カーリースは債務整理していても利用できる?審査基準や落ちた場合の対処法を紹介!
更新日:2024.12.09- 債務整理はカーリースの審査に影響する?
- カーリースの審査基準は?
- 審査に通りにくいケースとは
- カーリースの審査に備えてできること
- カーリースの審査に落ちたらどうすればいい?
- 高コスパでおすすめのリースサービス
- 審査実績が多数あるカーリース会社を選ぼう
債務整理はカーリースの審査に影響する?
一般的に債務整理中は審査に通るのが難しいといわれています。また、債務整理後であってもその事実が信用情報機関に5~10年間記録されるので、その間も審査に通ることは難しいでしょう。
ここでは、債務整理の種類や債務整理後の審査に通るのが難しくなる理由を見ていきましょう。
債務整理とは?
債務整理は国が定めた制度であり、基本的には誰でも利用する権利があります。債務整理を行うことで今抱えている借金を減額できたり、支払いを免除してもらえたりできるので、経済的な負担を軽くできるでしょう。しかし、債務整理したことが信用情報機関に記録され、住宅ローンの利用やクレジットカードの取得ができないほか、カーリースの審査にも影響してしまいます。
また、債務整理といっても「任意整理」や「個人再生」、さらに「自己破産」の3つの種類があり、それぞれ特徴や債務整理後の対応に違いがあります。それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。
1. 任意整理
任意整理とは、ローン会社や金融機関、クレジットカード会社に利息のカットや分割回数の変更を交渉して毎月の負担を軽減し、無理のない範囲で残っている借金を返済していくための手続きです。ローン残高や借入残高によって返済期間が異なるものの、通常は3~5年かけて返済していきます。
ただし、あくまでも利息分をカットするだけで元金が減るわけではありません。任意整理は借金の負担を軽減するための特別措置として利用できる手続きのひとつです。
2. 個人再生
個人再生は利息だけでなく元金も減らすことができ、返済しなければならない負担額が変わります。ただ、裁判所による認可決定が必要なので誰でも利用できるわけではありません。
個人再生の認可を受けるには、借入総額が5,000万円以下でクレジットカード会社やローン会社、金融機関などの借入先から2分の1以上の反対がないことなどが前提です。無事、手続きが完了すれば返済額を大幅に減らせるので利用を検討される方も多いでしょう。
3. 自己破産
自己破産は任意整理や個人再生とは異なり、すべての借金が免除されます。ただし、裁判所から「支払不能」と認めてもらう必要があります。また、車やバイク、家などの高価な所有物については原則処分されます。自己破産が実行されれば借金の支払義務が免除されますが、財産も処分されてしまうという側面もあるのです。
債務整理の情報が保存されているあいだはリース利用が難しい
任意整理や個人再生、自己破産などの債務整理の情報は、信用情報機関に最長で10年間記録されます。ただし、債務整理の種類や信用情報機関によって記録される年数に違いがあったり、そもそも記録されなかったりする場合があります。
どのくらいのあいだ保存されるのか、機関ごとの違いを下表にまとめました。
〈信用情報機関ごとの情報の保存期間の違い〉
任意整理 | 個人再生 | 自己破産 | |
---|---|---|---|
CIC(株式会社シー・アイ・シー) | 記録されない* | 記録されない* | 5年 |
JICC(株式会社日本信用情報機構) | 5年 | 5年 | 5年 |
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 5年(代位弁済情報) | 10年 | 10年 |
*ただし、代位弁済が実施された場合は「異動」が記録されます
債務整理中はもちろん、債務整理が終わった後でも上記のように情報が記録されているあいだはカーリースの審査に通るのは難しいでしょう。
債務整理の情報が消えていれば通る可能性がある
過去に任意整理や自己破産の経験がある場合でも、その情報が信用機関から消えていて、カーリース会社の審査の基準を満たしていればカーリースの審査に通ることは可能です。債務整理の内容によっては、金融事故の解消から5年以上経過していればカーリースを利用できる可能性があるということになります。
カーリースの審査基準は?
