就職を機に車を購入するには?費用の目安やカーローンも解説
更新日:2024.12.09- 就職後の給料で車は購入できる?
- 新入社員の多くは金銭面を理由に新車を購入できていない
- 就職を機に、本当に車を買う必要はあるの?
- 就職後すぐの新入社員でも車のローンは組める?
- 新入社員がローンを組まずに新車に乗る方法
- 就職後の車問題はローンを組まずに解決しよう
就職後の給料で車は購入できる?
就職によって安定した収入が見込めることで、マイカーの購入を検討する方もいるでしょう。とはいえ、車は高い買い物であり、新入社員の給料で購入できるかどうか不安に思うのもおかしくはありません。
そこで、まずは新入社員の平均年収や車の購入にかかる費用を具体的に見ていき、現実的に車の購入が可能なのかどうかを確認しましょう。
新入社員の平均年収はどのくらい?
厚生労働省が行った『令和3年賃金構造基本統計調査』によると、新卒社員の平均年収は以下のとおりです。
・高卒:179万7,000円
・専門学校卒:206万9,000円
・高専・短大:199万8,000円
・大卒:225万4,000円
・大学院卒:253万5,000円
このデータを基に新入社員の初任給の平均額を計算すると、約17万8,000円という結果になりました。
ただし、この金額はいわゆる「額面」であり、実際に受け取れる金額(手取り)とは異なります。手取りは、ここから所得税や雇用保険などを差し引いた額であり、一般的に額面の75~85%ほどになります。
車の購入資金を考える際は、手取りからさらに生活費などの必要な支出を引き、残ったお金の中でやりくりが可能かを考える必要があります。
車の購入費用は年収の半分程度が目安
一般的に、無理なく購入できる車の価格の目安は、年収の半分程度といわれています。ただし、生活費に必要な最低限の金額は一定以下にはならないため、年収が300万円未満の場合、安易に「年収の半分の車が買える」と考えるのは危険です。
実際に車の購入を検討する際は、自分の収入と生活費、そして貯金額をきちんと把握した上で、それらに見合った価格帯の車を選び、無理のない購入計画を立てましょう。
参考までに、総務省統計局の『家計調査報告[家計収支編]2021年(令和3年)平均結果の概要』によれば、単身者の毎月の平均支出額は15万5,046円(住居費を除くと約13万円)となっています。車を購入した場合、さらに毎月の駐車場代もプラスされるでしょう。
こうした例を基に、学生のうちから就職してからの収支をシミュレーションしておくことも大切です。
新車を購入すると軽自動車でも100万円以上
車の価格帯は幅広く、車種によって大きく異なります。実際にいくらほどかかるのかは、以下の価格相場を参考にするといいでしょう。
〈ボディタイプ別新車の価格相場〉
車種 | 価格帯 |
---|---|
軽自動車 | 100~200万円程度 |
コンパクトカー | 150~300万円程度 |
SUV | 200~500万円程度 |
ミニバン | 200~700万円程度 |
上表からわかるとおり、新車の価格相場は最も安い軽自動車でも100万円以上です。中古車を購入するという選択肢もありますが、車種によっては新車価格より高額になるケースもあるため、注意しましょう。
新卒の収支と車の価格を考えると、マイカー購入は少し難しく感じられます。
カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、初期費用0円で月々の支払いもリーズナブルな料金設定のため、車の資金を確保しづらい、ローンの審査に通りづらい新入社員の方にもおすすめです。
まずは気軽に「お試し審査」を受けてみてはいかがでしょうか。
新入社員の多くは金銭面を理由に新車を購入できていない
上のグラフは、新社会人の方を対象にした定額カルモくんの独自調査*の結果です。この調査によると、車を必要としているのにもかかわらず新車を購入していないのは、「お金がないから」という理由が51.2%を占めていました。次いで「新車じゃなくてもいいから」が16.6%であり、中古車の購入を考えている方も一定数いることがわかります。
これらのことから、新入社員の新車購入は多くの場合において金銭面が大きな障害となり、購入費や維持費の捻出が難しいと推察できます。
*高校・専門学校・大学・大学院を2021年3月までに卒業し、2021年4月から企業などに就職した方
就職を機に、本当に車を買う必要はあるの?
