レンタカーの長期利用は1ヵ月いくら?料金相場やマンスリープランの注意点

更新日:2023.12.06
レンタカーを長期間借りると費用はどれくらいになるのか解説していることを示すタイトル画像。

レンタカーは、数時間から1日など短期的に車を借りられるサービスです。原則として利用後はすぐに車を返却する必要がありますが、1ヵ月などの長期にわたり車を借りた場合、利用料金はどのくらいになるのでしょうか。

そこで、ファイナンシャルプランナーの伊藤真二さんの解説とともに、数時間から利用できる日額レンタカーや長期レンタカーの料金例、長期レンタカーを利用する際のポイントなどについてご紹介します。


ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

ファイナンシャルプランナーの伊藤真二です。レンタカーは数時間~1日単位で利用するものというイメージをお持ちの方もいますが、長期で利用することも可能です。その具体的な方法や利用する際のポイントを解説します。


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【この記事のポイント】
✔ 長期レンタカーならマンスリープランの利用がお得
✔ マンスリーレンタカーには利用時の注意点がある 
✔車が必要な期間が延びそうな場合は別のサービスも検討しよう


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1ヵ月などの長期利用なら「マンスリーレンタカー」がお得!

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1ヵ月などの長期にわたってレンタカーを利用するのであれば、日額レンタカーよりもマンスリーレンタカーのほうがお得に利用できます。その理由をマンスリーレンタカーの特徴や仕組みと併せて解説しましょう。

マンスリーレンタカーとは?

日額レンタカーでは一般的に、3時間、6時間、12時間、24時間までなどと利用時間ごとに料金が決められており、長期にわたって利用する場合には、1日あたりの料金が日数分かかることになります。

一方、マンスリーレンタカーは1ヵ月単位の料金設定になっている長期レンタカーです。日額レンタカーを1ヵ月間借りるよりも割安で利用できるのが特徴です。以下のような場合は特にマンスリーレンタカーの利用が適しているといえるでしょう。

・長期の出張先で一時的な足として車を利用したいとき
・マイカーの修理で代わりの車が必要になったとき
・車の買替えで納車まで時間がかかるとき
・家族の病気やケガで、一定期間、病院への送り迎えが必要なとき など

マンスリーレンタカーがお得なのは長期貸出による値引きがあるから

マンスリーレンタカーが一般的な日額レンタカーよりも料金が安いのには理由があります。

レンタカー店舗は、車の貸出、返却、また別のユーザーへの貸出、という業務サイクルの中で、その都度車の清掃や点検を行います。日額レンタカーは貸出と返却のスパンが短い分、1台あたりの清掃や点検業務も多くなります。例えば、30日間で同じ車を別々の利用者に15回貸し出す場合、清掃や点検も15回分必要です。

その点、車を長期間貸し出したままのマンスリーレンタカーなら、店舗側の清掃や点検業務の頻度は少なくなり、その分の人件費や作業費もカットできます

こうしたコストカットの結果が、マンスリーレンタカーをはじめとする長期レンタカーの料金に反映されているのです。


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マンスリーレンタカーであれば、日額レンタカーと比較して半額以下の料金に抑えられる場合もあります。ただし、すべてのレンタカー会社がマンスリープランを提供しているわけではないので、事前にプランの有無を確認するようにしましょう。

長期1ヵ月の利用だといくら?マンスリーレンタカーと日額レンタカーを比較

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1ヵ月などの長期にわたってレンタカーを利用するならマンスリーレンタカーのほうがお得になりますが、実際にどの程度料金が違うのでしょうか。具体的な例を見てみましょう。

ここでは、「レンタカー」でGoogle検索した際に上位表示された全国対応のレンタカーのうち、1ヵ月以上レンタルできるマンスリープランがあるレンタカーの1ヵ月の料金と、同じく「レンタカー」でGoogle検索した際に上位表示された全国対応のレンタカー5社の料金(日額の通常プラン)を、一例としてご紹介します。


