カーリースがやばい7つの理由とは？実態と失敗しない選び方を解説

カーリースがやばいといわれる7つの理由  

カーリースは定額で新車に乗れる、支払いが一定で安心など、魅力的なしくみで人気のサービスです。その一方で、ネット上では「カーリースはやばい」「やめておけ」などの言葉を目にすることもあります。その理由はなぜなのでしょうか。カーリースがやばいといわれる7つの理由とその対策について、専門家の意見と併せて解説します。

1. 契約途中での解約や乗換えができないから

基本的に、カーリースは契約期間の途中での解約や乗換えができません。事故や海外転勤などやむをえない事情で解約が認められることもありますが、その際には違約金の支払いが必要となることがほとんどです。そのため、カーリースは予定外の費用がかかってやばいといわれてしまうことがあります。

自動車販売店運営・クルマ専門家：若林由晃

中途解約ができない点は、契約期間をコントロールすることで解決できます。契約期間を1年単位など柔軟に設定できるカーリースを選んで、ライフプランに合わせた年数で契約しましょう。短めに契約をして、必要なら契約を延長するという合わせ技を使えば、中途解約のリスクはぐっと下がります。

2. 車に傷や汚れをつけると原状回復費用を請求されるから

車の返却が必要なカーリースでは、車を借りたときの状態に戻す「原状回復」をしてからの返却が必須です。そのため、車に傷や汚れがある状態で返却すると、原状回復費用を請求される場合があります。損傷の程度によっては高額な費用がかかるケースもあり、やばいといわれる原因となっています。

自動車販売店運営・クルマ専門家：若林由晃

軽度のすれや汚れであれば、経年劣化の範囲とされ問題になることは少ないです。ただし、この点はリース会社の規定によるので事前に確認しておきましょう。また、原状回復費の補償をつけられるカーリースを選ぶことで、上記の心配は不要となります。

3. 走行距離が制限されているから

多くのカーリースは、月間あるいは年間の走行距離に制限を設けています。この制限を超過すると、車の返却時に距離数に応じた超過料金を支払わなければなりません。

ただし、車ユーザーの96%は月間走行距離1,200km以下という調査結果*があるのに対し、カーリースの走行距離制限は月間1,000～2,000kmほどが一般的なので、事足りるケースがほとんどです。

自動車販売店運営・クルマ専門家：若林由晃

単月での超過があっても、契約期間全体で超過していなければ問題はないため、実際に超過料金が請求されるケースは多くはありません。それでも気になる場合は、走行距離無制限のプランのあるカーリースを選ぶと安心でしょう。

*一般社団法人日本自動車工業会「2021年度 乗用車市場動向調査」

4. 車のカスタマイズやドレスアップができないから

カーリースの車はリース会社に所有権があるため、勝手にカスタマイズやドレスアップを行うことはできません。契約時にメーカーオプションやカーナビなどの装備でカスタマイズすることは可能ですが、自分好みの自由な改造ができないことはデメリットといえます。

自動車販売店運営・クルマ専門家：若林由晃

カーリースの中には、契約満了時に車をもらえるプランを設けているものもあります。このようなプランであれば、車を自分のものとして扱えるので、保安基準適合内であればカスタマイズの制限がありません。車いじりが趣味という方も存分に満足いくカーライフを送れるでしょう。

5. 購入するよりも支払額が割高だから

カーリースの支払総額と購入した場合の車両本体価格を比較すると、カーリースのほうが高額になるケースがあります。車が自分のものにならないのに支払額が高くなることから、やばいのではと考える方も少なくありません。

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カーリースの料金には税金や保険料が含まれている上に、初月から定額料金で車に乗れる、まとまった出費がないというメリットもあります。この点を踏まえれば単純比較はできず、一概に割高ともいえません。また、料金の安いカーリースでは、月あたりの支払額がローン購入よりずっと安くなるケースもあります。

6. 全損事故でも違約金が発生するから

カーリースの契約期間中に全損事故を起こしてやむをえず中途解約に至った場合、中途解約と車を返却できないことによる違約金が請求されてしまいます。この場合の費用は高額になるケースが多く、やばいといわれる要因となっています。

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このようなリスクには、違約金をカバーできるカーリース専用保険で備えることができます。なお、車を購入した場合も、全損事故だからといってローン残債がなくなるわけではありません。このローン残債に当たるものがカーリースでは違約金に該当すると考えると、違約金がやばいというわけではないことがわかるでしょう。