新入社員の給料を考慮すると、車を購入するための資金を確保するのはなかなか難しいものです。そのため、まずは本当に車を買う必要があるのか、じっくりと検討する必要があるでしょう。
ここでは、新入社員が車を必要とするケースを3パターン紹介します。自分があてはまるかどうかチェックしてみましょう。
仕事で使う
就職した会社や業種によっては、仕事で頻繁に車を使用します。例えば、不動産会社なら店舗から賃貸物件まで車でお客様を内見に連れていくケースが考えられます。また、営業職であれば、取引先やお客様などを訪問する際に車を運転する可能性もあるでしょう。
ただし、会社の業務の遂行には会社が所有している「社用車」を使用するのが一般的で、個人で車を購入するケースは少ないといえます。まずは、就職先の仕事で車を使うのか、使うのであれば社用車なのか、それとも個人で購入する必要があるのかを事前に確認しましょう。
通勤で車を使う
一般的に、車で通勤している理由として多いのは以下の3つです。
・近くに公共交通機関がない
・公共交通機関を利用すると遠回りになり時間がかかる
・公共交通機関はあるが、本数が少ないなど不便
このほかに、出退勤の時間に公共交通機関が動いていない、感染症対策などで人混みを避けたいなどの場合、車が必要になるでしょう。ただし、マイカー通勤は勤務先が許可している場合に限られ、マイカー通勤を希望する場合は申請書の提出が必要になるケースもあります。
いずれにせよ、車での通勤を希望するのであれば、まずは就職先がマイカー通勤を認めているかどうかの確認が必要です。認めている場合、マイカー通勤に関わる社内規定についても確認した上で検討することをおすすめします。
プライベートで車を使う
生活スタイルにもよりますが、車があることによって私生活の質が大きく向上することもあります。具体的には、以下のようなことが考えられるでしょう。
・自宅や駐車場から直接目的地まで移動できる
・お米など重いものの買い物が楽になる
・ドライブや友人との遠出など、行動範囲が広がる
・緊急時にすぐに移動できる など
就職をきっかけに地方に住むことになった場合、生活に必要な施設や設備が徒歩圏内にないケースも考えられます。車の有無で、生活しやすさは大きく変わるでしょう。
車の購入を検討する際は、自宅周辺に公共交通機関は通っているのか、自分の生活スタイルにおいて車が必要な場面は多いのかなども入念に確認することをおすすめします。
就職後すぐの新入社員でも車のローンは組める?
車は高額商品のため、新入社員はもちろん、そうでない方も、購入資金をまとめて用意するのは難しいのが一般的です。そのため、多くの場合はローンを検討することになります。
先に結論を述べると、新入社員がローンを組むのはハードルが高いでしょう。その理由を解説するために、まずは車のローンの種類や利用条件、審査基準について詳しく述べていきます。
車のローン(カーローン)には種類がある
車のローンにはおもに4つの種類があり、金利や審査基準が異なります。
銀行系カーローン
金融機関が提供しているカーローンで、金利が1.5~4%ほどと低いのが特徴です。ただし、必須条件として車両本体価格の20~30%程度の頭金を設定されていることが多く、ある程度まとまった資金を用意する必要があります。その上、審査基準も厳しく、新入社員にはハードルが高いと言えるでしょう。
ディーラー系カーローン
車のディーラー(正規販売店)が、信販会社を通じて提供するカーローンです。車の購入手続きとローンの手続きを同時にでき、審査も銀行系カーローンに比べて通過しやすい傾向があります。一方、銀行系カーローンと比較すると金利は高めの設定のため、新入社員の給料では月々の支払いが負担になる可能性があるでしょう。
残価設定ローン
購入する車を数年後に下取りに出すことを前提とし、事前設定した下取り価格(残価)を引いた残りの金額を分割払いする方法です。月々の返済額は少なくなりますが、下取りの際、車の状態によっては残価との差額を請求されることもあります。また、残価にも金利がかかるので、利息総額は高くなる傾向がある点にも注意しましょう。
自社ローン
ローンといわれていますが、正確には支払い方法の一種であり、車の購入代金を販売会社に立て替えてもらい、分割で返していく方法です。手続きが簡単で審査のハードルも低めですが、返済期間が2~3年と短いことが多く、月々の返済額はその分高くなります。新入社員の月収を考えると、やや負担の大きいローンといえるでしょう。
