カーリースはカスタマイズできる?条件や注意点を実例付きで紹介
更新日:2025.11.12
カーリースはカスタマイズできないイメージがありますが、リース会社やプランの選び方次第では購入した車と同じようにカスタムすることが可能です。ただし、事前の確認が不十分だと、希望のカスタマイズができなかったり、高額な費用が発生したりする可能性もあります。
そこで、カーリースのカスタマイズに関する基本ルールから、カスタマイズ可否の具体例や注意点、リース会社選びのポイントまで、実際のカーリース利用者によるカスタマイズ事例と併せて詳しくご紹介します。
【この記事のポイント】
✔ カスタマイズの可否や許容範囲はリース会社によって異なる
✔ カスタマイズの内容によっては保証適用外や強制解約などのリスクもある
✔ おすすめは保証が充実していて車がもらえるカーリース

- カーリースの車はカスタマイズできる?カスタムに関する基本ルール
- カーリースでできるカスタマイズ・できないカスタマイズ
- カーリース利用者のカスタマイズ実例
- カーリースでカスタマイズする際の注意点
- カスタマイズが可能なリース会社選びのポイント
- カスタマイズを楽しみたいに方におすすめのカーリース
- カーリースでカスタマイズを楽しむには選び方が重要
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カーリースの車はカスタマイズできる?カスタムに関する基本ルール

カーリースは、リース会社が所有権を持つ車を、契約に基づいて利用者に貸し出す仕組みのサービスです。そのため、利用中の改造や加工などのカスタマイズは一般的に禁止されており、可能な場合でも契約条件に沿う必要があります。
カスタマイズに制約が設けられている理由と、カーリースのカスタマイズに関する基本的なルールについて、順に見ていきましょう。
カーリース契約におけるカスタマイズの考え方

カーリースは一定期間だけ車を利用するという仕組みから、契約満了時に想定される車の下取り価格(残価)を車両本体価格から差し引く「残価設定」を行って月額料金を算出しています。
それにより、契約者は車両本体価格のうち利用期間分に相当する金額だけを支払えばよくなるため、車両本体価格の負担は購入するより軽くなります。
一方リース会社は、契約満了時の実際の車の残価を担保するために、カスタマイズの制限を設けているのです。
カーリースのカスタマイズに関する基本的なルール

カーリースの契約満了時に車を返却する際は、借りたときの状態に戻す「原状回復」を行う必要があります。原状回復の対象は通常の使用で付く範囲を超えた傷やへこみ、汚れやにおいなどで、カスタマイズによってこれらが生じた場合は、自己負担で修理やクリーニングを行わなければなりません。
なお、原則としてカーリースではカスタマイズが禁止されていますが、改造やカスマイズの一切を禁止しているリース会社もある一方で、取り外すだけで原状回復が可能なグッズや機器などは車の価値を下げない軽微なカスタマイズとして許容しているリース会社もあります。また、軽微なカスタマイズでも事前にリース会社の許可を必要とするケースもあります。
カスタマイズの許容範囲や条件はリース会社によって異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
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カーリースでできるカスタマイズ・できないカスタマイズ

