カーリースを個人事業主が活用するメリットを徹底解説
更新日:2022.10.10
個人事業主にとって、事業用の車の購入はまとまった出費を伴う半面、購入費用を経費として一括計上できないなど、大きな負担となります。
一方、カーリースを利用すれば、初期費用がかからない上、車にかかる諸費用も経費で処理することが可能になり、購入するよりも負担を減らしながら、節税効果も期待できます。
カーリースにはほかにもたくさんのメリットがあり、個人事業主で利用している方も増えています。ただし、個人事業主のカーリースの選び方や申込みにはいくつか注意しておきたい点もあります。そこで、個人事業主がカーリースを利用するメリットや注意点について、審査に通りやすくなる方法と併せて解説します。
【この記事のポイント】
✔個人事業主がカーリースを利用することで得られるメリットはたくさんある
✔個人事業主でも対策を立てることでカーリースの審査に通りやすくなる
✔個人事業主にはサービスが豊富なカーリースがおすすめ
- 個人事業主が車を購入した場合の経費計上のしくみと、車にかかる費用
- カーリースの経費計上は半数以上の個人事業主が知っている
- 個人事業主がカーリースを利用するには?カーリース会社選びの注意点
- 個人事業主は、カーリースの審査に通る?
- 個人事業主がカーリースの審査を通過するために行いたい対策
- 個人事業主の方におすすめのカーリース
- 仕事で使う車をカーリースで利用している方の口コミ
- 個人事業主にとってカーリースはメリットが大きいサービス
個人事業主が車を購入した場合の経費計上のしくみと、車にかかる費用
個人事業主が仕事で使う物などを購入した場合、一般的には経費として処理することができます。ところが、車の場合には、購入費用を一括で経費に計上できなかったり、処理の仕方によっては経費として認められない場合があったりするのをご存じでしょうか。
ここでは、個人事業主が営業車として車を購入した場合の経費処理のしくみと、車にかかる費用について詳しく紹介します。
新車購入費用は減価償却で複数年にわたる経費計上が必要
個人事業主の経費処理では、購入金額が10万円以上で一定期間以上使えるものは「固定資産」としてカウントされます。固定資産は時間の経過とともに価値が減少していくため、購入金額を耐用年数で分割した金額を、年ごとに経費計上する「減価償却」を行う必要があります。
車は固定資産にあたることから、経費処理は複数年にわたって計上していくことが前提となっています。
例えば、耐用年数が6年の車を240万円で購入した場合、240万円全額を購入した年に経費として計上することはできず、40万円ずつ6年かけて経費に計上していくことになります。
なお、車の耐用年数は新車か中古車か、さらには車のタイプによっても変わるため、減価償却費の計上額は購入する車によって異なります。減価償却の算出元となる耐用年数は法律で定められており、新車の場合、普通自動車で6年(72ヵ月)、軽自動車では4年(48ヵ月)です。
また、カーローンで車を購入すると、経費計上できるのは利息のみで、借入金については経費計上できません。
車をプライベートでも使用していると、「家事按分」しないと経費計上できない
個人事業主の場合、週末などにプライベートの用事で商用車を利用することもあるでしょう。車にかかった費用のうち、仕事で利用した分については経費計上が可能ですが、プライベートで使用した分については経費として計上することができません。
そのため、車関連の費用を仕事に利用した分とプライベートで使用した分に分ける必要があります。
このとき用いられる方法が、合理的な基準で商用利用とプライベート利用を区分する「家事按分」です。家事按分を適用して経費を計上すれば、総額のうち商用に利用した分について、経費計上が認められるようになります。
車の家事按分は走行距離や利用日数に基づいて行われることが多いです。例として、上図に示した走行距離を基に家事按分するケースを見てみましょう。
1ヵ月間に減価償却費やガソリン代などにかかった車の費用が60,000円で、仕事での走行距離が1,000km、プライベートでの走行距離が500kmだとします。このとき、1ヵ月の走行距離のうちの3分の2が仕事での使用なので、60,000円のうちの3分の2にあたる40,000円を経費として計上することができます。
なお、個人事業主の場合、自宅を事務所にしていることもあるでしょう。その場合も、光熱費などを使用時間の割合や床面積などに基づいて家事按分することで、経費として計上するといったことが可能です。
個人事業主の商用車購入にかかる費用
