専門家も利用者もおすすめのカーリースはどこ?5社比較とコスパ最強の選び方を解説
更新日:2025.04.01
- 【5社比較】専門家がおすすめする高コスパのカーリースとは
- 本当に買うよりおすすめ?カーリースvsカーローン比較
- カーリースを比較検討する際に知っておきたい3つのポイント
- カーリースをおすすめできない人とは?デメリットと対策
- カーリースをおすすめしたい6つのメリット
- カーリースは新車と中古車どちらがおすすめ?
- カーリースの利用手順
- 専門家やカーリース利用者がおすすめするコスパに優れたカーリースは?
- カーリースの満足度は選ぶサービスで大きく変わる
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【5社比較】専門家がおすすめする高コスパのカーリースとは
カーリースは各社で料金形態やサービス内容が異なります。そのため、月額の安さだけで選ぶと後悔につながることも。料金の内訳や各種プラン、サポート体制の充実度なども確認し、自身の希望や利用状況に合う車のリース会社を選ぶことが大切です。
そのうえでカーリース専門家がおすすめするのは、次の5つの条件を満たしているサービスです。
《専門家がおすすめするカーリースの5つの条件》
1. リース料金に含まれる項目に過不足がない
2. 選択肢が豊富で利用状況に合わせやすい
3. 基本プランが充実していて追加料金がかかりにくい
4. 残価精算がない
5. サービス、サポートの両面で安心感が高い
以下で各条件のポイントを、人気のカーリース5社*¹のデータを比較しながら詳しく見ていきましょう。
*¹ 2025年3月24日時点のキーワード「カーリース」によるGoogle検索の上位5社
1. リース料金に含まれる項目に過不足がない
定額カルモくん | A社 | B社 | C社 | D社 | |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 (月々均等払い) |
13,920円~ | 14,520円~ | 16,242円~ | 16,610円~ | 19,250円~ |
月額料金に 含まれる費用 |
・車両本体価格 ・環境性能割 ・自動車税(種別割) ・自動車重量税 ・自賠責保険 ・登録諸費用 |
・車両本体価格 ・環境性能割 ・自動車税(種別割) ・自動車重量税 ・自賠責保険 ・登録諸費用 |
・車両本体価格 ・環境性能割 ・自動車税(種別割) ・自動車重量税 ・自賠責保険 ・登録諸費用車 ・車検基本料 店舗契約のみ ・ガソリン代割引 ・指定液類の交換、補充 |
・車両本体価格 ・環境性能割 ・自動車税(種別割) ・自動車重量税(初回のみ) ・自賠責保険(初回のみ) ・登録諸費用 ・ガソリン代割引 付帯必須のメンテナンスプランのうち、 スタンダード以外のプラン加入にて、2回目以降の自動車重量税、 自賠責保険を含められる |
・車両本体価格 ・環境性能割 ・自動車税(種別割) ・自動車重量税(初回のみ) ・自賠責保険(初回のみ) ・登録諸費用 ・ガソリン代割引 付帯必須のメンテナンスプランにて、 2回目以降の自動車重量税、 自賠責保険を含められる |
※2025年3月24日時点の公式ホームページ情報
どこの車のリース会社でも、月額料金に含まれない費用は自己負担となります。そのため、料金に含まれる項目が少ないと、不定期な出費が増えて「定額」というカーリースのメリットが薄れてしまうほか、想定外の出費で家計を圧迫するリスクも伴います。
特に注目したいのが、利用期間中の各種税金。多くのカーリースでは、契約満了までの自動車税(種別割)と自動車重量税、自賠責保険が料金に含まれていますが、例えば表のC社やD社のように、車検時にかかる税金はオプションを付けないと含められないカーリースもあります。
逆に、多くの費用が盛り込まれて料金が割高になっているケースもあります。例えばB、C、D社のガソリン代割引き。一見お得に見えますが、給油量には上限があり、その割引分は月額料金に含まれています。
また、いずれの車のリース会社も割引きが適用されるガソリンスタンドが指定されています。
そのため、給油量が上限に満たない月があると、ガソリン代割引きがないカーリースよりも総コストが高くなる可能性があります。
カーリースを選ぶ際は、月額料金の内訳を確認するとともに、自己負担額も算出して、予算や利用状況に対してコストパフォーマンスが高いサービスから候補を絞るのがおすすめです。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