カスタマイズの可否や許容範囲はリース会社によって異なりますが、軽微なカスタマイズを許容するリース会社で残価を担保できる範囲を基準として、「外装」「内装」「電装系」「その他」の4つそれぞれに、できるカスタマイズとできないカスタマイズの具体例をご紹介します。
・外装のカスタマイズ(ホイール・エアロパーツ・ラッピング)
・内装のカスタマイズ(シートカバー・フロアマット・カーナビ交換)
・電装系のカスタマイズ(ドライブレコーダー・カーオーディオ・ETC車載器)
・その他のカスタマイズ(パーツ・小物・装飾品など)
なお、実際の可否は利用するリース会社の規定に準じるため、参考としてご覧ください。
外装のカスタマイズ(ホイール・エアロパーツ・ラッピング)
ホイール交換は返却時に純正に戻せる場合は認められることが多く、人気の高いアルミホイールへの履き替えも可能です。
エアロパーツは、両面テープや簡易固定で取り付けられるタイプであれば許可される場合があります。塗装面を傷つけにくいマグネット式ラッピングも同様です。
反対に、塗装の塗り替えや、ボディ加工を伴うパーツの取付けは原状回復が必要になる可能性が高く、高額な原状回復費用を請求される恐れがあります。また、穴をあける、削るなどの加工を伴うカスタマイズは原状回復が困難で、残価や保証への影響も大きくなるため、避けたほうがいいでしょう。
内装のカスタマイズ(シートカバー・フロアマット・カーナビ交換)
車内保護にもつながるシートカバーやフロアマットは着脱可能で、返却時は取り外すだけで原状回復できるため、多くのリース会社で問題なく利用できます。
カーナビ交換は車種やカスタマイズの範囲などにもよりますが、純正のカーナビから市販のカーナビに変更する場合は、返却時に純正のカーナビへ戻せることが前提となります。なお、配線加工が必要な場合は安全装置などほかの機器や機能へ影響する可能性もあるため、カスタマイズは慎重に判断しましょう。
電装系のカスタマイズ(ドライブレコーダー・カーオーディオ・ETC車載器)
ドライブレコーダーやカーオーディオは、シガーソケットやUSBポートから電源を取るタイプであれば着脱が容易で許可されやすい傾向です。一方、車両の電装系に直接接続する場合は保証に影響を与える可能性があるため、事前にリース会社へ確認する必要があります。
また、基本的に車両配線から電源を取る必要があるETC車載器も、簡易型や取外し式であっても配線作業を伴うことが多いため、取付けの可否や原状回復の条件を事前に確認しておきましょう。
その他のカスタマイズ(パーツ・小物・装飾品など)
マグネット式パーツや吸盤式の小物、カバー類、粘着シートを使った装飾など原状回復が容易なカスタマイズは認められることが多いです。ただし、長期間の使用で粘着跡や塗装面の変化が起きる場合があることから、装着期間や素材選びには注意が必要です。
カーリース利用者のカスタマイズ実例
カーリースにおけるカスタマイズの許容範囲をより具体的に把握するには、実際にカーリースを利用している方のカスタマイズがわかりやすく、自身のカスタマイズもイメージしやすくなるでしょう。
カーリースカルモくんを例に、利用者4名のカスタマイズ実例を見ていきましょう。
「カスタマイズで山道に似合うワイルド仕様に」Nさん(50代/男性)

三菱「デリカミニ」を利用中のNさんは、オートフラッグス社のフロントバンパーガードの取付け、オープンカントリー/トーヨータイヤのタイヤとウェッズアドベンチャーのアルミホイールへの履き替えを自身で行い、ワイルド感を演出。
パジェロミニやジムニーのオーナーから声を掛けられることもあるほど、リース車とは思えない高い完成度で仕上がっています。
「取り付けるたびにほかのデリカミニと明らかに違いが生まれ、ワクワクしながら作業しました」と作業中の思いを振り返るNさん。カスタマイズの制約に縛られない車をもらえるプランで契約していることもあり、「オートフラッグス社のルーフラックとリヤラダー、マッドフラップ。あとは3cm程度リフトアップして、スロットルコントローラーも付けたい」と、この先もカスタマイズを楽しんでいくそうです。
「キュートで目を引く相棒と呼べる1台」Kさん(50代/女性)

スズキ「ハスラー」の純正フロントエンブレムを自身で取り付けたというKさん。「街中で見かけたことがなかったのが決め手」というホワイトカラーは、オフブルーメタリック ソフトベージュ2トーンのボディにもマッチしており、キュートで目を引くフロントフェイスに。
「カスタマイズしたことで愛着が湧いて、相棒と呼べる1台になりました」と言うKさん、次はスモークフィルムを自身で貼る予定だそうです。
また、このカスタマイズをきっかけに、YouTubeでハスラーのカスタマイズ動画を視聴するようになったとのことで、「参考にしながらもっとカスタマイズを楽しみたいと思っています」と話してくれました。
「コストを抑えて理想の愛車へ」Iさん(20代/女性)


ハスラーでエンブレムを付けるには、上位グレードを選んだりオプションで追加したりする必要がありますが、カスタマイズで後付けしたことで、「月額料金を抑えながら理想のスタイルへ近づけることができました」とIさん。
クロームメッキでメーカーエンブレムと統一感を持たせた純正フロントエンブレムのほか、リアにもハスラーのフロントフェイスを模したデコステッカーを貼付。「ハスラーの特徴でもあるかわいいオメメがお気に入り」だそうです。
自身でカスタマイズしたことで、車の手入れをしたり、ドライブに出掛けたりする機会が増えたとのこと。今後についても「給油口カバーをガラスリッドに変えたり、フューエルキャップカバーを付けたりしたいですね」と、充実したカーライフを送っている様子が伺えます。
「納車前からイメージを膨らませていたこだわりのカスタマイズ」Kさん(50代/男性)