7. 残価精算があるから

カーリースの契約方式によっては、「残価精算」といって、契約満了時に車の市場価格を考慮した精算金が発生することがあります。契約期間中は安く利用できても、契約満了時にまとめて精算しなければならないケースがあるため、やばいといわれる原因となっています。

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このリスクを回避する方法は非常に簡単で、「クローズドエンド方式」のカーリースを選ぶだけです。詳しくは次項で説明しますが、クローズドエンド方式なら残価精算はありません。最後まで大きな支払いなく車に乗りたいという方は、契約方式をチェックしてサービスを選びましょう。

*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

「カーリースはやばい」の真相は？専門家に聞くカーリースのしくみ

「カーリースはやばい」といわれる理由には、プラン選びや使い方の工夫で対処できることがわかりました。しかし、そもそもカーリースにはなぜやばいといわれてしまうポイントがあるのでしょうか。

そこには、お得に車に乗るためのカーリースのしくみが関係しています。デメリットばかりが目立つようにも見えますが、実際にはたくさんのメリットがあるお得なしくみです。専門家の解説を交えて詳しく見ていきましょう。

車の所有権はリース会社

カーリースとは、利用者の希望する車をリース会社が購入し、毎月定額の利用料で貸し出すサービスです。利用者は自分だけのものとしていつでも車を利用できますが、あくまで車の所有者はリース会社です。

最後には車を返却する必要があるため、勝手に売却したり、過度に価値を落とす使い方をしたりといったことはできません。走行距離制限やカスタマイズ不可などの制約があるのはこのためです。その代わり、利用者は少ない資金で新車に乗れて、納税などの面倒な手続きをしなくて済むのがメリットです。

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やばいといわれる理由の大半は、車を借りて乗るカーリースと、自分の車であるマイカーの使い方を混同してしまうことにあります。カーリースは手軽に車に乗れるという魅力がある半面、制約がある点に留意しましょう。なお、車の返却が不要のカーリースであればこうした制約はありません。

残価設定があるから購入より車両本体価格が安くなる

カーリースでは、契約満了時に車に残っている価値である「残価」を車両本体価格から差し引くしくみによって、購入するよりも支払う車両本体価格が安くなります。

また、カーリースの月額料金は、残価を差し引いた車両本体価格に税金や諸費用を含めた総額を、契約期間で割って算出するしくみです。契約期間の長さで料金が変わるため、中途解約をすると残りの期間のリース料金を基に算出された違約金を求められるのが一般的です。

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カーリースは月額料金に税金や保険料が含まれるため、ローンより割高に見えることもありますが、実際は使う分だけ支払うという賢いシステムです。なお、走行距離制限などの制約には、残価を担保して安く利用できるようにするためという意味合いもあります。

残価精算の有無は契約方式で決まる

カーリースには、「オープンエンド方式」と「クローズドエンド方式」という2種類の契約方式があります。

オープンエンド方式では、利用者に残価が開示される代わりに、契約満了時の実際の下取り額と想定残価との差額を精算する「残価精算」が行われ、差額は利用者の負担となります。高めに残価を設定して月額料金を抑えるという契約も可能ですが、残価精算で高額な請求を受けるケースもあるので注意しましょう。

一方、クローズドエンド方式は利用者に残価の開示がなく残価精算が不要という契約なので、最後にまとまった額の精算がなく安心です。

自動車販売店運営・クルマ専門家：若林由晃

クローズドエンド方式は残価精算のリスクをリース会社が負うため、オープンエンド方式に比べると月額料金が高めです。しかし、残価精算の支払いがやばいのではと不安に思いながら車に乗るよりは、安心という観点からリスクの少ないクローズドエンド方式がおすすめです。

こんなカーリースはやばい!?本当に注意すべきサービスとは

カーリースを上手に利用すれば多くのメリットを享受することができますが、中にはやばいと感じてしまうようなサービスも存在します。どのようなサービスに注意すべきなのか見ていきましょう。

相場よりも安すぎると感じる

車欲しいなぁ～(ฅ✧ω✧ฅ)

と思い、話題のカーリースの値段を見てみましたが、安く見せかける文句ばかり目につくので計算してみたら最終的に普通に新車で買うより高い金額を払う＆途中で要らなくなった時の違約金等々で普通に安い中古車買うのが一番やんけってなりましたまる。
くるまほぢい。

