カーリース車両は喫煙OK?たばこのルールと返却時に追加請求されない方法

執筆者・監修者
若林 由晃クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長
更新日:2026.04.15

喫煙習慣のある方にとって、カーリースで契約した車両が車内で喫煙しても大丈夫かどうか気になるところです。電子たばこ・加熱式たばこを使っている方も同様に、ルールや費用への影響が心配ではないでしょうか。もし喫煙が認められていたとしても、車両返却時に原状回復を行わなくてはいけないため、クリーニング代などの費用がどうなるかも気になります。
そこで、カーリース車両での喫煙について、利用する際に注意しておきたいポイントや車両返却時の原状回復費用、日常的なにおい・ヤニ対策まで、カーリース店店長の監修のもと詳しく解説していきます。また、実際にカーリース車両で喫煙していた方のリアルな声もご紹介します。
【この記事のポイント】
✔ カーリース車両は喫煙が可能なケースが多い
✔ 返却時に追加請求されないための掃除ポイントは4つある
✔ カーリースカルモくんの「もらえるオプション」なら喫煙者も安心
目次
カーリース車両で喫煙しても大丈夫?

レンタカーなどは基本的に、たばこを吸いたいなら喫煙車を選ばなければなりません。しかし、喫煙車は台数も車種も限られているために不便といえるでしょう。
カーリースはレンタカーなどとは異なり、車内での喫煙が制限されていることはほとんどありません。なぜ、カーリースは喫煙しても大丈夫なのでしょうか。レンタカーなどとのサービスの違いから見ていきましょう。
ほとんどのカーリースは車内の禁煙を強制していない
まず大きく違うのは、カーリースとレンタカーやカーシェアリングリングのシステムです。レンタカーやカーシェアリングリングはあくまで「一時的に車を貸している状態」ですが、カーリースはマイカーのように車を利用できます。そのため、喫煙などについても契約者の車という判断になるため、禁煙を強制することはありません。
ただし、一般的なカーリース契約には返却の義務があるため、原状回復のルールのもと、たばこのヤニなどをクリーニングして返却する必要があります。
一方、レンタカーやカーシェアリングは短期間で多数の方が利用するサービスのため、昨今の受動喫煙防止条例の観点からも禁煙車がほとんどです。喫煙される方がレンタカーやカーシェアリングを利用する場合は、喫煙車を選択しなければなりません。

クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長
カーリース車両でたばこを吸う際に注意すべきこと

カーリース車両での喫煙に問題がないケースは多いですが、注意しなければならないのは、原状回復費用が大きくなってしまう点でしょう。一般的なカーリース契約では、原状回復が必要となります。そのため、たばこによって、原状回復費用が増えてしまうことは、あらかじめ理解しておかなければいけません。
契約満了時に原状回復が必要なケースが多い
カーリースの契約満了時には、原状回復費用を支払わなくてはいけません。ほとんどのカーリース会社では、契約満了時に原状回復が義務付けられています。なお、たばこについての原状回復とは、ヤニのにおいや黄ばみ以外にも、例えばシートのこげ跡や溝に溜まっている灰の掃除などです。
もちろん、たばこを吸っていなくても、車体のすり傷や飲み物のこぼし跡などの原状回復費用は支払う必要があります。ただ、たばこのヤニのにおいなどを除去するのはヘビースモーカーが利用した車両ほど難しく、かなり高額になってしまうリスクがあります。
設定した残価より価値が下がってしまい、差額を請求されることも
カーリースは、契約時にあらかじめ残価を設定し、それを基に月額料金を決めます。この残価設定のおかげで、購入するよりも負担を抑えて車に乗れるのがカーリースの利点です。しかし、車の使用状況によっては、最初に設定した残価より価値が大きく下がってしまうこともあります。そのため、契約満了時に改めて残価を計算し、足りない分の差額を請求をされることがあります。この契約形態がオープンエンド方式です。
反対に残価の再計算がなく、差額請求されない契約をクローズドエンド方式といい、「カーリースカルモくん」などが採用しています。車内で喫煙して契約満了時に残価が下がったとしても、追加精算がないため安心です。

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返却時の原状回復費用は、においやヤニの程度を査定して決定されるため、「この状態なら〇円」と事前に明言することは難しいのが実情です。自身で業者に依頼してクリーニングする場合の費用は、依頼する業者や車両のサイズ、クリーニングする部位によって異なりますが、目安として20,000〜70,000円程度、業者によっては10万円近くになるケースもあります。日頃からこまめに清掃・換気を行うことが、返却時の出費を抑える最善策です。
喫煙者におすすめのカーリースの3つの条件とは?

