カーリースと購入を徹底比較!どっちがお得なのか詳しくシミュレーション

更新日:2024.02.09
カーリースと購入の費用比較

近年、新しい車の乗り方として注目を集めているのがカーリースです。これまで、マイカーはローンで購入するのが一般的でしたが、実際どちらがお得に車に乗れるのか気になるところです。そこで、初期費用や維持費などさまざまな観点から、それぞれの乗り方の費用シミュレーションを行い、カーリースと購入はどちらがお得なのかをご紹介します。


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【この記事のポイント】
✔️カーリースなら頭金や初期費用なしで新車に乗れる
✔️リース料金には各種税金などがコミコミなので購入より家計管理が簡単
✔️カーリースを利用するなら残価精算が不要なクローズドエンド契約がおすすめ


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購入とカーリースの費用のかかり方を比較

ローン_カーリース費用イメージ
ローン_カーリース費用イメージ

ローン購入とは、金融機関やディーラーなどのマイカーローンを利用して車を購入する方法です。一方、カーリースはリース会社に月額料金を支払って、長期的に車を利用する方法のことです。この2つは似ているようで費用のかかり方は大きく異なります。まずは、ローン購入とカーリースそれぞれに必要な費用のイメージを確認しましょう。


〈ローン購入とカーリースの費用を比較〉

費用 カーリース ローン購入
頭金 - 現金で支払う
(有無を選べる)
初期費用 - 現金で支払う
月額 リース料金 ローン返済
維持費
(各種税金・自賠責保険料など)
その都度
現金で支払う
車検・メンテナンス 定額化できる その都度
支払う
その他
(燃料費・駐車場代など)
その都度支払う

ローン購入:その都度負担

ローン購入では、おもに車両本体価格をローンで支払い、そのほかはその都度自己負担となります。

なお、マイカーローンの資金使途は車の購入資金や諸費用などに限られていることが多いため、各種税金や自賠責保険料、車検費用、メンテナンス費用などは利用者がその都度負担する必要があります。また、税金や保険料などの法定費用は、現金で支払わなくてはいけません。さらに、これらの費用は発生するタイミングがそれぞれ違うため、車にかかる費用は一定ではありません。

ほかにも、ローン購入の場合には、返済期間に合わせた利息もかかります。そのため、月々の返済額を抑えるために長期で契約すると、利息の総支払額も増えることになります。

カーリース:ずっと定額

カーリースでは、リース会社に対して毎月決まった月額料金を支払います

カーリースの月額料金には、各種税金や自賠責保険料、各種手数料などが含まれているのが一般的です。また、リース会社によっては、車検費用やメンテナンス費用が含まれていたり、オプションでメンテナンスプランを用意していたりすることもあります。そのため、車の費用を一本化でき、車にかかる月々の費用が一定になるのがカーリースの特徴といえます。

このように、ローン購入とカーリースはそれぞれ特徴が異なります。しかし、どちらの方法も利用には審査があります。まずは審査に通るかどうか、業界最安水準のカーリースの「お試し審査」で確認してみてはいかがでしょうか


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購入とカーリースの初期費用を比較

購入とカーリースの初期費用を比較

車をローン購入する場合、車の頭金のほかに、自動車税(種別割)や自動車重量税、環境性能割といった各種税金や自賠責保険料、印紙代、リサイクル料金などを支払う必要があります。しかし、カーリースではこれらの費用が月額料金に含まれているため、初期費用はかかりません。

ここでは、ローン購入とカーリースの初期費用を詳しく比較してみましょう。


〈車の初期費用〉

費用の種類 カーリース 購入
1. 車両本体価格 月額料金にコミコミ
にできる
ローン返済
2. 各種税金
自動車税(種別割)
軽自動車税(種別割)
自動車重量税
環境性能割
購入時に払う
(現金の場合が多い)
3. 印紙代
4. 自賠責保険料
5. リサイクル料金
6. 登録代行手数料
7. 車庫証明代行手数料
8. 納車費用
9. ナンバープレート取得費用
10. その他の費用 自動車保険は自己負担


ローン購入では、車両本体価格をはじめ各種税金、自賠責保険料、リサイクル料金、登録諸費用などが初期費用としてかかります。また、ディーラーや販売店に各種登録の代行をしてもらう場合には、それぞれの代行手数料が必要になります。なお、メーカーによっては代行手数料をまとめて、OSS申請代行費用、手続代行費用、登録諸費用などと表示している場合もあります。