自動車保険(任意保険)もコストパフォーマンスに影響するものの一つです。中途解約に備えられるカーリース車両保険特約をはじめ、有事の際に十分なサポートが受けられるよう保証の対象や範囲も比較して、料金に含めるか個別に契約するか慎重に検討しましょう。
2. 選択肢が豊富で利用状況に合わせやすい
定額カルモくん | A社 | B社 | C社 | D社 | |
---|---|---|---|---|---|
取扱車種 | 国産全車種 | 国産全車種 | 国産全車種 | 国産全車種 ※プランによる |
国内新車販売台数 上位の車種 |
契約年数 | 1〜11年 | 5・7・9・11年 | 1~9年 | 3・5・7・9年 ※3・9年は限定プラン |
3・5・7年 |
メンテナンス プラン |
3種類 付けない選択も可 |
なし 車検基本料、指定液類の交換・ 補充の無料クーポンが付帯 |
2種類 付けない選択も可 |
3種類 いずれかのプランの 選択必須 |
4種類 いずれかのプランの 選択必須 |
契約満了時の 選択肢 |
返却/延長/ 乗換え/もらう |
返却/延長/ 乗換え/もらう |
返却/延長/ 乗換え/買取り/ もらう ※買取り/もらうはプランによる |
返却/延長/ 乗換え/買取り/ もらう ※もらうは9年契約のみ |
返却/乗換え |
※2025年3月24日時点の公式ホームページ情報
車種や契約年数からオプションプラン、契約満了時の選択肢まで、カーリースでは自身の希望に合わせて選ぶことができます。そのため、選択肢が豊富で、ライフスタイルや車の用途などに合ったプランが組めるカーリースがおすすめです。
取扱車種、契約年数、メンテナンスプラン、契約満了時の選択肢について、それぞれおすすめのポイントを見ていきましょう。
取扱車種
おすすめは国産全車種から選べるカーリース。購入時と同様の選択が可能です。また、複数のメーカーを比較しながら検討できるのもメリットです。
なお、C社のようにプランによっては選べない車種があったり、D社のように取扱車種が限定されていたりする場合は、希望の車種が利用できるか事前に確認しておきましょう。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
車種の取扱いはあっても、グレードが限定される車のリース会社もあります。グレードの選択肢が多いと月額料金の比較や調整もしやすくなるため、すべてのグレードを取り扱っているサービスがおすすめです。
契約年数
月額料金を抑えたいなら、定額カルモくんやA社のように長期契約ができるカーリースがおすすめです。一方、車の利用期間が決まっている場合は、定額カルモくんやB社のような1年単位の選択ができるサービスを選ぶと、中途解約のリスクを抑えやすくなります。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
契約期間途中で乗換えができるプランは、一定の条件を満たす必要があるほか、料金も割高になります。中途解約が不安な場合は、必要最低限の年数で契約し、満了時の状況で延長や乗換えを検討したほうがコストパフォーマンスが良いでしょう。
メンテナンスプラン
車は長く乗るほどにメンテナンスコストがかかる傾向があるため、長期契約ならメンテナンスプランの加入をおすすめします。その際、予算や環境に合わせて内容を選べると、コストパフォーマンスの高いプランを組みやすくなります。
逆に契約年数がメーカー保証の期間内程度であれば、メンテナンスプランを付けないという選択も視野に入ります。その場合、C社やD社のように加入が必須だと割高になる可能性があるでしょう。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
メンテナンスを受ける場所も忘れずに確認したいポイントです。指定工場が自宅から遠い、引越したらサービスが受けられなくなったということがないよう、全国で対応が可能で、整備工場の選択肢も多い車のリース会社がおすすめです。
契約満了時の選択肢
カーリースは原則として契約満了時に車を返却しますが、最近は車をもらう選択ができる車のリース会社も増えています。
ただし、車がもらえる条件は各社で異なるので、利用状況に合っているか確認しましょう。また、車が必要な期間が延びた、環境やライフスタイルが変わったなど、カーリース契約時の想定とは異なる状況になる可能性もあります。柔軟に対応できるよう、返却以外の選択肢が多い車のリース会社を選んでおくと安心です。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
車がもらえるプランは、必要最低限の年数で契約して、マイカーとして乗りながら乗換えのタイミングを検討できたり、所有権移転後に売却して次の車の資金を作れたりするメリットがあり、コストパフォーマンスも柔軟性も高い利用が可能になります。
