ハイエースに個人事業主が乗るならカーリース!購入よりお得な理由を解説

更新日:2024.12.09
個人事業主のハイエースリースについて

トヨタ「ハイエース」は、積載量の多さや耐久性の高さなどから商用車として人気を集めています。さまざまな業務シーンで活用できることから、ハイエースの導入を考える個人事業主の方も多いのではないでしょうか。

そこで、個人事業主の方がカーリースでハイエースに乗る場合の料金や、ローンでの購入との費用面の違いについて、マイカーコンシェルジュでクルマ専門家の若林由晃さんの解説とともにご紹介します。また、カーリースでハイエースに乗るメリットやデメリットについても確認しておきましょう。


マイカーコンシェルジュ・若林由晃

マイカーコンシェルジュの若林由晃です。個人事業主の方がハイエースに乗るのであれば、カーリースがおすすめです。なぜ購入よりもカーリースがおすすめなのか、その理由を詳しく解説していきます。


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【この記事のポイント】
✔個人事業主がカーリースでハイエースに乗ると月額料金を経費にできることがある
✔カーリースなら初期費用0円で新車のハイエースに乗れる
✔個人事業主がカーリースでハイエースに乗る際のデメリットはリース会社選びで解消できる


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個人事業主がカーリースでハイエースに乗る場合の料金

ハイエース_車種画像

新車でハイエースを購入するとなると約290~400万円と多額の費用が必要になることから、カーリースの利用を検討する個人事業主の方も少なくありません。そこで気になるのが、カーリースでハイエースに乗る場合の料金でしょう。

下の表は「おトクにマイカー 定額カルモくん」でハイエースに乗る場合の月額料金をまとめたものです。定額カルモくんは1年から11年までのあいだで1年ごとの契約が可能ですが、例として5年、7年、11年契約の場合の料金を記載しています。

〈ハイエースの料金表〉

グレード 料金
ロング ワイドボディ ミドルルーフ DX 5年契約:月々53,470円~

7年契約:月々54,620円~

11年契約:月々40,980円~

ロング ワイドボディ ミドルルーフ GL 5年契約:月々58,750円~

7年契約:月々59,350円~

11年契約:月々44,390円~

スーパーロング ワイドボディ ハイルーフ グランドキャビン 5年契約:月々69,090円~

7年契約:月々68,810円~

11年契約:月々51,100円~

※定額カルモくんを個人利用した場合の2022年12月1日時点の月額料金を掲載(リース料金の目安であり、事業用の場合は料金体系が異なります)

定額カルモくんを個人利用してハイエースの新車に乗る場合、基本グレードのDXで約40,000円から、上級グレードのグランドキャビンで約50,000円から利用できます。

購入する場合と違って初期費用は一切かからない上、料金には車両本体価格に加えて各種税金や自賠責保険料なども含まれているのでお得といえるでしょう。


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ハイエースのように車両本体価格が300万円クラスの車を購入する場合はローンを利用するのが現実的ですが、利息が発生するのがデメリットです。その点、カーリースはローンを組む必要がないため金利の概念がありません。毎月定額料金を支払うだけで乗れる点は大きなメリットでしょう。


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個人事業主がカーリースでハイエースに乗ると購入するよりどれくらいお得?

個人事業主がカーリースでハイエースに乗ると購入するよりどれくらいお得?

カーリースは負担を抑えてハイエースに乗れることから、多くの個人事業主の方が利用しています。実際、購入するよりどれくらいお得になるのか、ローン購入した場合とカーリースを利用した場合とで比較してみましょう。

なお比較条件をそろえるために、ハイエースに乗る期間は5年、グレードは「DX(2WD)」とし、カーリースは定額カルモくんを利用した場合の料金を例にしています。


DX(2WD)の場合 ローン購入 カーリース
頭金・初期費用 22万3,540円 なし
月々の返済額/月額料金 58,500円

初回支払額:64,318円

53,470円
維持費 自動車税(種別割)50,000円/毎年

自動車重量税32,800円 /車検ごと

自賠責保険料(25ヵ月)20,610円

車検基本料15,000~35,000円程度/車検ごと

車検基本料15,000~35,000円程度/車検ごと

※トヨタモビリティ東京公式サイトでのシミュレーション結果(均等割賦60回払い・頭金0円・ボーナス払いなし・実質年率7.8%)を掲載
※定額カルモくんを個人利用した場合の2022年12月1日時点の月額料金を掲載。個人向けリース料金の目安であり、事業用の場合は料金体系が異なります
※車検基本料は一例であり、依頼する業者によって変動します

