車のローンの審査時間はどれくらい?短縮方法や審査項目別の対策も解説
更新日:2023.02.28
車のローンの審査時間は、利用するローンの種類によってまちまちです。急ぎで車が必要な場合や、やきもきしながら審査結果を待ちたくないなどの理由で、ローン審査を早く終わらせられないかと思うこともあるでしょう。
そのような悩みを持たずに済ませるには、ローンの種類ごとのしくみの違いや審査の流れ、そして審査内容を把握した上で、自身の状況に合う手段を選ぶことが大切です。
そこで、車のローン審査にかかる時間について、その目安や早く通過するためのポイントを解説します。また、ローン契約なしで早く車を手に入れる方法も見ていきましょう。
【この記事のポイント】
✔車のローン審査にかかる時間の目安はローンの種類によって異なる
✔車のローンの審査時間は借入先の選び方や借入額の見直しで短縮できる
✔ローンよりも審査に時間をかけずに車に乗れる方法がある
- 車のローンの審査時間はどれくらい?種類ごとの目安
- 車のローンによって審査時間が違う理由は?
- 審査時間は実際どれくらいかかった?利用者の体験談
- 車のローンの審査時間を早めるには?ポイントを紹介
- 車のローン審査では何を見られる?審査内容と通りやすくするポイントを解説
- 審査も納車もスピーディー!ローン契約不要で新車に乗る方法
- ローン審査に時間をかけずに車に乗れる方法も検討してみよう
車のローンの審査時間はどれくらい?種類ごとの目安
車のローンは、銀行系マイカーローン、ディーラーローン、販売店独自の自社ローンの3つに大きく分けられ、それぞれ審査にかかる時間が異なります。まずは各ローンについて、審査にかかる時間の目安を見ていきましょう。
銀行系マイカーローンの審査時間の目安
メガバンクや都市銀行などの金融機関が提供する車のローンです。低金利な点が魅力ですが、その分審査はきびしく時間がかかる傾向があり、結果が出るまでは通常1週間程度といわれています。
なお、ウェブから申し込める商品を利用した場合は、来店不要で土日祝日でも手続きができ、また、本審査前の仮審査も短時間で受けられるため、審査通過の目安を手早く知ることも可能です。ただし、ローン商品によっては窓口での手続きが必要なものもありますので、総合して考えると、銀行系マイカーローンはある程度時間に余裕のある方に向いているといえるでしょう。
ディーラーローンの審査時間の目安
ディーラーが提携する信販会社などを介して提供される車のローンです。銀行系マイカーローンよりも金利は高い傾向がありますが、その分審査はきびしくないため、審査時間も早く、中には即日で審査結果がわかるケースもあります。
また、ディーラーでの購入手続きの際にローン審査もまとめて申し込めるので、わざわざ銀行に出向く手間や時間をかけずに審査が済ませられる点は、効率を重視して契約をしたい方に向いているといえそうです。
販売店独自の自社ローンの審査時間の目安
自動車販売店が信販会社などを介さず、自社で分割払いを請け負うしくみが自社ローンです。金融商品ではないため厳密にはローンではありませんが、ディーラーローンと同様に、購入手続きの際に同時に審査を申し込むことができます。
審査は独自の基準で行われますが、信用情報などの債務履歴は照会せず、現在の支払能力を重視する傾向があり、即日結果が出る場合がほとんどです。また、中古車を扱っている店が大多数なので、希望にマッチするものが在庫にあれば納車も時間がかかりません。車の入手を急いでいる方には適しているローンでしょう。
車のローンによって審査時間が違う理由は?
