リース車は修理をしてもばれない?もしものときの対処法や費用、対策を紹介

更新日:2023.06.23
リース車の修理について

カーリースには返却時の原状回復義務があるため、必要な場合、契約者が修理しなくてはいけません。しかし、修理費用は基本的に自己負担となるため、自分で修理もしくは修理をしないまま返却したいと考えている方もいるのではないでしょうか。そこで、リース車の修理が必要なときの対処法や費用などを紹介します。


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【この記事のポイント】
✔リース車をばれずに修理することはできない
✔修理が必要になったら、リース会社に連絡しなくてはいけない
✔定額カルモくんなら修理が必要になったらマイカーコンシェルジュが相談にのってくれる


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リース車を勝手に修理するのはやめよう

リース車を勝手に修理するのはやめよう

契約期間中にリース車に傷などをつけてしまった場合、必ず所有者であるリース会社に報告しなくてはいけません

修理跡を完全に隠すことは難しいため、修理費用がかかることを懸念して、報告せずに、自ら修理やパーツ交換をすることは控えましょう。また、傷を放置すると、サビが広がって修理費用がさらに高額になる可能性もあります。

実際、使用に影響のない軽微な傷であれば、修理の対象にならないこともあります。ですが、修理するべきかどうかも含めて、リース会社に相談することが大切です。

リース車の修理に報告が必要な理由

リース車の修理に報告が必要な理由

リース車の修理に報告が必要な理由には、所有者がリース会社であること以外にも「残価」と「原状回復義務」の2つがあります。

カーリースの料金算出のしくみを表した図で、車両本体価格から契約満了時の想定残価を差し引いた部分を契約月数で割って、車両代の支払い分を算出していることを説明した図
カーリースの料金算出のしくみを表した図で、車両本体価格から契約満了時の想定残価を差し引いた部分を契約月数で割って、車両代の支払い分を算出していることを説明した図

カーリースは返却を前提としたサービスなので、原状回復が義務付けられています
そのため、車の返却時には、傷やへこみがないかなど、車に損傷や異常がないかどうかがチェックされます。

また、カーリースでは車両価格から残価を差し引いて月額料金を算出しています。なお、残価とは返却時の想定下取り価格のことです。傷などがつくと残価よりも返却時の車の価値が下がる可能性があることから、契約内容によっては残価との差額精算が発生することがあります。

そのため、傷をつけてしまったり異常が生じたりした場合には、すぐにリース会社へ報告し、指示に従いましょう。

リース車を修理したら契約はどうなる?

リース車を修理したら契約はどうなる?

事故などで修理が必要になってしまった場合、修理して走行できるかどうかで、その後の契約が続行されるかどうかが異なります。走行可能な場合とそうでないときの契約がどうなるのか、見ていきましょう。

走行可能な場合

修理後も走行可能な場合、カーリースの契約は継続されます。一般的には修理後の契約内容の変更などはなく、リース料金が値上がりすることもありません。また、修理内容によっては保証で対応できる場合もあります。しかし、基本的に修理費用は自己負担です。自動車保険などに加入し、修理費用は保険でカバーできるよう備えておくのがおすすめです。

走行不可能な場合

全損など、修理しても走行不可能になってしまった場合には、リース契約は強制解約となります。また、契約期間中であれば、違約金が発生するのが一般的です。違約金の内容はリース会社によっても異なりますが、残りのリース期間分の料金や残価精算などの費用が発生することもあるので、もしものときのために、契約内容をしっかり確認しておきましょう。


リース車に傷などをつけてしまったときの対処法

リース車に傷などをつけてしまったときの対処法

リース車に傷などをつけてしまった場合、リース会社への連絡以外にもしなくてはいけないことがあります。ここでは、いざというときに冷静に対処するためにも、リース車に修理が必要になったときの対処法を紹介します。

リース会社に修理方法や保証内容を確認する

リース車に傷などをつけてしまった場合、傷の大きさに関係なくリース会社へ報告しなくてはいけません。リース車をどこで修理するのか、どのような段取りで修理工場に持ち込むのか、リース契約はどうなるのかなど、今後の流れに加えて、保証内容についても確認しておきましょう。契約内容によっては、修理費用が保証される可能性があります。