カーリースには、喫煙者に向かないプランも存在します。そこで、喫煙者におすすめのカーリースの3つの条件をご紹介していきます。
1. クローズドエンド方式の契約形態を採用している
確認しておきたいのは、カーリースの契約形態です。クローズドエンド方式とオープンエンド方式の2種類があり、オープンエンド方式は契約満了時に改めて残価を計算し、契約時に決めた残価との差額を支払わなくてはいけません。ただ、契約時に残価を大きく設定することで、月額料金を抑えるメリットもあります。
反対にクローズドエンド方式は、多少残価をきびしく見ることで、契約満了時に残価精算の必要をなくしています。
2. 契約満了時にそのまま車がもらえるプランがある
契約形態のほかに、喫煙者におすすめのカーリースとしては、そもそも原状回復の義務がないプランを選ぶのがいいでしょう。カーリースの中には、契約満了時に車がそのままもらえるオプションプランなど、原状回復しなくてもいいプランを用意している会社があります。返却義務がなくなるので、原状回復する必要がありません。
カルモくんなら7年以上の契約で、乗っていた車がそのままもらえるオプションをご用意していますので、喫煙していても原状回復費用が必要ありません。
3. 充実したメンテナンスプランが用意されている
メンテナンスプランの充実度で選ぶのもいいでしょう。原状回復費用を抑えるためには、返却時に車がなるべく汚れていない状態にする必要があります。そのため、定期的にエアコンフィルターなどの車内掃除を行うことで、たばこの汚れを最小限に留めることができます。
また、メンテナンスプランの中には原状回復費用の補填があるプランもあり、さらに出費を抑えることが可能です。具体的なメンテナンス内容を確認し、なるべく原状回復に役立ちそうなプランがあるカーリース会社を選びましょう。
なお、カルモくんでは状況に応じて選べるメンテナンスプランを用意しています。プランによっては、喫煙してもクリーニングなどのメンテナンスを受けることができるので安心です。
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クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長
改めて整理をしておくと、「残価精算」と「原状回復費用」は別物です。クローズドエンド方式であれば残価精算は発生しませんが、においやヤニ汚れに対する原状回復費用は契約形態に関わらず請求される可能性があります。「クローズドエンドだから追加費用は一切かからない」と思い込んでいる方も多いので、この点は事前にしっかり理解しておきましょう。
カーリース車両で喫煙していた方のリアルな声
ここでは、実際にカーリース車両で喫煙していた方の体験談*をご紹介します。どのようなルールのもとで利用し、においやヤニにどう対策していたかを参考にしてみてください。

50代前半・パート・女性(大阪府)
アウディを月額15,000円で1年間リースしました(最後に車はもらえない契約)。喫煙に関するルールや制限はありましたが、スルーしていました。におい対策として芳香剤を設置していたものの、返却時の原状回復費用に向けた対策は特に何もしていなかったです。

20代前半・専業主婦・女性(長野県)
最後に車がもらえるプランで、軽自動車を月額5,500円ほどでリースしました。喫煙に関する特別な制限はなく、におい対策としては窓を開けるくらいでした。ただ、原状回復に備えて、こまめな清掃をするようには心がけていました。

30代前半・会社員・男性(奈良県)
トールを3年リースしました(料金は忘れましたが、最後に車はもらえない契約です)。喫煙に関するルールや制限は特になく、車内では電子たばこを吸っていました。におい対策として消臭スプレーを使い、原状回復費用に備えてこまめな清掃も行うようにしていました。

20代後半・専業主婦・女性(兵庫県)
プリウスを月額13,000円程で7年間リースしました(最後に車はもらえない契約です)。喫煙のルール制限はありましたが、追加料金を払えば大丈夫でした。とはいえ、窓を開けて吸ったり芳香剤を使って対策したり、こまめに掃除をしていました!