〈マンスリーレンタカーの1ヵ月の料金〉*

A社 81,400円
B社 44,000円
C社 84,000円
D社 77,000円
E社 98,200円

* 「レンタカー」でGoogle検索した際に上位表示された全国対応のレンタカーのうち、長期プランがあり、公式サイトに明確な料金の記載があるレンタカー5社。料金は一例(コンパクトカー)で、店舗により異なる場合があります(2023年6月9日時点)

上の表は、マンスリーレンタカーでコンパクトカーを1ヵ月利用した場合の料金例をまとめたものです。B社は1ヵ月44,000円とかなり安い料金で利用することができますが、ほかの4社は77,000~98,200円となっているため、こちらが相場と考えられます。


〈日額レンタカーの1ヵ月の料金〉*

24時間の料金 以降1日ごと 1ヵ月の料金
A社 8,910円 7,150円 223,410円
B社 4,510円 4,510円 139,810円
C社 8,580円 7,260円 226,380円
D社 7,700円 6,600円 205,700円
E社 9,900円 7,920円 247,500円

* 「レンタカー」でGoogle検索した際に上位表示された全国対応のレンタカー5社。料金は一例(コンパクトカー)で、店舗により異なる場合があります。また、1ヵ月の料金は31日分としています(2023年6月9日時点)

こちらは、日額レンタカーでコンパクトカーを31日間利用した場合の料金例です。表中の「1ヵ月の料金」は、「24時間の料金」に「以降1日ごと」の料金30日分を加えて計算したものです。

最も安いB社でも、1ヵ月の料金は約14万円となっており、マンスリーレンタカーのB社以外の4社の料金77,000~98,200円と比べてもかなり高額であることがわかります。


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上記は、マンスリーレンタカー、日額レンタカーともに、コンパクトカーを利用した場合の料金例となります。レンタルする車種によって料金は変動するため、実際に比較をする際は、自身の用途に合った車種に置き換えたうえで確認するようにしましょう。



1年以上など、さらに長期的に車が必要な場合、マンスリーレンタカーを利用しても月々の出費は10万円近くになるため、年間で考えると大きな負担になります。

そのような場合は、1年単位で契約でき、初期費用不要で月々10,000円台から好きな新車に乗れるカーリースの利用がおすすめです。カーリースについて詳しく知りたい方は、下のバナーからチェックしてみましょう。


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マンスリーレンタカーなどの長期レンタカーを選ぶときのポイント

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1ヵ月などの長期で車を借りるなら、マンスリーレンタカーのほうがお得な料金で利用できることがわかりましたが、それではレンタカー会社を比較・検討する際にはどのようなことに注意すればいいのでしょうか。ここでは料金以外のポイントで、チェックするべきポイントを4つご紹介します。

取扱車種の豊富さ

1日だけの利用ならそれほど気にならないかもしれませんが、長期にわたってレンタルするのであれば用途に合った車を選ぶことが大切です。そのため長期利用が前提の場合は、取扱車種が豊富かどうかをチェックするようにしましょう。

中には軽自動車やコンパクトカーの取り扱いがメインのレンタカー会社もあるため、希望するタイプの車種があるかどうかの確認は、最初に行っておきたいポイントです。なお、燃料費をできるだけ節約したい場合は、ハイブリッドなどの省エネ車種を選ぶと、コストカットできるでしょう。

店舗の場所や乗り捨ての可否

自宅や駅の近くなど、便利な場所に店舗があるかどうかは、レンタカーを利用する際の重要なチェックポイントです。借りた店舗とは異なる場所に返却したい場合には、乗り捨てに都合の良い場所に店舗があるかも併せて確認するようにしましょう。

