カーリースは損得どっち?損益分岐点とお得に利用する方法を解説

執筆者・監修者
伊藤 真二ファイナンシャルプランナー/編集長
更新日:2026.08.14

カーリースの損得は、契約方式や走行距離といった車の使い方との相性で決まります。年々利用者が増えているカーリースですが、ローン購入と比べて損なのか得なのか、契約前に判断基準を知っておきたい方は多いのではないでしょうか。
ここでは、カーリースは損といわれる5つの理由と、購入と比べた損益分岐点の考え方をファイナンシャルプランナーが解説します。さらに、損だと感じやすいポイントを解消した安心のサービス設計で人気の高いカーリースも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事のポイント】
✔ カーリースの損得は契約方式や走行距離など使い方との相性で決まる
✔ カーリースの損益分岐点は初期費用や維持費まで含めた総額の考え方で判断する
✔ 残価精算や走行距離制限のないカーリースなら損のリスクを抑えられる
目次
カーリースは損得…その仕組みとは?

カーリースが損か得かを見ていく前に、まずはカーリースの仕組みについて解説します。人により損得の判断基準は異なりますので、カーリースの特徴を把握して自身にとってのメリット・デメリットを確認しましょう。
一定の月額料金を支払って車に乗れる
カーリースは、毎月定額で車に乗れるサービスです。購入するのとは異なり、利用する年数をあらかじめ決める必要があります。車の利用年数を決めてその期間だけお金を払う「車のサブスクリプションサービス」というと、イメージしやすいかもしれません。
税金や自賠責保険料も定額の月額料金に含まれていたり、車検代を定額にできるプランがあったりするので家計管理がしやすく、大きな出費に備えなくて済むという点は大きな魅力です。
オープンエンド方式とクローズドエンド方式の2種類の契約形態がある
カーリースには、2種類の契約形態があります。残価精算が必要ない「クローズドエンド方式」と、残価精算が発生する可能性のある「オープンエンド方式」です。
契約満了時の精算に不安がある場合は、残価精算のないクローズドエンド方式がおすすめです。クローズドエンド方式では、契約満了時の残価精算が必要ないので、最後に高額な出費があるかもしれないと気にかけることなく、安心してカーライフを楽しめます。
車検代やメンテナンスの費用を月額料金に含められる

カーリース料金には税金や自賠責保険料といった維持費が含まれていますが、車検代やメンテナンス費用が含まれるかどうかについては、カーリース会社により違います。
車に関する維持費をできるだけ定額にしたい場合は、オプションをプラスすることで、車検やオイル交換費用なども月額料金に含めることができるカーリース会社もあります。
購入かカーリースか迷ったり、カーリース会社を選んだりする際は、車検やメンテナンス費用を含めた月々の負担がいくらになるかを比較し、検討しましょう。
特に、車検費用は支払いのタイミングがわかっていても負担が重く、計画的に備えるのもたいへんです。カーリースであれば月額料金に含められるので、事前に資金を準備しなくても車検が受けられます。
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カーリースは損といわれる5つの理由

