カーリース料金滞納の影響は?対策や長期契約でも安心して利用する方法とは
更新日:2023.06.23カーリースは長期での契約となるため、料金を滞納せずに支払えるか不安に感じている方もいるでしょう。もしもカーリースで料金を滞納すると、どのような影響があるのでしょうか。ここでは、滞納しないための対策や長期契約でも安心して利用する方法などを紹介します。
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【この記事のポイント】
✔カーリースで料金の滞納が続くと最終的に契約解除になる可能性がある
✔料金を滞納すると遅延損害金などが請求される可能性がある
✔将来のライフプランに合った月額料金でリース契約を結ぶことが大切
- カーリースで料金を滞納するとどうなる?
- 滞納が心配になったらカーリースは中途解約できる?
- 滞納しないためには無理のない月額料金で契約することが大切
- 維持費もコミコミ!月々10,000円台で新車に乗れるカーリース
- 上手にカーリースを利用して滞納のリスクを減らそう
カーリースで料金を滞納するとどうなる?
カーリースは月額料金をリース会社に支払って車を利用するサービスなので、利用料金を滞納してしまうと督促状が届いたり、最悪の場合は契約解除になったりする可能性もあります。滞納時の対応方法はそれぞれのリース会社の規定によって異なりますが、まずは一般的にリース料金を滞納するとどのようになってしまうのかを見ていきましょう。
〈滞納によって起きること〉
1. 督促状が届く
利用料金を滞納するとリース会社から支払い請求が行われます。最初は督促状として書面で通知されることが多いでしょう。
2. 督促電話が来る
督促状の内容に応じなかった場合、リース会社から督促電話があります。
3. 対面での話し合いになる
督促電話でも支払いに応じなかった場合は、リース会社の担当者が契約者の自宅に訪問し、話し合いが行われます。
4. 連帯保証人に請求がある
話し合いをしても契約者が支払いに応じない場合には、連帯保証人に対して請求が行われます。
5. 契約解除が行われる
契約者も連帯保証人も支払いに応じない場合には、支払い不能と判断されて契約解除になります。契約解除になると車の引き揚げや、支払金額の一括請求、裁判所の差し押さえ命令などが行われる可能性があります。
滞納したときに求められる対応
まず、カーリースの利用料金を滞納してしまった場合、請求書やコンビニの払込用紙など指定の方法での支払いが求められます。そのため、リース会社から指定された支払期日・支払方法に従い、滞納した利用料金を支払うようにしましょう。
支払金額には、滞納していた期間中に発生した遅延損害金や、滞納した利用料金を請求するのにかかった事務手数料などが上乗せされる場合もあります。また、支払手数料や振込手数料などは利用者が負担するのが一般的です。
滞納が解消されなければリース車は引き揚げられる
一般的にカーリースの契約には、利用料金の滞納が続いてしまい支払停止や支払不能の状態になった場合に、リース会社はその契約を解除できると定められています。万が一、契約解除となった場合、利用者はすぐにリース会社に車を返却しなければなりません。なお、契約解除となった際に利用者が返却を拒んだ場合には、リース会社は車を引き揚げることができます。
信用情報にも影響を及ぼす
信用情報とは、クレジットやローン、リースなどの申込み状況や契約状況に関する情報のことです。また、信用情報は、CICやJICCといった個人信用情報機関が収集・管理しています。
契約しているリース会社がこれらの個人信用情報機関に加盟している場合、カーリースの利用金額や支払日、滞納状況などが個人信用情報機関に登録されます。そのため、カーリースの滞納が続くと信用情報に事故情報として記載されてしまう可能性があります。
信用情報は、クレジットカードやローンなどの審査で支払能力を判断するために使うことが多いことから、信用情報に事故情報が記載されていると、審査で不利になる可能性があります。
個人信用情報機関によっても異なりますが、CICでは61日以上または3ヵ月以上の遅延があった場合には「異動」と表示され、滞納解消後から5年間事故情報として保有されます。このように、利用料金の滞納を続けてしまうと将来的にクレジットカードや住宅ローンなどの審査に影響を及ぼす可能性が高いといえます。
カーリースで滞納しないために大切なこととは?
滞納が心配になったらカーリースは中途解約できる?