事前の料金確認は必要になりますが、中には車のお届け・引き取りサービスのあるレンタカー会社もあるので、このようなサービスを利用するのもおすすめです。

オプションサービスの有無や料金

レンタカーの長期利用においては、通勤や通院など日常的に車を使うケースが多く、カーナビやETCの必要性も高まります。

カーナビやETCは標準装備されていることが多いですが、1日ごと、1ヵ月ごとなどの料金が別途必要になる場合もあるため注意が必要です。ほかにも、自身の用途を満たすためにはどのようなオプションが必要なのかを考えて、トータルの料金で比較するといいでしょう。

利用料金が明示されているか

長期レンタカーのサービスを提供している会社の中には、公式サイトに利用料金がはっきりと記載されていないところもあります。もちろん、問い合わせれば具体的な料金を案内してくれるのですが、時間のない方にとっては、問い合わせの手間が負担になることもあるでしょう。

また、全国に多くの営業所を持つレンタカー会社の中には、営業所によって料金設定が異なる場合もあるため注意が必要です。


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長期レンタカーの中には、銀行振り込みで前払いが必要など、支払方法が限定されているサービスもあります。また、予約方法によって使えるクレジットカードが異なるケースもあるため、事前に支払方法を確認しておくようにしましょう。

マンスリーレンタカーなど長期に車をレンタルするときの注意点

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マンスリーレンタカーのように長期で車を借りる場合、メリットだけではなく知っておかなければいけない注意点もあります。いざというときに「こんなはずではなかった」と後悔しないよう、詳しく見ていきましょう。

1ヵ月で利用料金が10万円以上になるケースがある

長期レンタカーは、マンスリー料金であればお得に利用できますが、それでもレンタカー会社や車種の選択によっては1ヵ月の利用料金が10万円を超えてしまうこともあります。

車を使う頻度によっては、手間はかかるものの日額レンタカーやカーシェアリングを利用したほうが費用負担を抑えられる可能性もあるので、併せて検討するといいでしょう。

条件によっては利用が難しい

マンスリーレンタカーの利用に際しては、会社ごとに条件が設定されています。運転免許を取得してから1年未満の場合は借りられないことも多く、年齢制限が設けられているケースもあります

また、契約期間中の走行距離に上限を設定しているレンタカー会社もあるため、自身の利用用途や事情と条件がマッチするか、申込前に利用条件をきちんと確認することが大切です。

車の選択肢が限定的で実車確認も難しい

レンタカーでは、店舗に在庫がある車が貸し出されるため、自由に車種やグレードを選べるわけではありません。会社や店舗によって取り扱っている車両クラスや車種も異なり、選択肢は限られます。

また、レンタカーの大半は事前に実車を確認できない点にも注意が必要です。マンスリーレンタカーの場合、車を長期間使うことになりますので、レンタル当日に見た車の状態が予想と違った場合でも、1ヵ月我慢して利用しなければならないかもしれません。あらかじめ車の状態を確認しておきたい方には、特にデメリットに感じるでしょう。

ひと目でレンタカーとわかる「わ」や「れ」ナンバー車になる

レンタカーで貸し出される車には「わ」や「れ」ナンバーが使われています。
ナンバープレートからレンタカーだとわかってしまうため、ビジネスでの利用などでレンタカーと知られたくない場合はレンタカーの長期利用は不向きといえます。

任意保険の補償範囲が限定的であることも

レンタカー会社は、一般的な車と同じく「自賠責保険」への加入が義務付けられているうえに、「自動車保険(任意保険)」も義務になっています。この点だけを見れば、任意保険をかけていない一般車より手厚いように見えるでしょう。

しかし補償内容はレンタカー会社により異なり、一般的な任意保険と比べると限定的になる場合があります。また、50,000円程度の免責、つまり保険金が支払われる場合の利用者の負担がある会社も多くなっています。


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車を運転するうえでは、万が一を想定して事故に備えることが大切です。営業時間外でも事故対応してくれるレンタカー会社を選ぶと安心できるでしょう。


