専門家おすすめの「安い車」はコレ!新車&中古車のおすすめ車種や選び方を解説

更新日:2024.05.13
専門家がおすすめする安い車を紹介する記事であることを示したイラスト

新車や中古車を購入する際に、まずは目安となる予算を決める人が大半でしょう。特に中古車は多くの人が少しでも安く、良い車を手に入れたいと思うもの。しかし、単純に安い車にこだわりすぎると結果として失敗につながることも多々あります。車選びは予算とともに装備や車種などで妥協できるポイントの設定が成功の近道です。そんな安い車の選び方、おすすめ車種を専門家に聞いてみました。

なお、車を購入する際には、税金、自賠責保険料、販売店手数料といった諸費用が発生します。この記事では、車両本体価格80万円前後、つまり諸費用を足しても予算100万円で狙える中古車をチョイスしています。

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【この記事のポイント】
✔予算100万円ならば、諸費用を考慮して車両本体価格の目安は80万円
✔予算100万円でも車種は選び放題だが、安全性や燃費などのこだわりポイントを重視して選ぶと迷わない
✔中古車で買っていい安い車は「人気のない車」。履歴のわからない中古車には手を出すべきではない

【現行型の中古車編】専門家がおすすめする 予算100万円以下の安い車

スズキ「アルト」が2023年11月の一部改良で価格改定を行ったことで、新車で100万円以下のプライスを付けているのはダイハツ「ミライース」のみとなってしまいました。

しかし中古車ならば、大手中古車検索サイトで調べると車両本体価格が100万円以下の中古車が約18万5000台もヒットします。この中には、年式の進んだ高級車から年式の新しい軽自動車まで様々です。

新車時価格が高く手が届かなかった車をリーズナブルな価格で手に入れるのが中古車購入の醍醐味ですが、専門知識がないとリスクを伴います。そんな中でも比較的安心して選べる、現行モデルで運転支援機能も装着しているおすすめの車をまずは紹介します。

おすすめ1位 スズキ「ハスラー」(2代目)

100万円以下で購入できる現行型の中古車で、おすすめ第1位はスズキ「ハスラー」です。2代目となる現行型ハスラーは2020年1月から販売開始されたクロスオーバーSUVの軽自動車です。旧型スペーシアをベースに、バックドア、センターピラー、サイドドア、それぞれで「環状骨格構造」を形成することで、ボディ全体で剛性を高めています。さらにボディのスポット溶接部に「構造用接着剤」をスズキで初採用し、部品間のわずかな隙間を埋めることで接合を強化。その結果、ボディ全体の剛性を向上させ、優れた操縦安定性と乗り心地を誇ります。

搭載するエンジンは先代と同じ自然吸気、ターボというラインナップですが、自然吸気エンジンは新開発のR06D型に変更。さらに全車にマイルドハイブリッドを搭載することで、低速域から中高速域までの実用的な速度域で優れた燃費性能と軽快な走りを実現しています。

運転支援システムは、夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、機能を拡充。ターボ車には、高速道路でのドライバーの負担を軽減する、全車速での追従機能を備えたアダプティブクルーズコントロール、そして車線逸脱抑制機能を標準装備するなど、全方位で軽自動車の中でトップレベルの実力であることを評価しました。

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おすすめ2位 日産「デイズ」(2代目)

100万円以下で購入できる現行型の中古車でおすすめ第2位は日産「デイズ」です。2019年3月にフルモデルチェンジを行い、軽ハイトワゴンのデイズは2代目へと進化しました。現行モデルは旧型と異なり三菱ではなく日産が企画、開発を主導。まさにゼロから作り直し、新世代の軽自動車に仕上げているのが特徴です。

デイズはロングドライブも気兼ねなくできるように、車の骨格にあたるプラットフォーム、そしてエンジンやトランスミッションといったパワートレインを一新。広くなった室内空間のリアシートの膝のスペースは710mmという長さを確保。ラゲージスペースはリアシートを1番後ろまで下げた状態でも385mmの荷室長を確保し、実用性の高さを誇ります。

また、デイズは安全性能も軽自動車トップレベル。日産ご自慢の運転支援システム「プロパイロット」をはじめ、衝突回避および被害軽減を行う「インテリジェントブレーキ」、走行車線の逸脱を警報で注意喚起そして車線内にとどめようとする「インテリジェントLI&LDW」、そしてアクセルとブレーキの踏み間違いによる前方・後方への急発進を抑制する「踏み間違い衝突防止アシスト」などを装備しています。

