マイカーローンの金利は本当に低い?人気車種の返済総額をシミュレーション
更新日:2022.09.26
マイカーローンを検討する際には、金利を基に返済額をシミュレーションする必要があります。また、マイカーローンだけでなく、ほかのローンとも比較して、いくらくらいで車が手に入るのかを把握することが大切です。
ここでは、実際のマイカーローンの金利相場を基に、人気車種で返済額のシミュレーションを行います。また、マイカーローンとほかのローンの比較もしていきましょう。
【この記事のポイント】
✔マイカーローンの金利幅は広く、3〜4%近くの金利が適用される可能性もある
✔マイカーローンは利息だけでなく手数料が上乗せされ、返済とは別に車の維持費もかかる
✔金利がかからず残価設定により、マイカーローンよりも費用負担を抑えやすい方法もある
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- マイカーローンの金利相場
- マイカーローンの金利別・人気車種の返済総額をシミュレーション
- マイカーローンとその他のローンを比較
- ローン返済以外に車の購入や維持にかかる費用
- 金利なし、頭金もなし!月々10,000円台の支払いで新車に乗れる方法
- 月々10,000円台でカーライフを始められるサービスとは?
- マイカーローンを検討する際は金利以外の要素も比較することが大切
マイカーローンの金利相場
マイカーローンの金利相場は1〜2%といわれていますが、実際はどうなのでしょうか。ここでは、地方銀行・メガバンク・ネットバンクの3社の金利を比較してみましょう。なお、金額や特徴は銀行によって異なるため、地方銀行・メガバンク・ネットバンクそれぞれの一例です。
また、借入可能額や借入期間、各種手数料などもご紹介します。
〈マイカーローンの比較表〉
地方銀行 | メガバンク | ネットバンク | |
---|---|---|---|
金利の種類 | 変動金利型 | 変動金利型 | 変動金利型 |
金利(実質年率) | 0.9~2.4% | 2.975% | 1.775~3.975% |
借入可能額 | 10万円以上 1,000万円以内 |
50万円以上 1,000万円以内 |
10万円以上 1,000万円以内 |
借入期間 | 1年以上10年以内 | 6ヵ月以上10年以内 | 1年以上10年以内 |
審査期間 | 仮審査:最短申込みの翌日 本審査:記載なし |
仮審査:最短即日 本審査:最短翌々営業日 |
仮審査:数時間~2営業日以内 本審査:記載なし |
返済方式 (元利均等返済・元金均等返済) |
元利均等返済 | 元利均等返済 | 元利均等返済 |
保証料 | 不要 | 不要 | 不要 |
手数料 | ・取扱手数料:3,300円 ・一部繰上返済手数料:5,500円 (インターネットバンキングでの手続きは無料) ・条件変更手数料5,500円 ・全額繰上返済手数料:3,300円 |
・取扱手数料:別途負担 ・繰上返済手数料:5,500円 (インターネットでの返済は無料) |
・取扱手数料:借入額の2%相当の金額に消費税額を加算した金額 ・繰上返済手数料:無料 |
保証人 | 不要 | 不要 | 不要 |
マイカーローンの実際の金利相場を見てみると、0.9%から2%台の低金利で利用できる場合もある一方で、3%台や4%近くの金利が適用される可能性もあることがわかります。また、保証料は不要でも取扱手数料が必要となり、銀行によっては繰上返済手数料もかかる点に注意しなくてはなりません。
ここからは、マイカーローンを比較するときに着目したいポイントを見ていきましょう。
金利の種類
金利には、契約時から金利が一定の「固定金利型」と、市場金利の変動によって変わる「変動金利型」があります。
固定金利型は家計の見通しが立てやすい一方で、市場金利が下がっても金利が下がることはありません。一方、変動金利型は市場金利が低いときはお得に利用できますが、月々の返済額が市場金利に合わせて変動するため、明確な返済額を把握できない点に注意が必要です。
金利(実質年率)