万が一の場合はNOCがかかることも

NOC(ノンオペレーションチャージ)とは、利用者が原因の事故や不注意でレンタカーが利用できない期間が発生した場合、休業期間分の損失を補填しなければいけないルールを指します。補填額の例としては、汚れや汚損のみで自走できる場合は20,000円、自走できない場合は50,000円などです。

レンタカーは、内装を自分好みにできないなどの理由から「借り物の車」という感覚が抜けにくいものです。慣れない車を運転しているとどうしても事故のリスクが付きまといやすいため、NOCがかかるような状況にならないよう、十分注意しましょう。

利用料金とは別に負担する費用がある

マンスリーレンタカーは長期利用となるため、ガソリンの給油回数も多くなるうえ、保管場所として有料駐車場の手配が必要となるケースも出てくるでしょう。利用料金にはガソリン代や駐車場代は含まれないため、レンタル中にかかるこれらの費用は自己負担となります。

繁忙期などは利用料金が変動する場合がある

レンタカー業界は大型連休や夏休み、年末年始などは繁忙期となるため、ハイシーズン料金が適用されることもあります。

車を利用する時期が繁忙期にあたってしまう場合には、利用料金が通常よりも高くなる可能性を考慮したうえで、料金をシミュレーションするようにしましょう。想定との誤差をなくしたい場合は、事前に見積もりを取っておくと安心です。

車のレンタル・返却は店舗の営業時間内

レンタカーを利用するときは、店舗窓口で手続きを行い、その場で車を借りるのが基本です。スピーディーに車を借りられる点がメリットですが、借りるときも返却するときも店舗の営業時間内に自ら出向く必要があります

そのため、早朝や深夜に出発したり車を返却したりしたい場合は、必要な時間より余分に車を借りることになってしまいます。また、道が混んでいて返却予定時間に間に合わないなどの不測の事態によって、想定していた金額より高くつくこともあります

インターネットでの手続きや、宅配レンタルサービス、乗り捨てサービスのような便利な方法もありますが、別途料金がかかることが多いので注意しましょう。

追加料金が発生する可能性がある

マンスリーレンタカーを利用中に車を著しく汚してしまうと、返却時にクリーニング代を請求される可能性があります。マンスリーレンタカーは長期的に利用できる点はメリットですが、あくまでも借り物の車であるため、返却する前提での利用であることを常に頭に置いておきましょう。

長期プランは法人限定の場合がある

レンタカーには個人契約と法人契約がありますが、マンスリーなどの長期利用は、法人向けのサービスのみに限定しているレンタカー会社もあります。個人契約と法人契約では料金や利用条件などが異なる場合もあるので、個人で利用する場合には個人向けのプランであるか確認するようにしましょう。


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長期的に車が必要な場合は、必要としている日数に見合ったサービスを利用することが大切です。条件や料金、補償内容も踏まえ、慎重に選ぶようにしましょう。



車が必要な期間が1年を超える可能性がある場合は、月々10,000円台から新車に乗れる「おトクにマイカー 定額カルモくん」がおすすめです。

マイカーのように自由度高く車を使えるうえ、レンタカーのように「わ」や「れ」ナンバーではなく、一般ナンバーの車を利用できます。気になる方は、下のバナーから利用の可否をチェックしてみましょう。


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マンスリーレンタカーを利用するよりお得な方法もある

マンスリーレンタカーを利用するよりお得な方法もあるをイメージした画像

マンスリーレンタカーはメリットがある一方、注意しなければならない点もあります。しかし、車を長期的に借りて乗る手段はレンタカーだけではありません。昨今、月々定額で車を長期利用できるとして注目を集めているサービスにカーリースがあります。

ここではカーリースについて、その特徴やマンスリーレンタカーとの違いを解説します。

カーリースとは?