さらに、デイズには軽自動車初の「SOSコール」を搭載。このシステムは交通事故や急病などの緊急時や事故の危険があるときに、専門のオペレーターへのデータ通信と音声通話を行うことができる機能を搭載。上級モデルに引けを取らない装備の充実度を評価して2位としました。

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おすすめ3位 スズキ「アルト」(9代目)

100万円以下で購入できる現行型の中古車でおすすめ第3位は、軽自動車のベーシックモデルであるスズキ「アルト」です。9代目となる現行型スズキアルトは2021年12月に登場。「気軽に乗れる、スゴく使える、安心・安全な軽セダン」をコンセプトに開発されました。

外観デザインは、先代モデルに比べて、運転席前のAピラーを立てて、ルーフラインを真っ直ぐ伸ばし、リアハッチの傾斜も緩めました。この結果、全高は1,525mmと先代モデルから50mm高くなり、室内の頭上空間に余裕が生まれています。さらにAピラーを立てたり、リアハッチの傾斜を緩めたりすることでガラス面積が拡大し、優れた視界を確保したことで、運転しやすさを実現しました。

走行性能では、ボディの骨格にあたるプラットフォームに、軽量・高剛性の「ハーテクト」を採用。さらに、バックドア、センターピラー、サイドドアをそれぞれ環状構造を形成することで、ボディ全体の剛性を向上させる「環状骨格構造」も取り入れています。サスペンションも優れた操縦性、乗り心地を発揮する専用チューンを施すことで乗り心地の良さが向上しています。

アルトは全グレードCVT車でエントリーグレードのAとLは直列3気筒エンジンを搭載。ハイブリッドSとハイブリッドXは直列3気筒エンジン+マイルドハイブリッドを採用しています。燃費性能はWLTCモードで23.5~27.7km/Lを実現するなどスキのなさを評価しました。

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【安全装備の良いミニバン中古車編】専門家がおすすめする 予算100万円以下の安い車

大切な家族や仲間を乗せる機会の多いミニバン。だからこそ予算100万円でも安全装備にはこだわりたいものです。ここでは、流通している100万円以下で購入できるミニバンからおすすめの3台をピックアップしました。

おすすめ1位 日産「セレナ」(5代目)

おすすめ1位 日産「セレナ」(5代目) について解説する項目の見出し画像

100万円以下で買える安全装備の充実したミニバンの中でおすすめ第1位は、5代目の日産「セレナ」です。2016年8月に登場した5代目セレナの注目は運転支援システムです。オプション設定ですが、5代目セレナには高速道路同一車線自動運転技術の「プロパイロット」を搭載。簡単なボタン操作で、高速道路などでの追従走行と車線の中央をキープする半自動運転を味わうことができ、同世代のライバル車を大きくリードしました。

2019年のマイナーチェンジで、安全装備をさらに向上させます。対向車がいる状態でもハイビームでの走行が可能な「アダプティブLEDヘッドライトシステム」をはじめ、インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)、BSW(後側方車両検知情報)、RCAT(後退時車両検知警報)、従来はオプション設定だった踏み間違い衝突防止アシストなどが全車標準装備されました。自車の全方位を監視し、迫った危険を未然に防ぐようになったことを高く評価して第1位です。

おすすめ2位 ホンダ「フリード」(2代目)

おすすめ2位 ホンダ「フリード」(2代目) について解説する項目の見出し画像

2024年6月に3代目モデルが発表・発売となるホンダ「フリード」。その前のモデルである2016年9月に登場した2代目「フリード」が、100万円以下で買える安全装備の充実したミニバンの中でおすすめ第2位です。日本の道路事情にマッチした5ナンバーサイズのボディに搭載されるパワートレインは、先代「フィット」譲りの1.5L直4ガソリンエンジン+CVTと、1.5Lエンジン&1モーター+7速DCTというハイブリッドシステムの2種類を用意。駆動方式はガソリン車に加えて、ハイブリッド車にも4WD車を設定しています。

安全装備では、衝突被害軽減ブレーキシステムや高速道路での追従走行が可能なアダプティブクルーズコントロールなどの機能がパッケージ化されたホンダの先進安全運転支援システムの「ホンダセンシング」を一部グレードに標準装備していました。2019年10月のマイナーチェンジでは、ホンダセンシングを全タイプに標準装備とすると同時に、後方誤発進抑制機能を追加。また、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は、加減速時によりスムーズなフィーリングとなるよう熟成させています。100万円以下で購入できる新しめのモデルということを評価して第2位としました。