商用車の購入には、車両本体価格以外にもさまざまな費用が発生します。ローンに含められない場合は実費で支払う必要があるため、資金計画を立てる上でも、どのような費用が必要かを把握しておくことが大切です。
法定費用
法定費用は車の取得にかかる税金や保険料で、車を購入した際には必ず納める必要があります。税額は法律で決められていますが、車の重量や排気量などによって異なるものもあります。
〈車購入の際にかかる法定費用〉
・消費税・自動車税(種別割)
・環境性能割(取得価額が50万円以上の場合)
・自動車重量税(エコカー減税が適用される場合あり)
・自賠責保険料
・自動車リサイクル料(金額は車種により異なる)
車取得に関わる諸費用
意外に金額がかさむのが、車取得に関わる諸費用です。おもな諸費用と目安となる金額は以下のとおりです。
〈車取得の際にかかる、おもな諸費用と金額の目安〉
・登録費用(車両登録代行費):10,000~30,000円
・納車費用:5,000~30,000円程度
・車庫証明代行費用:3,000~10,000円程度
・検査登録手続代行費用:10,000~30,000円程度
諸費用については、自分で業者に出向いて車を引き取ったり、車庫証明や検査登録手続きも自分で行ったりすることで、節約の余地があります。
このほか、オプションをつけたり、ロゴなどの装飾を施したりすると、その分の費用もかかります。
車の購入にかかる経費計上の手間や初期費用を減らしたい個人事業主の方には、カーリースがおすすめです。
カーリースを利用すれば、車両本体価格やオプション費用から、法定費用、諸費用まで月々定額にできるので、月額料金だけで乗り始めることが可能です。また、料金をそのまま経費計上できるので、減価償却も必要なく、経費処理が簡単です。
個人事業主向けのカーリースについて、詳しくは以下のバナーからチェックしてみましょう。
個人事業主がカーリースを利用する4つのメリット
減価償却や家事按分など、車にまつわる諸費用を経費で計上するのは個人事業主にとってはなかなか複雑な作業で、時間的にも負担になってしまいます。
しかし、煩雑な手間なしに車に関する費用を処理できる方法があります。それがカーリースを利用して、営業車を調達する方法です。ここでは、個人事業主がカーリースを利用する4つのメリットについて、「おトクにマイカー 定額カルモくん」を例にご紹介します。
メリット1. 毎月のリース料金を全額経費として計上できる
新車を一括購入した場合は減価償却をする必要があり、カーローンで購入した場合は、経費計上できるのは利息のみです。対してカーリースでは、毎月支払うリース料金を全額経費計上することが可能です。
この違いは、カーリースは車を取得するのではなく、料金を支払って利用するというしくみによるものです。カーリースは減価償却する必要がなく、利用料をそのまま経費として計上できるため、経費処理の手間が減る上、節税効果も期待できます。さらに、車が個人事業主の固定資産にならないことで課税対象となる資産を減らすことにもつながります。
なお、カーリースの場合でも、商用車をプライベートでも使用しているケースでは家事按分した上で商用分を経費計上する必要があることに注意が必要です。
メリット2. 車のメンテナンス費用を一元化して管理できる
〈ファイナンスリースとメンテナンスリースの比較〉
ファイナンスリース | メンテナンスリース | |
---|---|---|
車両購入 | 〇 |
〇 |
自動車税(種別割) | 〇 |
〇 |
自動車重量税 | 〇(初回のみ) |
〇(契約期間分) |
環境性能割 | 〇 |
〇 |
新車登録の諸費用 | 〇 |
〇 |
自賠責保険 | 〇(初回のみ) |
〇(契約期間分) |
任意保険 | △* |
△* |
点検・整備 | × |
〇 |
修理 | × |
〇 |
車検 | × |
〇 |
消耗品の交換など | × |
〇 |
事故時サポート | × |
〇 |
*任意保険はカーリース会社やプランにより異なります
法人や個人事業主向けのカーリースには、「ファイナンスリース」と「メンテナンスリース」という2つの契約タイプがあり、月額料金に含まれる内容が異なります。
ファイナンスリース
ファイナンスリースは、カーリースの基本的なしくみに即したタイプの契約です。月額料金に含まれるのは、おもに車の車両本体価格と新車新規登録時に必要な各種税金や諸費用程度で、車を維持する上での税金やメンテナンス費用は自己負担となります。
メンテナンスリース
メンテナンスリースは、ファイナンスリースの月額料金に含まれる項目に加え、車検にかかる点検費用や、オイル交換やタイヤ交換代といった車のメンテナンスに必要な費用、サポート料などを月々のリース料金に含められる契約です。
カーリース会社によっては、メンテナンスプランとしてオプションの扱いになっているケースもあります。
