カーリースの初期費用はいくら?購入との比較や追加でかかる費用も解説

執筆者 ・監修者
伊藤 真二ファイナンシャルプランナー/編集長
更新日:2026.06.09

車を持つ際、車両代の一部である頭金や税金・保険料といった諸費用を含めた初期費用は大きな負担となりがちです。その点、カーリースなら初期費用なしでも新車に乗れます。しかし、契約内容によっては初期費用が必要となることも。実際、最初の支払いがいくらになるのか不安を感じることもあるでし ょう。
そこで、カーリースの料金の仕組みと、初期費用がかかるケースについて解説します。また、購入した場合との比較や初期費用不要で利用できるおすすめのサービスも見ていきましょう。
※この記事はPRを含みますが、情報には一切影響しておりません
【この記事のポイント】
✔ カーリースの初期費用は原則不要だが、頭金や諸費用がかかるケースもある
✔ 購入と比べて、カーリースは最初の支払いの負担が少なく、急な出費も抑えやすい
✔ カーリースでは、初期費用以外の原状回復費用や残価精算などにも注意が必要
目次
カーリースは初期費用0円で利用できる

カーリースとは、利用者が選んだ車をリース会社が購入し、一定期間にわたって貸し出すサービスです。利用者は月々定額のリース料金を支払うことで、マイカーのように車に乗ることができます。
カーリースの月額料金は、車両代や各種税金・保険料などのかかる費用をすべて合計し、残価(契約満了時に想定される車の価値)を差し引いたうえで契約月数で割って算出されます。総費用を月々定額払いにする仕組みのため、初期費用不要で利用できるのです。
なお、初期費用は乗り始めにまとめてかかる費用全般で、頭金はそのうち車両代の一部前払いのことを指します。カーリースでは、前述の仕組みによって一般的にどちらも不要です。まとまった資金を用意せずに新車に乗り始められるのは、カーリースの大きなメリットといえます。
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カーリースで初期費用がかかるケース