地方銀行の0.9~2.4%のように、金利に幅がある場合、審査結果によって実際に適用される金利が決まります。そのため、最低金利でマイカーローンを組めるとは限らないため、最高金利も併せて確認することが大切です。なお、実質年率とは、借入額の利息に諸経費もプラスして計算した、実質上の金利のことをいいます。
借入可能額
借入可能額もそれぞれに異なります。例えば、申込み時に同銀行の住宅ローンや教育ローンなどですでに借入れがある場合は、その時点での借入残高との合計額が上限額とならなければならない、などの条件が設けられていることもあります。そのため、すでにほかの借入れがある場合はあらかじめ利用条件を確認しておきましょう。
借入期間
借入期間が長いほど毎月の返済額は抑えられますが、その分利息は増え、返済総額も高額になってしまいます。そのため、車に乗りたい年数や利息とのバランスも考慮して、無理なく返済できる期間を設定する必要があります。
審査期間
審査期間は銀行ごとに異なり、ネットバンクのように最短即日で審査結果がわかるケースもあります。また、本審査の期間を明示していないマイカーローンもあるので、すぐにマイカーローンを組みたい方は、時間に余裕をもって申込む必要があるでしょう。
返済方式(元利均等返済・元金均等返済)
ローンの返済方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。
「元利均等返済」では、利息と元金を合わせた毎月の返済額が一定となります。毎月一定の金額で返済できるため、家計管理は楽になりますが、元金均等返済と比べて返済総額が高くなる点がデメリットです。
一方、「元金均等返済」は毎月の元金が一定で、利息だけが変化していきます。元金の減るスピードが速く、元利均等返済よりも返済総額を抑えられます。ただし、返済開始時は利息が高く、月々の負担が大きい点に注意が必要です。
保証料・手数料
保証料とは保証人の代わりに保証会社へ依頼する際にかかる費用ですが、不要としているマイカーローンが多いでしょう。なお、保証料は金利から支払われるため、別途支払わなくてもいいケースもあります。
また、まとまった資金ができた際に借入額の一部を前倒しで返済できる繰上返済は、銀行によっては手数料がかかります。なお、インターネットで返済する場合は無料としているところもあります。
保証人
保証人とは、契約者が返済できなくなった際に代わりに返済義務を負う人物です。マイカーローンは保証会社を利用する代わりに保証人は不要としているところが多いですが、申込み時に、年収や勤続年数、雇用形態などに不安がある場合は、保証人を立てるよう求められることもあります。
マイカーローンの金利について把握できたところで、実際の返済額はどれくらいになるのか、詳しくシミュレーションしていきましょう。
マイカーローンの金利別・人気車種の返済総額をシミュレーション
マイカーローンを利用した際の返済額を知るために、ここでは、2021年販売台数1位のトヨタ「ヤリス」のXグレードを例に、金利別の返済シミュレーションを行いましょう。
今回適用するマイカーローンの条件は以下のとおりです。
・車両本体価格:145万5,000円
・借入額:146万円
・金利:1%・3%・5%
・借入期間:5年間
・頭金・ボーナス払い:なし
この条件でマイカーローンを組むと、月々の支払額、支払総額、利息総額はそれぞれいくらになるのでしょうか。
〈金利別・支払いシミュレーション〉
金利 | 1% | 3% | 5% |
---|---|---|---|
月々の支払額 | 24,956円 | 26,234円 | 27,552円 |
支払総額 | 149万7,410円 | 157万4,055円 | 165万3,120円 |
利息総額 | 37,410円 | 11万4,055円 | 19万3,120円 |
*JAバンク「マイカーローン返済シミュレーション」を使用
