カーリースの税金は誰が払う?自動車税を含む料金の仕組みを購入と比較

伊藤 真二

執筆者・監修者

伊藤 真二ファイナンシャルプランナー/編集長

更新日:2026.06.25

カーリースの場合、自動車税や自動車重量税といった税金はいつ誰が払うのかについて解説。リース車両の税金の仕組みと併せて、月額料金に含まれる費用や購入した場合の負担との違いについても紹介している。

新車を購入すると、自動車税や自動車重量税などさまざまな税金を納めることになります。しかしカーリースの場合、それらの税金をいつ誰が払うのか、リース料金のほかにどういった費用が必要になるのか、わかりにくいと感じることもあるでしょう。

そこで、カーリースの税金の仕組みや月額料金に含まれる費用について、車を購入したときにかかる税金と比較して解説します。また、税金の支払いを気にせずお得に新車に乗れるおすすめカーリースもご紹介します。


【この記事のポイント】
✔ カーリースの税金は月額料金に含まれており、原則として別途支払う必要がない
✔ リース車両の自動車税は、所有者であるリース会社が納税するため手続きが不要
✔ 業界最安水準のカーリースなら税金込みでも月々10,000円台から新車に乗れる



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カーリースでも税金を支払う必要がある?

新車購入とカーリースで、税金の扱いや誰が払うかの違いについて解説。新車購入の際は、購入者が自動車税や自動車重量税、自賠責保険料などを都度支払う必要がある。リースの場合、リース車両にかかるそれらの税金が毎月定額のリース料金に含まれ、納税手続きも代行するため、利用者が自分で費用を別途準備したり手続きを行ったりする必要は基本的にない。

カーリースとは、利用者が乗りたい車をリース会社が代わりに購入し、月々定額の料金で貸し出してくれるサービスです。車検証上の所有者はリース会社ですが、税金の負担者は利用者です。ただし、多くのカーリースではその費用が月額料金に含まれ、リース会社が納税するため、利用者が別途税金を用意して支払う必要はありません

購入とカーリースでは、車の所有者や税金の支払い方法が異なります。以下で、それぞれの仕組みを詳しく見ていきましょう。

〈購入とカーリースの税金の違い〉

新車を購入した場合 カーリースの場合
車の所有者 購入者 リース会社
納税義務・手続き 購入者が管理し支払う リース会社が管理し支払う
利用者の負担の仕方 都度、まとまった支払い 月額料金に含まれることが多い

* 消費税は、現金一括購入の場合は初期費用、ローン購入の場合は月々の返済額、カーリースの場合は月額料金に含まれます

新車購入の場合

新車を購入すると、車両本体価格や諸費用に加え、自動車税、自動車重量税、消費税などの税金も購入者が負担します。自動車税は毎年5月頃に届く納税通知書に従って支払い、自動車重量税は購入時や車検の度にまとめて納めるのが一般的です。

カーローンを利用しても、多くの場合、自動車税や自動車重量税などは借入れに含められません。車を購入すると、税金の種類ごとに支払いタイミングが異なり、都度まとまった費用が必要です。

カーリースの場合

リース会社がメーカーから車を調達して、利用者にその車を貸し出し、利用者はリース会社に毎月定額を支払うことで車を利用できるというカーリースの仕組みを解説した図
リース会社がメーカーから車を調達して、利用者にその車を貸し出し、利用者はリース会社に毎月定額を支払うことで車を利用できるというカーリースの仕組みを解説した図

カーリースでは、利用者は月々のリース料金を支払うことで車の使用権を得ます。自動車税の納付手続きは、所有者であるリース会社が代行し、納税通知書も原則リース会社に届きます。

自動車税も自動車重量税も、月額料金に含まれることが多く、利用者自身が都度まとまった費用を準備したり手続きを行ったりする必要は基本的にありません

消費税も、車両本体価格に対する分は月額料金に含まれています。購入時のように、登録時にまとまった消費税を一度に支払う必要はなく、月々のリース料金の中で負担する形になります。

なお、月額料金に税金が含まれないカーリースもあります。契約前に見積もりで確認しておきましょう。



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カーリースの月額料金に含まれる税金

カーリースの月額料金に含まれるおもな税金について解説。月額料金に、自動車税、自動車重量税、車両本体分の消費税が含まれ、一般的にはリース会社が支払う。なお、ガソリン代の消費税は月額料金に含まれない。

