自社ローンで新車は買える?審査が不安な方が新車に乗るためのポイント

更新日:2024.07.23
自社ローンでの新車購入について

おもに中古車販売店が取り扱っている自社ローンは、審査に通りやすい点が魅力の支払い方法です。一方で、自社ローンと聞くと「怖い」「やめておいたほうがいい」「新車を買う際には使えない」というイメージがあり、どういうときに利用すべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで、自社ローンで新車に乗る方法、自社ローンのメリット・デメリットについて、実際に自社ローンで車を買った方の体験談も併せて詳しく解説します。また、ローンに頼らなくてもお得に新車を持つ方法もご紹介しましょう。


カーローン審査に落ちた私でも新車に乗れる


【この記事のポイント】
✔自社ローンはおもに中古車販売店が扱うしくみなので、新車を購入できる場所は多くない
✔新車を自社ローンで購入すると支払回数が少ないため月々の負担が重くなる
✔ローンを組まなくても月々払いでより手軽に新車に乗れる方法がある

自社ローンで新車は買える?

自社ローンで新車は買える?

自社ローンで新車を買うことは可能です。しかし、通常新車を購入するときのようにディーラーに行っても自社ローンは取り扱っていません。自社ローンはおもに中古車販売店が扱っている分割払いのしくみで、一部では新車も購入できるものの、新車の取扱数や種類は多くはありません。

とはいえ探せば新車を扱う販売店もありますし、状態の良い車に乗りたいのであれば、中古車販売店が取り扱う展示車や試乗車などの未使用車(新古車)を買うという方法もあります。ただし、自社ローンで新車や未使用車を買う場合、車種が限られたり、手数料を多くとられたり、そもそも販売価格が高額だったりすることがあるため注意が必要です。

次項では、自社ローンで新車を買える販売店をご紹介します。


月々10,000円台から好きな新車に乗れるサービスはこちら

新車を自社ローンで購入できる全国対応の販売店5選

自動車販売店の中には、新車・中古車どちらでも自社ローンを組めるとうたっているところもあります。このような販売店なら、新車でも自社ローンが組める可能性があるでしょう。ただし、利用条件や返済額については、あらかじめしっかり確認しておきましょう。

以下では、新車購入が可能な自社ローンを扱っている全国対応の自動車販売店を5つ*ご紹介します。

*「自社ローン 新車 全国対応」Google 検索(2022年7月6日時点)における 上位5店

〈HPで新車販売をうたっている全国対応の自動車販売店〉
●オートフェイス
オートフェイスでは、自己破産や債務整理をした方でも購入可能な自社ローンを提供しています。車のおおよその価格帯や車種が決まっていればウェブ上で仮審査の申込みが可能で、郵送やメールのほか、ビデオチャットを通じての契約や相談もできます。

●オートチャンプ
オートチャンプでは普通車は12~60回まで、新車の軽自動車は最長84回までの支払回数を選択できます。ボーナス払いや頭金の金額も利用者が自由に決められるため、家計の実情に合わせた支払いが可能です。

●ブルームーン
エンジンに遠隔制御装置を装着することにより、保証人不要での自社ローン利用を可能にしている販売店です。上限200万円、最長120回までの支払いに対応しているほか、中古車については税金や保険をセットで支払うプランも用意されています。

●スリークロス(埼玉東松山インター店)
スリークロスは年間1,000台以上の販売実績を持つ販売店で、独自の審査に基づいて最善の支払方法を提案してくれます。2021年の可決率95%の自社ローンは、原則保証人なし、任意整理や自己破産の経験がある方も申込みが可能です。

●MYU自社ローン
新車の軽自動車を購入できるMYU自社ローンは、遠隔制御装置を利用することにより審査の収入基準を通常のローンよりも低く設定し、金融機関から融資を得ている独自のしくみです。審査までは最短3日、手続きはLINEと郵送で行うため全国から利用可能です。



新車を手に入れる方法はローンのほかにもあります。カーローンの審査に落ちた方が多数利用しているサービスなら、初期費用なし、頭金・ボーナス払いもなしで月々10,000円台から希望の車に乗れます。国産メーカーの全車種・全グレードから好きな新車を選べるので、お気に入りの1台でカーライフを満喫できます。