いずれの金利を適用した場合も、月々の支払額は20,000円台という点は共通していますが、利息総額は大きく異なります。金利1%の場合の利息は37,000円ほどの一方で、3%や5%となると利息だけでも11万円、19万円と負担が大きくなってしまいます。そのため、低金利で組めなければ、利息に悩まされる可能性もあるでしょう。
一方、マイカーローンのように初期費用や利息の負担がなく、ヤリスの同グレードに月々20,800円から乗れる方法があります。気になる方は、こちらからチェックしてみてください。
マイカーローンとその他のローンを比較
車の購入に使えるローンには、銀行のマイカーローン以外にもディーラーローンや自社ローンがあります。それぞれ金利相場に加えて、審査の難度やメリット、デメリットなどを比較してみましょう。
〈各カーローンの比較〉
マイカーローン | ディーラーローン | 自社ローン | |
---|---|---|---|
金利相場 | 1~2% | 4~8% | 0% ※金利相当分の手数料が必要 |
審査の難度 | 比較的きびしい | 比較的通りやすい | 通りやすい |
審査期間 | 数日~1週間程度 | 即日 | 即日~2日程度 |
返済期間中の車の所有権 | 契約者 | ディーラーやローン会社 | 販売店 |
用途 | 車両やオプションの購入 車検や修理、免許取得など |
車両やオプションの 購入のみ |
車両やオプションの 購入のみ |
マイカーローン
マイカーローンは、車を購入する際に、銀行や信用金庫などの金融機関から融資を受けられるローンです。借り入れたお金でディーラーなどへの支払いを行い、借入額に利息や手数料を上乗せした金額を分割で返済します。
・メリット
マイカーローンの大きなメリットは、ほかのローンにはない金利相場の低さです。1%台でローンを組める場合もあるため、利息による負担を大きく抑えられるでしょう。また、同じ金融機関で住宅ローンを組んでいると金利が優遇されるなど、お得なキャンペーンを利用できることもあります。
なお、マイカーローンでは、返済期間中でも車の所有権は契約者にあります。そのため、完済しなくても車を乗り換えたり売却したりすることが可能です。
・デメリット
金利相場がほかのローンと比べて低く、返済期間中でも車の使い方の自由度が高いというメリットがある分、マイカーローンは審査の難度が高い傾向があります。
審査では申込者の年収や勤続年数、雇用形態や借入状況はもちろん、信用情報などもチェックされるのが一般的です。場合によっては最低金利が適用されなかったり、審査に通らなかったりする可能性もあるでしょう。審査にかかる日数もほかのローンと比べて長いため、時間に余裕をもって申込む必要があります。
ディーラーローン
ディーラーの提携する信販会社などから車の購入資金を借り入れるローンで、おもにディーラーで新車を購入する場合に利用できます。金利相場が4~8%とマイカーローンと比べて高く、購入手続きと同時にローン審査に申込めるため契約がスムーズな点が特徴です。
・メリット
金利相場が高い分、審査に比較的通りやすい傾向があります。審査の申込み手続きも簡単で、すぐに結果がわかるケースも多いため、スピーディーに車を購入したい場合にも適しています。
また、銀行と違って、ディーラーは土日祝日も営業していることが多く、平日以外に審査に申込むこともできるため、仕事などで忙しい方も利用しやすいでしょう。
・デメリット
金利相場が高い分、利息による負担も大きくなりやすいのがデメリットです。また、ローンの用途は車両やオプションの購入のみとするディーラーが多いため、車検や修理、免許取得などの費用は対象外となるのが一般的です。
さらに、返済期間中の車の所有権はディーラーやローン会社にあるため、原則として完済前に車を乗り換えたり売ったりすることもできません。
自社ローン
中古車販売店が提供する自社ローンは、販売店に購入費用を立て替えてもらう方法のため、厳密にいうとローンではありません。しかし、ローンのように分割で支払うため、自社ローンという名目で提供されています。
自社ローンの審査は、銀行や信販会社を介さず、販売店独自の基準で行われます。また、金利がかからない一方で、金利相当分の手数料が上乗せされるのも自社ローンならではの特徴です。