3. 基本プランが充実していて追加料金がかかりにくい
定額カルモくん | A社 | B社 | C社 | D社 | |
---|---|---|---|---|---|
走行距離制限 (月間) |
1,500km 7年以上の契約なら 無制限 |
契約満了時に 返却/もらうなら 無制限 契約期間途中で 乗り換える場合は 2,000km |
500km 9年契約なら 無制限 |
500km 1,000km 1,500km から選択 ※プランによる |
1,000km 1,500km 2,000km 3,000km から選択 ※プランによる |
※2025年3月24日時点の公式ホームページ情報
一見安いカーリースでも、一般的な利用に見合ったプランは高額だったり、サービス内容が不十分で、通常の乗り方でも契約満了時に追加料金が発生したりすることがあります。その基準の一つとしてチェックしたいのが、走行距離制限です。
カーリースでは、契約満了時の残価を担保するために、走行距離に制限が設けているのが一般的です。
走行距離制限の上限を超えた場合、返却時に超過1kmあたり8~10円程度の追加料金がかかってしまいます。
また、C社やD社のように走行距離を選ぶケースは上限に応じて料金が上がるうえ、適切な距離を選択するのが難しく、必要以上に長距離を選んで月額が高くなるケースも見受けられます。
そのため、定額カルモくんやA社のように、初めから十分な走行距離が設定されていたり、無制限で利用できたりするカーリースがおすすめです。
4. 残価精算がない
定額カルモくん | A社 | B社 | C社 | D社 | |
---|---|---|---|---|---|
残価精算 | なし | なし | プランによる | プランによる | なし |
※2025年3月24日時点の公式ホームページ情報
契約満了時の残価精算の有無も、事前に確認しておきたいポイントです。
残価精算とは、契約時に設定した残価と、返却時の車の価値の差額を精算するシステムのことです。残価精算があるカーリースの場合、返却時の車の価値が残価より高ければキャッシュバックが受けられる一方、残価を下回ると支払いが生じます。
契約期間中は残価を気にしながら乗り続けることになるうえ、残価を下回った際は手放す車にまとまった金額を支払わなければなりません。コストパフォーマンス高くカーリースを利用するためにも、残価精算がない車のリース会社がおすすめです。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
残価精算があるカーリースには、月額を抑えやすいというメリットがあります。市場に詳しく、残価リスクに理解がある方であれば、残価精算のないカーリースと比較検討してみるのもいいでしょう。
5. サービス、サポートの両面で安心感が高い
定額カルモくん | A社 | B社 | C社 | D社 | |
---|---|---|---|---|---|
緊急時の 窓口対応 |
24時間365日 | 24時間365日 | ホームページの記載なし | 24時間365日 | ホームページの記載なし |
※2025年3月24日時点の公式ホームページ情報
カーリースは長期契約が一般的なだけに、最後まで安心して利用できるサポート体制が整っていることは重要です。そのうえで押さえておきたいポイントはいくつかありますが、忘れずに確認したいのが日常の管理体制と緊急時の対応です。
日常の管理体制
修理やメンテナンスの対象範囲を確認したいときなど、自身の契約内容が見られるアプリや契約者専用ページがある車のリース会社なら、必要な情報がすぐに手に入ります。気軽に問い合わせられる機能も付いていれば、より利便性が高まるでしょう。
緊急時の対応
多くのカーリースでは24時間365日体制で窓口を用意していますが、契約店舗で対応する場合などは連絡が取れない時間があることも。また、緊急時に専用の連絡先にすぐアクセスできる環境が整っているかも重要です。
B社やD社のように、緊急対応窓口の受付時間や連絡先の記載がない場合は、契約前に確認しておくことをおすすめします。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
担当者の姿勢やレスポンスなども利用のしやすさと安心感に大きく影響します。信頼できる担当者かどうか、問い合わせや商談の際に見極めましょう。親身になってくれる担当者であれば、契約後もさまざまなシーンで相談に乗ってくれて、安心快適なカーリース生活を送れるはずです。
おすすめのカーリースで
コスパの高さをチェック!