プロにグラデーション加工をしてもらったエンブレムをはじめ、アンダーリップモールやスモークフィルム、アルミホイールとその合間から覗くセルフ塗装の赤いブレーキキャリパー、そして全体を引き締める黒のレーシングラインなど、カスタマイズでダイハツ「ミライース」のエクステリアをオリジナル性高く仕上げたKさん。
内装にもこだわり、将来的にカーオーディオを載せ替えることも見越して選んだミラー型ドライブレコーダーを取り付けたほか、内装ランプもブルーのLEDにアレンジしています。
「担当者に相談したらカスタマイズできると言われ、納車前からイメージを膨らませてパーツを買いそろえていました」とカスマイズへの思いは深く、さらに「タイヤのサイズからネジ穴の位置まで、車のことを深く知ろうと調べたことで、より理解と愛着が深まりました」とのことです。
エンブレムやアンダーリップモール、フィルム類の貼付、アルミホイールへの履き替えなどは、原状回復がしやすく、カーリースでも取り入れやすいカスタマイズです。また、バンパーガードも固定方法によっては車に傷をつけることなく装着できるでしょう。
一方、電装系のカスタマイズやビス固定の装具などは原状回復が難しいケースもありますが、車がもらえるプランにすることで、NさんやKさんのようにこだわり抜いたカスタマイズを楽しむことも可能になります。
カーリースでカスタマイズする際の注意点
カスタマイズが許容されているカーリースでも、いくつかの注意点があります。後悔につながらないためにも、次にあげる5つの点について事前にしっかり確認しておきましょう。
追加費用の発生やメーカー保証の対象外になる可能性がある
契約書や利用規約には、改造・カスタマイズに関する禁止事項や条件などが明記されています。特に「原状回復義務」と「メーカー保証」は、契約時に想定していない改造や定められた範囲を超えるカスタマイズを行うと、追加費用が発生したり、補償が受けられなかったりする可能性もあるため、内容をしっかり確認しておきましょう。
電装系や安全装置まわりの改造やカスタマイズは保証に直結するケースが多いことから、入念に確認することをおすすめします。
保険やメンテナンス保証が適用されないことがある
事故や故障が改造やカスタマイズに起因すると判断されると、保険やメンテナンス保証の適用外となることがあります。その場合の修理費用などはすべて自己負担となります。走行性能や安全性能に関わる部分を改造・カスタマイズする場合は特に注意が必要です。
原状回復費用が高額になる場合がある
原状回復にあたって業者に依頼する必要があるカスタマイズを行う場合は、事前に原状回復費用の見積もりを取って金額を確認しておくと安心です。
ホイールや内装パネルの交換なら数千円程度から、塗装再施工では数万円以上と内容によって幅があるため、その費用も念頭に置いてカスタマイズをするか検討するのが望ましいでしょう。
強制解約になる場合もある
契約で明記された禁止事項にあたる改造をした、原状回復ができない加工を施した、カスタマイズによって車検不適合になったなど、契約違反や法令違反にあたったり、車の資産価値を大きく下げたりした場合、強制的に契約を解除されることがあります。
強制解約になると、残りのリース料金を一括で請求されるほか、原状回復や車両の引き上げなどにかかった費用、違約金なども請求される可能性があります。
なお、原状回復できる程度のカスタマイズであっても、リース会社の事前の承諾なしに行うと契約違反とみなされる場合があります。トラブルを避けるためにも、申請のタイミングや方法について事前に問い合わせておきましょう。
併せて、やりたいカスタムは許可される範囲か、メーカー保証は維持されるか、使用するパーツやカスタマイズの内容は保管基準に適合しているかも確認しておくと安心です。
取付け・取外しによる傷や劣化も原状回復の対象になる
許容されている範囲のカスタマイズであっても、長期間の使用で該当箇所に変色や劣化が見られたり、原状回復のための取外し時にボディやパネルを傷つけてしまったりすると、その部分の原状回復が必要となり、費用が発生します。
取付け、取外しは慎重に行うとともに、カスタマイズをする場所や取付け部材の素材、耐久性なども確認し、リスクの低い取付け方法を検討しましょう。なお、原状回復費用が補償されるカーリースを選ぶと、想定外の原状回復が発生しても安心です。
保証が充実したおすすめのカーリース
メンテナンスプランに原状回復費用補償が付帯するカーリースカルモくんなら、もしものときにも安心です。
最大150万円までの修理保証や事故などによる中途解約金をカバーできる保険など、独自サービスも充実。
費用を抑えつつしっかり備えたい方におすすめのカーリースです。
カスタマイズが可能なリース会社選びのポイント