・メリット
ディーラーローンのように、購入手続きと同時に審査に申込むことができます。審査は販売店独自の基準で行われ、今回ご紹介した3種類のローンの中でも最も審査に通りやすいとされています。
・デメリット
自社ローンは金利の概念がない代わりに、金利相当分の保証料や手数料が上乗せされます。そのため、金利0%だとしても、ほかのローンよりも返済総額が高くなる可能性があります。また、ディーラーローンと同様に、返済期間中の車の所有者は販売店となるため、自由に車を乗り換えたり売ったりすることはできません。
さらに、すべての中古車販売店で自社ローンが提供されているわけではないため、事前にローンを組める店舗かどうか確認する必要もあるでしょう。
このように、どのローンでも金利や相当分の手数料がかかり、契約時には審査を受けなくてはいけません。最近では、金利や手数料がなく、ローンの審査に不安がある方でも利用しやすい方法が人気を集めています。
ローン返済以外に車の購入や維持にかかる費用
マイカーローンを利用すると月々の返済が発生しますが、車の購入や維持にはほかにもさまざまな費用がかかります。
そのため、車両本体価格やオプション費用だけでなく、各種税金や保険料、車検代なども考慮してローンを組んだり資金を用意したりする必要があるため、それぞれいくらくらいかかるのか確認しておきましょう。
〈購入にかかる費用〉
●自賠責保険料
●自動車重量税
●自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)
●その他諸費用
〈維持にかかる費用〉
●消耗品の交換費用
●車検費用
●ガソリン代
●駐車場代
●高速道路利用料
購入にかかる費用
車の購入時には、車両本体価格とオプション費用に加えて、自賠責保険料や各種税金、その他の諸費用がかかります。
自賠責保険料
自賠責保険とは、事故時の被害者の救済を目的とした強制保険です。車の使用者は必ず加入しなくてはいけません。保険料は購入時と車検時に支払い、購入時に3年分、車検時に2年分を支払うのが一般的です。
〈自賠責保険料一覧〉
車種 | 購入時(36ヵ月分) | 車検時(24ヵ月分) |
---|---|---|
軽自動車 | 26,760円 | 19,730円 |
普通自動車 | 27,180円 | 20,010円 |
なお、保険切れを防ぐために、車検よりも1ヵ月間長く加入するケースも多いです。その場合は、購入時は37ヵ月分、車検時は25ヵ月分の保険料を支払います。
自動車重量税
自動車重量税は、自賠責保険料と同様に購入時と車検時に支払います。車検の有効期間に合わせて、新車登録時は3年分、以降は2年分を納めることとなります。税額は、車の重量ごとに以下のように定められています。
〈自動車重量税一覧〉
税金の種類 | 重量 | 新車購入時(3年) | 車検時(2年) |
---|---|---|---|
軽自動車重量税 | 一律 | 9,900円 | 6,600円 |
自動車重量税 | 0.5t以下 | 12,300円 | 8,200円 |
1t以下 | 24,600円 | 16,400円 | |
1.5t以下 | 36,900円 | 24,600円 | |
2t以下 | 49,200円 | 32,800円 | |
2.5t以下 | 61,500円 | 41,000円 | |
3t以下 | 73,800円 | 49,200円 |
自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)
自動車税(種別割)および軽自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点の車の所有者に課せられます。軽自動車税(種別割)は車種を問わず一律10,800円ですが、自動車税は排気量ごとに金額が異なります。
〈自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)一覧〉
排気量 | 税額 |
---|---|
軽自動車 | 10,800円 |