5つの条件を満たす「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、これまでに30万人以上が申し込んだ人気のカーリースです。
まずはどれくらいお得に利用できるのか、仮の車種で申し込める「お試し審査」から確認してみましょう。
本当に買うよりおすすめ?カーリースvsカーローン比較
カーリースは初期費用がかからず、維持費も含めて定額にできることで経済的負担を抑えられる車の乗り方ですが、ローンで購入する場合に比べて本当にお得なのでしょうか。
人気車種のホンダ「N BOX」とトヨタ「ヤリス」を例に、カーリースとカーローンの費用を比較してみましょう。
カーリース | カーローン | 現金一括 | |
---|---|---|---|
初期費用 | 35,810円~ | 13万9,122円~ | 182万8,722円~ |
月々の 支払額・返済額 |
32,479円~ | ー | |
自動車税(種別割)/年 | 10,800円 | 10,800円 | |
車検費用/回 | 80,140円~ | 80,140円~ | |
メンテナンス費用/年 | 40,000円程度 | 40,000円程度 | |
1年間の総費用 | 214万8,600円~ | 241万1,202円~ | 215万2,062円~ |
※2025年3月24日時点
※「定額カルモくんオリジナル料金比較シミュレーター」にて算出
カーリース | カーローン | 現金一括 | |
---|---|---|---|
初期費用 | 35,390円~ | 31万9,516円~ | 182万515円~ |
月々の 支払額・返済額 |
28,999円~ | ー | |
自動車税(種別割)/年 | 25,000円 | 25,000円 | |
車検費用/回 | 94,160円~ | 94,160円~ | |
メンテナンス費用/年 | 50,000円程度 | 50,000円程度 | |
1年間の総費用 | 212万3,400円~ | 250万3,616円~ | 226万4,675円~ |
※2025年3月24日時点
※「定額カルモくんオリジナル料金比較シミュレーター」にて算出
いずれの車種でも、最も総額を抑えられるのは現金一括ですが、購入時にまとまった資金が必要です。そこで、分割で支払えるカーリースとカーローンで比較した場合、カーリースのほうが支払総額を抑えやすいことがわかります。
また、カーローンは初期費用のほか、毎月の返済とは別に税金や車検、メンテナンスなどの費用が必要になるのに対し、カーリースはそれらを含めた金額となるため、家計への負担や貯金を切り崩すリスクを軽減できるでしょう。
ただし、カーリースは5年後に車の返却が前提となっています。比較の際は、乗り換えたいタイミングも踏まえておくことが大切です。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
カーリースは維持費の多くを定額にできることで、生活コストを優先しながら車を持つことが可能になります。また、年数によっては契約満了後に車をもらうことも可能なので、さまざまな車種やプランでシミュレーションして検討することをおすすめします。
カーリースを比較検討する際に知っておきたい3つのポイント
自身にぴったりの車のリース会社を見つけるには、先に上げた5つの条件を満たす数社をピックアップし、諸条件を比較しながら絞り込んでいくのがおすすめです。その際、次の3つのポイントを押さえておくと最適な車のリース会社を見つけやすくなるでしょう。
ポイント1. ボーナス払いの有無
ポイント2. 契約年数と月額料金のバランス
ポイント3. 保証の内容と範囲
ポイント1. ボーナス払いの有無
カーリースは月々定額のサービスですが、中にはボーナス払いを併用できる車のリース会社もあります。
ボーナス払いを併用すると月々の負担が軽くなるというメリットがありますが、年2回のボーナス払い月は支払いが高額になる点に注意が必要です。
また、月々の料金を抑えるためにボーナス月の加算額が高く設定されていたり、総額で見ると高くなったりするケースもあるため、事前にしっかりシミュレーションをして、無理のない支払い方式や金額を選ぶようにしましょう。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
ボーナス払いの設定は途中で変更できません。ボーナスが減ったりなくなったりしても同じ金額を支払い続けなければならないため、利用するかしないか、また、利用する場合は加算額をいくらにするか、慎重に検討することをおすすめします。
ポイント2. 契約年数と月額料金のバランス
カーリースは契約年数が長いほど月額料金が下がります。一方で、契約年数が利用状況に合わないと中途解約のリスクが高まります。そのため、車の必要な期間が決まっている、できるだけ安く利用したいなど、自身の状況や希望を考慮して適切なプランを検討することが大切です。