おすすめ3位 ホンダ「オデッセイ」(5代目)

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100万円以下で買える安全装備の充実したミニバンの中で、おすすめ第3位は5代目ホンダ「オデッセイ」です。2013年10月に登場した5代目オデッセイは、シリーズ初となるリアスライドドアを採用。さらに、天井高を上げるだけでなく、床面高を下げる「超低床プラットフォーム」を採用することで、従来モデルをはるかにしのぐ広い室内空間を確保しつつ、歴代オデッセイで定評のあった爽快で安定した走行性能も受け継いでいます。

デビュー当初から「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」、前走車への追突や誤発進の未然防止をサポートする「シティブレーキアクティブシステム」などを採用していましたが、2015年に行った一部改良で、オデッセイも先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を搭載。衝突軽減ブレーキ(CMBS)をはじめ7つの運転支援機能をパッケージ化して採用しています。2017年11月には内外装の変更と同時に、機能性が向上した安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車に標準装備しています。

5代目オデッセイは一度生産を終了しましたが、2023年から再発売され、現行モデルというもの注目のポイントです。100万円以下でも広く豪華な室内空間と高い安全性を手に入れられることで、第3位としました。

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【好燃費のSUV中古車編】専門家がおすすめする 予算100万円以下の安い車

人気カテゴリーだけに国産車の中でもガソリン車、ディーゼル車、ハイブリッド車、そしてBEV(電気自動車)と多彩なパワートレインを搭載しているのがSUVです。予算100万円の中古車でもBEVを除いたパワートレイン搭載車が狙えます。ここでは遠出に嬉しい燃費性能の優れたSUVの中からおすすめの3台を紹介します。

おすすめ1位 ホンダ「ヴェゼル」(初代)

おすすめ1位 ホンダ「ヴェゼル」(初代) について解説する項目の見出し画像

100万円以下買える優れた燃費性能のSUV第1位は初代ホンダ「ヴェゼル」です。2013年12月に登場した初代ヴェゼルは、2014年~2016年の間、3年連続でSUV販売台数No.1に輝いたヒットモデル。SUVの力強さ、クーペの艶やかさ、そしてミニバンの使いやすさをコンパクトなボディに凝縮しています。フィット譲りの「センタータンクレイアウト」の採用により広いキャビンスペースとラゲッジスペースを両立しているのが特徴です。

搭載するパワートレインは1.5L直4ガソリンエンジン+CVTに加えて、1.5Lガソリンエンジン+1モーター+7速DCTを組み合わせた「スポーツハイブリッドi-DCD」。モデル末期の2019年1月には最高出力172psを発生する1.5L直列4気筒ガソリンターボエンジンを追加しました。優れた燃費性能を発揮するのはハイブリッド車。WLTCモードで2WD車は21.0km/L、4WD車は19.6km/Lを実現しています。ハイブリッド車でも2WD、4WDの駆動方式が選べること。そしてガソリンエンジンの2WD車も18.4km/Lとどちらのパワートレインも優れた燃費性能を発揮していることで、初代ヴェゼルを第1位としました。

おすすめ2位 トヨタ「ライズ」(初代・現行型)

おすすめ2位 トヨタ「ライズ」(初代・現行型) について解説する項目の見出し画像

100万円以下買える優れた燃費性能のSUV第2位はトヨタ「ライズ」です。5ナンバーサイズのコンパクトSUVのライズはダイハツロッキーのOEM供給車として2019年11月に登場。ロッキーはダイハツの新世代車づくりである「DNGA」を採用した第二弾モデルです。ライズはDNGAによるパッケージング技術を活かして、取り回しの良いコンパクトな5ナンバーサイズながら、大人5人が乗れる広い室内空間と5人乗車時369L+80Lの大容量アンダーラゲッジ(2WD車)という荷室空間を実現しています。