メリット3. 車にまつわる事務処理や手続きなどの手間が省ける
個人事業主であれば、効率的に事業を回していくために事務処理にかける時間や手間をなるべく節約したいものです。
車を購入した場合、税金や車検・法定点検費用、メンテナンス費用の支払いといったように、項目ごとに計上する必要があり、経費管理が煩雑になります。また、購入時にかかる初期費用について経費処理する際の項目もさまざまで、初めての場合などは手間取ることもあるでしょう。
一方、カーリースでメンテナンスリースを契約していれば、これらの費用が月額料金にまとまっているため一括で処理できる上に、都度の支払いも発生しないため、車の費用にかかる事務処理を減らすことが可能です。また、初期費用がかからないため、初月も月額料金以外に処理しなければならない費用がありません。
メリット4. 「わ」ナンバーにならない
レンタカーやカーシェアリングでは、車のナンバーは貸渡用車両の「わ」や「れ」ナンバーなります。対してカーリースでは、一般ナンバーが適用されるため、リース車であることはわかりません。
個人事業主では所有している車でないことで社会的な信用が揺らいでしまうケースもあることから、リース車だとわからないカーリースではそのようなリスクがなく、安心だといえるでしょう。
カーリースの経費計上は半数以上の個人事業主が知っている
個人事業主にとってメリット豊富なカーリースですが、実際にはどれくらいの個人事業主がそのメリットを把握しているのでしょうか。
定額カルモくんが仕事で車を利用している全国の個人事業主739人を対象に行ったカーリースの利用実態についての調査*によると、「カーリースで車の経費が計上できる」ことを「知っている」と答えた個人事業主は57.5%と、半数以上に上りました。
個人事業主は法人と違い、事業資金の管理を自身で行うケースが多いことから、コストの削減や節税対策などに積極的な傾向があります。そのため、カーリースのように節税効果が期待できる情報もいち早く収集し、利用または検討している可能性が高いといえるでしょう。
*調査期間:2021年5月14~21日
個人事業主がカーリースを利用するには?カーリース会社選びの注意点
個人事業主の方がカーリースを利用する場合、事業用途に合った車種を取り扱っているかなど、プライベートで使用する場合とは異なる点も意識してカーリース会社を選ぶ必要があります。また、法人とは違う注意点もあります。
カーリース会社選びで失敗しないためにも、次の点に注意して事業に合ったサービスを探しましょう。
法人向けと個人向けの両方のサービスがあるか
カーリースは、個人と商用で利用できるサービスが異なります。個人事業主が仕事用の車を利用する場合は、一般的には法人・個人事業主向けのサービスになります。
法人・個人事業主向けのカーリースでは商用車の取り扱いがあるなど、事業で利用する上で便利なサービスや契約内容が豊富な一方、法人名義の口座を持っていないと申し込めないケースも多いです。
そのため、個人名義の口座しか持っていない個人事業主の方は、個人向けと法人向けの両方を用意しているカーリース会社を選んでおくと、口座の名義を気にすることなく、状況に合わせた利用が可能になります。
商用車の取り扱いがあるか
事業内容によっては、大型バンやトラックなどの商用車が必要な場合もあるでしょう。取扱車種はカーリース会社によって異なるため、事業に使用したい車を扱っているか、事前に確認しておくことが大切です。
国産全車種が対象など取扱車種が豊富なカーリースであれば、希望の車を手配しやすいでしょう。
なお、オプションやロゴの装飾など、事業用にカスタマイズ可能かどうかも確認しておくことが大切です。また、事業の関係でどうしても間に合わせなければならない納期がある場合には、中古車リースも視野に入れて検討してみましょう。
商用利用のためのメンテナンスサービスが充実しているか
個人事業主の方が事業に使用する車は、プライベートで使用する車以上にメンテナンスをしっかりと行い、安全性を保っておく必要があります。そのため、定額料金内でどのようなメンテナンスをどのくらい受けられるのかを確認しておきましょう。
メンテナンスサービスが充実しているカーリースなら、月額料金にまとめられるメンテナンス項目も増えるため、その都度経費処理を行う手間もなくなります。
また、個人事業主では車の管理も自身で行わなければならないため、指定の整備工場数も重要なポイントとなります。指定の整備工場が多ければ、最寄りの整備工場で仕事の合間にメンテナンスを受けられるほか、出先で車のメンテナンスを行ったり、故障時にもすぐ対応できたりと便利です。
個人事業主は、カーリースの審査に通る?