前述のとおり、カーリースではほとんどの税金が月額料金に含まれます。一方で、ガソリン代に含まれる消費税など、月額料金に含まれない税金もあります。ただし、給油の際にガソリン代とあわせて支払う形になるため、ほかの税金のように納税手続きが必要なわけではありません。

自動車税や自動車重量税といった税金は、税額が法律で定められており必ず発生する費用であることから、多くのカーリースで月額料金に含められています。しかし、激安のカーリースなどでは別途支払う必要がある場合もあります。カーリース選びの際は、月額料金に含まれる内容も必ず確認しましょう。

以下では、月額料金に含まれることが多い主要な税金について、購入時との違いと併せて見ていきましょう。

自動車税

〈排気量に応じた自動車税・軽自動車税の年額(12ヵ月)〉

排気量 自動車税
軽自動車 10,800円
1,000cc以下(電気自動車含) 25,000円
1,000cc超~1,500cc以下 30,500円
1,500cc超~2,000cc以下 36,000円
2,000cc超~2,500cc以下 43,500円
2,500cc超~3,000cc以下 50,000円
3,000cc超~3,500cc以下 57,000円
3,500cc超~4,000cc以下 65,500円
4,000cc超~4,500cc以下 75,500円
4,500cc超~6,000cc以下 87,000円
6,000cc超 11万円


自動車税とは、車の排気量に応じて課税される税金です。毎年4月1日時点での車の所有者に課せられ、年に1度納める必要があります。軽自動車は一律の税額となり、それ以外の車種は定められた排気量の条件によって税額が異なります。

なお、自動車税は住んでいる都道府県に納めるものですが、軽自動車の場合のみ「軽自動車税」という名目で各市区町村に納めます。購入した場合は、5月頃に届く納税通知書に従って、所有者である購入者本人が年1回支払います。

自動車重量税

〈自動車重量税(エコカー減税なしの場合)〉

車両重量 新車購入時に支払う税額

※3年分

3年目以降の車検時に支払う税額

※2年ごと

軽自動車 9,900円 6,600円
~500kg以下 12,300円 8,200円
~1,000kg以下 24,600円 16,400円
~1,500kg以下 36,900円 24,600円
~2,000kg以下 49,200円 32,800円
~2,500kg以下 61,500円 41,000円
~3,000kg以下 73,800円 49,200円


自動車重量税とは、車の重量に応じて課される税金です。本来は1年ごとにかかる税金ですが、一般的には車を新規で購入した際と、車検を受けたときに、次の車検までの期間分をまとめて納めます。

税額は車の重さ500kgごとに上がりますが、軽自動車の場合は一律です。また、普通車・軽自動車ともに、新規登録から13年経過すると税額は上がり、18年経過した場合はさらに税額が上がります。購入した場合は、新車登録時に3年分をディーラーなどの登録手続きで、車検の際には2年分を整備工場で、それぞれまとめて支払います。

消費税

車を購入した場合、車両本体価格の10%が消費税として課税されます。
注意したいのは、車両本体だけでなく、オプションやアクセサリー、代行費用なども消費税の課税対象になるということです。

カーナビやオーディオ、エアロパーツ、アルミホイールなどのパーツを注文した場合は、各オプション料金の総額に消費税がかかります。そのため、車を購入した際に最も高くなる税金といえるでしょう。

カーリースの場合、車両本体の消費税相当額が月額料金に含まれているため、購入時のようにまとまった消費税を一度に支払う必要はありません。ただし、ガソリン代や駐車場代など、月額料金に含まれない費用にかかる消費税は、購入したときと同様に利用者が負担します。



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人気車種を購入すると税金はいくら?日産「セレナ」でシミュレーション

セレナ_車種画像

車を購入するとさまざまな税金がかかることがわかりましたが、実際はどのくらいの税金を支払う必要があるのでしょうか。ここでは、カーリースでも人気の日産「セレナ」を例に各種税金を確認し、合計額を算出していきましょう。

なお、エントリーグレード「X」のガソリン車(2WD)を例にご紹介します。排気量1,997cc、車両重量1,670kg、車両本体価格278万5,200円を前提としています。

初期費用

新車購入時にかかる税金は、おもに次の3種類です。

〈セレナ「X」ガソリン車(2WD)の購入時にかかる税金〉

税金 金額
自動車税 36,000円
自動車重量税(3年分) 49,200円
消費税 25万3,200円
合計 33万8,400円


自動車税は、排気量1,997ccが1,500cc超~2,000cc以下の区分に該当するため、年額36,000円です。新車登録時は、4月1日時点の所有者に課税されるため、3月登録の場合は36,000円となります。