初代ライズに搭載されているパワートレインは、デビュー時は最高出力98ps、最大トルク140Nmを発生し、WLTCモード燃費で18.6km/Lを実現した1L直列3気筒ターボエンジン+CVTのみでした。2021年11月の一部改良でこの1Lターボエンジンは4WD車専用となり、新たに2WD車には新開発の最高出力87ps、最大トルク113Nm、WLTCモード燃費20.7km/Lを実現した1.2L直列3気筒DOHCエンジン+CVTを搭載、さらに1.2L直列3気筒エンジンを発電に使用し、モーターを駆動させて走行する「e-SMARTハイブリッド」も登場しました。このハイブリッド車の燃費性能はWLTCモードで28.0km/Lを実現しています。流通している100万円以下の中古車の多くは1Lターボ車ですが、それでも18.6km/Lと優れた燃費性能を発揮していますので、第2位としました。

おすすめ3位 スズキ「イグニス」(絶版)

おすすめ3位 スズキ「イグニス」(絶版) について解説する項目の見出し画像

2016年1月に登場したスズキ「イグニス」を100万円以下買える優れた燃費性能のSUV第2位としました。イグニスは全長3,700mm×全幅1,660mm×全高1,595mmという5ナンバーサイズボディを採用。最低地上高180mmを確保し高い悪路走破性を達成しています。

イグニスに搭載されているパワートレインは最高出力91ps、最大トルク118Nmを発生する1.2L直列4気筒ガソリンエンジンとISGと呼ばれるモーター機能付発電機+専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム。組み合わされるミッションはCVTで、駆動方式は2WD(FF)と4WDを全車で用意し、WLTCモード燃費で19.0~19.8km/Lという優れた燃費性能を発揮しています。

また4WD車には急な坂道を下るときに自動的に車速を約7kmに設定するヒルディセントコントロールや雪道などの発進で滑りにくくするグリップコントロールを装備しています。2023年4月末で新車の販売が終了してしまいましたが、中古車が大量に出回っているイグニスを第3位としました。

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【ハイブリッドのコンパクトカー中古車編】専門家がおすすめする 予算100万円以下の安い車

円安の影響によって燃料代が高止まりしています。車は必要だけどできるだけ燃料代を抑えたい!そんな人の希望を叶えてくれるのがハイブリッドコンパクトカーです。ここでは燃費性能の優れたハイブリッドコンパクトカーを3車種紹介します。

おすすめ1位 ホンダ「フィット」(4代目)

おすすめ について解説する項目の見出し画像位 ホンダ「フィット」(4代目)

100万円以下で買えるハイブリッドコンパクトカーのおすすめ第1位は3代目ホンダ「フィット」です。3代目フィットは2013年9月に登場。フィットの特徴である革新的パッケージングである「センタータンクレイアウト」をさらに進化させ、広い室内空間と多彩なシートアレンジが可能となりました。

搭載されているパワートレインは1.3L直列4気筒i-VTECガソリンエンジン、1.5L直列4気筒i-VTECガソリンエンジン、そしてi-DCDと呼ばれる1.5L直4ガソリンエンジン+1モーターのハイブリッドシステムの3種類。ハイブリッド車に組み合わされるトランスミッションは7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)で、燃費性能は当時のJC08モードで36.4km/Lを実現しています。2017年6月に大幅なマイナーチェンジを行い内外装の変更とともに、ホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング」を搭載。さらにパワートレインは特性を活かしたチューニングを行い、燃費性能と静粛性を向上させています。

3代目フィットは従来モデルと比べると人気が低迷したため、中古車相場が割安となっていますが実力は当時のコンパクトカーの中でもピカイチでした。そのコストパフォーマンスの高さを評価して第1位です。

おすすめ2位 トヨタ「アクア」(初代)

おすすめ2位 トヨタ「アクア」(初代) について解説する項目の見出し画像

100万円以下で買えるハイブリッドコンパクトカーのおすすめ第2位は、初代トヨタ「アクア」です。2011年12月に登場した初代アクアは、誰もが運転しやすい5ナンバーサイズのボディに、ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載したハイブリッド専用車です。

全長約4mというコンパクトなアクアですが、ホイールベースは2.55mmと長く、キャビンスペースは大人5人が余裕で乗れるスペースを確保。さらにハイブリッドシステム用のバッテリーを小型化し、リアシート下に配置することで、5人乗車時のトランク容量は305Lを実現するなど優れたパッケージングを誇ります。

搭載されているハイブリッドシステムは2代目プリウスの1.5Lガソリンエンジン+モーターというシステムを小型・軽量・高効率化したもので、当時のJC08モードで38.0km/L(Lグレード)という極めて優れた燃費性能を発揮。2015年11月には衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスC」を標準装備し、安全性を向上させています。さらに、クロスオーバーテイストを加えたモデルや走行性能を高めたモデルを設定するなど燃費性能だけではない魅力があるので第2位としました。