カーリースの利用料金の滞納が心配になり、中途解約をしたいと考える方もいるかもしれません。しかし、一般的にカーリースでは、リース契約の中途解約は認められていません。ここでは、カーリースが中途解約できない理由や、中途解約するとどうなるのかについてご紹介します。
理由は月額料金の計算方法にある
カーリースの中途解約ができない理由には、月額料金の計算方法が関係しています。
カーリースの月額料金は、利用者が指定した車をリース会社が購入し、その車両本体価格から残価を差し引いた金額を契約期間で割って算出されます。このようにカーリースではあらかじめ期間を決めて契約を結ぶことから、利用者には期間満了まで利用料金を支払う義務があるため、中途解約ができないのです。
中途解約すると違約金が発生する
原則としてカーリースの中途解約はできませんが、車の全損事故や盗難、利用者の死亡や免許返納といった特別な事情がある場合は中途解約が認められることもあります。ただし、その場合には、違約金や解約金を支払わなければなりません。
違約金や解約金は、残りのリース期間に支払うはずだった利用料金や手数料の合計額が請求されるのが一般的です。ただし、車の状態によっては、違約金と査定額の差額が実際の違約金となることもあります。全損事故や盗難などによって査定できない場合には、違約金は全額負担となることもあるでしょう。
なお、全損事故といった万が一の場合に備えて、車両保険付きの自動車保険に加入しておくと安心でしょう。車両保険とは車が壊れたり、盗難に遭ったりしたときに保険金が支給される保険のことです。また、カーリースに特化した自動車保険では、違約金をカバーできる場合があるため、安心してカーリースを利用できます。
滞納しないためには無理のない月額料金で契約することが大切
これからカーリースの利用を検討していてリース料金の滞納を心配しているなら、まずは無理のない月額料金で契約することが大切です。カーリースの利用料金は、車両本体価格や残価、契約期間などが関係しているため、車両本体価格が安い車を選んだり、契約期間を長くしたりすることで、無理のない月額料金に収めることができます。
ここでは、無理のない月額料金で契約する方法をご紹介します。
収支のバランスを考える
カーリースの利用料金の滞納を防ぐためには、収支のバランスを把握した上で、予算を決めることが大切です。自身の家計状況を基にカーリースに毎月いくら支払えるのかを計算するところから始めましょう。現在の収支から自分の貯蓄力がわかるツールなどを使うと、現在の収入や支出の状況からカーリースに使える目安がわかります。
また、カーリースは数年間の長期契約が一般的なので、将来的なライフプランを契約時に想定しておきましょう。結婚や出産などのライフステージの変化に加えて、教育資金や住宅購入費、老後の生活費、介護費など、今後、必要になる費用を考えながらカーリースの予算を決めれば、リース料金を滞納してしまうリスクも回避できるのではないでしょうか。
長期で契約する
カーリースの月額料金は、車両本体価格から残価を差し引き、契約期間で割って算出します。このようなしくみから、契約期間を長くすることで支払回数が増えるため、1回あたりの支払金額を抑えることができます。
例えば、残価を差し引いた車両本体価格が100万円の場合、3年契約(36回払い)では月額27,778円ですが、7年契約(84回払い)では月額11,905円となります。このように、契約期間を長くするだけで月額料金を抑えられます。収支のバランスから考えたカーリースの予算内に収まるよう、契約期間を調整するのもおすすめです。
維持費も定額化しておく
リース会社によって異なりますが、カーリースの月額料金には車検費用やメンテナンス費用などは含まれていないことが多いです。そのため、車検時期にまとまったお金が必要になり、リース料金の支払いに困ってしまう場合もあるでしょう。
しかし、中には車検費用やメンテナンス費用なども含めて維持費を定額にできるプランを用意しているカーリースもあります。このようなメンテナンスプランを利用すれば、車の維持費の多くを月額料金にまとめられます。リース会社やプランによって料金や含まれる費用は異なるため、予算や希望に合わせたプランが選べるカーリースを選ぶのがおすすめです。
払い忘れが心配な方は自動引落し対応のリースを選ぶ
カーリースの支払方法は、リース会社によって異なります。そのため、払い忘れが心配な場合は、銀行口座から自動引落し(口座振替)対応のリース会社を選びましょう。