毎月の支払額はローン購入が58,500円なのに対し、カーリースは53,470円と安くなっています。また、ローン購入では登録諸費用など20万円以上の初期費用がかかりますが、カーリースではこうした費用が月額料金に含まれているため、別途、初期費用を用意する必要がありません

維持費も、ローンで購入した場合は自動車税(種別割)や法定費用の支払いがその都度必要になりますが、カーリースでは月額料金に含まれているため、別途の支払いは不要です。

これらを踏まえるとカーリースのほうが乗り始めや毎月の負担を抑えられることからお得といえますが、ローン購入の場合は、5年でローンを完済するシミュレーションのため、6年目以降は基本的には維持費の支払いだけで乗れる点はメリットです。


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長く乗る予定の場合は購入するという選択も有効ですが、車は時間の経過とともにメンテナンスの手間が増える傾向があることも忘れないようにしましょう。ローンを完済した後も修理費用に備えなければなりません。その点カーリースは契約満了後に簡単な手続きで新車に乗り換えることも可能なので、故障リスクに悩まされる可能性は低いでしょう。


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個人事業主がカーリースでハイエースに乗る場合のデメリット

個人事業主がカーリースでハイエースに乗る場合のデメリット

個人事業主の方がハイエースに乗る場合は、購入するよりもカーリースを選んだほうが負担を抑えられる可能性が高いでしょう。ただし、カーリースにはデメリットもあるため注意が必要です。

どのような点に気を付ければいいのか、ここでは4つのデメリットを確認しておきましょう。

中途解約は原則できない

カーリースの月額料金は、車両本体価格に法定費用などの諸費用を足した総額を契約月数で割って決められており、これは個人事業主として利用する場合も同様です。そのため、中途解約を認めてしまうと残りの期間分の料金がリース会社の損害になってしまうことから、原則として中途解約は認められていません。

仮にやむをえない事情で中途解約が認められたとしても、高額な違約金を請求されるのが一般的です。このことから、契約前に今後の仕事の計画をしっかりと考えた上で、車が必要になりそうな期間だけ契約することが重要になります。

走行距離制限を超過すると追加料金がかかる

カーリースは契約満了時に車を返却することを前提にしたサービスであることから、車の価値を保つために走行距離制限が設けられているのが一般的です。仕事で頻繁にハイエースを利用する個人事業主の方にとっては、この点がデメリットになる場合があるでしょう。

制限距離は月間500kmや1,000kmなど、リース会社や選ぶプランによってさまざまですが、これを超えると超過料金を請求されてしまうため、車の使い方を考えた上でリース会社やプランを選ぶことが大切です。もし事前のシミュレーションでリース会社の設定している制限距離を超えてしまいそうな場合は、契約前に相談しておくといいでしょう。

車を自由にカスタマイズできない

カーリースでは車を返却する際に原状回復をする義務があり、元に戻せないほどのカスタマイズは禁止されています。例えば、個人事業主の方が車体や車窓に屋号や連絡先のステッカーを貼って粘着跡が残ってしまうと原状回復費用が必要になる可能性があるため、注意が必要です。

ただし許容範囲の判断は難しいため、迷ったときにはリース会社に相談するのがいいでしょう。また、メーカーオプションであれば自由につけられるリース会社もあるので、業務に必要なものは最初にオーダーしておくと安心です。

審査に通らなければ利用できない

カーリースは契約前に審査があり、通らないと利用することができません。審査では、年収や事業年数、個人の信用情報などを基に十分な支払能力があるかどうかが判断されます。