おすすめ3位 日産「ノート」(2代目)

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2012年9月に登場した2代目日産「ノート」が、100万円以下で買えるハイブリッドコンパクトカーのおすすめ第3位です。2代目ノートはデビュー当初、ガソリンエンジン車のみでしたが、2016年11月に行ったマイナーチェンジの時に、1.2Lエンジンで発電しその電力でモーターを駆動させ走行するシリーズハイブリッドシステムの「e-POWER」を搭載しました。

e-POWERの従来のガソリン車と異なる加速フィールや静粛性、そしてJC08モード燃費で37.2km/L(X)という優れた燃費性能で大ヒットし、2018年に2代目ノートは日産車として48年振りの暦年での新車販売台数NO.1に輝きました。e-POWER搭載車の駆動方式は、当初2WD(FF)だけでしたが、2018年7月には4WDを追加し、ラインナップを拡充させています。

また、ワークスブランドのオーテックが手掛ける「モード・プレミア」その進化版の「オーテック」、そしてスポーティブランドの「NISMO」を設定するなど、多用化するユーザーにニーズに応えています。電動車を身近な存在にしてくれたことを高く評価し第3位としました。

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【オシャレな輸入車中古車編】専門家がおすすめする予算100万円以下の安い車

新車時は予算が合わなくて手の届かない輸入車でも、中古車になればリーズナブルな価格で手に入るのが魅力です。ここでは国産車にはないオシャレな輸入車の中から100万円以下で購入できるおすすめの3台を紹介します。

おすすめ1位 MINI 「ミニ3ドア/5ドア」(3代目)

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100万円で買えるオシャレな輸入中古車の第1位は、3代目MINI「ミニ3ドア/5ドア」です。輸入車の新車販売台数で常時上位にランクインするほど圧倒的な人気を誇っているのがMINI。丸目のヘッドライト、ゴーカートのようなキビキビとしたフィーリングの走り、円形デザインを多用したインテリアに加えて、オンリーワンを作ることができるカスタムパーツの豊富さが人気の秘訣といえるでしょう。

BMWの傘下となり3世代目となるMINIはこれまで3ドアしか設定のなかったハッチバックモデルに、2014年10月、リアドアを追加した5ドアモデルを追加したことでファミリーカーとしても使えるようになりました。3代目MINIのボディサイズは3ドアが全長3,835mm(クーパーS/SDは3,860mm、ジョンクーパーワークスは3,875mm)×全幅1,725mm×全高1,430mm。そして5ドアは全長4,000mm(クーパーS/SDは4,015mm)×全幅1,725mm×全高1,445mmの3ナンバーサイズ。そして乗車定員は3ドアが4人乗り、5ドアが5人乗りと異なっています。

搭載するパワートレインはエントリーグレードとなるワンには1.2L直列3気筒ターボ+6速AT、クーパーは1.5L直列3気筒DOHCターボ+6速AT、最上級モデルのクーパーSには2L直列4気筒ターボ+6速ATといったガソリンエンジンに加えて、2種類のディーゼルターボエンジンが設定されています。クーパーDには1.5L直列3気筒ディーゼルターボ+6速AT、そしてクーパーSDには2L直列4気筒ディーゼルターボ+6ATでグレードによっては6MTを用意しています。2018年のマイナーチェンジでは内外装の変更とともに、エンジンやトランスミッションが変更され、6速ATが7速DCTや8速ATに換装されています。さらに前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)など最新の安全装備を採用。国産車にはない遊びゴコロ満点のMINIが第1位です。

おすすめ2位 ボルボ「V40」(2代目)

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100万円で買えるオシャレな輸入中古車の第2位が2代目ボルボ「V40」です。2013年に登場した2代目ボルボV40は、現在のボルボブームを確立したモデルで2020年に販売終了となっています。2代目ボルボV40のボディサイズは、全長4,370mm×全高1,785mm×全高が1,440mmで、都市部に多く存在する立体駐車場に対応した優れたパッケージングが魅力です。外観デザインはクーペのような流麗なスタイリングの中に、伝説的なモデルであるボルボ1800シリーズにインスパイアされたボディラインを取り入れていています。そして2代目ボルボV40の最大の魅力はインテリア。上級モデルと同様にスカンジナビアデザインを採用し、エントリーモデルとは思えないほど細部までこだわっています。