個人向け、法人・個人事業主向けにかかわらず、カーリースの利用前には審査があります。一般的に個人向けカーリースの場合は、職業や年収、個人の信用情報などがチェックされます。
一方、法人・個人事業主向けでは、おもに事業内容や経営状況などが審査対象となるため、個人事業主の中には審査に通るか不安な方もいるでしょう。
個人事業主が法人・個人事業主向けカーリースを利用する場合は、どのような点が審査されるのか、事前に把握して対策を立てておくことが大切です。以下で法人向けカーリースの審査について詳しく見ていきましょう。
法人向けカーリースを個人事業主が利用する際に審査される項目は?
法人向けのカーリースは、短いものでも一般的に3年ほどの契約となるサービスが多めです。審査では、会社としてカーリースの料金を支払い続けられるか、事業の継続性なども含めてチェックされます。そのため、個人向けサービスと比較して審査がきびしくなる傾向があります。
個人事業主が審査でチェックされる項目には、一般的に次のようなものがあるといわれています。
経営状況
審査の中でも重要なポイントになるのが経営状況で、過去3年分の決算書などの提出を求められる場合があります。赤字経営が続いていたり、直近の決算の状況がよくなかったりすると、審査では不利になりやすいです。
事業の継続年数
審査では事業の継続年数もチェックポイントになります。そのため、スタートアップ企業などの場合には、直近の決算が黒字であっても慎重に審査が行われる傾向があるといわれています。
事業内容
事業内容も審査の対象となります。審査の際に不利になりやすいといわれているのは、水商売や風俗営業、パチンコ店経営などの娯楽産業といった業種です。また、反社会的勢力組織に関わる企業は審査の対象にならず、利用できません。
債務残高・債務整理歴
黒字か赤字かにかかわらず、利益や資産に対して債務残高が多すぎると審査ではネックになります。加えて個人事業主の場合には、過去の債務整理歴が問題になる場合もあります。
クレジットカードの支払いや住宅ローンの返済で延滞を繰り返しているなど、個人事業主本人がいわゆる信用情報機関の「ブラックリスト」に掲載されている場合も、審査通過がきびしくなるでしょう。
個人向けカーリースと法人向けカーリースでは審査の通過しやすさが違う?