なお、選べる契約年数は車のリース会社によって異なります。何年で契約するか迷っている場合は、月額料金を見比べながら最適な期間に調整できるよう、契約年数が1年刻みで設定されている車のリース会社がおすすめといえるでしょう。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
車が必要な期間は決まっていないけれど、長すぎると中途解約が心配という場合は、もらえるカーリースも検討してみましょう。一定期間を過ぎればマイカーになるので、生活状況に合わせて自由に乗り換えられるようになります。
ポイント3. 保証の内容と範囲
利用期間中の車の故障やトラブルに関する保証も、忘れず確認しておきたいポイントです。料金内でカバーされる範囲はもちろん、期間や金額、適用条件なども比較して、自己負担を抑えやすい車のリース会社を選ぶのがおすすめです。
特に中古車リースの場合は、故障やトラブルが起こる可能性が新車リースに比べて高くなります。保証の対象項目は豊富か、回数や金額の上限にゆとりはあるかといったことも併せて確認しておきましょう。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
保証が充実していれば、自動車保険(任意保険)で重複する内容を削ることができ、保険料の節約にもつながります。
カーリースをおすすめできない人とは?デメリットと対策
カーリースは満足度の高いカーライフを実現できる車の乗り方ですが、状況によっては、どんなにポイントを押さえて選んでも合わないと感じるケースもあります。カーリースをおすすめできない方について、デメリットやその対策と併せて見ていきましょう。
大がかりなカスタマイズをしたい方
車を返却するプランの場合は原状回復の義務があります。そのため、元に戻せないカスタマイズはできません。ただし、車がもらえるプランであれば原状回復を気にすることなくカスタマイズを楽しむことが可能です。
ライフプランが頻繁に変わる方
カーリースは最初に利用期間を決める必要があり、原則として中途解約もできません。そのため、ライフプランや車の利用状況が変わりやすい方は、契約期間途中で車の取扱いに困る可能性があります。
中途解約という事態を回避するには、車が必要な期間のみ契約し、延長や乗換えなどで状況に合わせて対応するのがおすすめです。
日常的に長距離を走る方
カーリースの走行距離制限は、長いところでもひと月1,500~2,000km程度です。そのため、上限を超えるほどの長距離を運転する方は、超過料金のリスクが上がってしまいます。
走行距離制限を気にせず利用したい方は、走行距離制限なしのプランを用意している車のリース会社をおすすめします。
車の所有権を持ちたい方
カーリースで用意される車の所有者は車のリース会社で、契約者は使用者となります。車の利用に影響はなく、マイカーと同様に乗ることができますが、所有権を持つことにステータスを感じている場合は物足りなさを感じるでしょう。
その点、もらえるカーリースであれば契約満了時に所有権が移転されるため、数年後には所有車として乗れるようになります。
車の利用頻度が低い方
カーリースは総額を契約月で分割して支払っていく仕組みなので、ほとんど車を使わない場合でも、毎月一定の支払いが生じます。そのため、車を必要とするタイミングが限定的な方にとってはコストパフォーマンスが悪くなってしまうでしょう。
月に数回程度、近場でしか運転しない場合などは、カーシェアリングやレンタカーを使うほうがコストを抑えられる可能性があります。

カーリースをおすすめしたい6つのメリット
カーリースをおすすめできない方にあてはまる場合でも、最適な車のリース会社を選ぶことができれば、デメリットをカバーして多くのメリットを感じることができるでしょう。カーリースがおすすめといえるおもなメリットをご紹介します。
購入するより車両本体価格が安くなる
カーリースは契約時に想定残価を設定して車両本体価格から差し引いているため、その分購入するより安くなります。なお、残価設定ローンは残価を最終回の返済に据え置いており、返済期間中は金利がかかっている点でカーリースとは異なります。
家計を圧迫せずに車のコンディションを保てる
カーリースでは維持費の多くが月々定額になるため、家計や生活コストを気にせず適切なタイミングでメンテナンスを行えます。急な出費に家計を圧迫される心配も抑えられるでしょう。
煩わしい手続きから解放される
車両の手配や毎年の自動車税(種別割)をはじめ、さまざまな手続きを車のリース会社が代行してくれます。車選びや申込みもオンラインでできるカーリースなら、店舗に出向く時間と手間も削減できます。
状況に合わせた車の乗り方ができる
車が必要な期間だけ利用する、予算に合わせて車やプランを選ぶなど、カーリースは状況に合わせた柔軟な乗り方ができます。契約満了時も返却するだけ。売却などの手間もかからずに手放せます。
車に詳しくなくても安心
担当者に車に関する相談を気軽にできたり、車検のタイミングなどで案内が来たりと、車に詳しくない方や初めて車を持つ方にも安心のサポートが充実しています。
乗換えも簡単
カーリースは初期費用がかからないので、購入するには貯金が足りないという場合でも気軽に乗り換えられます。
カーリースは新車と中古車どちらがおすすめ?