カーローンの利用条件
カーローンを利用するには、おもに以下の条件を満たしている必要があります。
・年齢(多くは18歳や20歳から)
・借入上限(ローン会社や申込み者の属性によって変動)
・借入期間(ローン会社によって変動)
・利息の支払い(利率はローン会社によって変動)
・頭金(ローン会社によっては必須)
・担保や保証(ローン会社によって異なり、指定の保証機関の利用が条件の場合もあり)
・審査(多くの場合審査の通過が必須)
カーローンの利用条件は、ローン会社によって細かい内容が変わります。新入社員の場合、特に金銭面での不安が生じやすいため、無理なく返済できる金額なのか入念にシミュレーションしておくのが望ましいでしょう。
就職して間もない新入社員は審査が不利になりやすい
ローンの審査基準は公にはされていませんが、審査は勤続年数や年収、雇用形態などの情報を基に、おもに返済能力があるかを測るものです。そのため、勤続年数が1年未満の新入社員の場合、不利になる、あるいは対象にならないこともあります。
対策としては、頭金を多く用意して借入額を少なくする、より審査に通りやすいローンに変更する、家族名義のローンにする、連帯保証人を立てるなどの方法があげられます。場合によっては、これらの対策でローンを組めることもあるので、自分の状況に合わせて検討しましょう。
新入社員がローンを組まずに新車に乗る方法
これまで述べてきた内容から、新入社員が車のローンを組むのはやや難しいといえるでしょう。それでも新車に乗りたい方・車が必要な方におすすめなのは、カーリースという選択肢です。
ここからは、カーリースとはどのようなサービスなのか、どのようなメリット・デメリットがあるかを解説していきます。
カーリースとは?
カーリースとは、自分で選んだ車を一定期間、毎月定額で乗れるサービスのことです。似たようなサービスでカーシェアリングがありますが、カーリースは車の名義はリース会社にあるもののマイカーのように好きな時に乗れる点が魅力であり、大きな違いといえるでしょう。
気になるのは費用面ですが、例えば「おトクにマイカー 定額カルモくん」の場合、初期費用0円、ボーナス払なしで月額10,000円台から新車に乗れます。車にまわすお金を確保しにくい新入社員も利用しやすく、新車購入に踏み切れない方や、ローンの審査に落ちてしまった方にもおすすめです。
定額カルモくんは、サービス開始から25万人以上が申し込んだ人気のサービスであり、98.9*%の契約者がサービスに満足と答えています。初めて車を持つ新入社員の方でも、安心して利用できるでしょう。
*2019年12月~2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート
カーリースを利用するメリット
続いて、カーリースの具体的なメリットを見ていきましょう。
初期費用を抑えられる
車を購入する際は、車両代以外にも税金や自賠責保険料などを支払う必要があり、予想以上に初期費用がかかります。対して、カーリースではそれらの費用が月額料金に含まれていることが多く、初期費用としてまとまったお金を用意する必要がありません。
毎月一定額の支払いなので、支出管理が楽
日常的なメンテナンス費用や定期的な車検費用、税金、保険料など、車の維持にはさまざまなお金がかかります。初めて車を持つ場合は、発生する支出の見通しが立てにくいでしょう。その点、カーリースは月々の支払いが一定であり、車にかかる費用を明確にしやすい点が魅力です。
乗り換えやすく、多くの車種から選べる
カーリースの契約期間は3~5年が一般的で、基本的には契約満了と同時に車を返却します。つまり、その時点で新たな契約を結べば、3~5年のスパンで新しい車に乗換えが可能です。就職したばかりのころから車の好みや利用用途が変わっても、カーリースなら希望を叶えやすいでしょう。
契約満了時に車がもらえる
契約満了とともに車を返却するのが基本のカーリースですが、中には返却不要で車をもらえる場合もあります。
車をもらえる条件や月額費用はリース会社によってさまざまです。例えば、定額カルモくんでは7年以上の契約で、乗っていた車を契約満了時にもらえます。
車を購入したいけれど資金がない、ローンが組めないという新入社員の方でも、すぐに車を使える上に最後は自分の車にできるのは大きなメリットでしょう。
カーリースとは?メリット・デメリットと車のリースのしくみや料金を徹底解説!