1,000cc以下 | 25,000円 |
1,000cc超~1,500cc以下 | 30,500円 |
1,500cc超~2,000cc以下 | 36,000円 |
2,000cc超~2,500cc以下 | 43,500円 |
2,500cc超~3,000cc以下 | 50,000円 |
3,000cc超~3,500cc以下 | 57,000円 |
3,500cc超~4,000cc以下 | 65,500円 |
4,000cc超~4,500cc以下 | 75,500円 |
4,500cc超~6,000cc以下 | 87,000円 |
6,000cc以上 | 11万円 |
その他諸費用
自賠責保険料や各種税金のほかにも、車の購入時にはディーラーや販売店が車庫証明や検査登録などを代行するための諸費用と代行手数料がかかります。また、自賠責保険ではカバーできない対人や対物補償のために、自動車保険(任意保険)に加入する方も多いです。その場合、別途任意保険料もかかります。
維持にかかる費用
車に乗り続けるためには車の状態に合わせて消耗品を交換したり、定期的に車検を受けたりする必要があり、それぞれ費用がかかります。また、ガソリン代や駐車場代、高速道路利用料なども維持費のひとつです。
消耗品の交換費用
車には各種オイルやバッテリーなどの消耗品が多数あり、使用頻度や劣化状態に合わせて交換が必要となります。おもな消耗品とそれぞれの交換費用の目安は以下のとおりです。なお、交換費用の目安は、工賃と部品本体の合計額を想定していますが、メンテナンスを行う業者や、使用する部品によって金額は異なります。
〈消耗品の交換費用の目安〉
交換する消耗品 | 交換費用の目安 |
---|---|
エンジンオイル | 3,000~10,000円程度 |
ブレーキオイル | 5,000円程度 |
バッテリー | 10,000〜30,000円程度 |
ブレーキパッド | 5,000円程度 |
車検費用
車の所有者は、新車登録から3年目に初回車検を、それ以降は2年ごとに継続車検を受ける必要があります。車検には法定費用(自賠責保険料・自動車重量税・印紙代)と車検基本料、車の状態に応じた整備費用がかかり、車の種類や使用状態、車検を受ける業者などによって合計額は変わります。
ここでは、コンパクトカーと軽自動車を例に、継続車検の費用相場を確認してみましょう。
〈車検の費用相場〉
コンパクトカー (1,500cc以下) |
軽自動車 | ||
---|---|---|---|
法定費用 | 自動車重量税 | 24,600円 | 6,600円 |
自賠責保険料 (24ヵ月分) |
20,010円 | 19,730円 | |
印紙代 | 1,800〜2,200円 | 1,500〜1,800円 | |
車検基本料 | 35,000~10万円程度 | 35,000円程度 | |
合計 | 80,000〜15万円程度 | 60,000円程度 |
車検基本料は車検を受ける業者ごとに異なるため、ここではディーラーの相場価格を例に記載しています。検査結果によっては部品交換や整備も必要となり、さらに費用がかかる可能性もあります。
ガソリン代
車に乗り続けるためにはガソリン代も必要です。2022年1月時点の全国平均のレギュラーガソリン価格は1リットルあたり170.2円で、依然として上昇が続いています。ガソリン代は車の燃費性能や使用頻度、走行距離などによっても変動するため、比較的燃費のいい軽自動車やコンパクトカーなら、ガソリン代を抑えやすいでしょう。
駐車場代
自宅に駐車スペースがない場合は、駐車場代も考慮する必要があります。駐車場代は地域や物件などによっても異なりますが、全国の月極駐車場の平均額は10,000円程度となっています。都心に近いほど駐車場代は上がるため、事前に近隣の料金相場を確認しておきましょう。
高速道路利用料
高速道路利用料は、走行した区間や距離によって決まります。例えば首都高の場合、「料金距離」に応じて基本料金が決まり、ETC車は0.1kmごとの料金距離に応じて10円単位で料金が加算されます。一方、現金払いの普通車は一部の区間を除いて1,320円となります。
