カーリースは保険込み?カーリースで自動車保険に入るメリットを解説

公開日:2021-05-28更新日:2021-06-18

保険込みのカーリースとは

一般的にカーリースの月額料金には車の利用に不可欠な自賠責保険が含まれています。しかし、リース車を利用する際、自賠責保険だけでは万が一のときに費用の負担が発生してしまう可能性があります。

そこで、保険の種類や違い、万が一のために備えておくべき自動車保険について解説します。カーリースを安心して利用するためにも、保険についてしっかり知っておきましょう。


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カーリースに必要な保険には「自賠責保険」と「自動車保険」の2種類がある

カーリースに必要な保険には「自賠責保険」と「自動車保険」の2種類がある

カーリースは頭金や初期費用なし、月額料金のみで車を利用できる便利なサービスです。この月額料金には税金などのさまざまな費用が含まれており、購入時や車検時に支払う「自賠責保険料」もそのひとつです。しかし、カーリースを利用する上で必要な保険には「自賠責保険」と、補償内容を選択して任意で加入する「自動車保険」があります。

そのため、カーリース利用時には、それぞれの特徴を知り必要な保険に加入することが大切です。そこで、自賠責保険と自動車保険の特徴について詳しく見ていきましょう。


〈自賠責保険と自動車保険の違い〉

                                                             
自賠責保険自動車保険
加入義務必須任意
補償の範囲対人賠償のみ
(相手方の死亡・ケガ・後遺障害)
対人賠償・対物賠償
自分のケガや車の損害など

カーリースの料金に含まれる自賠責保険

カーリースの月額料金に含まれる自賠責保険は、別名「強制保険」とも呼ばれるもので、法律によって車の所有者全員に加入が義務付けられています。なお、カーリースではリース会社が所有者となるため、契約の際に自賠責保険への加入手続きが行われます。

また、自賠責保険は被害者の救済を目的としていることから、補償範囲は対人賠償に限られています。そのため、相手のケガや死亡などが補償の対象となり、自身のケガや車の損害、物損などには適用されません。

自賠責保険の支払い限度額は、1名につき死亡・後遺障害3,000万円(常時介護の場合は4,000万円)、傷害120万円と定められています。つまり、これを超える賠償が発生した際には、自動車保険でカバーする必要があります
なお、保険料は車種などによる区分によって異なり、自家用乗用車と軽自動車の保険料は以下となります。


〈自家用車の自賠責保険料〉

                                                                               
乗用車軽自動車
12ヵ月契約12,700円12,550円
24ヵ月契約20,010円19,730円
36ヵ月契約27,180円26,760円

出典:自動車損害賠償責任保険基準料率
※上記基準料率は、2021年4月1日以降の保険契約に適用

通常、購入時や車検時に自賠責保険料の支払いが発生しますが、カーリースでは月額料金に含まれているので別途支払う必要がありません

カーリースに含まれない自動車保険

自動車保険は自賠責保険のように加入が義務付けられていないため、カーリースの月額料金には含まれません。また、自動車保険にはさまざまな種類があり、年齢や免許の色などの条件によって料金が異なります。

・自動車保険の種類
おもな補償内容について見ていきましょう。

  • 対人賠償保険:運転中の事故などにより他人を死亡させたり、ケガをさせたりした場合の補償
  • 対物賠償保険:運転中の事故などにより、他人の車や物を損壊した場合の補償
  • 人身傷害保険:搭乗中もしくは歩行中の自動車事故により死傷した場合の補償
  • 搭乗者傷害保険:契約している車の搭乗者が運転中の事故により死傷したときの補償
  • 車両保険:契約している車が盗難または衝突や火災、台風などの自然災害により損害が起きた場合の補償
  • 無保険車傷害保険:無保険の車との自動車事故により死亡もしくは後遺障害を被った場合の補償


・自動車保険の料金
自動車保険の料金は、保険会社や補償範囲、契約者の属性などによって異なります。また、保険料の割引率を決めるために等級が定められています。初めて自動車保険に加入する場合は基本的に6等級から始まり、無事故の期間が1年経つごとに1等級ずつ上がるしくみになっています。

補償範囲の広い一般型を例に、車両保険付きの自動車保険の年間保険額をシミュレーションしてみましょう。


〈年間保険料のシミュレーション〉

                                                                               
世代車種等級 免許の色 予想年間走行距離 年間の保険料
20代前半フィット6等級 ブルー 3,000km以下 10万9,770円
30代フリード12等級 ゴールド 7,000km以下 41,090円
40代ヴォクシー15等級 ブルー 11,000km以下 47,690円

※ソニー損保「保険料相場」参照
※インターネット割引、証券ペーパーレス割引適応の場合

自動車保険料は契約期間が長くなり、年齢が上がるほど安くなるという特徴があります。カーリースにはさまざまな規約があるため、適切な補償内容の自動車保険に加入しておきましょう。

カーリースに自動車保険が必要な理由

カーリースに自動車保険が必要な理由

最近ではカーリースに特化した自動車保険も増えていますが、カーリースのしくみ上、自動車保険は不可欠です。そこで、カーリースに自動車保険が必要な理由について詳しく解説しましょう。