個人事業主の方は正社員に比べて、収入の安定性が低いとみなされる傾向があるので、不安がある場合には連帯保証人を立てるなどの対策をとるといいでしょう。また、業務に支障のない範囲でハイエースのグレードを下げたり、オプションを減らしたりすれば、利用料金が安くなり審査のハードルを下げやすくなります。


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カーリースのデメリットは、事前に対策を行ったり、リース会社やプラン選びを間違えたりしなければ、基本的に解消できるものです。後悔することのないよう、上記のデメリットを踏まえながら契約の準備を進めるようにしましょう。

個人事業主がカーリースでハイエースに乗るメリット

個人事業主がカーリースでハイエースに乗るメリット

個人事業主の方がカーリースでハイエースに乗る際はいくつかのデメリットに注意する必要がありますが、一方でメリットも数多くあります。ここでは、メリットについて詳しく見ていきましょう。

月額料金をすべて経費にできることがある

個人事業主の方がハイエースを購入する場合は固定資産となることから、経費として計上する際は減価償却を行う必要があります。普通車の法定耐用年数である6年にわたって経費を計上していくことになるため、一括払いで高額な支出があったとしても、その年に全額を経費にすることはできません

一方、カーリースは車を取得するのではなく料金を支払いながら利用するサービスなので、多くの場合、毎月支払う利用料金を全額経費として計上できる可能性があります。

手間のかかる仕分け処理から解放される

先程、車を購入する場合には減価償却が必要になると述べましたが、減価償却は年ごとに行うので手間がかかります。また、購入時に発生する初期費用や、年に一度の自動車税(種別割)、車検の際にかかる法定費用なども、その都度項目ごとに分けて経費計上しなければならないため、事務処理が煩雑になりがちです。

しかしカーリースは、初期費用がかからず法定費用なども月額料金に含まれているため、一括で処理することができます。このように、個人事業主の方にとって車の費用に関わる事務処理を簡素化できる点もメリットです。

初期コストを大幅に削減できる

車を購入する場合には、頭金や登録諸費用などの初期費用が必要になるので、まとまった資金を準備しておかなければなりません。しかし、カーリースでは頭金が不要で、登録時にかかる各種税金や自賠責保険料などは月額料金に含まれています。

つまり、初月から支払いは月額料金だけでいいので、個人事業主の方も導入コストを大幅に削減することが可能です。ハイエースを複数台用意したいという個人事業主の方にとっても、メリットは大きいでしょう。

「わ」や「れ」ナンバーにならない

個人事業主の中には取引先からの信用を考えて、借りた車であることを知られたくないという方もいるのではないでしょうか。

レンタカーやカーシェアリングで使用されている車は、貸渡し用であることを示す「わ」や「れ」などのナンバーになりますが、カーリースで利用する車は購入した車と同じ一般的なナンバーになります。リース車だと気付かれることはないので、安心といえるでしょう。

契約満了時は返却するだけ!そのままもらう選択も

車を購入した場合には、何年か乗って車を手放す際、自分で査定に出して売却先を決めるなど、時間も労力もかかります。しかしカーリースでは契約が満了したら乗っていた車を返却するだけなので、特別な手続きは必要ありません。

なお、リース会社やプランによっては、乗っていた車を返却せずにそのままもらえるケースもあるので、興味がある場合は問い合わせてみるといいでしょう。


マイカーコンシェルジュ・若林由晃

オプションも自由に選べるカーリースなら、バックカメラやフロアマット、ドアバイザーなども新車を購入するときと同じように選ぶことができます。お得にハイエースに乗れる上、新車を購入するときと同じ選択ができるのは大きなメリットといえるでしょう。


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個人事業主の方がカーリースでハイエースに乗るならここ!

カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、日本最安水準の月々10,000円台から国産新車に乗れるということを表した図

カーリースを利用すれば導入コストを抑えてハイエースにお得に乗ることができますが、中でもおすすめなのが定額カルモくんです。新車を購入するときと同じように、グレードやカラー、オプションを自由に選べる上、サポート体制も充実しています。

ここでは、個人事業主の方も注目している定額カルモくんの特徴について、見ていきましょう。

細かい契約期間設定で中途解約リスクを抑えられる

カーリースでは中途解約が基本的に認められておらず、仮に認められたとしても高額な違約金が発生してしまうため、注意が必要です。中途解約のリスクを減らすためには、業務計画を立てた上で、必要な年数で契約できるリース会社を選ぶ必要があります。

その点、定額カルモくんでは、1年ごとに契約期間を設定することが可能です。そのため、業務上のニーズに合わせた年数で契約でき、中途解約のリスクを抑えられるでしょう。

導入コストをかけることなくハイエースが利用できる

ハイエースは購入すると高額な初期費用がかかることから、導入に慎重になっている個人事業主の方もいるのではないでしょうか。

しかし定額カルモくんなら、初期費用は0円。登録などにかかる費用も月額料金に含まれているので、まとまった資金を準備することなくハイエースに乗り始めることができます。その後も法定費用込みの月額料金で、負担を抑えながら利用することが可能です。

購入した場合と違って相談できる環境がある

個人事業主の方がハイエースを購入した場合、急な故障やトラブルなどが起きた際には、すべて自身で解決しなければなりません。修理業者を探す手間と時間が、業務に悪影響を及ぼしてしまうこともあるでしょう。

その点、定額カルモくんであれば契約前はもちろん、契約後も何か困ったことがあった際にはいつでも相談することができます。時間や手間のかかることは任せて業務に集中できるため、忙しい個人事業主の方にはピッタリでしょう。


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メリットとデメリットを理解して、お得にハイエースの導入を

メリットとデメリットを理解して、お得にハイエースの導入を

カーリースは中途解約ができないなど、個人事業主の方にとってデメリットがある一方で、月額料金をそのまま経費に計上できる可能性があるなどのメリットも数多くあります。

特に、初期費用0円でハイエースの新車に乗ることができる点は、コストを抑えながら事業を展開したい個人事業主の方にとって大きなメリットになるでしょう。

定額カルモくんであれば、契約前から何度でも無料で相談ができるため、気になる方は早速下のバナーからチェックしてみてはいかがでしょうか。


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※この記事は2022年12月時点の情報で制作しています

よくある質問

Q1個人事業主がカーリースでハイエースに乗る場合の料金は?

A:定額カルモくんを個人利用した場合、基本グレードのDXで40,980円から乗ることが可能です。月額料金には契約期間中の各種税金や自賠責保険料なども含まれており、お得といえるでしょう。

Q2個人事業主がハイエースに乗るならローン購入よりカーリースのほうがお得?

A:ローン購入ではまとまった金額の初期費用が必要になりますが、カーリースは初期費用0円で乗り始められるので、導入コストを抑えることが可能です。また、ローン購入では維持費として税金などの法定費用がその都度かかりますが、カーリースではこうした費用は月額料金に含まれています。

Q3ハイエースをリースするなら、どこがおすすめ?

A:定額カルモくんがおすすめです。新車を購入するときと同じようにグレードやカラー、オプションを選べる上、1年ごとに契約期間を設定できるので中途解約のリスクを減らすことが可能です。サポート体制も充実しており、個人事業主の方も多数利用しています。

この記事の執筆者・監修者


若林 由晃
クルマ専門家

若林 由晃

代々継がれる創業70年の車販・整備工場を営む家に生まれ、エンジンオイルとガソリンの香りにまみれながら育つ。小学校から車販の接客、中学校には整備の手伝いを行う根っからのカーガイ。自動車整備専門学校では上位の成績で卒業。整備士国家資格は満点合格(専門学校の先生が採点)。 その後、大手自動車メーカー系列のディーラーで整備と中古車販売を経験。IT×車という販売方法に興味を持ち、個人向けカーリースのセールスに転身。中古カーリース事業、全国の加盟店販売事業、自動車販売事業に参画している。 メディア出演・寄稿歴:テレビ東京「ワールド・ビジネス サテライト」、日本テレビ「news every.」「DayDay.」、ラジオ関西「Clip」、徳間書店「GoodsPress(グッズプレス)」、朝日デジタルラボ「Moovoo」ほか

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