このように、利用する高速道路や、車の種類によっても高速道路利用料は異なります。
金利なし、頭金もなし!月々10,000円台の支払いで新車に乗れる方法
マイカーローンは分割払いで車を購入できる点が魅力ですが、返済とは別に初期費用や維持費を支払わなくてはいけません。そのため、車にかかる費用を家計の負担に感じてしまうこともあるでしょう。
最近では、ローン同様に分割払いで新車に乗れるカーリースに注目が集まっています。カーリースは初期費用がかからないだけでなく、金利の設定もないため、長期での利用で負担が生じる心配もありません。また、ローンでシミュレーションをしたヤリスには、初期費用なしの月々21,280円から乗ることができます。
このように、ローンよりも費用負担を抑えてマイカーのように車に乗れるカーリースについて、お得に利用できる理由を見ていきましょう。
金利がないから利息の心配が不要
カーローンでは必ず金利がかかるため、適用される金利や返済期間の長さによっては、支払総額が高額になることもあります。一方、カーリースは金銭の貸付けではないため金利がかかりません。車種や契約期間によって、利息が上乗せされる心配がないので、希望に合わせて利用できます。
初期費用なしでカーライフが始められる
マイカーローンを利用するには際、購入時にかかる各種税金や保険料、登録諸費用などの初期費用や頭金がかかります。そのため、ある程度まとまった資金が必要なことに悩まされる方も多いのではないでしょうか。
一方、カーリースは毎月定額の利用料を支払って車に乗れるサービスなので、別途頭金や初期費用を用意する必要がありません。貯金などからまとまった費用を用意しなくても、すぐに新車でカーライフを始めることができます。
残価を差し引くからお得
マイカーローンよりも費用を抑えやすい理由のひとつに、カーリースの「残価設定」があります。残価設定とは、リースする車の車両本体価格から残価を差し引いた上で、月々の利用料を算出するしくみです。残価を差し引く分、同じ車種をローンで購入するよりも、車両本体価格を抑えることができます。
そのため、カーリースなら人気車種の新車に月々10,000円台で乗ることも可能です。
維持費もコミコミにできるから家計管理が簡単になる
カーリースの中には、消耗品の交換費用や車検代などの維持費も月額料金に組み込んで定額化できるリース会社もあります。
こうしたプランに加入すれば、消耗品の交換や車検に備えて別途資金を確保しておく必要がありません。車関連の費用の大半を月額料金に一本化できて、家計管理もしやすくなるでしょう。結果的に、月額料金と別に支払うのは、ガソリン代と駐車場代、高速道路利用料程度にすることもできます。
長期契約が可能だからライフプランに合わせやすい
カーローンの返済期間は5年や10年を上限としているところが多いです。しかし、月々の返済額を抑えるために返済期間を長く設定しすぎると利息が膨らんでしまいます。
一方、金利の概念がないカーリースなら、利息の心配なく契約期間を設定することができます。契約できる期間はリース会社やプランによって異なりますが、中には10年や11年などの長期で契約できるカーリースもあります。家族構成の変化や就職、転職など、ライフプランに合わせて契約期間を選びやすいのもカーリースの魅力です。
審査に通りやすいといわれている
カーリースを利用するには、マイカーローンと同様に審査に通る必要があります。審査基準はリース会社ごとに異なりますが、残価設定で車両本体価格を安くできる上、金利によって上乗せされる利息もない分、ローンよりも審査に通りやすいとされています。実際、カーリースの利用者の中には、カーローン審査に落ちた経験がある方もいます。
カーリースを利用できるか知りたい方は、まずは「お試し審査」を試してみてはいかがでしょうか。審査に通過してもキャンセルや契約内容の変更が可能なので、気軽に利用できるか確認できます。
※審査に通っても契約にはなりません
月々10,000円台でカーライフを始められるサービスとは?