車のローンの審査時間がまちまちなのは、審査の流れや基準がローンの種類によって異なるのがおもな理由です。では、具体的にどのような流れで審査が行われるのか、また、どういった基準の違いがあるのかを見ていきましょう。
審査の流れ
審査の流れを把握しておくと、融資実行の希望日に間に合うように審査時間を考慮して申込みを行えたり、必要な準備を行いやすくなったりと、スムーズな手続きが可能になります。ここでは銀行系マイカーローンを例に、一般的な審査の流れをご紹介します。
1.仮審査へ申し込む
マイカーローンは、本審査前に仮審査へ申し込むのが一般的です。仮審査はオンラインやFAXから申し込めます。
なお、ディーラーローンや自社ローンでは仮審査がないケースも多く、その場合、仮審査の時間が短縮できます。
2.仮審査の結果が届く
メールや電話などで、仮審査の結果が届きます。結果が出るまでには1~3営業日程度を要するケースが大半です。
3.本審査へ申し込む
必要書類を用意して、本審査へ申し込みます。窓口から申し込むのが一般的ですが、中には本審査もオンラインやFAXから申し込めるローンもあります。
ディーラーローンや自社ローンの場合は、ディーラーや販売店の窓口で、車の購入手続きと併せて申し込むのが一般的です。
4.本審査の結果が届く
メールや電話などで本審査の結果が届きます。この時点で借入額や適用金利などが決まり、契約手続きが完了すると融資を受けられるようになります。仮審査への申込みから実際に融資を受けるまで、通常1~2週間程度かかります。
一方、ディーラーローンや自社ローンでは、仮審査がないことに加え、本審査に要する時間も短い傾向があることから、早ければ即日、長くても1週間程度で結果がわかるケースが大半です。
審査基準の違いも日数に影響
ローンの種類によって審査時間が異なるおもな理由は、審査難度の違いです。銀行系マイカーローンのように審査がきびしいほど結果が出るまでにかかる時間も長く、逆にディーラーローンや自社ローンのように、審査がやさしければ結果が出るのも早くなります。
これは、基準がきびしいマイカーローンほど、念入りに申込者の支払能力や信用情報を審査するという特性があるからです。そのため、審査に長くかかったからといって、落ちる可能性が高まっているというわけではありません。例えば、申込者が審査基準を満たさないと判断された場合は、早々に審査結果が返ってくることもありえるでしょう。
審査時間は実際どれくらいかかった?利用者の体験談
それでは、これらのローンを利用した場合、審査時間はいったいどれくらいかかっていたのでしょうか。また、その時間は果たして適切に感じられたのでしょうか。車のローン各種の利用経験がある方に実施したインターネット調査の結果*を基に、それぞれの実体験をご紹介します。
銀行系マイカーローン利用者の体験談

( 埼玉県・30代・公務員)

(神 奈川県・40代・パート・アルバイト)
来店不要で保証料込みの金利だったため選びました。審査には10日くらいかかりましたが、初めての利用だったので「こんなものかな」と感じています。
ディーラーローン利用者の体験談

(東京都・30代・自営業)
知人にすすめられて、ディーラー系のローンを利用しました。3日くらいしかかからなかったので、審査時間としては適切かなと思います。

(静岡県・30代・専業主婦)
過去に別のローンが通らなかったのでディーラーローンを利用しましたが、審査に1ヵ月くらいかかりました。また審査に通らないのかと思い、すごく長く感じました。
自社ローン利用者の体験談

(東京都・20代・学生)
ほかのローンに比べて審査が通りやすいので自社ローンを選びました。申込みから審査完了まで2日ほどで済みましたし、特に気になった点はありません。

(東京都・70代・専業主婦)
いつも自社ローンを利用しています。審査ではすぐに了解をもらえたので、長いと感じることもなく、よかったと思っています。
実例を見ると大体の方が、それぞれのローンで一般的にいわれているような審査時間で結果が出ていることがわかります。ただし全員が必ずその時間内に終わるとは限らず、個々人の事情によっては想定より時間がかかることもあるようです。車のローンを検討する際には、これらの体験談もひとつの例として参考になるでしょう。
通常翌営業日、最大でも3営業日以内に結果がわかる方法はこちら
*チャット調査ツール「Sprint」にて2023年2月10~11日に「車の購入時に銀行系マイカーローン、ディーラーローン、自社ローンのいずれかを利用した方」を対象として行ったインターネット調査を基に、カルモカーライフナビ編集部がまとめた結果
車のローンの審査時間を早めるには?ポイントを紹介