自動車重量税は、車両重量1,670kgが1,500kg超~2,000kg以下の区分に該当します。新車購入時は初回の車検までの3年分をまとめて支払うのが一般的で、エコカー減税なしの場合は49,200円です。

消費税は、車両本体価格278万5,200円(税込)のうち25万3,200円に相当します。

これら3種類の税金を合計すると、セレナを新車で購入する場合は33万8,400円の税金がかかることがわかります。

ただし、この税額は車の本体だけにかかる税金なので、カーナビやオーディオなどオプションの代金、各種代行費用にかかる消費税も含めると、税金の総額はさらに数千円~数万円高くなると考えられます。

カーローンを組む場合でも、初期費用に該当する税金は借入希望額に含められないケースがあるため、ある程度まとまった資金が必要となります。

維持費

車に税金がかかるのは購入するときだけではありません。自動車税は毎年1回、自動車重量税は車検の度に次の車検までの期間分をまとめて納める必要があります。

〈セレナ「X」ガソリン車(2WD)の維持にかかる税金(年間)〉

タイミング 税金
車検のない年 36,000円

(自動車税)

車検のある年 68,800円

(自動車税36,000円+自動車重量税32,800円)


セレナの場合、車検がない年は自動車税の36,000円、車検がある年は、さらに2年分の自動車重量税32,800円を合わせた68,800円の税金を負担しなければなりません。

このほか、給油する度にガソリン税も負担しているので、所有する車を維持するためには高額な税金を納める必要があるということがわかります。

特に自動車税の納税時期は、新生活などでお金がかかりやすい時期でもあります。車検が重なる場合は数十万円の出費となり、家計を圧迫しかねません。そのような点から見ても、まとまった出費の心配がないカーリースは、手軽に新車に乗れる方法といえるでしょう。



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自動車税込みでお得?購入にはないカーリースのメリット

自動車税の支払いについてどのように感じますか

前項で見たように、新車を購入すると登録時や車検の度に都度まとまった税金を支払う必要があり、自動車税を含めた維持費の支払いも毎年続きます。

カルモくんの調査*では、自動車税の支払いに8割の方が負担を感じているという結果でした(上の図参照)。このように負担の大きい税金について、カーリースの場合は納付や手続きを都度自分で行う必要がほとんどないので、家計管理においてメリットが大きいといえます。また、ほかにも購入にはないカーリースならではのメリットがあります。以下で詳しく見ていきましょう。

* カーリースカルモくんが2022年4月1日~12日に車を持つ全国の男女1,451人を対象として行ったインターネット調査

初期費用なしでも新車に乗れる

車を購入すると最初にまとまった出費があり負担が大きいが、カーリースなら初期費用を抑えて、自動車税や自動車重量税といった税金もコミコミの定額料金で新車に乗れることを解説している。

前項のセレナの例では、購入時だけで33万8,400円の税金がかかりました。オプションや諸費用を含めると、さらに費用は増えていきます。カーローンを利用する場合でも、税金は借入れに含められないことが多く、現金での準備が必要です。

カーリースなら、頭金をはじめ初期費用を用意しなくても新車に乗れます。購入した場合のように、最初に数十万円規模の税金を現金で一度に支払う必要がありません。税金も含めて定額料金となるため、手元の資金を大きく減らさずに新車に乗り始められます。貯金が少なくても車を持てるほか、オプションやほかの生活費にお金を回しやすく、突発的な出費にも備えやすいでしょう。

車両本体価格の支払い分を抑えやすい

カーリースは残価設定の仕組みにより、車両本体価格の支払い分を購入よりも抑えやすいことを解説。例えば、車両本体価格300万円、残価を120万円と想定した場合、車両代の支払い分としては残りの180万円を契約月数で割って料金が算出される。残価を差し引く分、月々の負担を抑えやすいことを表している。

カーリースの月額料金は、車両本体価格をそのまま契約期間で割るわけではありません。一般的に、車両本体価格から残価を差し引いた金額が車両代の支払い分となります。

なお、残価とはリース契約終了時の車の想定下取り価格のことです。例えば、車両本体価格300万円で残価120万円、5年(60ヵ月)契約の場合、

(300万円 - 120万円)÷ 60ヵ月 = 月々30,000円

となり、月額のうちの車両分は30,000円です。購入時に車両本体価格の全額を支払うのに比べ、月々の負担を抑えやすい仕組みといえます。購入では手が届きにくいグレードの新車に乗る選択肢も広がります。また、一般的に契約期間が長くなるほど毎月のリース料金が安くなる傾向があるのもカーリースの特徴のひとつです。