50代前半・パート・女性(大阪府)
カムリを月額30,000円で3ヵ月間リースしました(車がもらえないプランです)。車内での喫煙制限はなく、においやヤニ対策として換気と芳香剤の使用を心がけていました。また、原状回復費用への対策として、こまめにファブリーズをスプレーしていました。
体験談を見ると、喫煙ルールについては「特になかった」という声が多い一方で、「追加料金で対応した」「スルーした」というケースもありました。
においやヤニ、そして返却時の原状回復を見据えた対策としては、「窓を開けて換気する」「芳香剤や消臭スプレーを使う」「こまめに清掃する」といった声が多く寄せられています。特別な対策というよりは、日頃のケアがそのまま返却時の備えにつながっていることがわかります。
*チャット調査ツール「Sprint」にて、2023年6月5日に「カーリース利用経験がありリース車両の中でタバコを吸っていた方」を対象として行ったインターネット調査を基に、カルモマガジン編集部がまとめています
契約満了時に追加請求されないための原状回復のポイント

一般的なカーリースの場合、車の返却に備えて自分で原状回復に向けて掃除を日々行わなくてはなりません。ただ、掃除をこまめにしているからといって、原状回復費用を完全になくすことはできません。そこで、喫煙者はどのあたりを注意して車を掃除すればいいのか、場所ごとに詳しく解説していきます。
フロアマットなど足元は灰が落ちている可能性大
まず確認しておきたいのが、足元のフロアマットです。車内に灰皿を設置していても、たばこを吸っていると足元に灰が落ちていることが多く、きちんと掃除を行う必要があります。掃除するときも、たばこの灰は細かい粒子なので、はたいたり掃除機をかけたりするだけでは完全には取り除けません。
そのため、フロアマットをすべて取り外し、水洗いで表面の汚れを落とした後、中性洗剤をつけたブラシでこすり、しっかりと汚れを落としましょう。
フロアマットを水洗いした後は天日干しをして、除菌しておきましょう。少しでも水気が残っているとカビが発生するおそれがあり、かえって掃除の手間が増えてしまいます。また、フロアマットの下に灰が溜まっていることもあるので、忘れずに足元に掃除機をかけましょう。
シートには専用クリーナーを使用する
喫煙者が使用する車のシートには、ヤニによる黄ばみ汚れがあります。ただ、これをマットのように取り外して水洗いすることは難しいです。そこでおすすめなのが、カー用品店で手に入る専用のクリーナーを使う方法です。カー用品店には、ヤニ汚れ専用の洗剤スプレーや拭き取りシートが売られています。
白系のシートであれば見た目でわかりますが、黒系のシートでもヤニによって黄ばみ、においが強く付着しています。ぱっと見て問題ないと感じても、入念にクリーニングしておきましょう。ただ、車のシートによっては、クリーニング洗剤や拭き取りシートの使用が難しい場合もあります。実際に使う前にカー用品店の店員に聞いたり、説明書をよく読んだりして、利用可能か確かめておくことをおすすめします。
エアコンフィルターは忘れがちだけどかなり重要
車内掃除の中で、エアコンフィルターは忘れがちになりますが重要なポイントです。フィルター自体が汚れていると、エアコンの送風口からヤニくささが車内に充満してしまいます。
具体的には、まず送風口を水拭きできれいにした後、車の説明書を確認しながらフィルターの交換を行いましょう。思っているよりも簡単に行えるため、こまめに交換するのがおすすめです。
また、かなりたばこを吸う本数が多い場合、「エバポレーター」というフィルターの奥の装置にヤニ汚れがつく場合があります。エバポレーターは素人では取り外すのが難しいため、プロの業者に頼むのがおすすめです。ただ、エバポレーターの交換費用は数万円かかりますので、年に数回程度でも問題ないでしょう。
消臭剤を活用してにおいを抑える
たばこのにおいは掃除だけでは完全に取り除けないこともあります。日常的に消臭剤を活用することで、車内のにおいを効果的に抑えることができます。消臭剤にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
・据置きタイプ
カップホルダーやダッシュボードに置くだけで使えるタイプ。持続性が高く、日常的なにおい対策に適しています。
・クリップタイプ
エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプ。エアコン使用時に消臭成分が広がるため、においが気になるときに効果的です。
・スプレータイプ
シートや天井など、においが気になる箇所に直接吹きかけるタイプ。即効性があり、乗車後のひと吹きに便利です。
・スチームタイプ
熱で消臭成分を蒸気にして車内全体に行き渡らせるタイプ。強いにおいや広範囲のにおい対策に向いています。
返却前の集中的なにおい対策にはスチームタイプ、日常的な維持にはクリップタイプや据置きタイプを使い分けるのがおすすめです。
喫煙者でも安心して利用できるカーリースならここ