保険会社へも連絡が必要

自動車保険に加入している方は、保険会社に連絡が必要です。契約内容によっては、修理費用を保険でカバーできる場合があります。また、リース車に傷をつけてしまっただけでなく、他人の物を壊してしまったり、誰かを怪我させてしまったりといった場合には、弁償費用や治療費などの賠償責任が発生します。万が一のときに備えて、そういった費用もまかなえる保険に加入しておきましょう。

事故の場合はまずは警察に連絡する

もし事故を起こしてしまった場合には、リース会社や保険会社への連絡も必要ですが、まずは速やかに警察へ連絡をしましょう。また、怪我人がいれば、救護が最優先となります。自分や同乗者、事故で怪我を負った方がいないかを確認し、必要であれば救急車を呼んで対応を行いましょう。

リース車を修理するときのポイント

リース車を修理するときのポイント

リース車の修理は自分で行わず、整備工場への依頼が必要です。契約しているリース会社やプランによっては、修理を依頼できる工場が指定されている場合があります。また、指定がない場合には自分で整備工場先を探さなければいけません。ここでは、それぞれの依頼の方法について解説していきましょう。

リース会社指定の工場で修理をする

多くのカーリースでは、リース会社が指定した工場で修理や整備を行います。修理を申し出た際に指定工場を案内してもらうか、カーリースによってはあらかじめ自宅近くの整備工場を知らせてもらっている場合もあるでしょう。
この場合、自分で探す手間もなく、信頼できる提携の整備工場に依頼できるので安心です。

リース会社からの指定がない場合

リース会社から工場の指定がなく、自分で依頼先を探す場合は注意が必要です。以下のポイントを基に、信頼できる工場を選んで修理を依頼しましょう。

●見積りを明示してくれる
車の修理や整備は専門的な内容が多く、素人にはわかりにくいものです。しかし、トラブルを防ぐためにも、わからないことは確認しておく必要があります。見積りを明示した上で、修理内容をしっかりと説明してくれる業者を選びましょう。また、困ったことや不明点などを相談しやすい工場を選んでおくと安心です。

●実績がある
整備工場も、車検などの整備や板金塗装、外装の修理など、得意分野はさまざまです。依頼したい修理の実績があるかどうかを確認してから依頼すると安心でしょう。

●評判がいい
初めて依頼する整備工場であれば、公式サイトやインターネット上の口コミなどで評判をチェックしてから依頼するのがおすすめです。また、修理を頼んだことのある知人がいれば、話を聞いてみるのもいいでしょう。

修理費用の目安はどれくらい?

修理費用の目安はどれくらい?

リース車の修理費用は、基本的に利用者が負担します。傷やへこみができた場所や損傷具合、整備工場によっても違いがありますが、修理費用の目安は以下となります。

〈修理費用の目安〉
・バンパー:20,000円程度
・フロントドア:30,000円程度
・フェンダー:35,000円程度
*10cm四方の深いひっかき傷の場合

なお、リース車を修理した際にかかる費用は契約内容によっても異なります。実際に修理に出す際は、リース会社に確認しておきましょう。

傷や事故など、もしものときのために準備しておきたいこと 

傷や事故など、もしものときのために準備しておきたいこと

車を利用する限り、傷をつけてしまうことや事故にあってしまう可能性はゼロではありません。もちろん注意して運転することも大切ですが、もしものための準備もしておきましょう。そこで、万が一に備えてしておきたい対策を紹介します。

自動車保険に加入する

リース料金に含まれている自賠責保険は、被害者の怪我や死亡に対する補償が対象です。自賠責保険ではリース車の修理費用はカバーできないため、自動車保険の車両保険に加入しておくと安心です。

車両保険は自分の車に対する保険で、事故による修理が発生したときなどに補償されます。契約内容によっては、当て逃げや盗難なども補償される保険もあります。

サポートの充実したカーリースを選ぶ

リース会社によってサービスの内容は異なりますが、万が一のときにスムーズに対応をするためにも、サポートがしっかりしているリース会社で契約しておくことも重要です。

例えば、マイカーコンシェルジュがいる定額カルモくんなら、万が一のときにも安心です。契約時の車選びや自動車保険についても相談でき、契約後もリース車の傷や修理についてもしっかり案内してくれるので、安心してカーライフが過ごせるでしょう。


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修理費用をカバーできるカーリース

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カーリースの中には、メンテナンスプランで修理代をカバーできるサービスもあります。
また、カーリースは返却時に原状回復費用としてお金が必要になる場合があります。そのため、万が一のときに備えられるリース会社を選ぶことが大切です。