カーリースは原則として初期費用が不要ですが、リース会社やプランによっては、乗り始めに一定の費用がかかるケースもあります。契約前に、どのような費用が生じる可能性があるかを把握しておくことが大切です。
頭金を設定する場合
カーリースの多くは頭金なしで契約できますが、一部のリース会社やプランでは、任意で頭金を設定できる場合があります。頭金を支払うことで、その分だけ月額料金を抑えられるというメリットがあります。
例えば、月々の支払いをできるだけ少なくしたい場合や、家計の事情に合わせて月額を調整したい場合に、頭金の設定が有効な選択肢となることがあります。また、審査結果によっては頭金の支払いを求められるケースもあります。頭金を設定すると月額料金が下がり、審査に通る可能性が高まることもあるため、リース会社から提案があった場合は検討材料のひとつとなります。
ただし、頭金を支払うと乗り始めにまとまった出費が発生するため、初期費用を抑えるというカーリース本来のメリットが薄れる点には注意が必要です。頭金なしで月額料金を抑えたい場合は、契約期間を長く設定することも有効な方法です。
保証金を求められる場合
一般的なカーリースでは保証金は不要ですが、短期カーリースや中古車リースなど、一部のサービスでは保証金(預かり金)を求められることがあります。保証金は契約が正常に完了した際に返金されるものですが、契約時には一時的な費用として数万円~数十万円程度、用意しておく必要があります。
ただし、返却時の原状回復費用などに充当され、返金されないケースもあります。保証金の金額や条件はサービスによって異なるため、契約前に必ず確認しておきましょう。
月額料金に含まれないオプションを追加した場合
カーリースでは、メーカーオプションやディーラーオプションを月額料金に組み込んで追加できるサービスが多くあります。しかし、リース会社やプランによっては、オプション費用を契約時に一括で支払う場合もあります。
カーナビやドライブレコーダー、エアロパーツなどを自分で追加したい場合も、用品代や取付費用が別途かかることがあります。希望ナンバーの取得費用など、月額に含まれないこともあるため、見積もりの段階で何が月額に含まれており、何を別途支払う必要があるかを確認しておきましょう。
諸費用が実費になる場合
カーリースでは多くの場合、登録諸費用や納車費用などが月額料金に含まれています。しかし、すべてのリース会社やプランでこれらが含まれているわけではなく、一部のケースでは実費として別途負担が必要になることがあります。
具体的には、代行手数料や納車の際の陸送費が別途かかる場合があります。契約前に費用の内訳を細かく確認することが大切です。
最初の支払いが前払いとなる場合
カーリースでは、契約開始から初回の引き落としまでの期間に応じて、日割り料金が請求されるケースがあります。また、リース会社によっては、契約開始時に1~2ヵ月分のリース料金の前払いが必要となる場合もあります。
最初の支払いがいつで、いくらかかるのかをしっかり確認するようにしましょう。
カーリースと購入、初期費用はどう違う?
カーリース、カーローン、現金一括購入では、初期費用の大きさや支払いの仕組みが異なります。おもな違いを表で比較してみましょう。
| 項目 | カーリース | カーローン | 現金一括購入 |
|---|---|---|---|
| 最初の負担 | 小さい | やや大きい | 非常に大きい |
| 契約時に必要なお金 | 不要なケースが多い | 頭金・諸費用が必要なケースがある | 車両代・税金・登録費用など、 まとまった金額を一括で支払う |
| 月々の負担 | 定額料金あり | ローン返済あり | 基本なし |
| 維持費 | 大半を定額にできる | 別途必要 | 別途必要 |
| 急な出費 | 抑えやすい | 発生しやすい | 発生しやすい |
| 初期費用を抑えたい方の利用 | 最も向いている | やや向いている | 向いていない |
現金一括購入では、車両代金のほかに自動車税や自動車重量税、自賠責保険料、登録諸費用などもまとめて用意する必要があります。一般的に、これらの合計は車両本体価格の10~20%程度が目安。200万円の車なら、初期費用だけで20~40万円程度かかる計算です。ローン購入も、頭金や諸費用がかかることが多く、金利負担も加わります。
乗り始めの負担を抑えたいなら、カーリースが向いています。しかし、まとまった出費があっても車を所有したい方は現金一括購入、月々の支払いと初期費用のバランスを取りたいならローン購入が向いているといえます。
初期費用だけでなく、維持費や総支払額、車の使い方なども考慮して、自分に合う方法を検討しましょう。
初期費用不要のカーリースおすすめ3選
初期費用0円で利用できるおすすめのカーリース3社を、月額料金や走行距離制限などの観点から比較してみましょう。
〈おすすめカーリース比較表〉
| サービス名 | 最安月額料金 (月々均等払い) |
走行距離制限 | 車がもらえるプラン | |
|---|---|---|---|---|
| カーリースカルモくん | 14,140円~ | 月1,500km ※7年以上の契約は制限なし |
あり | 詳細 |
| オリックスカーリース | 14,300円~ | 月2,000km | あり | 詳細 |
| オリコで乗ーる | 14,630円~ | 月500・1,000・1,500・ 2,000・3,000km(選択可) |
あり | 詳細 |
※2026年5月28日時点の情報で、最安月額料金は頭金・ボーナス払いなしの乗用車の料金です
初期費用なしで利用できるカーリースを選ぶ際には、月額料金の安さだけでなく、月額に含まれる費用の範囲や契約満了時の選択肢なども合わせて確認することが大切です。以下、各サービスの特徴を詳しく見ていきましょう。
カーリースカルモくん
「カーリースカルモくん」は、業界最安水準*の月額料金で新車に乗れるカーリースです。車両代金のほか、各種税金や登録諸費用、納車陸送費なども月額料金に含まれています。また、残価精算のないクローズドエンド方式の契約のため、最後まで定額で安心して利用できます。
7年以上の契約なら、どの車も走行距離制限なし。そして、契約満了時に車をもらう選択も可能です。このような充実したサービスから、コスパが良いと評判で、累計申込者数は30万人を突破しています。
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さらにサービスの概要、口コミ、利用方法などを見たい方はこちら
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オリックスカーリース
出典:オリックスカーリース
「オリックスカーリース」は、オリックス自動車が提供するカーリースです。頭金不要で利用できますが、プランによっては頭金・ボーナス払いを設定して、月額料金を調整することも可能です。国産メーカーの全車種から新車を選べるほか、中古車のラインナップも豊富です。
5年契約の「いまのりくん」では、契約開始から2年が経過すれば解約金なしで返却や乗換えができます。7年以上の契約では、契約満了の2年前から返却や乗換えが可能なほか、満了時に車をもらう選択もあります。初期費用を抑えつつ、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応しやすい点が魅力です。
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オリコで乗ーる
出典:オリコで乗ーる
「オリコで乗ーる」は、オリエントコーポレーション(オリコ)が提供するカーリースです。国産メーカー全車種から輸入車まで約300車種を取り扱い、メーカーオプションやディーラーオプションも自由に選べます。走行距離(月500~3,000km)やメンテナンスの有無など、プランを細かくカスタマイズできる点も特徴です。
任意保険(自動車保険)を月額料金に組み込むこともでき、維持費を定額で管理しやすくなります。また、中途解約オプションや免許返納時の解約金無料オプションなども用意されており、ライフスタイルの変化に備えた柔軟なプラン設計が可能です。
カーリースの月額料金には何が含まれる?

