借金あっても車が買える!ローン審査の条件や対策をFPが解説

更新日:2023.06.29
借金あっても車が買えるかについて

借金があっても車を買える方法はいくつかあります。そのうちのひとつであるカーローンは、申込みの際に審査があるため、借金があると不利になりやすいですが、事前に対策をすることで審査に通る可能性を高められます。

どのような点に気を付ければ、借金があってもローンを組んで車を購入できるのでしょうか。カーローン審査の内容や対策、また、ローンを組まずに新車を持つ方法などについて、ファイナンシャルプランナー・伊藤真二さんの解説と併せてご紹介します。


ファイナンシャルプランナーの伊藤真二です。借金がある中で車を持つには資金計画が重要になります。無理なく車を持てる方法について、カーローンの審査対策と併せていっしょに見ていきましょう。


ローン審査に落ちた方_新車に乗っている方法


【この記事のポイント】
✔借金があってもカーローン審査に通って車を買えることがある
✔カーローンの審査を受ける際は借金をできるだけ減らすなどの対策が重要
✔カーローン審査に落ちた場合でも新車に乗る方法はある

借金があっても車は買える?

借金があっても車は買える?

借金があっても車を買える方法には、おもにカーローンと現金一括払いがあります。

カーローンには、車のディーラーが提供するディーラーローンや銀行のマイカーローンなどがありますが、いずれも原則として審査があります。
カーローンの審査は年収や借入額などを対象に行われ、返済能力がおもな判断材料となるため、借金がある場合は必ず申告しなければなりません。借金の状況によっては、審査に通過できず、カーローンを利用できない可能性があります。

ローンを組むことをあきらめた場合、現金一括払いで車を購入するといった方法もあります。ただし、車を購入できるだけのまとまったお金が必要となります。自己資金の額によっては車両本体価格の安い中古車も選択肢に入ってきますが、中古車市場では希望に沿った車を見つけるのが難しい上、購入後もメンテナンス費用などがかさむ可能性があります。

このように、借金があっても車を買える方法はあっても、審査やコストなどネックになることが多いのが実際です。しかし、ローン審査に落ちた方でも新車に乗れる可能性がある上、維持費も抑えやすいカーリースであれば、借金があっても無理なく車を持つことが可能になります。

カーリースは税金やメンテナンス費用を含む月額料金を支払うだけで車に乗れる方法で、借金があるなど、車の購入が難しい方でも新車を手に入れられる可能性があるとして、利用する方が増えています。


これまではローンで車を購入するのが一般的でしたが、最近ではレンタカーやカーシェアリングなどを利用する方も増えています。ただし、その都度予約が必要なので不便に感じることもあるでしょう。そういった方におすすめなのが、定額制でマイカーのように車に乗れるカーリースです。税金やメンテナンス費用なども月額料金に含めることで支払いをフラットにできるので、家計に優しい方法でもあります。


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車のローンは借金と同じ?

車のローンは借金と同じ?

カーローンは、車の購入代金をローン会社や銀行から借り入れて、販売店に一括で支払うものです。車の購入者は、借入期間と金利から算出した額を月々返済していきます。

一般的に借金といわれる消費者金融やクレジットカード会社といった貸金業者からの借入れやキャッシングも、借りたお金を利息とともに月々返済していきます。どちらも借りたお金を返済する点では同じです。

しかし、貸金業者からの借入れは、貸金業法の「総量規制」によって、借入総額の上限は年収の3分の1までと決められています。例えば年収300万円の方は、100万円までしか借りることができません。

一方、ローン会社や銀行は貸金業者ではないため、カーローンは総量規制の対象外となり、年収の3分の1を超えた金額でもローンを組めるという違いがあります。また、カーローンでは車が担保となるケースがある点も異なります。

「お金を借りる」という点ではカーローンも借金のひとつですが、借入れにおける条件などは、一般的な借金とは区別されています。


ローンは総量規制の対象外ですが、いくらでも借りられるわけではありません。借りられる額は、年収や借金の状況などを審査された上で決まります。また、銀行のローンの場合、「年収200万円以上」などローンを組むにあたっての明確な条件が提示されているケースもあります。

借金があると車のローン審査でわかる?