一方、カーリースでは車両本体価格を含めて、車の取得にかかる費用はすべて月額料金にコミコミとなっています。このように初期費用がかからないため、貯金がなくてもカーライフが始められます。ただし、離島などへの納車は別途陸送費用がかかることがあります。

ここからは、それぞれの費用について詳しくご紹介します。

〈車の初期費用〉
1. 車両本体価格
2. 各種税金
3. 印紙代
4. 自賠責保険料
5. リサイクル料金
6. 登録代行手数料
7. 車庫証明代行手数料
8. 納車費用
9. ナンバープレート取得費用
10. その他の費用

1. 車両本体価格

車両本体価格とは、車両そのものの価格のことです。総務省統計局が発表した2020年の小売物価統計調査によると、車1台あたりの平均価格は軽自動車が152万8,720円、小型乗用車が205万6,613円、普通自動車が306万108円となっています。

一括購入の場合はこれらの全額を支払う必要があり、ローン購入の場合は頭金として車両本体価格の20~30%程度を用意することもあります

2. 各種税金

車を購入するにあたり、自動車税(種別割)や軽自動車税(種別割)、自動車重量税、環境性能割といった各種税金を支払う必要があります。これらは法定費用の一種であり、車を取得するにあたり必ず支払わなければなりません。

・自動車税(種別割)、軽自動車税(種別割)
自動車税(種別割)や軽自動車税(種別割)とは、4月1日時点の車の所有者に課される税金のことです。なお、自動車税は都道府県に、軽自動車税は市区町村に納めます。

自動車税(種別割)は営業用・自家用といった用途や総排気量によって変わります。なお、排気量1,000cc以下の自家用車は25,000円~となっています。年度の途中に車を購入した場合には、購入月の翌月から3月までの月割の自動車税(種別割)を支払う必要があります。

また、軽自動車税(種別割)は一律10,800円と決まっており、年度の途中で購入した場合の支払いは免除されます。

・自動車重量税
自動車重量税とは、車の重さに対して課される税金のことです。また、取得時と車検の際に法定費用として支払います。


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出典:ソニー損保 自動車重量税の税額(自家用乗用車の場合)


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出典:ソニー損保 自動車重量税の税額(自家用乗用軽自動車の場合)


自動車重量税は車の重さや新車登録からの年数、燃費基準達成度などによって金額が変わります。エコカー減税対象外の場合、購入時には3年分の自動車重量税を支払う必要があり、普通車は12,300円~、軽自動車は9,900円となっています。また、以降は車検時に2年ごとの自動車重量税を支払います。

・環境性能割
環境性能割(自動車税環境性能割)とは、車の環境性能(燃費性能)に応じて課される税金のことで、車を取得したときに支払います。2019年10月に廃止された自動車取得税に代わって導入されました。


〈環境性能割の税率〉

区分 普通車 軽自動車
電気自動車など* 非課税 非課税
2030年度基準
85%達成
非課税 非課税
2030年度基準
75%達成
1% 非課税
2030年度基準
60%達成
2% 1%
上記以外
または2020年度基準
未達成車
3% 2%

* 電気自動車・燃料電池車・プラグインハイブリッド車・天然ガス自動車
* 電気自動車以外については、2020年度燃費基準達成車に限り、2030年度燃費基準の達成度合により減税もしくは免税となる

ガソリン車はハイブリッドカーを含めて、燃費性能に応じて非課税から最大3%の課税となっています。なお、環境性能の高い、電気自動車や燃料電池車、プラグインハイブリッド車、天然ガス自動車は非課税です。クリーンディーゼル車は、2023年4月30日までは2020年度基準の達成で非課税となります。

3. 印紙代

新車を購入した際に必要になる印紙代には、運輸支局で車の登録申請をするための登録申請手数料や、所轄の警察署窓口へ自動車保管場所を申請するための車庫証明手数料、紙面での注文書の作成手数料などがあります。

それぞれの印紙代の料金は、登録申請手数料が1,000円程度、車庫証明の取得手数料は3,000円程度となっています。なお、不動産の売買契約書には収入印紙を貼ることが一般的ですが、車の売買契約書には収入印紙は原則不要です。

4. 自賠責保険料

自賠責保険とは、交通事故の被害者を救済するための保険のことです。車の運転者に加入が義務付けられているため、強制保険とも呼ばれます。

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出典:ソニー損保 自賠責保険 保険料例(令和3年4月1日以降始期のご契約に適用)


新車を購入した場合は、車検の有効期間に合わせて、36ヵ月もしくは37ヵ月分の自賠責保険に加入します。普通車と軽自動車で保険料は異なり、37ヵ月の場合、普通車は27,770円、軽自動車は27,330円となっています。なお、自賠責保険には車種や排気量といった区分はありません。