なお、月額料金がきちんと引落しされるよう、毎月の支払日前までに口座にお金を用意しておくことが大切です。給与口座と引落し口座を同じにしておけば、払い忘れを防ぎやすいのではないでしょうか。リース会社によってはネットバンクや信用金庫、農業協同組合などの口座引落しに対応していない場合もあるので注意しましょう。
また、リース会社の中にはクレジットカード払いに対応している場合もありますが、あまり多くはないでしょう。
維持費もコミコミ!月々10,000円台で新車に乗れるカーリース
カーリースを滞納してしまう可能性を下げるには、月額料金を安く抑えるのがポイントです。業界最安水準の月額料金が魅力の「おトクにマイカー 定額カルモくん」では、車検費用やメンテナンス費用といった維持費もコミコミで月額10,000円台から新車に乗れます。そこで、リーズナブルに新車に乗れる定額カルモくんの特徴をご紹介します。
新車に月々10,000円台で乗れる
定額カルモくんは、業界最安水準の月額料金で10,000円台から新車に乗れるのが魅力です。国産メーカーの全車種・全グレードを扱っているので、マイカーと変わらない豊富な選択肢の中から好きな車が選べます。ダイハツ「ミライース」には最も安い月々11,220円から、人気車種のホンダ「N BOX」には月々17,320円から乗ることが可能です。
また、定額カルモくんの契約方式は、契約満了時に残価精算の必要がない「クローズドエンド方式」なので、ずっと定額でカーリースが利用できます。さらに、頭金やボーナス払いなども不要なため、まとまった出費の発生で利用料金の支払いができなくなるといった心配もありません。
維持費もコミコミにできるメンテナンスプラン
定額カルモくんには、車検費用やメンテナンス費用、返却時の原状回復費用補償などがカバーできるメンテナンスプランがあります。プランによってメンテナンス項目や利用料金などが異なりますが、軽自動車が月額3,340円から、その他の車種は3,850円から利用できるので、ガソリン代や駐車場代といった最低限の維持費以外をフラットにしたい方におすすめです。
最長11年契約ができる
定額カルモくんでは、1年から最長で11年契約が可能です。
カーリースでは3年や5年、7年、9年など、車検を受けるタイミングに合わせた契約プランが一般的ですが、定額カルモくんでは1年単位で契約期間が選べるため、ライフプランに合わせて細かく契約期間を調整できます。そのため、予算に合わせてカーリースの月額料金が決めやすく、滞納のリスクも下げられるでしょう。
また、最近では10年近くマイカーを利用する方も増えているため、できるだけ月額料金を安く抑えたい方には11年契約がおすすめです。定額カルモくんなら、家計管理がしやすくライフステージに合った月額料金でカーリースを利用できるでしょう。
上手にカーリースを利用して滞納のリスクを減らそう
カーリースは長期での利用を前提としているため、うっかり支払いを忘れてしまって滞納してしまうこともあるでしょう。そのような場合はすぐに支払いをすれば問題ありませんが、月額料金を高く設定しすぎてしまうと、リース料金が家計の負担になり、支払いが難しくなってしまう可能性もあります。
そのため、定額カルモくんのようにできるだけ車にかかる費用をフラットにできて、月額料金の安いカーリースを選ぶことで、滞納のリスクも減らせるでしょう。定額カルモくんでは、豊富なマイカーコンシェルジュに車選びの相談をすることも可能です。カーリースを利用したいけど滞納が心配な方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
※記事の内容は2021年12月時点の情報で制作しています。
よくある質問
- Q1カーリースの料金を滞納し続けるとどうなる?
A:カーリースの料金を滞納してしまった場合、まずはリース会社から請求書や支払いの案内が届きます。その後も滞納を続けてしまうと、支払不能と判断され、契約解除となる可能性もあります。契約解除になると、リース車の引き揚げや中途解約に伴う違約金が発生する可能性もあるので注意しましょう。
- Q2滞納時には手数料なども支払う必要がある?
A:カーリースの利用料金を滞納してしまうと、滞納分の利用料金のほかに遅延損害金や事務手数料などが請求される可能性があります。これらの規定はリース会社によって異なりますが、滞納期間が長くなるほど負担が大きくなる可能性があります。ほかにも支払手数料や振込手数料なども利用者負担となるのが一般的です。