リース会社がメーカーから車を調達して、利用者にその車を貸し出し、利用者はリース会社に毎月定額を支払うことで車を利用できるというカーリースの仕組みを解説した図
リース会社がメーカーから車を調達して、利用者にその車を貸し出し、利用者はリース会社に毎月定額を支払うことで車を利用できるというカーリースの仕組みを解説した図

カーリースとは、長期間にわたって月々一定額で同じ車に乗れるサービスです。
カーリースでは契約者が好きな車を選び、その車をリース会社が代理で購入します。購入にかかった費用から残価を引いた額に諸費用を合わせ、その総額を月々に分割して支払うことで、車を手元に置けるようになります。

レンタカーと同じく「借りている」ことに違いはありませんが、車選びから自分の意思を反映できるため、自分の車のように愛着も持てるようになるでしょう。

カーリースとレンタカーの大きな違いは、新車が選べることや、自宅駐車場などに止めておけるので、借りにいったり返しにいったりという手間がないことなどが挙げられます。

カーリースの料金体系

カーリースの月額料金には、車両本体価格だけではなく各種税金や自賠責保険料、手数料、お客様サポート料などさまざまな項目が含まれていることを表す図

レンタカーが基本的に1時間や1日ごとにいくらと、経過時間に応じて加算される仕組みであるのに対し、カーリースはシンプルな月額固定です。

また、月々の支払い料金の中には自賠責保険料や各種税金も含まれています。車を購入したときのように、納税のために別途お金を貯めておかなければ、と考える必要もありません。

カーリースで選べる契約期間

レンタカーの契約期間は、一般的に数時間から2~3日程度の短期利用が多くなっています。一方、カーリースは短期だと1ヵ月から、基本的には年単位での長期利用を前提としています

カーリースの月額料金は契約年数が長くなるほど安価に設定されているので、車の長期利用を考えるならカーリースのほうがお得です。

カーリースで利用できる車種

カーリースでは一般的に新車を利用できます。そのため、選べる車種の範囲も広がります。人気車種はもちろん、購入では手が届かない憧れの車に乗れる可能性もあるでしょう。

一方、レンタカーの場合は、店舗側が所持している車種の中から選ぶことになります。なお、レンタカーの場合、人気車種はレンタル希望者も多いため、タイミングによっては借りることが難しいケースもあるでしょう。

カーリース契約満了時の特徴

どちらも車を借りて利用する点は同じであるため、契約満了時は基本的に車を返却しなくてはなりません。

しかしカーリースの中には、プラン次第で契約満了時に車をもらえる選択肢を用意しているところもあります。その場合は返却の必要がなくなるため、内装を変更したり、パーツをつけたりといったカスタマイズも可能です。返却のことを気にせずに、マイカーのように車に乗ることができます。

ナンバープレートが「わ」や「れ」ではない

カーリースのナンバープレートにつくひらがなは、購入した場合と同じ種類のものになり、レンタカーに使われる「わ」や「れ」がつくことはありません。別途費用を払えば希望のナンバーにもできるので、よりマイカーのような愛着を持てるでしょう。

カーリースのサポート

利用中の事故やトラブルに関するサポートは、レンタカーでは利用者が故意に起こしたものでない限り、自己負担額は5~10万円程度に抑えられるようになっています。また、レンタカーを借りる際の料金に保険料も含まれています。

一方、カーリースの場合は、自賠責保険は月額料金に含まれますが、任意保険は自分で加入するのが一般的です。サポート面においては、無料で相談できるカスタマーサポートが付帯しているため、長期でも安心して利用できるでしょう。


ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

マンスリーレンタカーとカーリースは、長期的に車を借りられるという点は同じですが、サービス内容はまったく異なります。そのため、料金だけでなくサービス内容の詳細も必ず確認したうえで、総合的に判断することが大切です。

カーリースで人気車種を借りるといくら?