5. リサイクル料金

リサイクル料金とは、車の所有者が負担するシュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類などを適正に処分するために必要な費用のことです。2005年1月に施行された自動車リサイクル法によって負担することが決められました。

リサイクル料金は6,000~18,000円程度となっていて、車種やグレードなどによって異なります。車ごとのリサイクル料金は、自動車リサイクル促進センターなどが運営している「自動車リサイクルシステム」で確認が可能です。

6. 登録代行手数料

登録代行手数料とは、運輸支局へ車両登録をしてもらうために販売店に支払う代行手数料のことです。

登録代行手数料は販売店によって異なりますが、相場は10,000~30,000円程度が目安とされています。なお、代行手数料には検査登録の印紙代が含まれている場合があります。

7. 車庫証明代行手数料

車庫証明代行手数料とは、所轄警察署へ車庫証明を申請してもらうために販売店に支払う代行手数料のことです。

車庫証明代行手数料も販売店によって異なりますが、相場は10,000~20,000円程度となっています。また、登録代行手数料と同様に、代行手数料には車庫証明の印紙代が含まれている場合があります。

8. 納車費用

納車費用とは、購入した車を自宅まで運んでもらうための運搬費用のことです。

納車費用はディーラーから自宅までの距離によって異なりますが、相場は5,000~30,000円程度となっています。なお、購入者がディーラーのお店まで車を取りに行く場合は、納車費用はかかりません。

9. ナンバープレート取得費用

ナンバープレート取得費用とは、ナンバープレートを取得するために必要な費用のことです。


〈普通車のナンバープレート取得費用例〉

ペイント式 字光式
一連番号 希望ナンバー 一連番号 希望ナンバー
東京都 1,450円 4,140円 2,860円 5,360円
北海道
(札幌)
1,740円 4,240円 3,480円 5,640円


運輸支局でのナンバープレートの取得費用は地域によって異なり、1,500〜2,000円程度が目安となります。また、希望ナンバーを指定する場合には5,000円前後の費用がかかり、別途費用を負担すれば、地方版図柄入りのナンバープレートにすることも可能です。

10. その他の費用

このほかにも、車を購入・維持するにあたって、任意の自動車保険、ロードサービスが受けられるJAFなどの入会金や年会費などが必要になることもあります。これらはローン購入だけでなく、カーリースでも必要になる場合があります。


購入よりカーリースがおすすめのケースとは?

購入とカーリースの維持費を比較

内訳 カーリース 購入
1. 税金
自動車税(種別割)
軽自動車税(種別割)
自動車重量税
月額料金にコミコミ
にできる
その都度払う(現金)
2. 自賠責保険料 車検時に払う(現金)
3. 車検費用 車検時に払う
4. 法定12ヵ月点検 その都度払う(現金)
5. メンテナンス費用 その都度払う
6. 燃料費 その都度払う その都度払う
7. 駐車場代 その都度払う その都度払う

車を維持するためには、定期的に各種税金や自賠責保険料などを支払う必要があります。また、安全に車を使うために車検や法定12ヵ月点検なども受けなければなりません。

ローン購入の場合、これらの費用はローン返済に加えて別途負担しなくてはいけませんが、カーリースでは月々の利用料金に含まれているのが一般的です。また、車検や法定12ヵ月点検などのメンテナンス費用は、オプションプランへの加入で利用料金に含めることが可能です。
そのため、リース料金のほかには、燃料費や駐車場代といった最低限の出費で済ませられます。


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ここからは、それぞれの費用について詳しくご紹介します。

〈車の維持費〉
1. 税金
2. 自賠責保険料
3. 車検費用
4. 法定12ヵ月点検
5. メンテナンス費用
6. 燃料費
7. 駐車場代

1. 税金

車を維持するためにも、自動車税(種別割)や軽自動車税(種別割)、自動車重量税は定期的に納める必要があります。ただし購入時と異なり、環境性能割は不要となっています。

・自動車税(種別割)、軽自動車税(種別割)
自動車税(種別割)や軽自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点の車の所有者に課されるため、車を所有している間は毎年5月に払わなくてはいけません

・自動車重量税
自動車重量税も、車を所有しているあいだは車検の度に法定費用として支払わなくてはいけません。

2. 自賠責保険料

自賠責保険料も、自動車重量税と同様に、車検時の法定費用として支払う必要があります。なお、車検時に自賠責保険が切れないように、車検より1ヵ月長い25ヵ月分を支払うことが多いですが、24ヵ月分を払うことも可能です。