インターネット上では、「カーリースは購入よりも損」という内容の記事を見かけます。なぜ、そのような記事が書かれるのでしょうか?
ここでは、「カーリースを利用するのは損だ」という誤解が生じる5つの理由と、実際にどういった場合に損をするのかについて解説します。
契約満了時に残価精算がある
カーリースは契約満了時の想定残価を先に決め、これを車両本体価格から引いた価格を基に月額料金を算出する仕組みです。しかし、契約満了時の状態によっては、下取り金額と想定残価に差額が生じる可能性があります。
このとき、先に紹介したオープンエンド方式の契約では、差額の精算が発生するのです。
最後に残価精算で大きな出費があるかもしれないと思うと、不安を感じてしまう方もいるでしょう。そのため、カーリースは損というイメージがある方もいるかもしれません。
その点、クローズドエンド方式を採用しているカーリースを選べば、残価精算がないので差額を請求される心配もなく、最後まで安心して利用できます。
走行距離に制限がある
走行距離に制限があるのも、カーリースが損だといわれる理由のひとつです。
なぜ制限があるかというと、走行距離が長いほど契約満了時の車の価値が想定残価を下回ってしまう可能性があるからです。人によっては、走行距離を気にしながら車に乗ることにストレスを感じる方もいるかもしれません。
しかし、中には走行距離制限のないカーリースもあります。距離を気にせずマイカーのように車に乗りたい方は、そういったカーリースを選びましょう。
中途解約で違約金が発生する
カーリースの契約期間は、3年、5年、7年など、車検のタイミングで決まっているケースが一般的です。この場合、ライフプランと契約期間が合わないこともあるでしょう。
もし、転勤や家族構成の変更などが理由で契約満了前にカーリースの利用をやめたい場合でも、中途解約には違約金が発生してしまいます。基本的に中途解約ができないことから、カーリースに良くない印象を抱いている方もいるかもしれません。
しかし、契約期間を柔軟に選べるカーリースを利用することで、ライフスタイルに合わせた契約ができ、中途解約のリスクを抑えることが可能です。
例えば、カーリースカルモくんなら、1~11年の1年単位で自由に契約期間を選べるので、違約金が発生する可能性を最小限に抑えることができます。
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カスタマイズができず原状回復費用がかかる
カーリースの車は契約満了時に返却するのが前提で、所有者もカーリース会社であるため、原則として改造やドレスアップなどのカスタマイズはできません。パーツの取付けなどで車に手を加えた場合は、返却時に元の状態に戻す原状回復が必要になり、その費用は自己負担となります。
車を自分好みに仕上げたい方にとっては、この制約がカーリースは損と感じられる理由のひとつといえるでしょう。
なお、契約満了時に車がもらえるプランのあるカーリースを選べば、返却を前提とせずマイカーのように車を使うことができます。
例えば、カーリースカルモくんでは、7年以上の契約に「もらえるオプション」をつけることで、契約満了時にそのまま車をもらえます。カスタマイズを楽しみたい方は、こうしたプランの有無で選ぶのもおすすめです。
事故や全損時に自己負担が発生する
カーリースの車で事故を起こした場合、修理費用は原則として契約者の自己負担です。さらに、修理できないほどの全損となった場合は契約が強制的に終了となり、一般的に中途解約と同様に違約金の支払いが必要になります。
こうした万が一の負担に備えるため、カーリースを利用する際は、リース車の利用に対応した任意保険への加入を検討しておくことが大切です。
例えば、カーリースカルモくんの「カルモあんしん自動車保険」は、盗難や全損事故による中途解約時の解約金を全額カバーできる、長期リースに適した自動車保険です。

伊藤 真二(ファイナンシャルプランナー)
カーリースと購入、それぞれのお得なケース

ここまでは、カーリースの特徴や損だといわれている理由について紹介しました。それでは、どのような場合に購入よりもカーリースのほうがお得になるのでしょうか。購入がお得なケースとあわせて、具体的に見ていきましょう。
一時的な大きな出費を避けたい方:カーリースがお得
車を持とうと考えたときに、ローン購入を検討する方は多いでしょう。しかし、ローンで車を購入した場合、初期費用や金利だけでなく、税金や車検代などの維持費もかかります。定期的に発生するまとまった出費は負担も大きく、家計管理もたいへんです。
そういった大きな出費に備える必要がなく、気軽に車に乗れるサービスがカーリースです。多くのカーリースは初期費用が不要で、税金やプランによって車検代といった維持費も毎月定額コミコミにできるため、まとまった出費を心配せずに利用できます。
同じ車に長く乗り続けたい方:購入がお得
同じ車に長く乗り続けるつもりなら、ローン購入がお得になる場合があります。ローンは金利や手数料がかかるものの、完済すれば車が自分の資産として残り、その後は月々の返済なしで乗り続けられるからです。
なお、資金に余裕がある場合は、金利や手数料のかからない現金一括購入が総額では最もお得といえるでしょう。
ただし、購入の場合は、税金や車検代などの維持費を定期的に負担しなければなりません。毎年納める必要のある自動車税/軽自動車税は、自家用乗用車の場合25,000円~110,000円(排気量に応じて変動)、軽自動車は毎年10,800円かかります。さらに、購入から3年後と、以降2年ごとに受ける車検のたびに、まとまった出費も発生します。
カーリースなら、税金や車検費用を定額にできるため、税金の納め忘れを心配することもなく、車検時の大きな出費に悩まされることもありません。車の維持にかかる費用負担を考えると、長く乗る場合でも維持費の管理しやすさではカーリースに分があるといえるでしょう。
カーリースと購入の損益分岐点の考え方
カーリースと購入のどちらが得かは、車両価格だけでなく、初期費用の有無、税金・車検などの維持費、ローンの金利、手数料などを含めた総額で比較したときに、どこで負担が逆転するかという「損益分岐点」で考えるのが基本です。
一般的に、同じ車に長く乗り続けるほど購入の総額メリットが大きくなる一方、初期費用を抑えて数年単位で車を乗り換えたい場合や、維持費を毎月定額にして家計を安定させたい場合は、カーリースのほうが負担を抑えやすくなります。
また、カーリースの多くは走行距離に制限があるため、走行距離が多い方は購入のほうが向いていることがあるでしょう。
つまり、損益分岐点は金額そのものだけでなく、利用年数や走行距離、家計管理のしやすさといった、使い方との相性で決まるのです。