車のローン審査にかかる時間を短縮するには、どのローンに利用申込みするかで変わるのはもちろん、手続きの進め方にもいくつかポイントがありますのでご紹介します。
なお、審査時間を短くできる手段はそれだけではありません。ローンを組まずに車に乗る方法を選ぶことでも時間短縮が見込めます。選択肢のひとつとして見ていきましょう。
審査時間が短めのローンを選択する
審査時間短縮のためには、あらかじめいくつかの借入先でそれぞれの審査にかかる時間を比較して、早く結果が出るローンを選ぶことがポイントです。
審査結果が比較的早く出るのは、ディーラーローンや自社ローンです。一方、銀行系マイカーローンは審査時間が長い傾向があります。ただし金利や手数料にも違いがありますので、支払総額などに納得できるかどうかも踏まえて、申し込むローンを決めましょう。
必要書類をあらかじめ用意しておく
車のローン審査では、本人確認書類などの必要書類の提出を求められます。借入先によって必要書類は異なりますが、事前に何を準備するべきか確認し、早めに取り寄せたり記入したりしておきましょう。
結果が出たらすぐ動けるように必要書類を用意しておけば、より早く手続きを進められ、審査時間の短縮にもつながります。
車の希望条件を見直してローン借入額を減らす
車のローンでは支払能力に対して借入希望額が高いほど審査がきびしくなり、時間がかかる可能性があります。そのため、収入に見合った金額で申し込んで、審査をクリアできる基準に近づけることも重要です。
借入額を下げるには、車のグレードを下げる、不要なオプションを外すなどの方法があります。状況によっては、新車ではなく中古車を検討するのも選択肢のひとつとなるでしょう。
審査手続きが簡単なカーリースを利用する
毎月一定額を支払って車に乗る方法は、何もローンを組むばかりではありません。カーリースを利用することでも、希望の車の手配が可能です。
カーリースとは、契約者が選んだ車をリース会社が購入し、契約者はリース会社に月々定額の料金を支払うことで新車にマイカー感覚で乗れるサービスです。カーリースにも審査がありますが、ローンに比べると通りやすいといわれるサービスも多く見られます。
オンライン審査を受けられるカーリースなら24時間いつでも申し込めて、最短で翌営業日には結果がわかるところもあるため、早く結果を知りたい方にもぴったりです。
※審査に通っても契約にはなりません
車のローン審査では何を見られる?審査内容と通りやすくするポイントを解説
車のローン審査でチェックされる内容を把握し、基準から外れないように対策しておけば、審査に通過できる可能性が高まる上、審査時間を短縮できる可能性も考えられます。車のローン審査でチェックされることの多い項目別に、対策のポイントを確認していきましょう。
年収
車のローン審査では、支払能力を判断するために年収を重視するのが一般的です。とはいえ、年収が低いからといって利用できないわけではありません。毎月安定した収入があり、滞りなく返済していけると判断されれば通過できる可能性が高いでしょう。そのため、年収に対して高すぎない借入希望額を設定することがポイントです。
年収に占める年間返済額の割合である「返済負担率」は、年収400万円未満なら25%、400万円以上なら35%が目安といわれています。自身の年収と返済負担率を踏まえて、借入希望額を設定するといいでしょう。
職業や勤続年数
審査で有利なのは、正社員や公務員などの正規雇用者です。一方、契約社員やアルバイトなどの非正規雇用者や自営業者は、正規雇用者に比べると不利になる可能性があります。しかしほかの要素も含めて総合的に判断されるため、それだけで審査に落ちるわけではありません。
また、車のローンは数年間にわたって返済が続くため、収入の安定性を判断するために勤続年数もチェックされます。正規雇用で最低1年以上、理想としては3年以上同じ職場に勤務していれば、安定的な収入があると判断される傾向があります。したがって、転職や退職を検討している場合は、ローンの審査時期との兼ね合いも考慮したほうがいいでしょう。
これまでの債務履歴
信用情報機関に登録されている、申込者の信用情報も審査されます。これまでのローンの借入れやクレジットカードの支払いなどにおいて滞納や債務整理などの履歴があると、信用度が低いと判断されてしまいます。
不安な場合は、審査に申し込む前に信用情報機関に情報開示請求して、信用情報を確認することをおすすめします。もしも未払い金があった場合は、すぐに清算しましょう。
現在の借入状況
審査では現在の借入状況も見られます。住宅ローンやクレジットカードのキャッシングなど返済途中の借入れがある場合は、車のローンの返済額と合計しても適切な返済負担率となるかどうかを判断する必要があるためです。