個人向けカーリースでは、申込者本人の情報を基に審査が行われるため、個人の年収や信用情報次第で審査に通過しやすいケースも見られます。
一方、法人向けカーリースでは事業が審査対象となるため、会社の規模や資本金、収益の安定性などが審査に影響してきます。決算書や確定申告書など、提出を求められる書類も個人向けカーリースよりも多くなりがちです。
特に個人事業主の場合は、年によって売上に差があったり、節税対策を行っていたりすることも多いため、法人向けカーリースの審査では通過が難しくなる場合があります。個人事業主の方は、会社の経営状態や自身の年収などを考慮して、審査に通過しやすいほうのサービスで申し込むのがいいでしょう。
定額カルモくんでは、事業の口座が個人名義の個人事業主の方の場合、個人向けカーリースでの申込みとなります。その際、審査に通るか確認できる「お試し審査」の利用が可能です。
お試し審査では、予算に近い仮の車種で審査を行い、結果を基に車種やプランをじっくり検討することができます。そのため、資金計画に無理のないぴったりの車を用意できるでしょう。
審査通過後のキャンセルも可能なため、まずは審査に通るか確認したいといった個人事業主の方も、気軽に試してみましょう。
※審査に通っても必ず契約する必要はありません
個人事業主がカーリースの審査を通過するために行いたい対策
個人事業主がカーリースの審査を受ける場合、会社の経営状態などをチェックされるケースもあることから審査に不安を感じられた方もいるでしょう。
しかしあらかじめ対策をしておけば、審査に通過する可能性を高めることができます。どのような対策をすればいいか、以下で見ていきましょう。
安いプランで申し込む
カーリースでは契約期間や契約内容によって複数のプランが設けられていることが多いです。高額なプランであればあるほど、サービス内容が充実する一方、審査には通りにくくなってしまいます。
事業にとって不要なサービスなどが含まれていないかを確認し、変更しても問題ないようであれば、より安いプランで申し込むことで審査に通る可能性を高めることができるでしょう。
頭金のあるカーリースにする
カーリースによっては頭金の支払いがあったり、頭金を支払うかどうかを選べたりするものがあります。頭金を支払うことで審査対象となる利用総額を下げられるため、審査に有利になりやすいでしょう。
一方で、頭金としてまとまった費用がかかり、月額の定額料金だけで車に乗り始められるというカーリースのメリットがなくなってしまうことには注意が必要です。
連帯保証人を立てる
カーリースの審査では、個人事業主でも連帯保証人を立てることで審査に通るケースがあります。連帯保証人を立てれば審査に通過しやすくなる場合、カーリース会社から知らせてもらえることが多いですが、審査に不安がある場合には、連帯保証人を頼めそうな方がいないか、あらかじめ検討しておくといいでしょう。
審査に通りそうなほかのカーリース会社を探す
カーリース会社によって審査基準はさまざまです。そのため、審査に通りやすそうなカーリース会社がほかにないかを探してみるのもいいでしょう。
ほかのカーリース会社で個人事業主の口コミなどがあれば、個人事業主でも利用できるカーリースであることがわかり、審査を受けるかどうかの検討材料にすることもできます。口コミや感想などから、個人事業主も利用しているサービスなのかを見てみるのもおすすめです。
法人向けでなく個人向けカーリースを申し込む
法人向けカーリースと個人向けカーリースでは、法人向けカーリースのほうが審査がきびしい傾向があります。そのため、個人事業主の場合では、個人向けカーリースに申し込むことで審査に通りやすくなることもあります。
ただし、個人向けカーリースでは一般的に個人口座を利用する必要があることに注意が必要です。
なお、個人向けカーリースを利用している場合、リース車を商用利用することがなくなっても、プライベートで乗る車として借り続けることができます。そのため、将来的にプライベートでの利用のみになる可能性がある方は、そのような点でも個人向けカーリースを選んでおくと安心です。
定額カルモくんは、個人向けのサービスと法人窓口の両方をご用意しています。法人向けと個人向けのどちらに申し込めばいいのか悩んだときでも、状況を伺った上で、最適な方法をご提案しますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
個人事業主の方におすすめのカーリース
個人事業主の方にとってメリットの多いカーリースとしておすすめなのが「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。定額カルモくんには法人窓口があるほか、利用者には個人事業主の方も多く、また、商用として利用する上でもプライベートで兼用する上でも便利なサービスが豊富にそろっています。
サービス開始から4年で10万人以上が申し込んだ定額カルモくんが個人事業主におすすめの理由を、以下で詳しく見ていきましょう。