近年は利用者の増加とともにさまざまなリースサービスが登場していますが、数あるカーリースの中でも特におすすめなのが「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。新車に月々10,000円台から乗れて、初めてのカーリースでも安心して利用しやすいサービスが充実している定額カルモくんについて、詳しくご紹介します。
業界最安水準の月々11,220円から新車に乗れる
定額カルモくんは業界最安水準のカーリースなので、頭金やボーナス払い不要で、新車に月々11,220円から乗ることができます。月額料金には契約期間分の各種税金や自賠責保険料、購入時の登録諸費用なども含まれているため、初期費用も不要です。
さらに、契約期間は1~11年のあいだなら1年単位で柔軟に設定できるため、車が必要な期間やライフプランに合わせて利用しやすいのも特徴のひとつです。同じ車に長く乗って、できるだけ月額料金を安くしたいという方にもおすすめです。
月々14,560円から車検もコミコミにできる
定額カルモくんには、車検代や消耗品の交換費用も月額料金に含めて定額化できる「メンテナンスプラン」があります。3種類のメンテナンスプランが用意されているため、予算や補償を受けたい費用項目に合わせて選ぶことが可能です。車種によっては、メンテナンスプランに加入しても、月々10,000円台で新車に乗ることができます。
また、メンテナンスプランに加入すると、全国30,000店舗を超える提携業者で点検や整備、車検を受けられるため、業者探しに困る心配もありません。
7年以上で契約するだけで走行距離が無制限になる
カーリースでは、車に走行距離制限が設けられるのが一般的です。毎日運転する方や遠出する機会の多い方の中には、走行距離制限をオーバーしないか不安な方もいるでしょう。
その点、定額カルモくんは7年以上で契約するだけで、車種を問わず走行距離が無制限となります。そのため、制限を気にすることなく快適にカーライフを送ることができるでしょう。
月々500円プラスするだけで将来的に車がもらえる
カーリースはあらかじめ返却を前提としているため、「マイカーが欲しい」「もっと自由に使いたい」と感じる方もいるのではないでしょうか。定額カルモくんなら、そういった希望も叶えることができます。
月々500円プラスするだけで契約満了時にそのまま車がもらえる「もらえるオプション」なら、契約満了後はマイカーとして自由に使うことが可能です。さらに、リース会社への返却が不要となることで、原状回復の手間や費用もかかりません。
オンラインで簡単にお試し審査が受けられる
カーリースの審査を受ける方法は、オンラインから申込んだり店舗で手続きをしたりと、リース会社によってさまざまです。
定額カルモくんでは、オンラインで簡単に受けられる「お試し審査」を利用できます。自宅から好きなタイミングで申込めて、最短で翌営業日に結果がわかります。最安料金の車種で利用できるか確かめてから、審査通過後に利用できる範囲で車種やプランをじっくり選ぶことも可能です。
お試し審査は5分程度で受けられるので、まずは利用できるか確かめてみてはいかがでしょうか。
※審査に通っても契約にはなりません
マイカーローンを検討する際は金利以外の要素も比較することが大切
マイカーローンの利用を検討する際、返済総額を抑えるために金利だけを比較しがちです。しかし、マイカーローンは保証料や手数料、審査の難度や返済中の車の所有権など、金利のほかにも比較すべきポイントが多数あります。そのため、購入後の維持費なども踏まえて、無理のない返済プランを立てられるマイカーローンを選ぶ必要があるでしょう。
なお、マイカーローン利用時には負担が大きくなりがちな初期費用や維持費もコミコミにできるカーリースなら、費用の心配もなく、乗りたい車種に手軽に乗れる可能性があります。実際の利用方法や料金について知りたい方は、定額カルモくんのマイカーコンシェルジュにLINEで相談してみてはいかがでしょうか。
※記事の内容は2022年2月時点の情報で制作しています。
よくある質問
- Q1マイカーローンの金利相場は?
A:マイカーローンの金利相場は1~2%といわれていますが、実際は3%台や4%近くの金利が適用される可能性もあります。また、金融機関によっては保証料や手数料、繰上返済手数料もかかる点に注意しなくてはいけません。
- Q2金利を気にせず分割払いで新車に乗る方法はある?
A:カーリースはマイカーローンと同じく分割払いで新車に乗れますが、金利の概念がないため利息がかかりません。さらに、残価設定で月々の支払額を抑えられたり、頭金やボーナス払いなしで利用できたりと、費用負担を抑えられるメリットが豊富にあります。