車のリース会社の中には中古車を取り扱っているところもあります。中古車リースは、新車リースに比べて納車が早いほか、月額料金を抑えやすいというメリットもあります。
一方で、欲しい車種が選べない可能性がある、故障リスクに対する保証内容に違いがあるなど、中古車リース特有の注意したいポイントもあります。
そのため、新車リースと中古車リースのどちらがおすすめかについては、カーリースに求めるものや利用状況によって変わってくるといえるでしょう。それぞれの特徴から、カーリース専門家がおすすめするのはおもに次のような方になります。
《新車リースがおすすめの方》
・グレードやオプションを自由に選びたい
・誰も使っていない新品の車に乗りたい
・故障リスクはできる限り回避したい
・最新モデルの車が欲しい
・長期契約を検討している
《中古車リースがおすすめの方》
・急ぎで車を探している
・月々の負担や総額をできるだけ抑えたい
・車のメンテナンスが好き、または自分でできる
・傷や汚れを気にせずに使える車がいい
・数年程度で乗換えを検討している

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
本当は新車に乗りたいけれど、納期や予算の兼ね合いで中古車リースを検討しているといった場合、未使用車を取り扱う中古車リース会社であれば新品同様の車が手に入る可能性があります。また、第三者機関が品質を保証する認定中古車も、比較的安心して利用できるでしょう。
カーリースの利用手順
カーリースを利用するための手順はとても簡単です。
定額カルモくんを例に説明すると、上の図のように、オンラインで好きな車種を選択して申し込み、審査結果に基づいてオプションやプランを決定したら、書類を郵送して契約。あとは納車を待つだけです。
車を購入する場合は、交渉や契約手続き、納車など何度も店舗へ出向く必要があり、時間も手間もかかります。その点、カーリースならオンラインや郵送だけで申し込めるケースが多く、また、自宅に納車してもらうことも可能なので、手軽にカーライフを開始できるでしょう。
なお、審査後は車種やプランを変更できない車のリース会社も多いですが、定額カルモくんの「お試し審査」なら、審査に通過した後でも条件を変更することが可能です。

カーリース専門家の
ワンポイントアドバイス
利用手順も車のリース会社によって異なり、申込みまではオンラインでできても契約は店舗に出向く必要があったり、納車は店舗引取りで、自宅まで届けてもらうには別途費用が必要だったりするケースもあります。手続きについても詳細まで確認を怠らないようにしましょう。
専門家やカーリース利用者がおすすめするコスパに優れたカーリースは?
料金やサービスの選択肢、サポート体制など、あらゆる面でおすすめなのが、業界最安水準*²の「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。
多くの車のリース会社の中でも特にコストパフォーマンスに優れており、ファイナンシャルプランナーが選ぶ、コストパフォーマンスが高いと思うカーリースでNo.1に選ばれました。さらにGoogleの口コミ評価が高く、顧客対応満足度も98.9%*³と利用者からの評価も高いおすすめのカーリースです。
実際の利用者からは次のような声が寄せられています。
●納得の料金で上位グレードに乗れました!