カーリースの月額料金に含まれる費用の範囲は、リース会社やプランによって異なります。どの費用が月額に含まれているかを把握しておくことで、想定外の出費を防ぐことができます。
月額料金に含まれる費用
一般的なカーリースの月額料金には、おもに以下の費用が含まれています。
・車両本体価格(残価を差し引いた支払い分)
・自動車税:毎年4月1日時点の所有者に課される税金。軽自動車は年間10,800円、普通車は排気量によって異なる
・自動車重量税:車の重量に応じた税金。新車登録時に3年分、以降は車検ごとに2年分を支払う
・自賠責保険料:すべての車に加入が義務付けられている強制保険の保険料
・登録諸費用、各種手数料:車の登録や名義変更にかかる費用
リース会社によっては、上記に加えて車庫証明取得費用、納車陸送費、車検基本料、メンテナンス費用(エンジンオイル交換など)を月額料金に含めているケースもあります。含まれる費用が多いほど急な出費を防ぎやすくなるため、月額料金の金額だけでなく内訳も確認して選ぶことが大切です。
なお、自動車重量税や自賠責保険料については、新車登録時の分しか月額に含まれず、車検の際に別途支払いが必要なサービスもあるため、注意が必要です。
月額料金に含まれない費用
リース会社やプランによって異なりますが、月額料金に含まれないことが多い費用は以下のとおりです。
・ガソリン代:走行距離や燃費によって変動するため、基本的に自己負担
・駐車場代:月極駐車場などの費用は別途負担
・任意保険(自動車保険)料:自賠責保険では補えないリスクに備える保険。月額に含まれるプランもあるが、多くの場合は別途加入が必要
・車検基本料:リース会社やプランによっては月額に含まれているケースもある
・消耗品の交換費用:タイヤやバッテリーなど、メンテナンスプランに加入していない場合は自己負担
・修理代:事故や故障による修理費用は基本的に自己負担
月額料金が安くても、含まれない費用が多い場合は結果的にトータルの出費が増えることがあるため、見かけの月額だけでなく費用の内訳まで比較して選ぶことをおすすめします。
初期費用以外にも気を付けたいカーリースの費用

カーリースは初期費用を抑えて定額で利用できる一方で、契約期間中や契約満了時にまとまった費用が必要となるケースもあります。想定外の出費を回避するためにも、以下の費用について事前に確認しておきましょう。それぞれ実際に費用を支払った方の体験談*もご紹介します。
* 2024年7月にチャット調査ツール「Sprint」にて、「カーリースの契約を後悔した経験のある方」を対象として行ったインターネット調査を基に、カルモマガジン編集部がまとめています
中途解約の解約金

Aさん(30代女性・千葉県在住)
カーリースは、原則として契約期間中の中途解約ができません。やむを得ず解約する場合は、残りのリース期間分の料金に相当する中途解約金を請求されることがほとんどです。解約金の金額はリース料金や残りの契約期間によって異なり、場合によっては高額になることもあります。
上の口コミのように、事故時の費用は任意保険でカバーできても、解約金までは補償されないケースがあります。中途解約で後悔しないためにも、ライフスタイルや今後の予定に合わせて契約期間を選ぶことに加え、任意保険(自動車保険)で事故リスクにも備えておくことが大切です。
転勤や家族構成の変化が心配な場合は、中途解約オプションの有無や解約条件も併せて確認しておきましょう。
走行距離の超過料金