搭載されているパワートレインは、T4系には1.6L直列4気筒ターボ+6速AT、T5 系には2L直列5気筒ターボ+6速ATでしたが2015年以降は8速ATへと変更されます。そしてD4系は2L直列4気筒ディーゼルターボ+8速AT、T3系は1.5L直列4気筒ターボ+6速ATと多彩。駆動方式は2WD(FF)を中心に、クロスオーバーSUVのT5クロスカントリーは4WDとなります。

安全装備では事故を未然に回避・軽減する「シティセーフティ」をいち早く採用し、2015年式以降は、全10種類の安全装備・運転支援機能がパッケージ化した「IntelliSafe10」を装備していますので、この年式以降がおすすめです。優れたデザインと多彩なパワートレイン、充実した安全装備を評価して第2位としました。

おすすめ3位 ルノー「カングー」(2代目)

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2009年9月に日本市場に導入された2代目ルノーカングーが100万円で買えるオシャレな輸入中古車の第3位です。2代目カングーのコンセプトである「ルドパレス」とはラテン語で「遊び」を意味するLUDOSとフランス語の「空間」を意味するESPACEを組み合わせた造語。遊びの空間を意味し、広い室内空間をユーザーが好みに仕立てて楽しむという2代目カングーの魅力を端的に表しています。

欧州ではビジネスユースで使われることも多いカングーは両側リアスライドドアを採用し、使い勝手の良いフロントオーバーヘッドコンソールや3連式のオーバーヘッドコンソールなど多彩な収納が特徴です。さらにシートも様々なアレンジが可能で、2.5mの長尺物を積み込めるうえにラゲージスペースは660Lから助手席とリアシートを倒せば最大2,866Lまで拡大。外観デザインは2回マイナーチェンジを行い、3タイプ存在します。

搭載されているエンジンは1.6L直4DOHCに加えて、2014年5月に最高出力115psを発生する1.2L直列4気筒ターボエンジンを追加。トランスミッションも6速MTやツインクラッチシステムを採用したEDCと呼ばれる6速ATを用意するなど多彩です。かけそばのようなシンプルながら味わい深いのが2代目カングーの特徴で、どうオシャレに決めるかはユーザー次第という面白さで3位としました。

【新車編】専門家がおすすめする 車両価格の安い車ベスト5

安い車の代名詞だったスズキ「アルト」が一部改良で価格改定したことで、現在新車で100万円以下のプライスをつけているのは、ダイハツ「ミライース」とOEM供給しているトヨタピクシスエポック、スバルプレオプラスのみとなりました。

そこで、予算を150万円まで広げておすすめの5台をピックアップしました。軽自動車に加えて、コンパクトカーも圏内となりますが、リーズナブルな価格で買い!の5台の車は一体どんなラインナップになったのでしょうか。

おすすめ1位 スズキ「アルト」106.48万円~

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(CAP)写真は法人仕様のA。ホイールやヘッドライトなど色々と殺風景(?)

新車の車両価格の安い車でおすすめ第1位はスズキ「アルト」です。残念ながら2023年11月に実施した一部改良で100万円以下のグレードはなくなってしまいましたが、エントリーグレードのアルトA 2WDは、106万4800円と非常にリーズナブルです。しかし、このグレードはビジネスユースを主目的としていて装備が簡素なので、パーソナルユースとしては物足りないと言えるでしょう。

アルトでおすすめなのが、車両本体価格111万9800円~125万700円のLです。このグレードはA同様にマイルドハイブリッドこそ搭載していませんが、燃費性能はWLTCモードで23.5~25.2km/Lと優れた燃費性能を発揮。また、フルオートエアコンやスモークガラス、UVカット機能付きガラスなどの快適装備がパッケージ化されたアップグレードパッケージを設定しています。これを装着すれば、パーソナルユースでも高い満足を得られるでしょう。

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おすすめ2位 スズキ「ワゴンR」129.47万円~

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2017年2月に登場した6代目スズキ「ワゴンR」を新車の車両価格の安い車でおすすめ第2位としました。6代目ワゴンRは、3タイプの外観デザインを採用。軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム「ハーテクト」の採用に加えて、自然吸気エンジン、ターボエンジンともに発進時にモーターのみで走行可能なマイルドハイブリッドシステムを採用することで、軽ハイトワゴントップクラスの燃費性能を実現しています。