伊藤 真二(ファイナンシャルプランナー)
カーリースと購入の比較では、支払総額だけを見て判断すると、初期費用の負担や維持費の変動リスクを見落としがちです。手元資金を残せることや、車関連の支出が毎月一定になることには、金額に表れない家計上の価値があります。ご自身の利用年数と走行距離の見通しを起点に、総額と毎月の負担のバランスで損益分岐点を考えてみてください。
カーリースに向いている方の特徴

カーリースが向いているのはどのような方なのでしょうか。ここでは、カーリースのメリットを実感しやすい、3つのタイプに分けて紹介します。
初期費用を抑えて気軽に車に乗り始めたい方
新車をローンで購入する場合、通常は頭金や登録諸費用などのまとまった初期費用が必要となります。税金などの諸費用も合わせると、乗り始めの負担は大きくなるでしょう。
一方、カーリースは多くの場合、初期費用や頭金が不要です。つまり、手頃な月額料金だけで好きな新車に乗り始めることができるのです。まとまった資金がいらないので、貯金がなくても車を利用できます。そのため、どうしても車が必要だが出費をできるだけ抑えたい、まとまった金額を準備できないといった方に最適です。
月々の支払いを一定にしたい方
一般的に、カーリースの月額料金には自動車税/軽自動車税や自賠責保険料なども含まれているため、車に乗るうえで必要な費用をできるだけ定額にしたい方におすすめです。
また、メンテナンス費用も一定にできるプランに加入することで、車検代などの維持費も月額料金に含められます。
そのため、家計の見通しが立てやすく、管理の手間を省くことが可能です。税金や車検代など、定期的に生じる大きな費用負担を減らせるのは、カーリースの魅力といえるでしょう。
インターネット上で手続きを完結させたい方
カーリースは基本的に、インターネット上で車選びから審査・申込みまで完結できるため、新車や中古車の購入とは異なり、お店に出向く必要がありません。
手続きが完了すれば車が自宅まで届けられるので、わざわざ店舗まで取りに行く手間もかかりません。仕事が忙しく時間が取れない方や、店舗が近くになくて困っている方、じっくりと車を選びたい方におすすめといえます。
また、装備などにこだわり、見積もりを複数のパターンで取りたい方にもカーリースは最適です。ディーラーなどで購入する際、担当者に何度も見積もりを出してもらうのは気が引けるもの。その点、多くのカーリースでは、ウェブサイトで気軽にボディカラーやオプションを選んで何度も見積もりを取れるので、しっかり吟味したい方も満足できるでしょう。

伊藤 真二(ファイナンシャルプランナー)
カーリースの向き不向きの判断は、現在の家計状況だけでなく、転勤や家族構成の変化といった数年先のライフプランまでを含めて考えることが大切です。走行距離が多い方や、同じ車に長く乗り続けたい方、カスタマイズを楽しみたい方は、購入のほうが向いていることもあります。先の見通しが立てにくい場合は、無理に長い契約期間にせず、見通せる範囲で短めに契約しておくと、中途解約のリスクを抑えられます。
損したくない方にはカーリースカルモくんがおすすめ