Bさん(20代男性・神奈川県在住)
スズキ「タント」を契約中に急に職場が変わり、車での通勤をすることになりました。以前は職場まで車を使っていなかったので、車に乗る頻度や走行距離がだいぶ予定とは変わってしまいました。思っていたよりもお金がかかったので、中古車でも買っておけばよかったと感じています。
多くのカーリースでは、月間や年間で走行距離の上限が設定されています。この上限を契約期間のトータルで超えてしまうと、契約満了時に超過した距離に応じた追加料金が請求されます。超過料金は1kmあたり数円~数十円程度で設定されているケースが多く、走行距離を大きく超過すると相応の負担となるでしょう。
上の口コミのように、転勤や通勤方法の変更などで契約後に走行距離が想定より増えるケースもあります。日常的に長距離を運転する機会が多い方はもちろん、それ以外の方も生活スタイルの変化に備えて走行距離の上限が長いプランや、走行距離制限のないカーリースを選ぶと安心です。
原状回復費用

Cさん(20代女性・沖縄県在住)
ダイハツ「ミラ イース」を利用していたのですが、サイドミラーを少し擦ってしまいました。カーリースで、車を返却する際に原状回復費用がかかるというのを知らなくて、サイドミラーの傷に対して20万円以上を請求されて驚きました。どういう費用がかかるか事前に調べておけばよかったです。
カーリースでは、契約満了時に車を返却する場合、通常の使用の範囲を超えた傷や汚れがある場合に原状回復費用が請求されることがあります。擦り傷やへこみ、室内の著しい汚損などが対象になりやすく、状態によっては高額の修理費用を求められることがあります。
返却時にまとまった出費が心配な場合は、原状回復費用までカバーできるプランへの加入を検討してみましょう。補償の上限や対象範囲はプランによって異なるため、内容を契約前に確認しておくことが大切です。原状回復費用のリスク自体を避けたい場合は、契約満了時に車をもらえるプランを選ぶのも有効です。
残価精算

Dさん(30代男性・千葉県在住)
トヨタ「ハリアー」に5年契約でお得な料金で乗れていたのですが、契約満了時の残価精算で150万円かかり焦りました。契約時に、思っていたよりも高く残価が設定されていたようで、よく確認していなかったせいですが、かなり大きな負担で後悔しました。
残価設定があるカーリース(オープンエンド方式)では、契約満了時の車の査定額が、あらかじめ設定された残価を下回った場合、その差額を精算する必要があります。市場の状況や車の状態によっては、想定より査定額が低くなることがあり、精算額が高額になるリスクがあります。
高額請求のリスクを避けるには、残価精算なしのカーリース(クローズドエンド方式)を選ぶのが確実です。契約前に、利用するリース会社がどちらの方式を採用しているかを確認しておきましょう。
まとめ|費用の特徴を知ってカーリースをお得に利用しよう
カーリースは、初期費用なしで新車に乗れる手軽さが大きな魅力ですが、契約内容によっては乗り始めに費用が発生するケースや、契約期間中・満了時に追加の出費が生じる可能性もあります。
初期費用だけに目を向けるのではなく、月額料金に含まれる費用の範囲や、走行距離制限、中途解約の条件、残価精算の有無なども含めてサービスを比較することが大切です。
業界最安水準*のカーリースカルモくんなら、豊富な選択肢の中から予算や条件にぴったりのプランが見つかります。まずは気軽に、下の「お試し審査」から希望を伝えてみましょう。
※この記事は2026年5月時点の情報で制作しています













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トヨタ「ヴォクシー」に5年契約で乗っていたのですが、契約中に事故を起こしてしまいました。まさか自分が全損事故を起こすなんてと思いましたが、幸い任意保険で備えていたので助かりました。それでも解約金が80万円くらいかかり、全額カバーはできなかったので後悔しています。