国産メーカー全車種・全グレードから選べる
定額カルモくんでは、国産全メーカーの全車種、全グレードを取り扱っています。そのため、商用車はもちろん、お客様を乗せやすい車や、プライベートと兼用しやすい車など、希望に沿った車種に乗ることが可能です。
また、カーリースでは基本的に車のカスタマイズはできませんが、定額カルモくんの法人・個人事業主向けサービスでは、社名やロゴ入りステッカーを貼って納車してもらうことができます。契約満了時に原状回復が求められることもないので、ステッカーを貼ったまま車を返却でき、たいへん便利です。
メンテナンスプランで車検代・メンテナンス費用を月額料金にまとめることができる
車を維持していく上で車検代やメンテナンス費用が必要ですが、まとまった出費となる上、個人事業主の方にとってはその都度、経費処理が必要になり、煩雑な作業が要求されます。
その点、定額カルモくんでは、車検代やメンテナンス費用を月額料金にまとめられるメンテナンスプランがあります。月々の料金にこれらの費用もまとめられることで、車検やメンテナンスの度に経費処理を行う必要がなくなり、事務作業の手間が減らせます。
また、費用を気にせずメンテナンスが受けられるようになることで、常に整備された安全な車に乗り続けられる点でもおすすめです。
「お試し審査」で審査に通るかどうかをあらかじめチェックできる
個人事業主も利用できる個人向けの定額カルモくんには、審査に通るかあらかじめチェックできる「お試し審査」があります。
お試し審査を受けることで定額カルモくんを利用できるかどうかがわかるだけでなく、審査通過後に利用可能な範囲でどのような車に乗れるのかを知らせてもらえたり、相談しながら事業に合った車種やプランを決めたりすることができます。
申込みはオンラインから5分程度で済み、キャンセルも可能なので、審査に不安がある個人事業主の方は以下のバナーから、まずはお試し審査に申し込んでみるといいでしょう。
仕事で使う車をカーリースで利用している方の口コミ
実際に定額カルモくんでリースした車を仕事に使用している方の口コミを見てみましょう。
在宅勤務がおもですが、コワーキングスペースに車で行くこともあるので、月額料金のうち、仕事で使用した分を経費計上しています。
定額カルモくんを選んだのは、ほかの会社もいろいろと見て比べた結果、ホームページが見やすく安心感があったからです。
税金や車検はやっぱり負担になるので、カーリースだと車検代もメンテナンス費用も全部コミコミなので助かっています。今の仕事の契約満了後もカーリースを継続しようと思っています。
(埼玉県在住のTさん/ホンダ「N BOX」を8年でご契約)
個人事業主にとってカーリースはメリットが大きいサービス
カーリースは毎月のリース料金を全額経費として計上できるため、個人事業主の方が利用すると節税効果が期待できます。また、税金やメンテナンスに関わる費用や事務処理を一元化して手間を減らせるなど、さまざまなメリットもあるサービスです。
さらに定額カルモくんなら、一般的なカーリースのメリットはもちろん、国産の全車種から車を選べたり、お試し審査でカーリースを利用できるかどうかをあらかじめ確認できたりと、個人事業主の方にもおすすめのサービスが充実しています。詳しいプランやサービス内容については、以下より気軽にお問い合わせください。
※この記事は2022年8月時点の情報で制作しています
よくある質問
- Q1個人事業主がカーリースを利用するメリットは?
A:最大のメリットは、リース料金を全額経費として計上できるため、節税効果が期待できる点です。それ以外にも、税金やメンテナンス費用の支払いを一元化できることで経費計上の手間も減らせるなど、業務の合理化や効率化にもつながります。
- Q2個人事業主が車の維持費を経費で処理するときの注意点は?
A:所有する車を仕事とプライベートで兼用しているケースでは、プライベートでの使用分については経費計上することができません。家事按分により、仕事に使用した分の経費のみを計上する必要があります。
- Q3定額カルモくんが個人事業主におすすめなのはなぜ?
A:国産全メーカーの全車種から好きな車を選ぶことができるほか、メンテナンスプランで車検代やメンテナンス費用を月額料金にまとめることができたり、お試し審査であらかじめ審査に通るかどうかをチェックできたりと、個人事業主にうれしいサービスが豊富にそろっているためです。
車はおもに仕事で利用するので、月額料金をそのまま経費として計上できるというのが、カーリースを選んだ一番の理由です。定額カルモくんは選べる車種が多くて、価格帯も予算内に収まる安さだったことが決め手になりました。
仕事で昼夜を問わず毎日運転していることもあって、安全性能搭載車にこだわって選びました。信号待ちなどで目をつむって目を休めることがあるのですが、前の車が発進すると知らせてくれるのはとてもありがたいです。 (東京都在住のNさん/ホンダ「N BOX」を11年でご契約)