カーリースを利用するデメリット
カーリースにはメリットもある一方、デメリットもあります。具体的にどのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。
走行距離に制限がある
利用するリース会社やプランによって異なりますが、カーリースは走行距離に制限が設けられていることがほとんどです。設定される走行距離は月間1,000~1,500km程度が一般的で、これを越えると超過分の支払いを求められます。
その点、定額カルモくんでは契約期間が7年以上の場合、走行距離が無制限になります。通勤や仕事、頻繁な帰省などで走行距離が増えてしまいそうな方や、予想外の出費を抑えたい方は、定額カルモくんを検討してみてはいかがでしょうか。
契約途中での解約や契約内容の変更は基本的にできない
カーリースの料金は契約期間を前提に算出されるため、基本的に契約途中での解約や変更は認められません。解約に至ったとしても、高額な違約金を請求されることもあるだけに、契約期間は慎重に決める必要があります。
定額カルモくんでは契約期間を1~11年のあいだで、1年単位で選べます。ライフプランに合わせて選択しやすく、先の見通しが立ちにくい新入社員や、生活環境・状況が変化しやすい方でも、契約期間を細かく区切れば利用しやすいでしょう。
契約終了時に追加費用の発生や残価精算のリスクがある
契約満了時に車を返却する際、大きな傷やへこみ、部品の欠落などがあった場合には、修理・修繕費が発生します。また、返却時の査定で契約時に設定した残価を下回ると、残価精算として支払いが発生するため、思わぬ負担になるでしょう。
こういったリスクを回避するには、残価精算が設定されないサービスを選ぶのがおすすめです。定額カルモくんは残価の支払いがなく、また、メンテナンスプランに加入すれば、返却時の原状回復費用補償もつけられます。
返却時の金銭的負担を減らせるので、先の貯蓄額の見通しが立ちにくい新入社員の方は定額カルモくんを検討するといいでしょう。
総支払額が高くなるケースもある
カーリースでは、原状回復や残価精算、走行距離制限の超過などで追加の支払いが発生することもあります。場合によっては支払総額が予想よりも高くなってしまい、金銭面に負担を感じることもあるでしょう。
カーリースが「デメリットだらけ」といわれるのはなぜ?8つの注意点と回避の仕方を解説
定額カルモくんなら残価の支払いもなく、支払総額を抑えられるプランもあります。自分のライフスタイルに合わせながら気になる部分をカバーするプランを選択することで、金銭的にも安心して車を使用できるのが魅力です。
定額カルモくんでは、一般的なカーリース会社のデメリットをカバーするシステム・プランをいくつも用意しています。初期費用0円、月々の支払いもリーズナブルな料金設定なので、新入社員の方にもおすすめのサービスです。
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就職後の車問題はローンを組まずに解決しよう
就職を機に車を購入したいと思っても、新入社員ではローンを組むのはハードルが高いものです。しかし、カーリースであれば、費用負担を抑えながら、自由に乗れる車を持てる可能性が高くなります。
金銭面に不安を抱えつつも車の必要性を感じている方は、カーリースも検討するといいでしょう。カーリースが気になる方には、初期費用0円の定額カルモくんがおすすめです。審査が不安な方は、無料の「お試し審査」を受けてみてはいかがでしょうか。
※この記事は2022年11月時点の情報で制作しています
よくある質問
- Q1就職してすぐに車を購入できる?
A:初任給の平均額は18万円弱であり、手取りで入るお金はさらに少なくなります。手取りから生活費などを差し引くと車にまわせる資金は少なく、車の購入はややきびしいといえるでしょう。
- Q2就職して間もない新入社員でもカーローンを利用できる?
A:新入社員の方の場合、基本的にローン審査は不利になりやすいといえます。勤続年数をそれほど重視していないローンなら利用できる可能性もありますが、金利が高いというデメリットもあり、慎重に検討する必要があるでしょう。
- Q3ローンを組まずに新入社員が車を持つ方法はある?
A:就職して間もない方にはカーリースがおすすめです。おトクにマイカー 定額カルモくんなら、初期費用0円、月額10,000円台から新車に乗れるので、金銭面で不安のある新入社員も安心して利用できるでしょう。まずはお試し審 査を受けることをおすすめします。