中古車リースの契約期間、予算や用途からベストな期間を決める方法を解説

更新日:2024.12.10
中古車リースの期間について

中古車リースでは、契約期間が長いほど月々支払う定額料金が安くなります。ただし、値段だけで期間を決めてしまうと、のちに「もっとしっかり決めておけばよかった」「失敗した」という結果にもなりかねませんそこで、予算や用途、ライフプランなどを基に中古車リースのベストな契約期間を決める方法や注意点について詳しく見ていきましょう。

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中古車リースのベストな契約期間の選び方

中古車リースのベストな契約期間の選び方

中古車リースでは契約の際にリース期間を決めなければいけません。ただ、中古車リースのベストな契約期間はどのようなことを重視すればよいのでしょうか? ここでは、中古車リースの期間を決める際のポイントをご紹介します。

期間を決めるポイント「月額料金」

カーリースの月額料金は総額を契約月数で割って算出するため、契約期間が長いほど月々の料金が安くなります。そのため、中古車リースで月額料金を抑えたいなら8年や10年といった長期で契約できる中古車リースがおすすめです。
もし家計から回せる月々の予算が決まっているなら、中古車リースのサイトでシミュレーションをすると最適な期間がわかるようになっていますので、試してみるといいでしょう。

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期間を決めるポイント「車が必要な期間」

車が本当に必要な期間はどのくらいなのか、その目線でリース契約期間を決めるのもひとつの手段です。リースであれば短期間の通勤・通学など、車が必要な期間だけ利用して、車を手放せます。

中古車リースの中には、月単位や年単位で契約できるところもあります。また、短期契約に特化しているリース会社もあり、多種多様です。それだけ中古車リースはそれぞれが独自のしくみでリースを行っているのです。

期間を決めるポイント「乗換えのタイミング」

人生は先が見えません。家族が増える、転勤が決まるなど、突然訪れるライフプランの変化によって必要な車のタイプや予算が変わる可能性があります。
もし近々に変化がありそうだとわかっていれば、転機を目安に車を乗り換えられるように契約しておくのも賢い利用の仕方です。
その場合、ライフプランに合った細かい契約年数を用意している中古車リースが安心でしょう。

中古車リースの契約期間はどれくらい?

中古車リースの契約期間はどれくらい?

実際に中古車リースの契約期間はどれくらいの種類があるのでしょうか。実は契約できる期間はリース会社によって異なります。大きく分けると数ヵ月単位からの契約ができる短期リースと、基本は年単位で数年間利用できる長期リースがあります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

短期リースの契約期間の特徴

短期リースのリース期間は1ヵ月や半年から利用が可能です。長期出張や、家族が病気・ケガなどで一時的に送り迎えが必要になったときなど、限られた期間だけ車が必要な場合に利用すると便利なのがこの短期リースです。

●メリット
・レンタカーとは違い、独占できるので借りられないということがない
・ライフプランの一時的な変化にも対応できる
・新車や中古車を購入するより安く、新しい技術を搭載した車に乗り換えたいときにも便利

●デメリット
・総額を分割できる月数が少ないため月額料金が一般的な中古車リースより割高
・リース費用は車検や初期費用、諸費用コミの料金だが、無理なく払える金額かの検討が必要
・リース会社によっては契約時に保証金が必要な場合もある

長期リースの契約期間の特徴

中古車リースの大半を占めるのが数年間の長期的な利用が可能な長期リースです。
契約年数は3年や5年など決められた期間から選ぶリース会社と、1年単位で自由に決められるリース会社があります

●メリット
・中古車カーリースは契約期間が長くなるほど月額が安くなる
・車検やメンテナンスもリース会社のサポートがあるので、中古車でも安心して乗ることができる
・購入したマイカーと同じように、いつでも自由に乗れる

●デメリット
・中途解約ができないので、契約期間中の急なライフプランの変化に対応しにくい
・希望する期間が選べないリース会社もある

契約期間の変更や解約はできる?

契約期間の変更や解約はできる?

中古車リースは契約時にリース期間を決めて月額を決定しています。
そのしくみ上、基本的に契約期間の変更や中途解約はできない決まりになっています。これは中古車だけでなく、カーリースの原則です。

途中で解約するとどうなる?

中途解約は原則禁止とわかっていても、解約をどうしてもしたい場合、違約金が発生するケースが大半です。同じように期間変更もできません。
違約金の金額などについてはリース会社によって異なりますが、本来の契約期間の残額を請求される場合もあります。

使用不可能になるほどの車の破損や利用者の身体の状況など、やむをえず解約を希望する場合は、まずはリース会社に相談してみましょう。

期間変更や中途解約のリスクを抑えるには?