喫煙者でも安心して利用できるカーリースで、おすすめなのはカーリースカルモくんです。カルモくんはクローズドエンド方式を採用しているため、契約満了時に残価精算の必要がありません。また「もらえるオプション」や、メンテナンスプランが充実しているので、原状回復費用を抑えることもできます。ここでは、喫煙者がカルモくんを利用するメリットについて、詳しく解説していきます。
車がもらえるオプションの加入でマイカーのように使えるから喫煙者も安心
カーリースは一般的に、契約が終了したら使っていた車両を返却することになります。そのため、返却時に原状回復の義務が発生するのですが、カルモくんでは契約満了時に車をそのままもらえる「もらえるオプション」があります。契約期間が7年以上の場合に限り、付けられるオプションです。
もらえるオプションを利用するメリットとしては、原状回復費用が不要になるほか、新しく乗る車を選ぶ手間がなくなったり、愛着のある車に乗り続けられたりするなどがあります。原状回復費用にはたばこ以外の傷や汚れ、においも含まれるため、丁寧に掃除をしていても、ある程度の費用は必要です。しかし、カルモくんのもらえるオプションに加入すれば、その費用もなくすことができます。
喫煙者におすすめしたい充実のメンテナンスプラン
喫煙者にとって、カーリースの利用で気になるのは、契約満了時に車両を返却する際、原状回復費用がどれくらい請求されるかでしょう。
カーリースカルモくんにはオプションとしてメンテナンスプランが用意されており、料金に合わせて複数のプランから最適なものを選ぶことができます。特に、すべてのプランで原状回復費用が補填されるため、喫煙する方は加入することをおすすめします。
さらに、メンテナンスプランに加入すると原状回復に関する費用だけでなく、車検費用もほとんど月額料金に含めることができます。車検費用は2年ごとに発生しますが、毎回大きな出費ですし、故障部位があれば前回車検より費用が増えることも多々あります。そこで、車検費用を月額で少しずつ払っていくことで、急な出費にも対応できるでしょう。
利用中にたばこを吸っても残価が変わらないクローズドエンド方式を採用
オープンエンド方式の契約でカーリースを利用した場合、契約満了時に車の残価を見直すため、たばこを吸っていると残価が下がって差額を請求されることがあります。
しかし、カルモくんはクローズドエンド方式を採用しているため、契約満了時に残価精算を行う必要がありません。残価精算は原状回復費用とは別に請求される費用なので、喫煙者にとってはクローズドエンド方式の契約がおすすめです。
なお、カーリースを利用する際は審査を受ける必要があります。カルモくんでは、5分程度の入力で気軽に申込みできる「お試し審査」のサービスを提供しています。審査は契約ではありませんので、気軽に申し込んでみてはいかがでしょうか。
※審査に通っても契約にはなりません
喫煙するなら原状回復費用や残価精算のないカーリースを選ぼう
カーリースの車両で喫煙するのは問題ありませんが、原状回復費用が高くつく可能性があるため、注意する必要があります。カーリースを検討しているなら、カルモくんのように契約満了時に車をそのままもらえるオプションや、原状回復費用を補填してくれるメンテナンスプランが用意されているカーリースを選ぶことをおすすめします。
カルモくんについて詳しく知りたい方は下のバナーからどうぞ
※記事の内容は2026年3月時点の情報で制作しています。
よくある質問
- Q1カーリース車両で喫煙はできる?
A:はい、問題ありません。レンタカーやカーシェアリングなどは喫煙車を選ばなければならず、車の選択肢が少なくなることもありますが、カーリースではそのようなことはありません。ただし、契約満了時に車両を返却する際、原状回復費用が必要となります。特に、ヘビースモーカーの方は原状回復費用が高くなることもあるので、注意が必要です。
- Q2喫煙することで月額料金が割高になったり追加請求されたりする?
A:喫煙することによって月額料金が割高になることはありません。ただ、車両返却時の原状回復費用として追加請求されることがあります。なるべく費用を抑えるためには、定期的な掃除を行い、車内をきれいに保っておくのがおすすめです。また、メンテナンスプランなどが用意されていれば、原状回復費用を補填してもらえるので加入をおすすめします。
- Q3喫煙者におすすめのカーリースは?
A:喫煙者には、原状回復費用をできるだけ減らせるカーリースがおすすめです。基本的に原状回復費用はなくすことができませんが、カーリースカルモくんなら原状回復費用の補填があるメンテナンスプランや、契約満了時に車がもらえるオプションが用意されています。契約満了時の出費をなるべく抑えたい方は、各種オプションプランを確認し、利用することを検討しましょう。
この記事の執筆者・監修者









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電子たばこ・加熱式たばこ(アイコス・プルーム・グローなど)についても、多くのカーリース会社では特に禁止していません。ただし、紙たばこに比べてヤニ汚れは少ないものの、においが車内に残ることはあるため、返却時の原状回復の観点では紙たばこと同様に注意が必要です。