カーリースの定額カルモくんでは、マイカーコンシェルジュが相談にのってくれるだけでなく、故障に対する修理代の補填や返却時に原状回復費用補償が付いたメンテナンスプランがあるので安心して利用できます。そのほかにも、車がもらえるプランなど、定額カルモくんの魅力について詳しく見ていきましょう。

メンテナンスプランで故障に対する修理代や原状回復費用がカバーできる

定額カルモくんには、車検や整備費用などを定額化、また、故障の修理代をカバーできるメンテナンスプランがあります。
これにより、車の維持に必要な点検や消耗品の交換などを定期的に行えるので、車の状態を保てますし、もしも故障した際の費用の心配もありません。プランによっては、バッテリーの交換工賃などもカバー可能です。※カバーの内容・範囲はサービススタッフにお問い合わせください。

さらに、返却時の原状回復費用補償が含まれているので、安心してカーライフを楽しむことができます。

また、30,000店を超える提携業者の中から、自宅に近い店舗を選んでメンテナンスが受けられます。

車がもらえるオプションプランがある

定額カルモくんには、月々500円追加するだけで車がもらえるオプションプランがあり、契約終了後はリース車をマイカーにして乗り続けることができます。さらに、もらえるオプションに加入すると、車検に通る範囲でカスタマイズが楽しめる*ので、よりマイカーに近い感覚でカーライフが楽しめるでしょう。

*契約満了時に返却を選択、もしくは中途解約した場合、内容により原状回復対応が必要になります

自動車保険も紹介

定額カルモくんでは、おすすめの自動車保険の紹介も行っています。自動車保険にもさまざまなサービスがあり、各社で選べる補償内容や料金が異なります。また、カーリースに適した補償を自分で選ぶのは難しい場合もあるでしょう。定額カルモくんならマイカーコンシェルジュに相談できるので、安心して保険選びができます。


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実際にカーリースの定額カルモくんの利用者から寄せられた口コミを紹介中です。口コミを通して、カーリースが向いている人や契約時に注意すべきポイントなども紹介しています。


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サポート体制が充実しているカーリースを選ぼう

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どれだけ気をつけて運転していても、思わぬ事故にあってしまうこともあります。また、知らないあいだに傷をつけてしまい、修理が必要となる場合もあるでしょう。そのようなときに備えて、カーリースを選ぶときにはサポートが充実しているサービスを選んでおくと安心です。

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よくある質問

Q1リース車は修理してもばれない?

A:リース会社に車を返却する際には、原状回復されているかがチェックされます。そのため、リース会社に報告せずに自分で傷などの修理をすると、返却時にばれてしまいます。勝手に修理せずに、きちんと報告しましょう。

Q2修理が必要な場合、どうしてリース会社へ連絡が必要?

A:理由のひとつに、リース車の所有者はリース会社であることが挙げられます。さらに、カーリースでは、返却時の想定下取り価格である残価を設定しています。そのため、傷などがついてしまい価値が下がってしまうと、契約内容によっては残価との差額精算を行わなくてはいけない可能性があります。

Q3修理が必要なとき、しっかりサポートしてくれるカーリースはある?

A:もしものときにもサポートしてくれるカーリースを探しているなら、定額カルモくんがおすすめです。マイカーコンシェルジュがしっかりサポートしてくれるので、安心してカーライフを過ごすことができるでしょう。

この記事の執筆者・監修者


若林 由晃
クルマ専門家

若林 由晃

代々継がれる創業70年の車販・整備工場を営む家に生まれ、エンジンオイルとガソリンの香りにまみれながら育つ。小学校から車販の接客、中学校には整備の手伝いを行う根っからのカーガイ。自動車整備専門学校では上位の成績で卒業。整備士国家資格は満点合格(専門学校の先生が採点)。 その後、大手自動車メーカー系列のディーラーで整備と中古車販売を経験。IT×車という販売方法に興味を持ち、個人向けカーリースのセールスに転身。中古カーリース事業、全国の加盟店販売事業、自動車販売事業に参画している。 メディア出演・寄稿歴:テレビ東京「ワールド・ビジネス サテライト」、日本テレビ「news every.」「DayDay.」、ラジオ関西「Clip」、徳間書店「GoodsPress(グッズプレス)」、朝日デジタルラボ「Moovoo」ほか

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