3. 車検費用

車検(自動車検査登録制度)とは、車が保安基準に適合しているかを確認するための検査のことです。新車登録から3年目、以降は2年ごとに定期的に受ける必要があります。

大きく分けて、車検には車検業者に依頼する方法と、所有者自らが車検場で検査を受けるユーザー車検の2種類があります。車検業者に依頼する場合には、法定費用のほかに車検基本料や部品交換費用などがかかります。また、車検基本料は依頼する業者や車種などによっても異なり、相場は10,000~100,000円程度と幅があります

一方、ユーザー車検では、法定費用に加えて、2,000円程度の検査手数料を支払うだけで車検の更新ができます。しかし、技術や知識が必要となるので、一般的な方法ではありません。

4. 法定12ヵ月点検

法定12ヵ月点検(定期点検整備)とは、12ヵ月(1年)ごとに行う必要がある車の点検・整備のことです。一般的な自家用乗用車の場合、法定12ヵ月点検では26項目の点検や整備を行います。

なお、法定12ヵ月点検はディーラーや車検専門店などで受けることができ、それぞれの業者や車種などによって料金が異なります。一般的な相場は10,000~20,000円程度となっており、このほかに消耗品の交換費用がかかる場合があります。

5. メンテナンス費用

一般的に車のメンテナンスというと車検や法定12ヵ月点検を指すことが多いですが、こうした大掛かりな点検・整備だけでなく、所有者が日常的に車の状態を点検・整備する「日常点検整備」も含まれます。また、部品が消耗していたら、新しいものに交換したり追加したりする必要もあります

部品の交換費用は業者や種類などによって異なりますが、例えば、エンジンオイルなら3,000〜5,000円程度、タイヤ4本なら20,000〜30,000円前後、ワイパーゴムなら1,000円程度が相場となっています。また、カー用品店などにこうした車の部品交換を依頼することも可能です。この場合、作業工賃として500~1,000円程度がかかります。

6. 燃料費

総務省統計局が発表した2020年版の家計調査によると、2人以上の世帯の場合、1年間のガソリン代は52,096円、1ヵ月当たり約4,300円程度と発表されています。なお、燃料費は車の利用頻度や燃費性能によっても異なります。

7. 駐車場代

総務省統計局が発表した2020年版の家計調査によると、2人以上の世帯の場合、1年間の駐車場代(年極・月極駐車場借料)の平均額は15,646円と発表されています。ただし、駐車場代は住まいや立地、地域などによって大きく異なるため、生活環境によっても差があるでしょう。

人気車種にいくらで乗れる?購入とカーリースの料金を比較

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ローン購入とカーリースでは、費用のかかり方に違いがあることがわかりましたが、実際に料金を支払う場合、どのよような違いがあるのでしょうか。ここでは、定額カルモくんの料金を例に、軽自動車の人気車種であるホンダ「N BOX」と、コンパクトカーの人気車種であるトヨタ「ヤリス」の料金をシミュレーションしながら比較してみましょう。

軽自動車:ホンダ「N BOX」

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ホンダ「N BOX」は、4年連続で国内新車販売台数第1位を獲得している人気の軽スーパーハイトワゴンです。軽自動車とは思えないほどの広さに加えて、先進安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準搭載するなど、総合的に満足度の高い車種となっています。


〈N BOXの料金シミュレーション〉

カーリース 購入
5年リース 一括購入 5年ローン*¹
初期費用 なし 車両本体価格144万8,700円
諸費用:93,570円
(自動車重量税・自賠責保険料など)
合計:154万2,270円
諸費用:93,570円
(自動車重量税・自賠責保険料など)
月額 月々26,100円×60回
=156万6,000円
なし 初回29,297円+
月々26,300円×59回
=158万997円
軽自動車税(種別割)*²
(年1回)
月額料金に
コミコミ
10,800円×4年
合計:43,200円
10,800円×4年
合計:43,200円
自動車重量税
自賠責保険料
(2年に1回)
自動車重量税3,700円
自賠責保険料 19,730円
×2回
合計:46,860円
自動車重量税3,700円
自賠責保険料 19,730円
×2回
合計:46,860円
車検 月々3,850円
×60回
約50,000〜10万円
×2回
合計:10万〜20万円
約50,000〜10万円
×2回
合計:10万〜20万円
メンテナンス
(消耗品の交換・
整備・修理費用)
その都度支払う その都度支払う
支払総額 179万7,000円 約173万2,330〜
183万2,330円
+メンテナンス費用
約186万4,627〜
196万4,627円
+メンテナンス費用