自賠責保険では補償が不十分な可能性がある

自賠責保険には相手方への対人賠償がついています。しかし、交通事故を起こしてしまった場合、自賠責保険から支払われる保険金では賠償金額が足りない可能性があります

例えば、事故により相手に後遺障害を負わせてしまった場合には、上限を4,000万円とした賠償金が補償されます。しかし、程度によっては4,000万円では足りない可能性もあります。また、そもそも4,000万円は限度額であるため、一律で4,000万円が支払われるわけではない点にも注意しなくてはいけません。

加えて、自賠責保険には対物や車両への補償がありません。そのため、自分や相手の車、家、ガードレールなどに損害を与えてしまっても保険金は支払われず、高額な修理代を請求される可能性もあります。このように、万が一の出費に備えるためにも、カーリース利用時は自動車保険に入っておいたほうが安心でしょう。

返却時に車両の原状回復義務がある

カーリースはマイカー感覚で車を利用できるサービスですが、原則として返却を前提としています。そのため、契約満了後に車を返却する際にはリース当初の状態に原状回復しなくてはいけません。また、カーリース契約中に車が故障した場合の修理費用は自己負担となります。

さらに、車が全損して走行できない状態になった場合には、その時点でカーリース契約は解約となり、違約金が発生するのが一般的です。なお、違約金はサービスによって異なりますが、残りの期間分のリース料金や車の残価、事務手数料、解約手数料などが請求されることもあります。

しかし、それらの費用をカバーできる車両保険に加入しておけば、安心してカーリースを利用できるのではないでしょうか

カーリースの自動車保険選びのポイント

カーリースの自動車保険選びのポイント

カーリース契約における自動車保険の必要性はわかりましたが、実際どのような自動車保険を選べばいいのでしょうか。安心してカーリースを利用できる自動車保険選びのポイントを見ていきましょう。

車両保険に加入する

自動車保険の中でも「車両保険」は特にカーリース契約時に加入しておくべき保険です。車両保険に加入していれば、事故や故障などで修理が必要になった場合にも保険金が支払われます。

なお、車両保険には補償範囲の広い「一般型」と、補償範囲が限定される「エコノミー型」の2種類があります。保険料は高くなってしまいますが、万が一に備えて補償が充実している「一般型」への加入がおすすめです。

必要な補償内容や特約にだけ加入する

自動車保険には保険の種類に加えて、必要に応じてつけられる「特約」があります。すべての特約に加入すると保険料が高額になってしまうので、補償内容をしっかり確認した上で、本当に必要なものにだけ加入するようにしましょう。保険会社によって特約の種類は異なりますが、代表的な特約を3つご紹介します。

  • 弁護士特約:車での事故もしくは日常生活において被害者になった場合に、相手方に賠償請求をする際に生じる弁護士費用や法律相談費用などを補償する特約
  • 個人賠償特約:車以外の日常生活の事故で、相手にケガをさせるもしくは相手の物を壊してしまった際に補償を受けられる特約
  • 車内の荷物に関する特約:自動車事故により、室内もしくはトランクなどに積んでいた物が損傷・盗難された際に補償を受けられる特約


自動車保険料を安くする方法はある?

カーリースには不可欠な自動車保険ですが、高額になってしまうことも多いため、できるだけ安く抑えたいもの。そこで、自動車保険料を安くする方法をご紹介します。

・同居親族の等級を引き継ぐ
自動車保険の等級は高くなるほど保険の割引率が大きくなります。例えば、自身が8等級でも同居親族が13等級であれば、その等級を引き継ぐことができます。なお、引き継ぐには保険ごとに定められた条件を満たす必要があるので、あらかじめ確認しておきましょう

・運転者の範囲を制限する
自動車保険では運転者の範囲を選択することができます。そのため、運転者を本人のみに限定すれば保険料は安くなります。

・走行制限を加える
自動車保険契約時には用途や利用頻度により、走行距離を申告します。運転する距離が短いほど事故のリスクは低いと考えられるため、走行距離が短いほど保険料が安くなります

・免責金額を高くする
免責金額とは修理費用などが発生した際の自己負担分のことです。例えば免責金額が20万円の保険を契約中に修理費用が60万円発生した場合、20万円が自己負担となり、残りの40万円に対して保険金が支払われます。そのため、免責金額を高く設定するほど、事故時の保険会社の支払額が少なくなるため、保険料は安くなります。

カーリース契約時には自動車保険にも加入しておこう

カーリース契約時には自動車保険にも加入しておこう

カーリースの月額料金には車の利用に必須な自賠責保険が含まれています。しかし、安心してカーライフを送るためには自動車保険にも加入して、補償範囲を広げておくのがおすすめです。定額カルモくんでは、保険についての疑問をマイカーコンシェルジュに相談することもできます。正しい知識を身につけて、快適なカーライフを送りましょう。

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よくある質問

Q1:カーリースの月額料金は保険込みの料金なの?

A:カーリースの料金には、車の所有者に義務付けられている「自賠責保険」の保険料が含まれています。

Q2:カーリースの月額料金に自動車保険料は含まれる?

A:一般的にカーリースの月額料金には自動車保険料は含まれていません。用途や利用頻度などを基に、自分に合った保険会社のプランを選んで加入しましょう。

Q3:カーリースでは自動車保険に加入すべき?

A:原則としてカーリースでは原状回復や返却が義務付けられています。そのため、万が一の事故や故障などに備えて、自動車保険への加入をおすすめしています。

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