こうした中途解約や期間変更を避けるには、絶対に車が必要と想定される最低期間で契約することが重要です。リース期間満了時にもう少し車が必要となった場合は、再リースで延長するか、ほかの車種で新規に契約する方法があります。

中古車リースは乗り始めに初期費用がかからないので、乗換えも気軽にできるのも特徴です。
もちろん、ライフプランを見越して車種を選択するのもポイントです。特に20代から30代は家族が増える可能性が高い時期です。逆に40代以上では家族がそれぞれの車を持ったり、子供が成人して独立したり、コンパクトな車で済むようになっていきます。

そうしたことも検討して、ライフプランを改めて考えて契約期間を決めることで、期間途中で車がいらなくなるリスクを低減できます

中途解約の心配なく長期間契約する方法

中途解約の心配なく長期間契約する方法

中古車リースで心配なことは、中古車なので契約期間中に故障が多くなってお金がかかるのではないかということです。しかし、今の中古車はよほど年式が古い車でない限り、そこまでひどい状態になることは少ないといえます。

ここでは中古車リースで長期契約する際のコツを紹介します。

サポートがしっかりしている中古車リースを選ぶ

中古車リースで取り扱っている中古車はワンオーナーで修理歴もない車がほとんどです。その上、リースに出す前にきちんと整備をしています。ですから、中古車リースの車は心地良く利用できる、安心な車といえます。

また、思わぬ故障には故障保証で費用を補えますし、問い合わせに対応するサポートデスクがあれば困ったときでも気軽に相談してトラブルを解決できます。
そうした体制が万全のリース会社を選ぶことで、快適に、安心して長期間乗り続けることが可能になります。


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*¹ 一部、保証がつかない車両もございます

メンテナンスプランを利用する

新車でも中古車でもオイル交換などのメンテナンスをしっかりして普段からきちんと手入れをすることで故障を防げます。
また、法定12ヵ月点検も義務付けられていますので、その際にきちんと車の部品消耗や故障、オイルなどが規定量を満たしているか、汚れていないか、またバッテリーは大丈夫かなどをチェックしましょう。

こうしたメンテナンスが定額になるプランを用意している中古車リース会社なら、費用の心配をせず、定期的にメンテナンスして車の状態を良好に保つことができます

高年式車両を取り扱っている中古車リースを選ぶ

中古車リースでは初回車検前という初度登録から3年以内の高年式車両を扱っているリース会社も少なくありません。しかも走行距離は10km以内という新車同然の高年式中古車が見つかることもあります。

中古車ならではの故障リスクをできるだけ避けたいのであれば、そのような新車に近い高年式中古車を長期で乗るといった方法も見えてきます。
高年式の中古車なら、長期契約であっても、安心して長い年数を乗り続けることができ、マイカー感覚をたっぷり楽しめるはずです。


中古車リースの契約期間を決める際の注意点

中古車リースの契約期間を決める際の注意点

中古車リースにおいて契約期間を決める際に注意しておきたいポイントがありますので、見ていきましょう。

契約期間を決める際の注意点「利用制限や契約方式も確認する」

中古車リースの中には走行距離制限や残価精算を設けているリース会社もあります。

・走行距離制限
走行距離制限は、車の残価を下げないために設けられており、もし、走行距離制限を超えてしまうと、超過分は契約満了時に精算することになります。

・残価精算
残価精算がある中古車リースでは、契約時に設定した残価が契約満了時の査定価格を下回ってしまった場合、差額を請求されることになります。

ほかにもリース期間中にボーナス払いを設定しているリース会社もあります。こうした余計な出費がない中古車リース会社を選ぶためにも、走行距離制限はあるかどうか、残価精算があるかどうか、期間を通して定額であるかどうかは確認しましょう。

契約期間を決める際の注意点「期間満了後の選択肢」

中古車リースは基本的に、期間満了時に車を返却して契約を終了します。しかし、再リースや乗換え、買取り、リース車をもらうなどの選択肢がある場合もあります。

契約時に計画していた状況が契約満了時に変わっても対応できるように、選択肢が豊富な中古車リースが安心です。特に車が気に入ってそのまま乗り続けたい場合には、車がもらえるプランがある中古車リースが最適です。

いずれマイカーにできると思うと、メンテナンスもしっかりできますし、より長く乗ろうと丁寧なドライブを心掛けるようになるでしょう。
そのためにも契約満了時の車はどうなるか、契約前にしっかり確認しておきましょう。

契約期間を決める際の注意点「月額料金以外の費用も踏まえて予算を立てる」

中古車リースは各種税金や自賠責保険料、手数料などが月額料金に含まれているので、まとまった出費の心配がなく利用できます。ただし、メンテナンスプランをつけていない場合や、対象となるメンテナンス項目が少ないプランの場合は、月額料金以外のコストが不定期に発生する可能性もあります。

そのような出費に対応できるよう、メンテナンス項目が充実していて、ゆとりのある予算で契約できる中古車リースを選びましょう。

定額カルモくん 中古車は3年から契約可能。充実のサポートで長期間でも安心!