* 車種の条件:Gグレード、FF、ターボなし、オプション・アクセサリーなし
*¹ ホンダ「セルフ見積り」を使用(実質年率3.5%、ボーナス払いなし)
*² 12月に購入した場合を想定(1年目の軽自動車税(種別割)は免除)

一括購入、5年ローン、5年リースのうち、最も支払総額が安いのは一括購入、最も高いのはローン購入という結果になりました。しかし、最も安い一括購入の場合、車両本体価格と諸費用や各種税金を含めた金額に加えて、メンテナンス費用がかかります

一方、カーリースの支払総額には、車両本体価格や税金、車検費用なども含まれています。そのため、この場合では、購入や維持にかかる費用がすべて定額になるだけでなく、支払い総額も抑えやすいという結果になりました。


N BOX_新車バナー

コンパクトカー:トヨタ「ヤリス」

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トヨタ「ヤリス」は、2021年上半期の車名別国内新車販売台数で1位を獲得するほど人気の高いコンパクトカーです。以前はヴィッツという車種名でしたが、2020年のフルモデルチェンジを機にヤリスに変更されました。トヨタの先進安全技術「Toyota Safety Sense」を標準搭載するなど、機能性の高さと使い勝手の良さが魅力の車種です。


〈ヤリスの料金シミュレーション〉

カーリース 購入
5年リース 一括購入 5年ローン*¹
初期費用 なし 車両本体価格139万5,000円
諸費用:15万890円
(自動車重量税・自賠責保険料など)
合計:154万5,890円
諸費用:15万890円
(自動車重量税・自賠責保険料など)
月額 月々29,860円×60回
=179万1,600円
なし 初回 30,159円+
月々28,800円×59回
=172万9,359円
自動車税(種別割)*²
(年1回)
月額料金に
コミコミ
25,000円×4年
合計:10万円
25,000円×4年
合計:10万円
自動車重量税
自賠責保険料
(2年に1回)
自動車重量税 24,600円
自賠責保険料 20,010円
×2回
合計:89,220円
自動車重量税 24,600円
自賠責保険料 20,010円
×2回
合計:89,220円
車検 月々4,360円
×60回
約10〜15万円
×2回
合計:20〜30万円
約10〜15万円
×2回
合計:20〜30万円
メンテナンス
(消耗品の交換・
整備・修理費用)
その都度支払う その都度支払う
支払総額 205万3,200円 約193万5,110〜
203万5,110円
+メンテナンス費用
約226万9,469〜
236万9,469円
+メンテナンス費用

*車種の条件: X グレード、Bパッケージ、2WD、オプション・アクセサリーなし
*¹ トヨタモビリティ東京 見積りシミュレーション「均等割賦60回払い」、実質年率8.8%にて算出
*² 12月に購入した場合を想定(1年目の自動車税(種別割)は月割り)

N BOXと同様、ヤリスの場合も、最も支払総額が安いのは一括購入です。ただし、支払総額に加えてメンテナンス費用がかかります。軽自動車と比べて、コンパクトカーは維持費が高くなるので、各種税金や車検費用などをその都度支払うのは、家計にとっても負担が大きくなる可能性があります。

一方、カーリースであれば、契約時に期間中の支払額が決まるため、家計管理が簡単になります。さらに、月額料金に購入や維持にかかる費用がコミコミなので、家計への負担も抑えられるのではないでしょうか。


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カーリースがローン購入よりお得な理由

カーリースがローン購入よりお得な理由

カーリースには、ローン購入にはない残価設定というしくみがあります。また、定額制であることや金利の有無、選択肢の豊富さもカーリースの特徴といえるでしょう。ここでは、カーリースがローン購入よりもお得に乗れる理由についてご紹介します。

残価設定

カーリースの料金算出のしくみを表した図で、車両本体価格から契約満了時の想定残価を差し引いた部分を契約月数で割って、車両代の支払い分を算出していることを説明した図
カーリースの料金算出のしくみを表した図で、車両本体価格から契約満了時の想定残価を差し引いた部分を契約月数で割って、車両代の支払い分を算出していることを説明した図

残価とは、契約満了時の想定下取り価格のことです。カーリースでは、車両本体価格から残価を差し引き、各種税金などの諸費用を含めた金額を、契約期間で割ったものが月々の利用料金となります。そのため、実際の車両本体価格より残価分が割引されているので、ローン購入よりもお得に車に乗ることができます