借金があると車のローン審査でわかる?

カーローンの審査では、借金のある方は借入額を申告しなければなりません
借金があることを隠して審査を受けても、ローン会社は、消費者金融からの借入れやクレジットカードの利用履歴、ローンの契約状況といった情報が記録されている信用情報機関に照会を行うため、審査の過程で発覚してしまいます。

また信用情報機関には、借金の返済の遅れや未払いなどについても記録されており、借入れの有無だけでなく、信用度も調べられます。

ローン審査では、ほとんどの場合、信用情報機関に信用情報の照会が行われるため、借金があることを隠すのは困難といえるでしょう。


ローン審査で、借金があるのに「ない」と虚偽の申告をすると、場合によっては詐欺罪にあたる可能性があるといわれていますから、絶対にやめましょう。また、借金がある状態でローンを組むと、借金とローンの二重返済となり、家計に負担がかかります。返済シミュレーションなどを使って、計画的に無理のない金額でローンを申し込むことが大切です。

車のローン審査の内容とは

車のローン審査の内容とは

カーローンの審査を受けるときは、借金のほかにどのようなことを申告しなければならないのでしょうか。
銀行やローン会社によって申告すべき内容は異なりますが、ここでは一般的なカーローンで審査対象となる項目や、申告すべきものについて見ていきましょう。

年収

ほとんどのローンでは、年収の申告が必須となっています。収入が年金のみという方は、ローンの利用対象外となるケースもあるため、利用条件をあらかじめ確認しておきましょう。
また、年収が一定の金額に満たない場合は、連帯保証人を立てるよう求められることもあります。

年齢

日本では2022年4月1日より成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。そのため、多くのローンでは利用条件に18歳以上や20歳以上と年齢が記載されています。
また、ローン完済時の年齢が満70歳以下であること、申込み時の年齢が満66歳未満であることなど、申込みできる年齢に上限も設けられているのが一般的です。

勤務先・勤続年数

ローン審査では、勤務先や勤続年数などを申告するのが一般的です。勤務先は、会社の規模などが審査の対象となるだけでなく、本当にその会社で働いているか電話などで在籍確認が行われることもあります。

また、「勤続1年以上」などと勤続年数に条件を設けているローンがあるように、勤続年数も返済能力を判断するための材料とされます。一般的に、勤続1年未満の場合は収入が不安定であるとみなされる可能性が高く、勤続3年以上であれば審査に有利になることが多いとされています。

債務状況

消費者金融からの借入れや、クレジットカードでのキャッシングなどといった借金の額は、ローン審査に大きな影響を与えます。もし、借金の総額や返済状況を把握できていないのであれば、審査の前に確認しておきましょう

特に、複数の業者から借り入れる多重債務となっていたり、多額の借金があったりすると、利息の負担が大きくなっている可能性があります。車を購入すると新たに多くのお金が必要となるため、まずは現在の状況を把握することが大切です。

信用情報

信用情報とは、クレジットカードやローンの契約の有無、ローンの支払状況などを含む個人情報で、信用情報機関が収集しています。ここには、自己破産など債務整理に関する情報も記録されています。

個人でも信用情報の開示請求ができるので、ローン審査を申し込む前に、信用情報機関で自分の信用情報を確認しておくといいでしょう。

また、信用情報機関では5〜10年間を目安に信用情報を保管しているため、過去10年間に消費者金融からの借入れがあるなど不利な情報が記録されていると、審査に通るのが難しくなるでしょう。


ローン会社によっては、前年度の年収が200万円以上などと審査基準を設けているケースがあります。基準はローン会社ごとに異なるので、借金がある場合はできるだけ審査のハードルが低いローン会社を選ぶのもひとつの方法です。


カーローン審査に落ちても新車に乗れた方の口コミはこちら

借金があってもローンを組むための対策は?

借金があってもローンを組むための対策は?