現在、6代目ワゴンRのエントリーグレードは、車両本体価格129万4700円のFX 2WDの5速MT車。CVT車は129万6900円です。エントリーグレードのFXでも運転支援機能は充実していますし、フルオートエアコンや電動格納式リモコンミラーといった快適装備も及第点となっています。ただ、全方位モニター付きディスプレイオーディオが装着できないので、この装備がほしい人は146万3000円のハイブリッドFX-Sを選ぶと良いでしょう。マイルドハイブリッドにより燃費性能と加速性能が向上するので、価格以上のバリューがあります

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おすすめ3位 ホンダ「N-WGN」131.78万円~

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新車の車両価格の安い車でおすすめ第3位は2019年7月に登場した2代目ホンダ「N-WGN」です。N-WGNはホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用。燃料タンクをフロントシート下に収めることで、広い室内空間と使い勝手のよい荷室を可能にしています。さらに運転席にはテレスコピック&チルトステアリング機構を採用し、さまざまな体格のドライバーが最適な運転姿勢を確保できるのが特徴です。

2代目N-WGNのセールスポイントはラゲッジスペースです。荷室開口部を下げたことで重い荷物や高さのある荷物を載せやすく、備え付けのボードを使えば上下2段に積み分けることもでき、シーンに合わせた荷室アレンジが可能です。

価格が最も安いのは、車両本体価格131万7800円のN-WGN G 2WD。このグレードでも、高速道路での追従走行が可能なアダプティブクルーズコントロールを含めた先進の運転支援システム「ホンダセンシング」が標準装備となっていますし、フルオートエアコン、UVカット機能付きフロントガラス、電動格納式リモコンドアミラー(カラード)を標準装備しており、満足できる内容です。

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おすすめ4位 スズキ「ワゴンRスマイル」135.19万円~

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高いデザイン性とスライドドアのユーティリティの高さを融合させた新しい軽ワゴンとして、2021年8月に登場したスズキ「ワゴンRスマイル」を新車の車両価格の安い車でおすすめ第4位としました。ワゴンRスマイルは歴代ワゴンRの特長である広い室内空間と高い機能性に、スライドドアの利便性と個性的なデザインを兼ね備えた新感覚のモデルです。

ワゴンRスマイルのエントリーグレードは車両本体価格135万1900円のG 2WD。このGグレードでも運転支援機能をはじめ、オートエアコンなどひととおりの装備は標準装備となっています。ただし、Gグレードを除く全モデルには、このエンジンに最高出力2.6ps、最大トルク40Nmを発生するモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用し燃費性能が向上します。

また、リアのパワースライドドアがほしい人はハイブリッドS以上のグレードを購入することとなります。価格差は約18万円ですが、それ以上に装備差が大きいため、ハイブリッドSのほうがコストパフォーマンスは高いといえるかもしれません。

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おすすめ5位 ダイハツ「タフト」135.3万円~

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新車の車両価格の安い車でおすすめ第5位は2020年6月に登場したダイハツ「タフト」です。タフトはダイハツの新世代の車づくり「DNGA」を採用した第3弾のモデルで、右肩上がりの人気を誇る軽SUV市場に投入されました。開放感一杯のスカイフィールトップやシートやラゲッジスペースに汚れに強い素材を採用しているのが特徴です。

タフトのエントリーグレードは、車両本体価格135万3000円の X 2WDです。エントリーグレードとはいえ、開放感を味わえるスカイフィールトップや運転支援機能のスマートアシスト、樹脂シートバック(後席)を標準装備しており、満足できる装備内容です。ただし、運転支援機能のオプション設定がかなり限定されるので、アダプティブクルーズコントロールを装着したいという人は上位グレードのGをおすすめします。フルLEDヘッドランプやプッシュボタンスタート、キーフリーシステムなど快適装備の充実度には驚かされます。

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買ってもいい「安い車」と買ってはいけない「安い車」

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自分の好みや使い方にマッチした車を購入すれば、購入後の満足度の高さにもつながります。しかし、価格が安い車というのはそれぞれ理由があります。車の性能に関係ないものもありますが、走りなどに直接影響を及ぼすモノもあります。