このようにカーリースでは残価を設定して月額料金を算出しますが、契約方法によっては、契約満了時の査定額と残価の精算が行われます。

カーリースの契約方式は、オープンエンドとクローズドエンドという2つの種類があり、オープンエンド方式の場合は契約満了時に車の価値が下がっていると差額の精算があるのに対し、クローズドエンド方式の場合は差額の精算、つまり残価精算がないということを表した図
カーリースの契約方式は、オープンエンドとクローズドエンドという2つの種類があり、オープンエンド方式の場合は契約満了時に車の価値が下がっていると差額の精算があるのに対し、クローズドエンド方式の場合は差額の精算、つまり残価精算がないということを表した図

カーリースの契約方法には、オープンエンド方式とクローズドエンド方式の2種類があります。

オープンエンド方式では、契約者に残価が明示される代わりに、残価精算が必須となります。一方、クローズドエンド方式では残価は明示されないため、残価精算の必要もありません。そのため、カーリースを利用する際は、残価精算のないクローズドエンド方式がおすすめです。


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定額制

カーリースの利用料金は月額定額支払いなので、契約終了まで同額の月額料金であり、わかりやすいのがメリットです。
また、リース会社によっては最長11年の長期リースができるので、長く乗って月々の利用料金を抑えることも可能です。なお、ローンでは5年程度の契約が一般的なので、予算に合わせて契約期間で月額料金を調節しやすいのもカーリースのメリットといえるでしょう。

ほかにも、ローンでは金利がかかるので、契約期間が長いほど利息の総額も高額となります。一方、カーリースには金利という概念がありません。使用する上での手数料はかかりますが、月額料金にコミコミのため、利息のように気にする必要はないでしょう。

選択肢が豊富

ローンで購入する場合、車両本体価格以外のほとんどの費用をその都度、負担しなくてはいけません。一方、カーリースではさまざまな費用の支払いをカバーできるプランが利用できるのも魅力です。

例えば、車検やメンテナンスにかかる費用を負担に感じているのなら、それらの費用をコミコミにできるプランに加入することで、まとまった資金を準備する必要がなくなります。ほかにも、将来的にマイカーが欲しいと考えている方には、契約満了時に車がもらえるカーリースがおすすめです。

このように、さまざまな選択肢が用意されているので、家計やライフプランに合わせて利用しやすいのもカーリースのメリットとなっています。

購入よりカーリースがおすすめのケースとは?

購入よりカーリースがおすすめのケースとは?

これまでは自分だけの車を手に入れるためにはローン購入が一般的でした。そのため、購入とは費用のかかり方が異なるカーリースに抵抗がある方もいるでしょう。そんな方のために、カーリースを利用することでどのようなメリットが得られるのか、より具体的に見ていきましょう。

〈カーリースがおすすめのケース〉
・貯金が少ないため、頭金や初期費用などの負担なく車に乗りたい
・これからのライフプランのためにできる限り初期費用を抑えたい
・各種税金や自賠責保険料など、車にかかる費用に負担を感じている
・車の維持費の支払いに伴う手間を減らしたい
・ローンの審査に不安がある、落ちた経験がある
・安全性能の高い新車にリーズナブルな利用料金で乗りたい
・審査や契約などの手間をかけたくない
・手続きのために販売店に出向くのは面倒
・車検の更新期限が近づいたら知らせてほしい
・車の処分や廃棄、売却などに手間をかけたくない
・車にかかる費用をできるだけ経費として計上したい


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マイカー購入からカーリースで乗り換えた利用者の声を紹介

お客様の声

カーリースを利用するにあたって、実際の利用者の声が知りたいという方もいるでしょう。そこで、定額カルモくんの利用者の中から、ローンで購入したマイカーから、カーリースで新車に乗り換えた方の声をご紹介します。

ボーナス払い0円と毎月定額なのが魅力!

カルモ契約者_Mさん

東京都在住のMさんは、10年以上乗っていた車の燃費が悪くなったことや車検で負担が大きいことから乗り換えを決意したそうです。ディーラーに定額払いのカーリースを紹介されたことで興味を持ったMさんは、「ボーナス払い0円でメンテナンスプランも月額料金に含めることができることから定額カルモくんに決めた」といいます。実際にカーリースを利用してみた感想は、「日々の買い物や子供の送り迎えなどで大活躍している」と答えてくれました。

税金もコミコミにできてわかりやすい!