カスタマイズの可否や許容範囲はリース会社によって異なるため、希望するカスタマイズを許容しているリース会社を探すのは簡単ではありません。しかし、車がもらえるカーリースを選べば、原状回復が不要になることから、契約期間中から制約を気にせずにカスタマイズを楽しむことが可能になります。
やりたいカスタマイズが許容されるか不安、購入した車と同じようにカスタマイズを楽しみたいといった場合も、車がもらえるプランのあるリース会社を選ぶといいでしょう。
ただし、車がもらえるカーリースでも法令違反や車検不適合となるカスタマイズは禁止です。また、メーカー保証やメンテナンス保証、保険などの適用範囲についても事前に確認しておくことが大切です。
カスタマイズを楽しみたいに方におすすめのカーリース

希望するカスタマイズを許容しているカーリースであっても、料金が高いようではカスタマイズを楽しむ予算が減ってしまいます。
カルモマガジン編集部が車をカスタマイズしたい全国の男女569人に適切な予算を尋ねたインターネット調査*²では、「10,000~50,000円未満」が最多で28.1%、次いで「50,000~10万円未満」で25.8%となりました。また、10万円以上と回答した方も3割以上おり、カスタマイズにはそれなりの予算が必要であることがわかります。
限られた予算の中でカスタマイズを楽しむには、カーリースの月額料金も重要になってくるでしょう。そこでおすすめなのが、カスタマイズの許容範囲が広く、業界最安水準*¹の料金で新車に乗れる「カーリースカルモくん」です。
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- ・業界最安水準*¹で保証も充実!
制約を気にせずカスタマイズが楽しめる車がもらえるプランは9年以上の長期契約が多い中、カルモくんはすべての車種で、7年以上の契約で車をもらう選択ができます。
取扱車種は国産メーカー全車種・全グレードで好みの車を選べるうえ、月々の料金も業界最安水準*¹なので、予算を抑えながらカスタマイズ費用を捻出しやすいのもポイントです。
また、カルモくんは「返却を前提に短期間だけカーリースを利用したいけれどカスタマイズも楽しみたい」という方にも向いています。それは、メンテナンスプランに原状回復費用補償が含まれるから。さらに契約期間は1~11年のあいだから1年単位で選べるので、必要な期間だけ無駄なく利用できます。
ほかにも、盗難や全損事故などによる中途解約金が補償される車両費用特約がついた「カルモあんしん自動車保険」や、最大150万円まで修理費が補償される延長保証制度「カルモ保証プラス」など、安心の独自サービスも充実しており、これまで30万人以上が申し込んだ信頼のサービスです。
コストを抑えてカスタマイズを存分に楽しみたい!しっかり備えて安心のカーライフを送りたい!という方から、まずはどれくらいの料金か見てみたいという方まで、仮の車種から詳細がわかる「お試し審査」でとりあえず確認してみましょう。
*¹ 業界最安水準の注釈
*² 【調査概要】調査対象:全国の男女2,205人/調査機関:カルモマガジン編集部調べ(調査ツールFreeasy使用)/調査方法:インターネット調査/調査期間:2025年3月19日~3月31日/有効回答数:1,555
カーリースでカスタマイズを楽しむには選び方が重要
カーリースは利用する会社やプランによってカスタマイズの可否や許容範囲が異なります。そのため、しっかり確認して選ばないと、希望のカスタマイズができないという結果を招く恐れあります。また、原状回復が容易なカスタマイズであっても、着脱時の傷などにより想定外の費用が発生する可能性もあります。
そのような心配なくカスタマイズを楽しむためにも、車がもらえるプランがある、原状回復費用が補償されるなど、自由度の高いカーリースを選ぶのがおすすめです。新たにやりたいことが出てきたときも、制約を気にせずカスタマイズできる点もメリットです。
カーリースでカスタマイズを楽しむなら
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※この記事は2025年8月1日時点の情報で制作しています
よくある質問
- Q1カーリースはカスタマイズできる?
A:返却時に原状回復が可能な軽微なカスタマイズは許容しているカーリースが多い傾向です。ただし、契約違反や法令違反になるカスタマイズは認められません。また、カスタマイズする際の条件や許容範囲はリース会社によって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
- Q2カーリースでカスタマイズするときの注意点は?
A:保険や保証などが適用されないケースがある、追加費用が発生したり、原状回復費用が高額になったりすることがある、強制解約される場合があるといった注意点があります。カーリースでカスタマイズをするときの注意点について詳しくはこちらをご覧ください。
- Q3カーリースで制約を気にせずカスタムするには?
A:車がもらえるカーリースなら、車を返却する必要がないため、存分にカスタマイズを楽しめます。カーリースカルモくんは7年以上の契約で車をもらう選択ができるほか、 もしものときも安心の保証が充実しており、カスタマイザーにも人気のサービスです。
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