— YAB(やぶ)@YEM代表 (@omganl) January 16, 2019

料金が相場よりも大幅に安いカーリースは、高額な頭金やボーナス払いが設定されていたり、高い残価設定で契約満了時に高額の請求をされたりすることがあります。最終的に支払総額が高くなってしまうケースもあるようなので、注意深くチェックしましょう。

また、月額料金に含まれる費用はカーリースによって異なります。初年度以降の自動車重量税や自賠責保険料は自己負担というパターンもあるので、車にかかる費用を総額で試算しておくことが大切です。

契約内容やかかる費用の説明が不十分

1ヶ月以上前に、カーリース途中解約したら違約金とか言って今日急に請求来た

— てこ (@Teko1211a) May 21, 2021

3日以内に5万とかなら！？払えなくもないが！？
53万ってどこから出せばいいの！？払えないよ！？

— てこ (@Teko1211a) May 21, 2021

契約内容や費用の説明が不十分なために、想定外の支払いとなってしまった例もあります。

ユーザーサポートがしっかりしているカーリースであれば、中途解約の手続きの前に、どの程度の違約金が発生するか、いつまでに支払わなければならないのかがきちんと説明されるはずです。自身で契約内容や支払額を確認するのも必要ですが、サポート体制が万全かどうか、信頼できるかどうかを見極めて利用するようにしましょう。

*2019年12月～2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート

実は魅力がやばい！カーリースのメリット

カーリースのしくみの解説でもふれたように、車の持ち方としてカーリースにはたくさんのメリットがあります。やばいと感じてしまうリース会社も中にはありますが、自分にとってのメリットをしっかり把握した上で選べば後悔なくカーライフを送れるでしょう。以下では、具体的なメリットをひとつずつご紹介します。

まとまった資金がなくても新車に乗れる

新車を購入する場合、ローンを利用したとしてもいくらかの初期費用が必要となるケースが多いです。一方カーリースなら、基本的に頭金などの初期費用なしで新車に乗り始められます。支払いは初月から定額の月額料金だけなので、手元にまとまった資金がなくても気軽にカーライフを始められるのが魅力です。

税金や保険料が定額だから家計の支出が安定する

カーリースの月額料金には、車取得時の初期費用だけでなく、維持費として毎年かかる自動車税（種別割）や、車検の都度かかる自動車重量税、自賠責保険料なども含まれています。このような維持費を気にせず定額で車を利用できるので、車に関する支出がわかりやすく、税金の支払い月に家計がピンチになるような事態を防げます。

臨時出費なしでメンテナンスを受けられる

カーリースでメンテナンス込みのプランを利用すれば、維持費で大きなウェイトを占める車検費用や、法定点検、消耗部品の交換などの費用も定額にできます。出費を気にしてメンテナンスをつい後回しにしがちという方も多いものですが、臨時出費なしでメンテナンスできるカーリースなら気楽に安全な車を維持できるでしょう。

カーローンよりも審査のハードルが低い

カーリースには残価を差し引くしくみがあるので、一般的なカーローンよりも審査対象の金額を抑えやすく、審査のハードルが低いといわれています。カーローンの審査に落ちてもカーリースなら契約できたという体験談も多く、審査の不安から新車をあきらめていた方にも非常におすすめです。

試しに15万人以上が申し込んだカーリースの審査を受けてみる

月額料金を全額経費に計上できることも多く処理が楽

事業用の車を経費に計上する際、購入した車は減価償却の処理が必要です。その点、カーリースなら基本的に月額料金をそのまま経費に計上できるので、処理が大幅に楽になります。税金や車検などの維持費も一本化できることで、節税効果も期待できるでしょう。

個人事業主・法人におすすめのカーリースを見る

充実サポートで車の管理も安心

カーリースの契約期間中は、車に関してさまざまなサポートを受けられます。内容はリース会社によりますが、車検やメンテナンス時期のお知らせ、提携修理工場の紹介、車に関するお金の相談など多方面のサポートを行っているものもあります。些細な困り事も電話一本ですぐに相談できるので、車に詳しくない方でも安心です。

カーリースでやばいと思わないために！利用の向き・不向きをチェック

〈向き・不向きチェック表〉

カーリースがやばいと感じるかどうかは、利用者の状況や考え方にも大きく左右されます。費用や手間をかけずに車に乗りたいという方には、基本的にカーリースが向いているといえます。上の表を見て、自分に当てはまる項目をチェックしてみましょう。