カルモ契約者_Yさん

東京都在住のYさんは、11年近く乗っていた車があったそうですが、家族が増えたことなどをきっかけに新車への乗り換えを検討し始めたそうです。そして、テレビCMでカーリースを知ったYさんは、「月額料金に税金をコミコミにできることや気になる車を手頃な価格で利用できることから申し込みを決めた」といいます。

また、「家族4人でも広々と乗れて、N BOXは燃費性能や安全性能なども高いため、非常に満足している」と、実際に利用した感想を教えてくれました。

基本的にカーリース契約には審査があります。定額カルモくんの利用者の中には、ローン審査に落ちた経験がある方もいるので、まずは審査に通るかオンラインの「お試し審査」で確認してみてはいかがでしょうか。


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カーリースの利用前に知っておきたい注意点

カーリースの利用前に知っておきたい注意点

カーリースには多くのメリットがありますが、その一方で「中途解約ができない」「走行距離制限がある」といったデメリットを目にすることもあるでしょう。しかし、これらの注意点やデメリットには、カーリースのしくみを理解し、自分に合ったプランを選ぶことでカバーできるものが多いのも事実です。そこで、カーリースを利用する際のおもな注意点に加えて、注意点をカバーするための対処法をご紹介します。

中途解約ができない

カーリースでは原則、中途解約ができません。中途解約ができない理由はいくつかありますが、おもな理由としてはカーリースの月額料金は契約期間中のリース料金を支払うことを前提に決められているからです。そのため、利用者の自己都合での中途解約はできないように決まっています。

なお、利用者の死亡や全損事故といった特別な事情に限り、中途解約が認められる場合もあります。ただし、リース会社から違約金や解約金として、残りのリース料金などを請求されるのが一般的です。

●対処法
カーリースの中途解約を防ぐには、自身のライフプランに合わせて無理のない期間で契約することが大切です。また、車の全損事故や盗難などに備えて、車両保険付きの自動車保険に加入するのもおすすめです。


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走行距離制限がある

一般的にカーリースでは、返却を前提としていることから、車の価値が下がるのを防ぐために走行距離制限を設けています。また、走行距離制限を上回ると、追加料金や超過料金を請求される場合があります。

なお、制限距離はカーリースによって異なりますが、定額カルモくんの場合は月間 1,500kmと余裕を持った距離設定となっているだけでなく、7年以上の契約で走行距離が無制限になります。

●対処法
走行距離を気にせず車に乗りたいなら、走行距離が無制限のカーリースを選ぶのがおすすめです。無制限の条件はリース会社によって異なり、乗り放題プランなどを用意していたり、契約年数で無制限になったりとさまざまです。


7年以上の契約で走行距離が無制限になる定額カルモくんとは?

原状回復義務がある

カーリースは、リース会社が所有する車の使用権を持つ契約のため、契約満了時には最初の状態に戻してから返却しなければなりません。これを原状回復義務といいます。また、原状回復にかかる費用は、基本的には利用者が負担します。場合によってはリース会社から原状回復にかかった費用を請求されることもあります。

●対処法
カーリースの原状回復に不安があるなら、契約満了時の原状回復費用をカバーできるプランを利用するのがおすすめです。また、最終的にもらえるカーリースであれば、原状回復義務は不要になります。


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カスタマイズができない

一般的にカーリースでは、契約時のオプションやカーアクセサリーなどの追加を除いて、利用者自身でのカスタマイズや改造は認められていません。ただし、ETC車載器やカーナビ、アルミホイールといった、取り外しできるパーツの装着は可能な場合があります。しかし、この場合でも車を返却する際は原状回復が必要になります。

●対処法
車をカスタマイズして楽しみたいなら、契約満了時に車がもらえるカーリースを利用するのがおすすめです。もらうことを前提としているプランなら、原状回復を気にせず自由にカスタマイズを楽しむことができます


原状回復費用補償の心配がないカーリースとは?

返却しなくてはいけない

カーリースでは、利用者の希望を基に選んだ車に乗ることはできますが、車の所有者はあくまでもリース会社です。そのため、契約満了時にはリース会社に車を返却しなければなりません

●対処法
もらえるカーリースであれば、返却のデメリットの心配はありません。また、買取りのようにまとまった費用負担なしで車がもらえるカーリースもあるので、家計への負担軽減にもつながります。

顧客満足度98.9%!初めてのカーリースにおすすめのサービスとは?