ここでは、価格の安い車で、買っても良いポイント、そして買ってはいけないポイントをそれぞれ紹介します。

買ってもいい「安い車」は「人気のない車」

買ってもいい「安い車」と聞いて、多くの人が知りたいのは中古車のことでしょう。中古車は一物一価、同じコンディションのものはほかにないからです。したがって同じ車種、同じ年式でも価格が違うというのは、ボディカラーや走行距離など、必ず価格差につながるポイントがあるのです。さらに新車にはなく中古車にだけ価格に影響するポイントがあります。それが「人気」です。中古車は需要と供給のバランスで価格が決まります。したがって性能は同じであっても人気があれば価格は高くなるし、なければ安くなります。まず、買ってもいい「安い車」として挙げたいポイントは、人気のない車です。性能にそれほど差がなく、デザインなどで人気がなく安いというのは買ってもいい最大のポイントです。ちなみに新車の場合も、人気が高い車は値引きが渋いので、人気薄の車を狙うのが良いでしょう。

車種にかかわらず、すべての中古車の「買っていい安い車」に共通しているポイントもあります。それはしっかりと履歴が書かれた整備記録簿がある車、ということです。これまで所有したオーナーが、しっかりとメンテナンスを行っていれば、走行距離が伸びていても安心して購入できます。この履歴のしっかりとした車ということも、買ってもいいポイントと言えるでしょう。

買ってはいけない「安い車」は「履歴がわからない車」

個人的に最も買ってはいけない「安い車」は履歴が分からない車です。先ほど書いた整備記録簿があれば、どれくらいの頻度でメンテナンスを行いパーツの交換をしたのか、どんなところが故障して修理したのかが、記載されています。これがないと、これまで所有したオーナーにどのような扱いがされてきたのかがわかりません。必要な消耗部品などが交換されているかもわかりません。

実際に筆者も50万円で整備記録簿が真っ白な中古車を購入しましたが、購入して2カ月後に30万円の修理が発生しました。履歴のわからない車を購入するというのはやはりリスクが高いのです。また、中古車の場合、価格が安いということは必ず理由があります。その理由を説明してくれない販売店では、いくら価格が安くても買わないほうが良いでしょう。

一方新車の場合は、価格の安さは、装備の簡素化につながっています。価格を重視するあまり、本来ほしかった装備を省いてしまったとなれば、本末転倒です。しっかりと装備表などを見て、自分のほしい装備が装着されているグレードかどうかを確認してから購入しましょう。


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「安い車」に関するよくある質問

「安い車」に関するよくある質問とその回答をまとめました。

一番安い車はいくらですか?

新車で最も安い車は、ダイハツ「ミライース」 B2WDの86万200円です。この車はトヨタとスバルにOEM供給され、トヨタ「ピクシスエポック」、スバル「プレオプラス」として販売されています。現在、新車で100万円以下のプライスが付いているのはこの車種だけになっています。

トヨタ車で一番安い車は?

トヨタ車の中で車両本体価格が安いのは、軽自動車のピクシスエポックです。エントリーグレードのB 2WDは86万200円です。コンパクトカーではヤリス1.0X 2WD車の150万1000円となっています。

軽自動車はいくらあれば買えますか?

新車で最も安いのが車両本体価格86万200円のダイハツ「ミライース」B 2WDです。しかし、実際はこの価格で手に入れることはできません。車を購入する際には、税金や自賠責保険料といった諸費用が発生します。これを含めると100万円を目安とすれば良いでしょう。

軽自動車はなぜ安いのですか?

国産の軽自動車は登録車と比べると安いかもしれませんが、輸入車のケータハムには約700万円の軽自動車が用意されています。こういった趣味性の高い車は例外ですが、軽自動車は多くのユーザーに提供できるようにメーカーが努力をしている結果です。

コンパクトカーはなぜ安いのですか?

世界的に競争が激しいコンパクトカーは薄利多売になりがちなことが大きな理由です。そのため使用している部品や素材などは高額車(もしくは上級グレード)と比べると、安いものを使っている傾向もあります。エンジンの排気量が小さいということも価格の安さに貢献していると言えるでしょう。


※この記事は2024年4月時点の情報で制作しています

この記事の執筆者・監修者


萩原文博
モータージャーナリスト

萩原文博

中古車雑誌編集部を経てフリーランスとして独立、現在はAJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員として多くのメディアで執筆中。日本で最も多くの広報車両を借り出している男として業界で有名だ。もともと走り屋だけに走行性能の評価は得意。それだけでなく長年の中古車相場の研究で培った、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

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