債務整理後であってもカーリースの審査基準が変わるわけではありません。つまり、債務整理をしたからといって、審査基準自体がきびしくなるわけではないのです。とはいえ、どのようなことを審査されるのか不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、どのような項目を審査されるのか具体的に見ていきましょう。
●年収
利用料を確実に支払えるだけの年収があるか審査されます。カーリースの審査では年収200万円というのがひとつのボーダーラインといえるでしょう。もちろん、選ぶ車種や契約プランによって月々のリース料が変わるので、200万円というのはあくまでも目安です。200万円以下の年収でもカーリースの審査に通る可能性は十分にあるでしょう。
●雇用形態、勤続年数
雇用形態や勤続年数もカーリースの審査対象になります。一般的に、アルバイトやパートなど、月々の収入に変動がある雇用形態の場合は正社員よりも審査がきびしくなる傾向があります。とはいえ、アルバイトやパートでも勤続年数が長く、長期的に安定した収入を得ている場合はカーリースの審査に通ることも珍しくありません。
●信用情報
ローンやクレジットカードなどの過去の支払状況も審査対象になります。さらに、現在の債務状況もチェックされるので、現在のローン残高や借入状況によっては審査がきびしくなるでしょう。
●その他
年齢や資産などもカーリースの審査対象になることがあります。20歳未満や高齢者は審査が不利になってしまうことも少なくありません。
※審査に通っても必ず契約する必要はありません
審査に通りにくいケースとは
先述したように、過去に債務整理の経験がある場合でも、5年以上が経過していて審査基準を満たしていればカーリースの審査に通る可能性があるでしょう。では逆に、審査が通りにくいケースとはどのような場合なのか、詳しく見ていきましょう。
現在も滞納がある
現在の支払状況はCICやJICCなどの信用情報機関に記録されています。たとえ毎月の返済額が少ない場合でも、支払期日に間に合わなかったり、滞納していたりする場合は、信用情報機関に滞納情報が記録されてしまいます。現在も滞納中の場合は審査に通るのが難しいでしょう。
勤続年数が短い
就職して間もないなど、勤続年数が短すぎる場合は審査に通りにくいことがあります。特にアルバイトやパート、自営業者は収入が安定していないと判断されることも多く、勤続年数が短いと審査に不利になってしまうでしょう。また、正社員であっても転職回数が多く、勤続年数が短い場合は審査に影響する可能性があります。
年収と毎月のリース料のバランスが合っていない方
雇用形態や信用情報の基準を満たしていても、年収とカーリースの利用料のバランスが合っていない場合は審査に通らないことも少なくありません。
すでにローンや借入れがある場合、それらの年間の返済額と年間のリース料の合計額が年収の3分の1を超えると審査に通りにくくなるといわれています。
例えば年収が300万円であれば、年間の合計返済額が100万円以上、月々でいえば80,000円程度を超えると審査に通ることが難しくなります。
カーリースの審査に備えてできること
カーリースを利用するには所定の審査にクリアしなければなりませんが、審査に備えてできることがあります。具体的に見ていきましょう。
信用情報を再確認する
債務整理をすると5~10年間は信用情報機関に債務整理の情報が記録されます。そのため、最低でも5年以上経ってからカーリースの審査を受けることをおすすめします。
ただし、5年以上経ってもなかなか審査に通らないというケースもあります。債務整理から5年以上経過しているのにカーリースの審査に通らないという場合は、CICやJICCに自身の情報を問い合わせて確認したほうがいいでしょう。
CICなどの信用情報機関に情報開示請求すると、過去の支払状況や現在の債務状況、クレジットカード使用歴などを閲覧することが可能です。債務整理から5年以上経過しているにもかかわらず、債務整理の履歴が残っている場合は金融機関やローン会社(債権者)に相談することで、記録を削除してもらえる可能性があります。
収支を確認して払える利用料を計算する
すでに借入れなどがある場合は、年収からそれらの年間の返済額を引いた金額内で収まるように、カーリースの利用料を検討しましょう。
なお、車を持つとガソリン代やメンテナンス代、駐車場代など、さまざまな費用がかかります。そのため、収支バランスをシミュレーションした上で、毎月どれくらいの利用料なら支払えるのか計算しておくことをおすすめします。
車を購入する場合は、カーローンの返済のほかに税金やメンテナンス代などがかかりますが、カーリースであれば月々の負担額を一定にできるので、収支バランスを計算しやすいでしょう。
カーリースの審査に落ちたらどうすればいい?