セールススタッフ

カーリースの選び方はさまざまですが、利用者の満足度が高いサービスなら安心して利用できるのではないでしょうか。例えば、業界最安水準の月額料金や最長11年契約などが魅力の「おトクにマイカー 定額カルモくん」では、顧客満足度が98.9%*と、多くの利用者の方から高く評価されています。そこで、ほかのカーリースにはない、定額カルモくんの魅力をご紹介します。

*2019年12月~2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート

業界最安水準の月額料金

定額カルモくんは、頭金やボーナス払いなしで業界最安水準の月額料金を実現しています。例えば、シンプルなデザインが魅力のダイハツ「ミライース」は、11年契約で月々11,220円から利用できます。月額料金には車両本体価格だけでなく、自賠責保険料、軽自動車税(種別割)、自動車重量税、登録費用、その他諸費用が含まれています。また、契約満了までずっと定額の月額料金で利用できます。

国産メーカー全車種の新車に乗れる

定額カルモくんでは、国産メーカーの全車種・全グレード・全カラーからお好きな車を選ぶことができます。選んだ車には、ETC車載器やカーナビ、バックカメラといったオプションを設定することも可能です。新車はすべて正規ディーラーから納車されるため、予算に合わせてディーラーオプションを組み合わせることもできます。

残価精算がないから安心

定額カルモくんの契約方法は、残価精算が不要な「クローズドエンド方式」となっています。カーリースは契約満了時にまとまったお金がかかるというデメリットを耳にすることもありますが、それは残価精算が必要なオープンエンド方式のみのため、クローズドエンド方式であればそのような心配もありません。

メンテナンスプランで車検もコミコミ

メンテナンスプラン_1

定額カルモくんには、メンテナンス費用や車検費用も月額料金に含められる「メンテナンスプラン」があります。プランには、カバー範囲などが異なるプラチナメンテプラン、ゴールドメンテプラン、シルバーメンテプランの3種類があり、利用者のニーズに合わせて加入することが可能です。また、いずれのプランも返却時の原状回復費用補償、車検費用、法定12ヵ月点検といった、基本的なメンテナンス費用・車検費用がカバーできるので、車にかかる費用をできるだけフラットにしたい方にもおすすめです。

契約満了時に車がもらえる

定額カルモくんには、契約満了時に車がもらえるオプションプランがあります。7年以上の契約であれば利用可能です。
車のキズや汚れなどを気にせずにリース車に乗れるので、初めてのカーリースに不安がある方でも安心でしょう。また、車検に通る範囲であれば、カスタマイズも楽しめる*ようになります。

*契約満了時に「返却」を選んだ場合や中途解約した際は、内容により原状回復対応が必要になります

走行距離が無制限になる

定額カルモくんでは月間の走行距離は1,500kmとなっています。ただし、7年以上の契約の場合は、追加料金なしで走行距離が無制限になります。走行距離制限を気にせずドライブを楽しみたい方は7年以上の契約がおすすめです。

中古車も取り扱っている

定額カルモくんでは、中古車リースも行っています。定額カルモくんの基本的なシステムはそのままに、新車よりも低価格でリースが利用できます。さらに、全車1年間の故障保証*¹、2年間の車検付き*²なので安心です。

*¹ 一部、保証がつかない車両もございます。
サイト掲載車両に限る

サポートが充実

定額カルモくんでは、利用者の車選びやカーリースへの質問に、豊富な知識を持った「マイカーコンシェルジュ」が対応してくれます。サポートデスクには電話とメールで問い合わせできるので、気軽に相談が可能です。

また、契約後は定額カルモくんの専用アプリでメンテナンスの利用状況や限定キャンペーン情報などを確認することもできます。車のメンテナンスを受けた際のキャッシュバックの申請も、このアプリから行うことができます。


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※審査に通っても契約にはなりません

カーリースで購入よりお得にカーライフを始めよう

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これまでは車を購入して乗るのが一般的でしたが、最近は所有から使用への価値観の変化もあり、カーリースの利用者は増えています。また、費用や手間をかけずに車の維持や管理ができるので、忙しい方にもぴったりのサービスといえます。カーリースについて相談したいという方は、まずはLINEで気軽に定額カルモくんのマイカーコンシェルジュに相談してみてはいかがでしょうか。

※記事の内容は2021年12月時点の情報で制作しています。

よくある質問

Q1購入とカーリースの大きな違いは?

A:ローン購入は車両本体価格を分割払いする方法ですが、カーリースは利用料金を払って長期的に車を借りる方法です。また、カーリースの月額料金には各種税金や自賠責保険料などが含まれているため、別途負担する必要がありません。

Q2購入とカーリース、どちらがお得?

A:購入する際は、車両本体価格全額を支払いますが、カーリースでは車両本体価格から想定下取り価格である残価を差し引いて月額料金を算出します。そのため、残価分を支払う必要がありません。

この記事の執筆者・監修者


伊藤 真二
監修者、編集者、ライター

伊藤 真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。

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