カーローンの審査や費用に不安はあっても新車に乗りたいという方におすすめのサービスについて、詳しくは下のバナーからどうぞ。


ローンに不安がある方にも_新車を持てる方法


自社ローンのしくみ


自社ローンでは、銀行や信販会社といった金融機関を通さず、直接自動車販売店と契約を結びます。そのため、厳密には自社ローンは「ローン」ではなく、「分割払い」です。


自社ローンが「やばい」のは本当?利用者の口コミからわかるデメリットや利用時の注意点を解説


自社ローンで新車を買うメリット

自社ローンで新車を買うメリット

新車を購入する際には、自社ローンのほかに、銀行系マイカーローンやディーラーローンなども利用できます。複数の選択肢がある中で、自社ローンを利用するメリットはどこにあるのでしょうか。自社ローンならではの3つのメリットと、実際に自社ローンを利用してよかったという口コミをご紹介します。

金利がない

自社ローンは金利がかからないため、利息による負担額の増加を気にせず利用できます。なぜなら、自社ローンは中古車販売店と直接分割払いの契約を結ぶシステムであり、お金を借りる金融商品ではないからです。

新車を購入する場合、中古車に比べて販売価格が高めなので、その分カーローンで支払う利息は膨らみやすい傾向があります。そのため、できるだけ低金利のカーローンを探す方も多いでしょう。その点、金利がない自社ローンは銀行系マイカーローンやディーラーローンのように金利を比較する必要がなく、社会情勢による金利変動リスクもありません。

審査に通りやすい

自社ローンにも審査がありますが、自動車販売店が独自の基準で行うため、銀行系のマイカーローンやディーラーローンに比べると、審査に通りやすいといわれています。

過去に金融事故を起こした方だけでなく、高額の新車を購入したい方など、銀行系のマイカーローンやディーラーローンの審査通過が難しい場合であっても、自社ローンなら利用できる可能性があるでしょう。

手続きがスピーディー

自社ローンは、信販会社を通してローンを組むのではなく、自動車販売店と直接分割契約を結びます。第三者機関を通さない分、審査にも時間がかかりませんし、スピーディーに手続きを進められるでしょう。即日審査をウリにしている自動車販売店などもあるため、急いで結果が知りたい方でも安心です。


元々乗っていた車の下取り価格が安く手持ちの資金が不足したため、自社ローンで新車を購入できてよかったです。

自社ローンで新車を買うデメリット

自社ローンで新車を買うデメリット

自社ローンの利用を検討する際は、それがどのような商品なのかしっかり理解しておく必要があります。審査に通りやすい反面、多くのデメリットを抱える支払い方法でもあるため、安易に契約しないようにしましょう。具体的なデメリットと、実際に自社ローンを利用した方の口コミも併せてご紹介します。

最終的な支払額が高額になりがち

自社ローンは、実際には分割払いですから、利息の支払いは不要です。しかし、その分保証料や手数料が車の販売価格の10~20%程度かかるため、実際の支払額は一般的な銀行系マイカーローンやディーラーローンよりも高額になりがちです。

例として、100万円の車を購入した場合のシミュレーションをしてみましょう。カーローンは金利5%で返済期間3年、自社ローンは手数料20%で支払回数36回と仮定しています。


〈カーローンと自社ローンの支払額の一例〉

カーローン

(金利5%、3年ローン)

自社ローン*

(手数料20%、36回払い)

月々の返済額 29,971円 33,333円
総返済額 107万8,952円 120万円

*GPS通信費など、別途追加費用がかかる自社ローンもあります

上記の例では、自社ローンは一般的なローンに比べて月々の支払額が約3,300円、総返済額が12万円ほど高額になっています。さらに別途費用がかかる自社ローンもあるため、金額面ではデメリットが大きいといえるでしょう。

支払回数が少ない場合が多い

自社ローンの支払回数の上限は販売店ごとに決められています。12~36回程度に設定されていることが多く、銀行系マイカーローンやディーラーローンに比べると少なめです。

同じ金額を返済する場合でも、支払回数が少なくなればその分1ヵ月あたりの支払額は多くなります。特に、新車の場合は販売価格自体が中古車に比べて高額になることから、月々の負担も重くなりがちです。無理なく返済できるよう、月々の支払額を抑えたい場合は分割回数を多く設定できる販売店を選ぶとよいでしょう。

利用できない販売店もある

先程ご説明したとおり、自社ローンは利用できる店舗が限られています。ディーラーは取り扱っていませんし、中古車販売店等でも、取扱いがあるかどうかや、利用条件はそれぞれ異なります。自社ローンで車を買いたい場合は、まず、希望に合う条件で借りられそうな自社ローン取扱店を探すところから始めましょう。

また、自社ローン取扱店の中でも、新車を購入できる場所はさらに限られています。中古車の購入には自社ローンが使えても、新車では利用できなかったり、車種が限定されていたりするケースも多いため、希望の新車を手軽に購入できるとはいえません。

