料金の総額はかなり違ってくるため、料金設定がより安いカーリースを選ぶようにしましょう。
なお、月額料金に含まれる費用に違いがあり、同条件での比較が難しい場合は、含まれていない費用を別途自身で負担することを前提に、その総額でシミュレーションすることがポイントです。
もらえる中古車リースも検討してみる

車をもらえるカーリースの中には、新車だけでなく中古車を利用できるところもあります。中古車は新車に比べて元々の車両本体価格が安いため、月額料金を安く抑えることができ、その結果リーズナブルにマイカーを手に入れられるでしょう。未使用車や高年式中古車を取り扱っているカーリースなら、新車同然の車に乗ることも可能です。
また、新車と違ってすでに在庫があることから、納車が早いといったメリットもあります。そのため、すぐに車が必要な方など、急いでいる場合は中古車リースも検討してみるといいでしょう。
月々10,000円台から!車がもらえる人気のカーリース
初期費用不要で国産メーカー全車種・全グレードの新車に月々10,000円台から乗れるカーリースカルモくんは、7年以上の契約で「もらえるオプション」に加入すると、契約満了時に乗っていた車をそのままもらうことが可能です。
車両本体価格の安い車種であれば、もらえるオプションをつけても月額10,000円台に抑えられるので、負担を抑えながら車を手に入れたい方にピッタリでしょう。
中古車リースでも車がもらえる
カーリースカルモくんは新車だけでなく中古車も取り扱っており、中古車リースの場合はメンテナンスプランに加入するだけで契約満了時に車がもらえます。
中古車リースは全国に豊富な数の在庫があることから、新車リースよりも圧倒的に早く納車してもらうことも可能です。急いでいる、とにかく安く車を手に入れたいといった方は、カルモくんの中古車リースも検討してみましょう。
もらえるカーリースは安さとサービスの充実度で選ぼう

カーリースは本来、車を返却しなければならないサービスですが、最近は車をそのままもらえるカーリースも多数登場しています。ただし、よりお得に満足のいく形で車をもらうためには、リース会社選びが重要です。
料金の安さに加えて、サービス内容の充実度や選べる契約年数など、リーズナブルにストレスなく利用できるカーリースを選ぶようにしましょう。
車がもらえるカルモくんでは、審査に通るか事前に確認できる「お試し審査」を利用することもできます。先に審査結果を確認しておくことで、審査に通る範囲内で車を選ぶことができるため、審査に落ちて選び直すといった手間が発生することもありません。
そもそも審査に通るか不安という方も、下のボタンから簡単に診断できるため、早速チェックしてみてはいかがでしょうか。
※この記事は2026年1月時点の情報で制作しています
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よくある質問
- Q1どのカーリースでも車をもらえる?
A:すべてのカーリースで車をもらえるわけではありません。また、もらえるカーリースであっても、サービス内容やもらえる条件は異なります。 詳しくは、もらえるカーリース3社のサービス比較をご参照ください。
- Q2カーリースで車をもらうメリットは?
A:車を購入する場合はまとまった額の初期費用を用意する必要があり、ローンを利用すると利息負担も発生します。しかし、カーリースであれば初期費用不要で利息負担もなしで、月々の定額料金だけで車を手に入れられる点がメリットです。
- Q3もらえるカーリースを選ぶポイントは?
A:月額料金の安さに加えて、月額料金に含まれる費用、契約年数や車の選択肢の豊富さなど、トータル的に考えて自身の希望に合うところを選ぶようにしましょう。カーリースカルモくんであれば、月額料金にさまざまな諸費用が含まれている上、契約年数は1年単位で選ぶことができ、さらに車は国産メーカー全車種・全グレードから選択可能です。








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新車ならこのくらい乗るでしょうと思って、11年契約にしました。しばらく手放すつもりはありませんが、車をもらえるので、乗れるだけ乗って子供にあげるつもりです。重い固定費が増えたという感じはしないし、ずっと同じ金額を払えばいいだけだから、電話代とか電気代とかと変わりないのがいいですよね。