カルモ中古車

定額カルモくん 中古車は3年から8年のあいだで、1年単位で契約期間を選ぶことができる中古車リースです。税金や保険料、初期登録費用もコミコミで、全車に車検2年*¹と故障保証1年*²付き。しかも頭金、ボーナス払いなしで人気の中古車に乗り始めることができます。

定額カルモくん 中古車について、詳しく見ていきましょう。

取扱台数約3,500だから、予算に合わせた車選びが可能

定額カルモくん 中古車は取扱台数約3,500の中古車リースです。選択できる国産中古車の選択肢は豊富。予算内での欲しい車も見つけやすいでしょう。意外な中古車との出会いもあるかもしれません。

リース期間ごとの月額料金も車種ページで簡単にシミュレーションできます。その月額料金が予算内になるように年数を変えてシミュレーションしてみましょう。車種や年式、走行距離などを見直して探してみると選択の幅も広がります。

メンテナンスプランで車をもらう選択もできる

定額カルモくん 中古車はリース契約を結んだ全車に車検2年*¹、故障保証1年*²付き、さらに365日24時間、故障受付にも対応するなど、中古車利用ならではのサポートが充実しています。

また、車検点検料や法定12ヵ月点検料、エンジンオイル交換などをカバーするメンテナンスプランを用意。プランの料金は月額に含めて定額にでき、負担を抑えて車のメンテナンスをまかなえます。長期契約でもしっかりと車のコンディションを保つことができ、故障などによる中途解約のリスクも減らせます。

さらに、メンテナンスプランに加入することで、契約満了時に車をもらう選択も可能になります。コンディションを良好に保った乗り慣れた車を、マイカーとして迎えることが可能です。

走行距離制限も残価精算もなし

中古車リースでは多くの場合、走行距離制限が設けられています。これは契約満了時の車の価値を下げないために仕方のないルールではありますが、定額カルモくん 中古車では全車で走行距離制限を設けていません。長距離移動が多い方や遠出のドライブが趣味の方も、距離を気にせず運転を楽しむことができるでしょう。
そして、定額カルモくん 中古車は、リース契約満了時の残価精算のない契約方式なので、最後に思わぬ出費が発生する心配もありません

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*² 一部、保証がつかない車両もございます

中古車リースは制限の少ないところで適切な契約期間で利用しよう

中古車リースは走行距離制限やボーナス払いがなく、返却時の残価精算がないリース会社を選んで利用しましょう。1年以内の短期利用なら専門のリース会社で。3年以上利用するのであればほとんどのリース会社が対応しています。

カーリースは長期契約になるほど月額料金は安く抑えることができますが、中古車リースの場合は年式や走行距離など、それぞれの車の状態を確認して適切な契約期間を選択しましょう。中古車リースの中には、新車同然の高年式の中古車を扱っているところもあるので、そのような状態の良い車を選択すれば長期間の契約でも安心でしょう。

また、「定額カルモくん 中古車」のようにサポート体制が整った中古車リースを利用すれば、契約期間中、安心のカーライフを送れるでしょう。


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よくある質問

Q1中古車リースのベストな契約期間を決めるポイントは?

A:自身のライフプランに合わせて決めるようにしましょう。また、中古車リースでは車ごとに年式や走行距離に違いがあり、状態も異なるため、長期契約の際には特に車の状態を確かめてから決めましょう。また、メンテナンスプランなどがしっかりしているリース会社なら短期、長期にかかわらず安心といえます。

Q2中古車リースはどれくらいの期間借りられるの?

A:短期の中古車リースでは1ヵ月から1年となりますが、長期に対応した中古車リースでは3年以上から10年前後までが目安です。リースでは長期間になるほど月額料金が安くなります。リース会社によっては細かい年数が選べない場合もあります。

Q3契約期間の途中で期間の変更や中途解約はできる?

A:中古車リースでは契約時に契約年数を決めて月額料金を計算するので、中途解約や期間変更はできません。中途解約したい場合は違約金や、残りの契約期間分の残金を支払うことになるなどのペナルティが生じますので、契約期間はよく考えて決めるようにしましょう。

この記事の執筆者・監修者


若林 由晃
クルマ専門家

若林 由晃

代々継がれる創業70年の車販・整備工場を営む家に生まれ、エンジンオイルとガソリンの香りにまみれながら育つ。小学校から車販の接客、中学校には整備の手伝いを行う根っからのカーガイ。自動車整備専門学校では上位の成績で卒業。整備士国家資格は満点合格(専門学校の先生が採点)。 その後、大手自動車メーカー系列のディーラーで整備と中古車販売を経験。IT×車という販売方法に興味を持ち、個人向けカーリースのセールスに転身。中古カーリース事業、全国の加盟店販売事業、自動車販売事業に参画している。 メディア出演・寄稿歴:テレビ東京「ワールド・ビジネス サテライト」、日本テレビ「news every.」「DayDay.」、ラジオ関西「Clip」、徳間書店「GoodsPress(グッズプレス)」、朝日デジタルラボ「Moovoo」ほか

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