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カーリースは基本的に、1年以上などの長期にわたって車を利用する方のためのサービスですが、中には1ヵ月から利用できるリース会社もあります。そこで、カーリースで人気車種に乗るといくらかかるのか、ホンダ「N BOX」を例に見てみましょう。


〈カーリースでホンダ「N BOX」を利用する場合の料金例〉*

1ヵ月の料金
A社 36,300円
B社 16,500円
C社 29,800円

* 「カーリース 1ヵ月」でGoogle検索した際に上位表示された個人向け短期カーリース3社の料金(2023年6月9日時点)

上の表は、「カーリース 1ヵ月」のキーワードでGoogle検索した際に上位表示された個人向けの短期カーリース3社の1ヵ月の料金例になります。

10,000~30,000円台と比較的手頃な料金設定になっていますが、A社とB社ではこのほかに初期費用が必要になります。利用を考えるのなら、トータルの費用を調べたうえで比較検討したほうがいいでしょう。
なお、契約期間が1年以上のカーリースでは初期費用がかからないのが一般的です。


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長期利用ならマンスリーレンタカーとカーリースどちらがおすすめ?

長期利用ならマンスリーレンタカーとカーリースどちらがおすすめ?をイメージした画像

マンスリーレンタカーとカーリース、車を長期にわたって利用する場合、自分に合った利用法はどちらになるのでしょうか。

レンタカーは1日あたりの費用が10,000円程度、1ヵ月なら借り方によって10~25万円程度の費用がかかります。一方カーリースは、車種やプランにもよりますが、数年単位の長期利用であれば月々10,000円台から利用が可能です。

ただし、カーリースは基本的に1年以上など長期で車が必要な方向けのサービスです。車が必要になる期間と、月あたりにかかる費用を確認しながら自身に合ったサービスを利用しましょう。


ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

マンスリーレンタカーとカーリースで迷った場合は、車に何を求めるかを明確にしましょう。短期間だけ車が必要である場合はレンタカーを選ぶ、好みの車に乗りたい場合はカーリースを選ぶというように、優先する条件を決めることで選びやすくなります。


マンスリーレンタカーがおすすめの方

・利用期間が1ヵ月程度の方
・車種に強いこだわりがない方
・すぐに車が必要な方

1ヵ月程度の長期レンタルがしたい場合は、レンタカーのほうが金額的に無駄がありません。事前にかかる費用を計算して、日額レンタカーとも比較してみましょう。

また、レンタカーの場合は、レンタカー会社が所持している車の中から借りる車を選ぶので、車に強いこだわりがない方に向いています。「きれいに使われている車なら何でもいい」「車種へのこだわりより、今日明日のうちにすぐ車が必要」といった場合もレンタカーがおすすめです。

車の在庫があればその場で借りることも可能なので、レンタルまでのスピード感だけでいえばレンタカーに軍配が上がります

カーリースがおすすめの方

・1ヵ月以上利用する方
・自分の好きな車を選びたい方
・借りている車だと知られたくない方

1ヵ月以上車を借りる必要がある方にはカーリースがおすすめです。レンタカーと比べて割安になるので、お得に利用できるでしょう。一年中ずっと車が必要になるケースでも、購入するより安価に車を手配できます。

また、自分の好きな車を選びたいと考える方にもカーリースが向いています。カーリースは新車から選べるので、車種やメーカーの選べる幅が非常に広い点も特長です。中古車であっても、レンタカー会社より抱えている在庫が豊富なので、幅広い選択肢からお気に入りを選べるでしょう。

さらに、借りている車だと周りに知られたくない方にもカーリースをおすすめします。カーリースの場合は、ナンバープレートに「わ」や「れ」がつかないので、一見しただけでは借りている車だとわかる要素がありません。また、プランによっては、最終的に自分の車にすることもできます。

1年以上の利用や延長の可能性がある方にお得なカーリース

カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、日本最安水準の月々10,000円台から国産新車に乗れるということを表した図

マンスリーレンタカーなど長期レンタルを考えている方の中で、途中で期間が数ヵ月以上延びる可能性がある場合や、元々1年以上にわたって車を借りる必要がある場合は、維持費も含まれた料金設定となっているカーリースのほうがレンタカーよりメリットも大きいといえるでしょう。