借金があっても、どうしても車が必要でローンを組みたい方もいるでしょう。しかし、何ら対策をせずにカーローン審査を受けても、審査に通ることは難しいといえます。

そこで、借金がある中でカーローン審査に通る可能性を高めるために試しておきたい対策をご紹介しましょう。

審査前に借金を完済する

カーローン審査では、審査を受ける時点で年収の 3分の1以上の借金があったり、年間の返済額が年収の30〜35%を超えようとしていたりすると、通るのが難しくなるといわれています。可能であれば、ローン審査に申し込む前に、借金をすべて返済しておきましょう

ローン審査は借りているお金の総額を対象とするため、借金の完済が難しい場合は一部だけでも返済して借入れを減らしておくことがおすすめです。ローンを組む場合、車を現金で一括購入するほどまとまったお金は必要ないため、購入資金として貯めていたお金があれば、借金の返済にあてるといいでしょう。

審査がやさしいローンを選ぶ

カーローンの審査基準は、ローン会社ごとに異なります。車のディーラーと提携する信販会社などが審査するディーラーローンと銀行のカーローンとでは、ディーラーローンのほうが比較的審査がやさしいといわれています。
その理由のひとつは、車のローンの金利相場と車の所有権がどこにあるかの違いにあります。

ディーラーローンと銀行のローンそれぞれの違いを、具体的に見てみましょう。


〈ローンの違い〉

比較内容 ディーラーローン 銀行のカーローン
審査 比較的やさしい 比較的きびしい
金利相場 4~8% 1~4%
車の所有権 ディーラー 契約者
担保 なし

ディーラーローンでは、車を担保とすることでディーラーや信販会社が所有権を留保するため、審査が比較的やさしくなる傾向があります。だだし、銀行のカーローンと比べると、金利はやや高めになっています。

一方、銀行のカーローンは、金利が低い代わりに審査が比較的きびしいという特徴があります。担保もなく、車の所有権は契約者にあるため、きびしく審査しているともいえるでしょう。

安い車種を選ぶ

カーローンの審査では、借入希望額が返済能力に対して適正であるかどうかも重要なポイントとなります。
年収に見合わない車を購入しようとすると、ローン審査に通ることは難しいでしょう。借金がある場合には、できるだけ安い車種を選ぶことで審査に通りやすくなります。

なお、安い車種に乗る場合でも、上位グレードを選んだりメーカーオプションをつけたりすると、結果的に高額になることがあるため、審査に不安がある場合は最低限必要な機能を備えたグレードやオプションを選ぶことをおすすめします。

頭金を用意する

初期費用は大きくなりますが、頭金を用意すれば借入額を抑えられるため、カーローンの審査に通る可能性が高くなります。ただし、借金を減らすことがより重要です。まずは借金を完済することを目指しましょう

頭金を支払うことでカーローンでの借入額を減らすと、金利の軽減にもつながります。返済の負担を少しでも軽くするためには、まず借金を完済したのち、頭金を用意して審査に申し込むことがおすすめです。

連帯保証人を立てる

ローン会社などに返済能力が弱いと判断された場合、自身の代わりに返済義務を負う「連帯保証人」を立てるよう求められることがあります。連帯保証人は家族や親族などにお願いするのが一般的です。借金があって審査に不安がある方でも、連帯保証人を立てることで審査に通る可能性があります。

なお、保証人には「連帯保証人」と「保証人」がありますが、連帯保証人は契約者の返済能力にかかわらず返済義務を負わなければなりません。一方、保証人には契約者の返済能力や状況に応じて、代わりに返済することを拒否できるという違いがあります。

カーローンの審査では、より重い責任が伴う連帯保証人を立てることが多い傾向があります。

自分の信用情報を確認する

借金を抱えながらカーローンを組む場合は、自身の借金の状況を把握しておくことが大切です。
複数の業者から借金していると、払い忘れや未払いがある可能性があります。返すべきお金の額を改めて知るためにも、自分の信用情報を確認するといいでしょう。

信用情報機関で自分の信用情報の開示請求をすると、借金の総額や返済すべき残高だけでなく、過去の返済状況も確認できるため、審査に影響のありそうな情報が記録されていないか、あらかじめ知ることができます。