Mさん(20代)トヨタ「ルーミー」を9年契約
上位グレードが欲しかったのですが、他社では取り扱っていなかったり、予算越えだったりしたんです。でも、定額カルモくんは希望のグレードを選べて、料金も納得できたのですぐに利用を決めましたね。最初から最後まで大きな出費がないのも安心です。
●好きなだけ走れるのに、ボーナス払いなしでも安い!
Oさん(30代)スズキ「スペーシア」を11年契約
ボーナス払いなしでも安く新車を手に入れられたのは大きいですね。私が選んだプランは走行距離制限がなく、距離を気にせず毎日車に乗れるのもメリットです。帰省や子供とのおでかけの回数も増え、定額カルモくんを利用し始めてから行動範囲が広がったと感じています!
●7年で車がもらえるのが魅力でした!
Oさん(20代)スズキ「ハスラー」を7年契約
何社か比較検討していた中で、定額カルモくんは一番サイトが見やすくて、新車なのに料金が安かったのが決め手になりました。それに、契約年数が7年以上なら車がもらえる選択ができるのも魅力でした。
●サポートデスクの対応が早いのはとてもありがたい!

Yさん(40代)ホンダ「N BOX」を11年契約
まだ子供が小さいので、リース料金以外の維持費がガソリン代くらいなのは助かります。わからないことがあって問い合わせたとき、サポートデスクの対応がすごく早くて、定額カルモくんにしてよかったと思いました。
●状態の良い中古車にレンタカーより安く乗れてびっくり!
Sさん(50代)スズキ「ワゴンR」を中古車リースで6年契約
希望するボディカラーの在庫があったのは定額カルモくんだけ。他社に比べてサイトの車両情報もわかりやすく、提携するカーディーラーとの結びつきが強いと感じました。 中古車ですが、契約満了でもらった後も問題なく乗り続けられるくらい状態は良好。それが諸々入って月々20,000円程度でしょ。レンタカーより安くてびっくりですよ(笑)
利用者もおすすめする定額カルモくんはどれくらいコスパが高いのか、まずは「お試し審査」から確認してみましょう。5分程度の入力だけで結果は最短即日。まずはお気軽にどうぞ。
*²文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
*³ 2019年12月~2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート
カーリースの満足度は選ぶサービスで大きく変わる
現在、カーリースは大手を含めてさまざまなサービスがあり、料金設定やサービス内容もリース会社ごとに異なります。
そのため、単に安さだけを優先するのではなく、料金の内訳やサービス内容、サポート体制の充実度など、広い視点でカーリースを選ぶことが大切です。自身の希望条件や目的に合うサービスを選び、快適なカーライフをスタートしましょう。
最適なプランを選ぶおすすめの方法!
初めにお試し審査を済ませておけば、予算や希望に合った車種やプランを選びやすくなるうえ、手続きもスムーズになります。
入力は5分程度で結果は最短即日、キャンセルもできるお試し審査はこちらからどうぞ!
※この記事は2025年3月24日時点の情報で制作しています
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よくある質問
- Q1おすすめのカーリースは?
A:初期費用不要で、業界最安水準の料金で好きな新車に乗れる「定額カルモくん」がおすすめです。7年以上の契約で走行距離制限なし、最後に車をそのままもらえるプランも選べます。メリットの多いサービスで、専門家や利用者からも高く評価されています。おすすめカーリース5社のサービス比較はこちら。
- Q2おすすめのリース会社を比較するときのポイントは?
A:ボーナス払いの有無、契約年数と月額料金のバランス、保証の内容と範囲について、自身の予算やライフプランに合っているか確認しましょう。そのうえで、プランの選択肢や受けられるサポートが多く、親身に対応してくれる車のリース会社を選ぶといいでしょう。
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A:出費に悩まされず定額で車に乗りたい方や、最新車種に安い料金で乗りたい方、支払いの手間を省きたい方などにおすすめです。
当カーリース情報メディアの編集長でカーリース・車のサブスク専門家の千葉こころです。見落としがちな点を中心に、あなたにとって最適な車のリース会社を見つけるためのポイントをわかりやすく解説していきます。