5年間で15万人が申し込んだ人気のカーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、利用料金は業界最安水準*の月額10,000円台から。しかも新車に乗ることができる点もレンタカーにはない魅力です。

*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

長期利用でも安心のメンテナンスプランやサポート体制

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長期にわたり車を利用していくと、思わぬタイミングで修理やメンテナンスの出費が生じかねません。定額カルモくんのメンテナンスプランには、税金などの維持費に加え車検整備費用や修理費用も含まれており、しかもそれらの費用は毎月の定額料金にコミコミにすることができます。

また、不明点があれば、車の知識が豊富なマイカーコンシェルジュに無料で相談できるなど、サポート体制も充実しています。

このようなサービスの充実度が評価され、定額カルモくんはファイナンシャルプランナーが選ぶ「コストパフォーマンスが高い」と思うカーリース No.1*¹、カーリース利用経験者が選ぶ「おすすめしたい」と思うカーリース No.1*²、カーディーラー勤務者が選ぶ「サポートが充実している」と思うカーリース No.1*³を獲得しています。

長期契約になればなるほど、トラブルが発生する可能性も高まります。万が一のときでも、すぐに相談できる環境があることは、充実したカーライフを送る一助となるでしょう。

【出典】調査方法:インターネット調査■調査期間:2022年12月15日(木)~12月19日(月)■調査概要:「カーリース」10サイトを対象にしたサイト比較イメージ調査■調査対象:男女、18-69 歳、全国、¹ファイナンシャルプランナー107s、²カーリース利用経験者 231s、*³カーディーラー勤務者100s■調査実施:株式会社ドゥ・ハウス■比較対象企業:「カーリース」でのGoogle検索 検索上位10社(2022年12月13日15時時点) ※個人向けカーリースのみ ※記事、広告、まとめサイトを除く



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期間や希望に合わせてマンスリーレンタカーかカーリースかを決めよう

期間や希望に合わせてマンスリーレンタカーかカーリースかを決めようをイメージした画像

1ヵ月以上の長期にわたって車が必要な場合、マンスリーレンタカーなら1日ごとに借りるよりも安く利用できます。ただし、レンタカーの長期利用には注意しなければならない点がいくつかあるので、そういったポイントが気になる方はカーリースを選択肢に加えるといいでしょう。

とりわけ車を使う期間が長く、1年以上になる可能性があるのであれば、月々10,000円台から利用でき、サポートが充実しているカーリースの定額カルモくんがおすすめです。



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※この記事は2023年6月1日時点の情報で制作しています

よくある質問

Q1マンスリーレンタカーとは?

A:マンスリーレンタカーとは、1ヵ月単位で車を借りることができるサービスです。出張や帰省などで一定期間車が必要になった場合の利用に適しています。マンスリーレンタカーなど長期のレンタカーは、一般的な日額のレンタカーを長期利用するより費用を抑えやすい傾向があります。

Q2長期レンタカーを利用するときの注意点は?

A:車の選択肢が限定的であることが多い、1ヵ月の利用料金が10万円以上になるケースもある、ひと目でレンタカーとわかる「わ」や「れ」ナンバーになるなどといった点が挙げられます。車へのこだわりや必要な期間に合わせて適したサービスを選ぶことが重要です。

Q3マンスリーレンタカーよりコストを抑えて長期間車に乗る方法はある?

A:1ヵ月以上車を借りる必要がある場合は、マンスリーレンタカーよりカーリースがおすすめです。リース会社によって取扱車種や料金プランに差が出るので、自身の希望に合う会社を選びましょう。定額カルモくんなら月々10,000円台から新車に乗ることができます。

この記事の執筆者・監修者


伊藤 真二
監修者、編集者、ライター

伊藤 真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。

初期費用0でマイカー持てます 詳しくは資料で_追従

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