カーリースの審査に落ちたとしても、すぐにあきらめなければいけないわけではありません。どのような対処法があるのか、具体的な方法を見ていきましょう。
連帯保証人を立てる
本人の年収が審査基準を満たしていない場合や、債務整理などで信用情報にトラブルがある場合、さらに、アルバイトやパートなど雇用形態が審査に不利な場合でも、連帯保証人を立てれば審査に通過することがあります。
車を選び直す
カーリースの審査では収入と月々の負担額のバランスをチェックされます。信用情報や雇用形態に問題がなくても、収支バランスが悪ければ審査に落ちてしまう可能性もゼロではありません。
基準を満たしているのになかなか審査に通らない場合は、車種やグレードを変えて月々の負担額を下げることで審査に通る可能性があります。もしくは頭金を支払ったり、契約期間を長くしたりするなどして、毎月のリース料を抑えることで、少ない年収でも希望の車をリースできる場合があります。
高コスパでおすすめのリースサービス
毎月少ない負担でマイカーを持てるサービスとしてカーリースが注目を集めていますが、それだけにいろいろなリースサービスが登場しています。債務整理を経るなど審査に不安がある場合は、料金が安いリースサービスを選んだほうが審査対象額を抑えられるのでおすすめです。
とはいえ、安いだけではなく安心して使えるサービス設計になっているカーリースを選びたいものです。おすすめは、サービス開始から申込者数25万人を突破した「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。
〈定額カルモくんの特徴〉
●業界最安水準の料金で、最長11年の契約が可能
→だから月額料金を抑えられて、審査対策にも
●7年以上の契約で、車がもらえる&走行距離制限なし
●顧客対応満足度98.9%*
●マイカーコンシェルジュに契約前からいつでも相談できる
定額カルモくんが選ばれている理由について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
*2019年12月~2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート
「審査に通るかな?」という方におすすめの方法
カーリースを利用できるか、簡単に確かめる方法として定額カルモくんの「お試し審査」があります。オンラインからの入力だけで、通常翌日には結果がわかります。
お試し審査に通っても、そのまま契約になるわけではありません。マイカーコンシェルジュと相談しながら、プランや車種の変更はもちろん、キャンセルも可能です。
もし審査に通らなかったとしても、車を変えて一定期間を置く、もしくは連帯保証人を立てる、などの対策をとって再申込みが可能です。
※審査に通っても必ず契約する必要はありません
審査実績が多数あるカーリース会社を選ぼう
債務整理後はカーリースの審査にもカーローンの審査にも通らない期間があり、不便に感じることも多いでしょう。どちらの審査も安定的に支払が可能かを確認しているという意味では同じです。
しかしカーリースの場合、車の所有者がカーリース会社になることや、カーローンよりも月々の負担額を抑えられることなどから、カーローンの審査よりもハードルが低いといわれています。
実際、定額カルモくんの利用者の中には、カーローンの審査に落ちたもののカーリースの審査に通ったという方が多数います。
〈Iさん(宮城県在住・37歳・男性)の場合〉
Iさんは長年乗っていた車の調子が悪くなり、新車に乗り換えようと自動車ローンに申し込みました。しかし、学生時代のクレジットカードの支払い遅れが影響したのか、ローン審査に落ちてしまったのです。そんなとき、知り合いにカーリースを提案されて、ダメ元で審査を受けることにしました。すると、無事の審査に通り、カーリースで念願の新車を手に入れることができたのです。
Iさんのインタビュー、詳しくはこちら
債務整理後で審査に不安があるなら、とりあえず定額カルモくんのお試し審査で、審査に通るか確認してみましょう。
※審査に通っても必ず契約する必要はありません
※この記事は2022年8月時点の情報で制作しています
よくある質問
- Q1カーリースは債務整理していても審査に通る?
A:債務整理中はカーリースの審査に通るのは難しいでしょう。ただし、債務整理後5年以上経過していれば、カーリースの審査に通る可能性があります。
- Q2カーリースの審査基準はきびしい?
A:カーリースの審査ではカーローンやディーラーローンと同様に年収や雇用形態、信用情報などがチェックされます。しかし、カーローンと比べると月々の負担額を抑えられることから審査に通りやすい傾向があります。
- Q3審査に通るか確認する方法はある?
A:審査に通るか気になる方は、業界最安水準の料金が特徴のカーリースサービス「定額カルモくん」の「お試し審査」を活用しましょう。必要事項を入力するだけで通常翌日には結果がわかります。