車検代やメンテナンス費用も定額にできる

税金だけでなく車検代やメンテナンス費用も定額にできるというカーリースのメリットについて解説。車を購入する場合、車検代やメンテナンス費用は都度支払う必要があり、まとまった出費となる。カーリースなら、それらの費用も月額料金にコミコミにでき、支出が安定するので家計の見通しが立てやすい。

カーリースを利用することで支払いが楽になるのは、税金だけではありません

通常カーリースでは、税金を除く車検費用や法定点検費用、消耗品の交換といったメンテナンス費用も購入する場合と同様に利用者が負担する必要があります。しかし、このような維持費を月額料金に含めて定額化できるプランもあります。

車検やメンテナンスにはある程度まとまった費用がかかりますが、プランを利用して維持費も定額化すれば、自身で別途負担する車関連の費用をガソリン代と駐車場代程度にすることも可能です。支出が毎月定額になるため、家計の見通しも立てやすくなります。

税金もコミコミで月々10,000円台からの人気カーリース

カーリースカルモくんのサービスが、2026年4月9日時点のGoogleの口コミ評価で4.5を獲得していることを表す図


カーリースの月額料金には自動車に関する税金のほとんどが含まれていますが、車検やメンテナンス費用などの維持費も定額化できるかどうかは、リース会社やプランによって異なります。そのため、費用負担や支払いの手間を大きく抑えてカーリースを利用するには、契約するリース会社やプランを慎重に選ぶ必要があるでしょう。

数あるカーリースの中でもおすすめなのは、月額料金に各種税金が含まれており、頭金やボーナス払い不要で月々10,000円台から利用できる「カーリースカルモくん」です。2018年のサービス開始以来、累計30万人を突破し、利用している方からの評判も良い人気のカーリースです。

業界最安水準の料金*が大きな魅力。また、プランの選択肢が多いのも特徴です。契約年数は1~11年から予算やライフプランに合わせて選べます。加えて、メンテナンスをどこまで定額にするかも選択可能です。

さらに、契約年数やオプションによって、走行距離制限なし、カスタマイズを楽しんで最後にそのまま車をもらうといった使い方もできます

〈利用者の声〉

Yさん(ホンダ「N-BOX」11年契約)

いろいろな税金も込みで毎月同じ額を支払える点がとてもわかりやすく、カーリースに魅力を感じました。家族が増えたタイミングで「N-BOX」を11年契約。月々払いで現金一括購入のような負担感がないうえ、自動車税などを別途用意する必要がなく助かっています。カルモくんは、値段の安さとサポートの丁寧さも決め手で、とても満足しています。

Tさん(ホンダ「N-BOX」8年契約)

カーリースを利用する前、車の税金や車検は負担が大きいと感じていました。カルモくんは、車検もメンテナンスも全部コミコミで契約でき、とても助かっています。子供の成長を見据えて、契約期間は短めにしました。個人事業主で月額料金を経費にでき、税金の仕訳も不要で楽です。車の税金がよくわからない人にもおすすめです。


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※この記事は2026年6月時点の情報で制作しています


よくある質問

Q1カーリースの自動車税や自動車重量税といった税金は誰が払う?

A:一般的にカーリースの税金は、リース車両の所有者であるリース会社が支払います。月額料金に税金も含まれるため、利用者が月額料金とは別に税金分を用意する必要は原則としてありません。

Q2新車購入とカーリースでかかる税金に違いはある?

A:税金の種類自体は、新車購入でもカーリースでも同じです。しかし、購入時はその都度自分で納税するのに対し、カーリースは税金が月額料金に含まれていることが多く、まとまった出費を防げるという違いがあります。

Q3リース契約後に想定外の税金が発生することはある?

A:基本的な税金は月額料金に含まれますが、プランによっては車検時の自動車重量税などが含まれていない場合があります。契約前に月額料金に含まれる費用の内訳をしっかり確認しておくことが大切です。

この記事の執筆者・監修者


伊藤 真二
ファイナンシャルプランナー/編集長

伊藤 真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。

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