完済までは販売店が車の所有者になる

自社ローンは、完済まで車の名義が利用者ではなく販売店になります。自由に売却したり、譲ったりすることはできません。

また、販売店によっては、GPSやエンジン制御装置を搭載しないと自社ローンが組めないところもあります。返済が滞るとGPSで追跡されたり、エンジン制御装置で遠隔操作をされたりして、車を使用できなくなってしまいます。その上、GPSなどの装置については完済後に取り外し費用を請求されることもあるので注意が必要です。


車検証の名義が販売店だったので、支払いが完了するまで売却ができなくて困りました。



デメリットを確認すると、自社ローンは月々の負担が大きそう、希望に合う車を探す手間がかかりそうと不安を感じる方も多いのではないでしょうか。そのような方におすすめなのが、「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。

定額カルモくんは、初期費用不要で月々10,000円台から好きな新車を持てる車の新しい乗り方です。ローン審査に落ちた方が新車を持てている実績も多数あり、サービス提供開始から申込者数は25万人を突破。

定額カルモくんを利用できるか簡単に確かめられる「お試し審査」は、通過後に車種変更やキャンセルもできます。まずは下のバナーから気軽にチェックしてみませんか。


申込者数25万人以上_お試し審査をしてみる


自社ローンを利用しなくても月々払いで新車を持てる方法とは?

自社ローンのデメリットが気になる方には、月々少ない負担で利用できて、豊富な車種から希望の新車を選べる定額カルモくんのようなカーリースをおすすめします。カーリースとは、毎月定額の支払いでマイカーのように新車を利用できる車のサブスクリプションサービスで、自社ローンのように車にGPSや制御装置をつけられることなく安心して車を利用できます。

さらに、カーリースは審査に不安がある方にも向いています。そのしくみを見ていきましょう。

残価設定があるから審査に通りやすい

カーリースでは、車両本体価格のうち利用する年数分だけを支払うしくみとなっており、その算出方法として契約期間満了時に残っていると想定される車の価値(残価)をあらかじめ差し引く「残価設定」を行うため、審査対象の車両本体価格が購入する場合よりも安くなります

このしくみにより、審査対象となる車両本体価格が安いため、カーローンよりも審査に通りやすい場合があります。

残価設定ローンはデメリットだらけ!?安さのしくみを徹底解説!


長期契約ができるカーリースなら月々の負担が少ない

N BOX_車種画像

カーリースの月額料金は、契約年数が長くなるほど安くなります。つまり、月々の負担を減らしたいのであれば、契約年数を長く設定すれば良いということです。

例として、広い車内空間と優れた安全性能や走行性能で人気のホンダ「N BOX」を、カーリースの定額カルモくんで利用した場合の月額料金を見てみましょう。

〈定額カルモくんを利用してホンダ「N BOX」に乗る場合の月額料金〉

3年契約 7年契約 11年契約
月額料金 34,495円~ 24,100円~ 17,500円~

※2022年7月27日時点の情報


上記のように、同じ車に乗る場合でも契約年数によって月々の金額が大きく変わります。契約年数はリース会社によって設定できる範囲が異なりますが、ライフプランや月々車にかけられる予算に合わせて選択しましょう。

なお、自社ローンの支払回数は一般的に12~36回程度と少ないため、月々の支払額が高くなりがちです。そのため購入できる車の価格帯も限られ、グレードの低い車を選ばざるをえないこともあるでしょう。

その点、長期契約のできるカーリースなら、自社ローンよりも月々の負担額を抑えながらワンランク上の車を狙うことができます。まずはカーリースで希望の車に月々いくらで乗れるのか、下のバナーから料金シミュレーションをしてみましょう。


業界最安水準_シミュレーション

※審査に通っても契約にはなりません

税金や自賠責保険料も月々の料金に含められる

月額料金(ネット販売あり)
月額料金(ネット販売あり)

カーリースでは、車にかかる税金や自賠責保険料も月々のリース料金に含まれています。車に乗るために必須の維持費を別途用意する必要がないので、家計管理がラクになるでしょう。これは、自社ローンを含むカーローンにはない大きなメリットです。

審査が不安な方にもおすすめ!月々10,000円台から新車に乗れるサービス

カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、日本最安水準の月々10,000円台から国産新車に乗れるということを表した図

審査の不安も月々の負担も軽くしたいなら、ローン審査に落ちた方にも多数利用されている「おトクにマイカー 定額カルモくん」がおすすめです。定額カルモくんは月額10,000円台からとリーズナブルな料金で人気の新車に乗ることができ、サービス開始から申込者数が25万人を突破した大人気のカーリースです。その魅力を詳しくご紹介しましょう。