自動車販売店運営・クルマ専門家：若林由晃

カーリースの利用には向き・不向きがあり、向いていない方が利用した場合、想定外の費用がかかるように思えたり、デメリットばかりが気になったりしてやばいと感じることもあるでしょう。自分が何を優先したいのかを見極め、よく検討して利用することが大切です。

お得度がやばい！メリットだらけのおすすめカーリース

安心してカーリースを利用するためには、サービスやプランの選び方がとても重要です。そこでおすすめなのが、「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。定額カルモくんには、やばいといわれているポイントを回避できるプランがそろっており、サービス開始からわずか5年で15万人の申込実績があります。その魅力について、詳しく見ていきましょう。

メリット満載！定額カルモくんの魅力

定額カルモくんは、残価精算なしでずっと定額、走行距離制限なしのプランや最後に車をもらえるオプションも選べて、マイカー同様の車の乗り方を手頃な料金で実現できます。

このほか、契約期間を柔軟に選べて原状回復費の補償もある、車選びから契約満了まで手厚いサポートが受けられる、全国30,000店を超える指定業者でメンテナンスに対応しているなど、車に乗る上での安心ポイントも満載です。

これらの豊富なメリットで、専門家が選ぶカーリースでも3冠を獲得*しています。

定額カルモくんについてもっと詳しく見る

*調査方法：インターネット調査　調査期間:2021年2月12日～15日　調査概要：カーリース10社を対象にしたイメージ調査　調査対象：男女、全国、18～69 歳、運転免許保有、(1)(2)週1回以上運転するファイナンシャルプランナー176s、(3)カーディーラー勤務者297s　調査実施：株式会社ショッパーズアイ　比較対象企業：「カーリース」Google 検索9社（2021年1月29日10 時時点）　広告、まとめサイトなどを除く

利用者が語るカーリースの魅力

定額カルモくんは、顧客対応満足度が98.9%*と非常に高く、実際の利用者からも選んでよかったとの声が多数寄せられています。その秘密は、専門知識豊富なマイカーコンシェルジュに車選びからカーライフまで細やかにサポートしてもらえることにあります。利用者のリアルな声をご紹介しましょう。

Mさん（トヨタ「ルーミー」9年契約）

僕みたいな若い世代にとって、車の初期費用や車検費用のハードルってものすごく高いんです。だから、周りは中古車に乗っている人が多いんですけど、定額カルモくんに相談して全部定額にでき、新車にも手が届きました。おかげで今乗れる範囲で最大限にカッコいい車を選べて満足です。

Oさん（スズキ「スペーシア」11年契約）

走行距離制限がないから、片道2時間の実家にも距離を気にせず通えるのがいいですね。担当者さんにも車選びの相談にのってもらって、私たち家族にぴったりの車とプランで契約できました。元々の目的は祖母の通院サポートだったんですが、今では通勤も子供とのお出掛けも全部車です。

Tさん（日産「ノート」11年契約）

今までレンタカーを使っていたから、車のメンテナンスの頻度とか費用が全然わからなくて不安でした。でも、定額カルモくんはメンテナンス込みにできてわかりやすいし、費用もリーズナブル。サポートしてもらえるから車に詳しくなくても安心ですね。すでに何度かメンテナンスを受けましたが、ちゃんと費用をカバーしてくれているので助かっています。

気軽に相談できる！

定額カルモくんのマイカーコンシェルジュとは？

*2019年12月～2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート

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定額カルモくんには、利用できるか簡単にチェックできる「お試し審査」のサービスがあります。希望に近い車を選んで必要な情報を入力するだけのウェブ申込みで、審査結果を基に利用できる車種や自分にぴったりのプランを案内してくれるのでとても便利です。

もちろん、お試し審査を受けても契約するかしないかは自由です。利用を迷っている方も、まずは選択肢のひとつとして気軽に申し込んでおくと安心です。

やばいといわれるポイントさえ避ければ、カーリースは便利でお得なサービス

「カーリースはやばい」という意見は、カーリースのメリットとデメリットを把握しないまま契約してしまった失敗体験からくるものです。カーリースのサービスは幅広く、デメリットを避けられるプランもたくさんあります。お試し審査や相談サービスをうまく活用しながら、自分に最適なカーリースを見つければ、メリットばかりを享受してお得に車を持てるでしょう。

※この記事は2023年2月1日時点の情報で制作しています