ローンやキャッシングだけでなく、携帯電話端末代金の分割払いなども借入れに含まれるため、可能な限り完済してから審査に申し込みましょう。
審査も納車もスピーディー!ローン契約不要で新車に乗る方法
車のローンの審査時間を短縮して車に乗れる方法としてカーリースをご紹介しましたが、数あるカーリースの中でも「おトクにマイカー 定額カルモくん」は手軽に審査を受けられる人気のサービスです。早期納車に対応している車も用意されており、審査結果を早く知りたい方や、早く車が欲しい方にもおすすめです。
なぜ審査や納車が早いのか、詳しく見ていきましょう。
審査はネットで簡単申込み!結果もメールでスピード通知
定額カルモくんの審査は、オンラインで簡単に申し込むことができます。スマートフォンやパソコンから、場所や時間を問わず申込みができ、必要書類も運転免許証のみという手軽さのため、すぐに審査を受けられます。
審査時間は一般的なローンよりも短く、結果は通常翌営業日、最大3営業日以内にメールで届きます。契約までの手続きもオンラインと郵送のみで完結するため、仕事や家事で忙しく、なかなかディーラーや金融機関の窓口へ出向けない方にもぴったりのサービスです。
月額10,000円台から!業界最安水準の利用料金
定額カルモくんは、審査の手軽さだけでなく料金の安さも魅力です。業界最安水準*の料金を採用しており、初期費用も一切かからないため、契約内容によっては月々10,000円台で新車に乗ることもできます。
月額料金には、車両本体価格のほか契約期間分の各種税金や自賠責保険料、手数料なども含まれています。さらに、車検や消耗品の交換費用も定額化できるメンテナンスプランに加入すれば、維持費の大半を月額料金に組み込めるため、車関連の費用をカーリースの支払いに一本化することも可能です。
*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
ラインナップが豊富!予算や目的に合わせて希望の車が選べる
定額カルモくんでは、予算や目的に応じて車種やグレード、オプションを決められます。国産メーカーの全車種・全グレードを取り扱っているため、購入する場合と同じように希望条件に合わせた車選びができるでしょう。審査が不安な場合は、審査に通りやすい価格帯の車を選ぶことも可能です。
また、早期納車に対応した車も車種限定で用意されています。ダイハツ「ミライース」や「タント」などの人気の軽自動車は、通常なら納車に4~5ヵ月以上かかりますが、定額カルモくんなら未使用車が約1ヵ月半と短期間で届きます。
業界最安水準の月額料金が用意された定額カルモくんなら、初期費用も0円で新車に乗ることができます。
申込みはオンラインからいつでもOK、通常翌営業日には審査結果も確認可能です。
まずは無料のお試し審査で、そのスピーディーさを体験してみましょう。
ローン審査に時間をかけずに車に乗れる方法も検討してみよう
車のローン審査に時間をかけたくないときは、審査が早いローンに申し込んだり、借入れの条件を見直して通過する可能性を高めたりするのもひとつの方法です。しかし、借入先の比較や条件の見直しは、意外と時間も手間もかかります。審査に時間をかけず早く車に乗りたい方は、カーリースの利用を検討するのもおすすめです。
定額カルモくんの「お試し審査」なら、オンラインで簡単にカーリースの利用可否をチェックできます。もちろん契約前のキャンセルもできるため、下のバナーより一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
※この記事は2023年2月1日時点の情報で制作しています
よくある質問
- Q1車のローンの審査時間はどれくらい?
A:仮審査と本審査がある銀行系マイカーローンは、結果が出るまで1週間程度かかる傾向があります。ディーラーローンや自社ローンは購入時に審査に申し込めて審査時間も短いため、大抵の場合は即日で結果が出ます。
- Q2車のローンの審査時間を早めることはできる?
A:車のローンの審査時間を短縮する方法としては、審査時間が短いローンを選ぶ、必要書類を事前に用意しておく、ローンの借入額を減らすなどがあります。また、審査手続きが簡単なカーリースを利用するのもひとつの手です。
- Q3審査時間も納車期間も短くして車を持つ方法はある?
A:カーリースの定額カルモくんなら、オンラインで簡単に審査を受けられて、通常翌営業日に結果がわかります。契約手続きもネットと郵送で完結する上、1ヵ月半程度で納車される車も用意されているため、スピーディーに車に乗り始められます。
金利が低く、返済の自由度も高い点に魅力を感じたので銀行のマイカーローンを利用しました。審査には1週間くらいかかりましたが、特に不満はありませんでした。