ファミリーカーとして買う

ここまでに挙げた対策をしても、自分の名義でカーローンを組むことが難しい場合は、車をいっしょに使う配偶者など親族の名義で契約するのもひとつの方法です。車の所有者が夫や妻、親などといった親族となるため、その親族の年収や勤続年数などといった信用情報が審査の対象となります。

なお、カーローンで購入した車のおもな利用者は申込者本人であることが前提条件です。配偶者や親族がその車をほとんど運転せず、自身専用の車として使用していた場合は名義貸しとして罰せられる可能性があるため、配偶者などの名義で申し込むのは車をファミリーカーとして使用する場合にとどめておきましょう。


消費者金融からの借入状況は、信用情報を確認すればわかります。借金があってローン審査に不安を抱えている方は、自分の信用情報がどのようになっているか必ず確認しておきましょう。また携帯電話やクレジットカードの利用状況なども審査に影響する可能性があります。心当たりがある方は、併せてチェックしておくことをおすすめします。


ローン審査に落ちても新車に乗っている方が続出!その方法とは?

借金がある中で車を買うには家計の把握が大切

借金がある中で車を買うには家計の把握が大切

借金があっても車を買いたい場合、家計を把握することがより重要となります。借金の返済にローンの返済が加わり、月々の負担はどうしても増えてしまうからです。さらに車を購入した後は、メンテナンスや消耗品の交換などによる車の維持費についても考える必要があります。

ここでは、車を購入した後の家計をイメージするために、カーローンで返済が可能な金額の考え方や車の維持費の目安、カーローン利用者の返済額の相場について見ていきましょう。

ローン返済に使える金額

まずは、現在の状況でカーローンを組んだ場合、返済にいくら使えるのかを考えてみましょう。カーローンの返済に使える金額は、次のような計算式で出します。

収入 −(借金の返済額+生活費)= ローン返済に使える金額

このように、収入から借金の返済額と生活費を差し引いた額が、カーローンの返済に使える金額となります。そのため、ローン返済に使える額を知るためには、借金の返済額とともに、生活費がどれくらいかかっているか把握しておく必要があります。

車の維持費の目安

次に、車の維持費がどれくらいかかるかを見ておきましょう。車には、税金や保険料のほか、車検や消耗品の交換といったメンテナンス費用などが維持費としてかかります。

維持費は車種や排気量などによっても異なり、軽自動車が比較的安く、排気量が多い車ほど高くなる傾向があるため、維持費を節約するには、どんな車に乗るのかも重要といえます。

車検は新車登録から3年目、以降は2年ごとに受けなければならないため、定期的にまとまったお金が必要となります。車検費用は依頼する業者によっても異なりますが、軽自動車で70,000円程度、コンパクトカーでは10万円程度かかる傾向があります。

また、長期にわたって車に乗る場合や中古車を購入した場合は、経年劣化による部品交換など、メンテナンスに関するさらなる出費に備えておく必要があるでしょう。

ローン返済額の相場

月々のお支払い金額はいくらですか

続いて、一般的なカーローンの返済額を見ていきましょう。カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」が行ったカーローンに関する独自調査*では、全体の半数以上にあたる55.2%の方が、月々のローン返済額が2万円台または3万円台と回答しています。
この結果から、カーローンを組んでいる方の多くが、月々2万円以上の返済を行いながら、別途、維持費も負担していることがわかります。

借金がある場合はカーローンの返済にあてられる金額が少なくなりやすいため、このようなデータを参考にしながら、乗りたい車の維持費や家計、現在の借金の状況に併せて、カーローンの返済額を考えていきましょう。


借金があるなどローン審査に不利な点がいくつもあると、新車購入のためにカーローンを組むのは難しいでしょう。中古車を購入するのであれば借入額を抑えられますが、購入後にメンテナンス費用がかさむ可能性が高くなってしまいます。


ここまで見てきたように、借金がある方がカーローンを組むには対策や家計の把握が必要となります。できることならローンを組まずに車を手に入れたいものです。

ここからは、初期費用がなくカーローン審査に落ちても新車に乗れた方が続出しているサービスについて見ていきましょう。

*定額カルモくんが、2021年8月18日~8月31日にローンを組んで車の支払いをしている全国の男女378人を対象に行ったインターネット調査

ローン審査に落ちても新車に乗っている方が続出!