カーリースで損をしたくない方、よりお得に車を利用したい方には、業界最安水準*¹のカーリースカルモくんがおすすめです。その理由は以下のとおりです。
〈カーリースカルモくんがおすすめの理由〉
・車検や各種税金などの維持費込みで、業界最安水準*¹の月額10,000円台から好きな新車に乗れる
・1~11年のあいだで1年単位の契約ができるから、ライフスタイルに合わせて柔軟に契約期間を選べる
・専門家と利用者が選ぶカーリースで3冠を獲得*²
・契約前からマイカーコンシェルジュに無料相談ができ、接客満足度は92.7%*³
・7年以上の契約に「もらえるオプション」をつけると、契約満了時に車をもらえる
カーリースのデメリットを解消する工夫は、これだけではありません。詳しく見てみましょう。
契約満了時の残価精算なし
カーリースカルモくんはクローズドエンド方式を採用しているため、契約満了時に残価精算がありません。オープンエンド方式を採用しているカーリースでは、車両を返却するときに改めて下取り価格を計算するので、思わぬ出費となることがあります。差額の請求を気にする必要のないカーリースカルモくんなら、最後まで安心して乗り続けられるでしょう。
走行距離制限がない
カーリースのデメリットのひとつとして、走行距離制限が挙げられます。カーリースカルモくんなら、7年以上の契約で走行距離制限がありません。
走行距離制限がなければ、ドライブや旅行などで距離を気にする必要がなくなり、お気に入りの車に乗り放題となります。カーリースだからと、遠出をあきらめなくていいのです。
車に関する費用をフラットにしつつ、マイカーのように自由に乗れるカーリースカルモくんを利用できるかチェックしたい方は、こちらのバナーから気軽にお試しください。
※審査に通っても契約にはなりません
※申込み後のキャンセルも可能です
*¹ 調査日と調査概要はコンテンツポリシー参照
*² (1)カーリース利用経験者が選ぶ、おすすめしたいと思うカーリース No.1(※調査1)(2)カーディーラー勤務者が選ぶサポートが充実していると思うカーリース No.1(※調査2)(3)ファイナンシャルプランナーが選ぶ、コストパフォーマンスが高いと思うカーリース No.1(※調査3)/2024年1月期_ブランドのイメージ調査(調査1~3)調査機関:日本マーケティングリサーチ機構 調査期間:2023年12月14日~2024年1月9日 n数:227(※調査1)、103(※調査2)、177(※調査3)/調査方法:Webアンケート 調査対象者:https://jmro.co.jp/r01525/ 備考:本調査は個人のブランドに対するイメージを元にアンケートを実施し集計しております。本ブランドの利用有無は聴取しておりません。効果効能等や優位性を保証するものではございません。競合2位との差は5%以上。
*³ 2023年10月に実施したカーリースカルモくんご契約者様546名を対象としたアンケート
カーリースの損得は契約内容と使い方の相性で決まる
カーリースの契約内容は、契約満了時の残価精算の有無や走行距離制限の有無など、カーリース会社によって異なります。損か得かは支払総額だけでは決まらないため、カーリースの仕組みと損益分岐点の考え方を知り、自分の利用年数や走行距離に合ったお得なサービスを選ぶ必要があります。
中でもカーリースカルモくんなら、損だと感じやすいポイントを解消したサービス設計となっていますので満足のいくカーライフを送れるでしょう。
※この記事は2026年7月時点の情報で制作しています
よくある質問
- Q1カーリースの損得は何で決まる?
A:カーリースの損得は、人によって異なります。カーリースの契約内容には走行距離制限や残価精算の有無など、各社でさまざまな特徴があります。それらを理解したうえで、自分のライフスタイルに合ったカーリースを選べば、お得にカーライフを楽しめるでしょう。
- Q2カーリースとローン購入では、どちらがお得?
A:ローン購入の場合、頭金や利子のほかにも各種税金やメンテナンス代などの維持費がかかります。一方、カーリースには頭金が不要なサービスが多く、税金や自賠責保険料といった維持費も月額料金に含められます。毎月の支払いをなるべく一定に保ちたい方は、カーリースの利用がおすすめです。
- Q3お得に利用できるカーリースでおすすめは?
A:カーリースカルモくんなら、初期費用不要で、車検代込みでも月々10,000円台から新車に乗ることが可能です。残価精算がなく、7年以上の契約で走行距離制限もないので、最後ま で存分にお気に入りの車に乗り続けることができます。
- Q4カーリースだと損をしやすいのはどんな人?
A:走行距離が多い方、同じ車に10年以上乗り続けたい方、改造やドレスアップを楽しみたい方は、走行距離制限や原状回復義務のあるカーリースだと負担が増え、損になりやすい傾向があります。ただし、走行距離制限のないカーリースや、契約満了時に車がもらえるオプション(適用条件や料金は各社で異なります)を選ぶことで、こうした損を避けられる場合もあります。
- Q5カーリースと購入の損益分岐点はどう考える?
A:車両価格だけでなく、初期費用、税金や車検などの維持費、ローンの金利や手数料まで含めた総額で比較するのが基本です。一般的に長く乗り続けるほど購入が有利になりやすく、初期費用を抑えたい場合や維持費を毎月定額にしたい場合はカーリースが有利になりやすいため、利用年数と走行距離の見通しから判断しましょう。








「カーリースは損」といわれる理由の多くは、契約条件を確認せずに契約した場合に起こるものです。残価精算の方式や走行距離制限、任意保険の内容は、月額料金の安さ以上に総負担を左右します。契約前に条件をひとつずつ確認することが、損を避ける最大の対策です。