業界最安水準の料金で好きな新車に乗れる

自社ローンで新車に乗ろうとする場合、車種が限定されることが多い上に、月々の支払いが高額になってしまうのがネックです。しかし、定額カルモくんであれば国産メーカーの全車種・全グレードから好きな車を選べて料金は業界最安水準、軽自動車トップクラスの人気を誇るホンダ「N BOX」にも月額17,500円から手が届きます

さらに、7年以上の契約で加入できる「もらえるオプション」を利用すれば、最後に車を返却する必要がありません。車種の制約も、頭金や維持費がかかる心配もなく、最初から最後までずっと定額でマイカーを手に入れられます


あなたの欲しい車の料金をチェック

「ローン審査に落ちたが新車を持てた!」という方の体験談

定額カルモくんの口コミには、ローン審査には落ちてしまったけれど定額カルモくんなら審査に通ったという体験談が多数報告されています。その一部をご紹介しましょう。


Kさん

過去に携帯電話料金を支払い忘れたことが原因なのか、ローンの審査では落ちてしまったんです。でも思い切って定額カルモくんの審査に申し込んでみたら、無事に通過することができました。問い合わせの時にもしっかり相談に乗ってくれたから安心できたし、欲しかった新車に乗れて大満足です!

Kさん

車にはこだわりがあるから、乗るならこの車種の新車と決めていたんです。でも、いろいろあってローン審査を何回か試したけど無理で、定額カルモくんもダメ元で審査を受けました。まさか通ると思わなかったから連絡が来たときにはびっくりしましたね。おかげで車を妥協せずに済んだので、いじり倒して楽しんでいます。

Iさん

僕の場合、収入は問題なさそうだったのにローン審査に落ちたことがあるんです。学生時代にクレジットカードの支払いを滞納していたせいかもしれません。だから今回も落ちるかもと不安だったんですけど、定額カルモくんはすぐに審査に通ったと連絡が来たのでホッとしました。リースはずっと同じ金額を払えばいいだけだから、お金の管理に無理がないのも気に入っています。


審査に不安のあったIさんたちがまず申し込んだのは、定額カルモくんの「お試し審査」です。カーローンやカーリースの審査は、審査対象となる金額が安いほど通りやすい傾向があります。お試し審査なら、比較的安い車種で申し込んで、審査通過後に審査に通る範囲の車種やプランの案内を受け、その中から希望の車に変更ができます

車種を決める前でも審査に通るかわかる上、キャンセルも可能なので気軽に試してみましょう。


審査が不安な方もお気軽に_お試し審査をしてみる

※審査に通っても必ず契約する必要はありません


自社ローンがベストな方法か、今一度、検討してみましょう

自社ローンがベストな方法か、今一度、検討してみましょう

そもそも、新車を自社ローンで買うのは非常に困難です。さらに、買えたとしても手数料が高額で、月々の負担が大きくなりがちという問題があります。金利の低い銀行系マイカーローンや、少ない負担で新車に乗れて審査にも通りやすいカーリースといった方法も検討してみましょう。

業界最安水準の定額カルモくんは、ローンに落ちた方も多数利用中で、サービス開始から25万人以上が申し込んだという実績があります。審査に不安がある方もお問い合わせいただければ、無理のない支払額やご希望の納期で乗れる車のご案内が可能です。ぜひお気軽にご相談ください。


平日10:00~19:00(土日祝・年末年始休み)

平日10:00~19:00(土日祝・年末年始休み)


※この記事は2022年7月時点の情報で制作しています

よくある質問

Q1自社ローンで新車を買うことはできる?

A:自社ローンは、基本的に中古車販売店が扱っている支払方法のため、新車ディーラーでは利用できません。ただし、新車を扱っている自動車販売店であれば利用できる可能性があります。自社ローンで新車を購入できる販売店はこちらでご紹介しています。

Q2自社ローンなら頭金がなくても新車に乗れる?

A:自社ローンは、借入可能額が低めに設定されていることが多いため、高額な新車をフルローンで買うのは難しいでしょう。また、借入期間も短い場合が多く、借入額が高いとその分月々の返済負担が大きくなってしまいます。

Q3ローン以外に新車を持つ方法はある?

A:カーリースを利用すれば、ローンのように月々払いで新車を持つことができます。カーリースは残価を設定するしくみからカーローンに比べ審査のハードルが低いので、欲しい車をあきらめる必要はありません。また、契約期間を長く設定して毎月の負担を抑えられる、豊富な車種やグレードから好みの新車を選べるなど魅力が満載です。

この記事の執筆者・監修者


伊藤 真二
監修者、編集者、ライター

伊藤 真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。

ローンより楽に新車に乗る方法

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