ローン審査に落ちても新車に乗っている方が続出!

カーローン審査の対策をしても、借金があるとやはり審査に落ちるのではないかと心配になる方もいるでしょう。しかし、カーリースの定額カルモくんの利用者の中には、ローン審査に落ちたことがあっても新車でカーライフを送っている方が多くいます。購入するのではなく、カーリースを利用することで車がある生活を楽しんでいるのです。

実際にカーローンの審査で落ちてしまった経験がある定額カルモくんの利用者の声をご紹介しましょう。

携帯料金の払い忘れでローン審査に落ちてしまった(Kさん・40代)

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「元々車を購入するつもりでローンに申し込んだのですが、審査に通らなかったんです。過去に携帯電話料金の払い忘れがあったことが影響したのかもしれません。定額カルモくんなら審査に通るかもしれないと聞いてすぐに申し込んだら、無事審査に通って、欲しかった新車のムーヴに乗れました」

何回かローン審査に落ちたけどダメ元で審査してみたら通った(Kさん・60代)

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「車の楽しみと維持費の安さを両立した一番良い車に乗りたかった。ただ、車のローン審査を何回か試したけど通らなかったんです。でも定額カルモくんに相談したら、一応受けてみましょうと言われてダメ元で審査を受けてみたら通ったので、びっくりしました。おかげさまで、相棒と呼べるS660の新車に乗れています」

ローン審査に不安があったけど無理なく車に乗れてうれしい(Iさん・30代)

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「大学生の時にクレジットカードの支払いが遅れたことが影響しているのか、過去にカーローンの審査に落ちたことがあるんです。だから簡単には審査に通らないかなと思っていたんですが、試しに定額カルモくんの審査を受けてみたら、通って。カーリースならずっと同じ金額を払えばいいだけだから、無理なく新車に乗れています」



カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」には、審査に通るかどうかを手軽に確かめられる「お試し審査」があります。借金があって審査に通るかわからない方や、今すぐ定額カルモくんの申込みへと進みたい方は、下のボタンから「お試し審査」がおすすめです。

※審査したからといって自動的に契約になるわけではなく、審査後もキャンセルできるのでご安心ください。


車種やプランは後から選べる_お試し審査をしてみる

カーローン審査に落ちた方でも審査に通りやすい理由

カーローン審査に落ちた方でも審査に通りやすい理由

ローン審査に落ちたことがあってもカーリースの審査に通ったという方がいるのはなぜでしょうか。それには、カーリースならではのしくみが関係しています。

カーリースがカーローンよりも審査に通りやすいといわれる理由を、具体的に見ていきましょう。

審査対象となる金額を抑えやすい

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カーローンを使って車を購入する場合は、車の値段である車両本体価格全額に対して返済能力があるかどうかが審査の判断材料となります。一方カーリースは、リース会社が所有する車を長期的に借りるというかたちなので、月々の料金が支払えるかどうかが審査されます。

カーリースでは月額料金を算出するにあたり、あらかじめ契約満了時の想定買取り価格である残価を車両本体価格から差し引きます。残価を差し引くことでカーローンに比べて審査対象となる金額を抑えやすい分、審査に通る可能性が高くなります。

所有権がリース会社にある

カーリースでは、契約者専用の新車をリース会社が購入して貸し出すしくみとなっています。
銀行のカーローンで車を購入した場合、車の所有権は購入者にありますが、カーリースでは車の名義がリース会社になることも、カーリースの審査が比較的通りやすい理由といえるでしょう。カーリースの利用者は、リース会社の車を借りて乗る「使用者」になります。

なお、カーリースの中には、契約満了時に乗っていた車がそのままもらえるオプションを用意している会社もあります。そうしたオプションを利用すれば、契約満了を迎えても車を手放す必要がなく、もらう際に所有者名義も自身に変更できます。

予算に合わせたプランがある

リース会社や選ぶ車種、プランなどによっては、月額10,000円台などカーローンの月々の返済額より安く新車に乗れます。そのため、借金があったり年収が少なかったりしても審査に通る可能性があり、カーライフを始めやすいでしょう。

なお、カーリースでは契約期間が長くなるほど月額料金を抑えられる傾向があります。定額カルモくんのように最長11年まで契約できるカーリースであれば、予算に合わせて月額料金を調整しやすいというメリットもあります。

ローン審査に落ちた経験がある方にもおすすめのサービスは?

セールススタッフ

借金があってローン審査が不安だけど、どうしても車が必要という方には、業界最安水準の定額カルモくんがおすすめです。定額カルモくんなら月々10,000円台から新車に乗れるため、借金があって車にかけられる予算が少ないといった場合でも、利用しやすいのではないでしょうか。

ここでは、定額カルモくんの魅力について詳しくご紹介します。

国産メーカー全車種・全グレードを取り扱っている

定額カルモくんでは、国産メーカーの全車種・全グレードを取り扱っています。

借金があって予算が限られていることから、新車をあきらめて中古車の購入を検討した場合、中古車市場で希望する車種やグレード、色などすべての条件を満たした車を見つけるのは難しいでしょう。
しかし、定額カルモくんなら新車を購入するのと同等の豊富な選択肢が用意されているため、借金があって予算が限られる場合でも、車選びに妥協することなくカーライフが始められます。

月々500円のオプションで将来的に車がもらえる

カーリースでは、契約期間が満了した際、乗っていた車をリース会社に返却するのが一般的です。しかし定額カルモくんには、7年以上の契約で契約満了時に車をもらえるオプションプランが用意されています。

この「もらえるオプション」には月々500円で加入できるため、家計への負担を抑えながら将来的にマイカーを手に入れることができます。

お試し審査を受けられる

カーリースの審査がローン審査より通りやすいとしても、借金があるとやはり不利なのではと考える方も多いでしょう。しかし、定額カルモくんには審査に不安がある方でも気軽に受けられる「お試し審査」があり、所要時間5分ほどで簡単に審査申込みができます。

審査後のキャンセルはもちろん、車種の変更もできるので、まずはカーリースが利用できるかどうか確かめてみてはいかがでしょうか。


車種やプランは後から選べる_お試し審査をしてみる

借金があっても無理なく車を持てる方法を見つけよう

借金があっても無理なく車を持てる方法を見つけよう

借金があっても車を買えますが、状況によってはローンが組めず、現金一括払いとなってしまうこともあります。また、対策をしてカーローンが組めたとしても、借金の返済にローン返済や維持費も加わって、支払いに困窮する可能性も考えられます。

借金があっても無理なく車を持つなら、月々定額の料金で新車に乗れて、カーローンよりも審査に通る可能性があるカーリースを検討してみるのもひとつの方法です。
中でも定額カルモくんなら、借金があって車を持つことをあきらめていた方でも、自分に合った料金やプランで新車に乗れる可能性があります。まずは自身にとって可能な返済額や家計の状況を把握するとともに、購入以外の車の持ち方についても検討してみましょう。



サービスガイド

カーローンで車を購入した場合との費用比較や、大手カーリース他社とのサービス・料金の比較、素朴な疑問への回答など、詳しくご紹介しています。


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※この記事は2022年9月時点の情報で制作しています

よくある質問

Q1借金があっても車に乗れる?

A:カーローンで車を購入するには審査を受けなくてはいけません。しかし、借金などの債務状況は審査に影響するため、場合によっては審査に通るのは難しいでしょう。ただし、ローン審査に落ちてしまっても、新車でカーライフを送れている方も多くいるので、自分に合った方法を見つけることが大切です。

Q2カーローン審査の条件は?

A:審査条件はローン会社によって異なりますが、年収や勤続年数、債務状況、信用情報などを審査の判断材料としている場合が多いようです。なお、借金があっても連帯保証人を立てるなどの対策をすることで、審査に通りやすくなることもあります。

この記事の執筆者・監修者


伊藤 真二
監修者、編集者、ライター

伊藤 真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。

ローンに落ちた方も_車の新しい持ち方をみる

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