カーリースの残価設定とは?お得な仕組みや精算の注意点を解説

執筆者・監修者
伊藤 真二ファイナンシャルプランナー/編集長
更新日:2026.07.15

カーリースは、月々10,000円台からの定額で新車に乗れる便利なサービスです。そのお得な料金は「残価設定」によるものですが、残価設定の仕組みや残価設定ローンとの違いはわかりにくいものです。
そこで、カーリースの残価設定とは何か、残価設定なしとありとでど のような違いがあるのか、カーリースの料金に含まれる費用とともに解説します。
【この記事のポイント】
✔ カーリースの残価設定とは、契約満了時の残価を除いてお得に車に乗れる仕組み
✔ 残価設定なしのカーリースは、月額料金が比較的高い
✔ 頭金・ボーナス払いなし、残価精算なしのカーリースなら最後まで定額で安心
目次
カーリースの残価設定とは
カーリースの残価設定とは、契約満了時の車の価格(残価)を設定することです。カーリースでは、車両本体価格から残価を差し引き、税金や手数料などの諸費用を加えた金額を契約月数で割って、毎月のリース料金(月額料金)が算出されます。
カーローンで車を購入する場合、車両本体価格全体を返済回数で割って返済していくうえ、そこに金利もプラスされます。その点、カーリースは差し引かれる残価の分、支払う車両本体価格が抑えられるため、お得な料金で新車に乗れるのです。
例えば、車両本体価格150万円、残価50万円の新車を利用する場合、残価を除いた100万円(150万円−50万円)に諸費用を加えた金額を支払い回数で割って、月々のリース料金(月額料金)が算出されます。
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カーリースは残価設定なし・残価設定ありでどう違う?
カーリースには、「残価設定なし」と「残価設定あり」の2種類があります。どちらを選ぶかで、月々の料金や走行距離の制約など、それぞれのメリット・デメリットに違いがあります。以下ではそれぞれの特徴を解説します。
〈残価設定なしのカーリース・残価設定ありのカーリース比較〉
| 残価設定なしのカーリース | 残価設定ありのカーリース | |
|---|---|---|
| 月々の料金 | 高い | 安い |
| 走行距離 | 制限がないことが多い | 制限あり |
| 車のカスタマイズ | 制約がないことが多い | 制約あり |
| 契約満了後 | そのままもらえることが多い | 返却・買取・再リースなど |
残価設定なしのカーリース
リース会社やプランによっては、残価を0円として残価設定をしないケースもあります。残価設定なしのカーリースでは、契約満了まで利用すると車がそのままもらえるプランが多く、走行距離制限やカスタマイズの制約が設けられていないことがほとんどです。ただし、契約満了時に返却を選ぶと、走行距離制限や車両状態に応じた追加費用が必要となる場合があります。
残価設定なしのカーリースは、車がもらえる前提であれば、走行距離制限や傷を気にせず車に乗れるのがメリットです。一方、デメリットとして、残価設定ありのカーリースに比べると、月額料金が高くなる傾向があります。
残価設定ありのカーリース
残価設定ありのカーリースは、車両本体価格から残価を差し引く分、残価設定なしのカーリースと比べて月額料金が安いのが特徴です。月々の負担をできる限り抑えて車に乗りたい方に、おすすめの選択肢といえます。
ただし、デメリットとして、設定した残価の担保のために走行距離や車のカスタマイズに制約があるのが一般的です。
残価精算が必要?残価設定ありのカーリースの契約方式

残価設定ありのカーリースには、「オープンエンド方式」と「クローズドエンド方式」の2つの契約方式があります。契約満了時に残価精算が必要かどうかは、この契約方式によって異なります。以下で、2つの契約方式の特徴を見てみましょう。
オープンエンド方式
オープンエンド方式では、契約時に設定した残価が契約者に開示されます。残価は基本的にリース会社が契約期間や走行距離などをもとに算出しますが、オープンエンド方式ではリース会社と相談のうえ、契約者の同意を得て残価を決めるケースもあります。
契約満了時には、車の状態や中古車市場における価値などから査定を行い、契約時に設定した残価と実際の査定額との差額を精算します。実際の査定額が想定残価を上回っていれば差額が返金されますが、下回った場合は契約者が差額を支払わなければなりません。
設定された残価が高ければ、車両本体価格から差し引く金額が大きくなるため、月額料金を抑えやすくなります。ただし、残価が高すぎると、契約満了時に査定額が想定残価を下回り、残価精算で高額の支払いが必要となる可能性がある点に注意が必要です。
中古車相場は需給や市場動向で変動するため、丁寧に使用していても差額請求が発生することもあります。最後にまとまった出費となるリスクを避けたい場合は、残価精算のないクローズドエンド方式を選ぶことをおすすめします。
クローズドエンド方式
クローズドエンド方式とは、オープンエンド方式の逆で、リース契約に設定する残価を契約者に開示せず、契約満了時の車両の査定額との差額精算を行わない契約方式です。リース会社が満了後のリスクを負う前提で残価を設定するため、残価は低めに設定されることが多く、月々のリース料はオープンエンド方式と比べると高い傾向があります。
クローズドエンド方式のカーリースでは、契約満了時の残価精算がないため、中古車の売却相場が契約時より下落していても、リース会社から差額を請求される心配がありません。
ただし、オープンエンド方式のように契約者が残価を調整できるケースがない点や、月額料金が高くなりやすい点はデメリットといえます。
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残価設定のあるローンとリースの違い

残価設定型クレジット(残クレ)とも呼ばれる残価設定ローンとカーリースは、どちらも契約満了時の残価を設定して月々の支払いを抑える点では共通しています。ただし、残価の考え方や月々の支払いの内訳には違いがあります。
残価設定ローンでは、契約満了時の残価を最後の支払いとして据え置き、その分を除いた車両本体価格に対してローン返済を行います。そのため、通常のカーローンよりも月々の負担は軽くなります。ただし、返済期間中は残価にも金利がかかり、契約満了時には残価の精算が必要です。また、自動車税や車検費用などの維持費は、月々のローン返済とは別に都度かかります。
カーリースでは、車両本体価格から残価を差し引き、諸費用を加えた金額を契約月数で割って月額料金が算出されます。そのため、頭金や税金などの初期費用を抑えつつ、毎月定額で車に乗れるのが特徴です。車の所有権はリース会社にあり、多くの場合、自動車税や自賠責保険料といった維持費も月額料金に含まれます。
プランによっては車検代やメンテナンス費用までコミコミにできるため、維持費を別途用意する手間を省き、毎月の出費を一定に抑えながら車に乗れるのがカーリースのメリットといえます。
ずっと定額で安心!残価設定ありのおすすめカーリースは?

残価設定ありのカーリースの中でも、特に「カーリースカルモくん」は、頭金なし、ボーナス払いの設定もなしで、安心して車に乗れるカーリースです。
コスパの良さで高く評価され、サービス開始以来、申込者数は累計30万人を突破しています。
以下では、カルモくんのサービス内容について詳しく見ていきましょう。
カーリースカルモくんは車返却時の残価精算なし!
オープンエンド方式のカーリースは、契約満了時の残価によっては差額を支払う必要があります。その点、カルモくんは、契約満了時に残価との差額精算を行わないクローズドエンド方式のカーリースです。
返却時の請求額を気にしないでいいため、安心してカーライフを楽しめます。
走行距離制限なしで車がもらえる!
カルモくんは残価設定ありのカーリースですが、契約期間によっては走行距離制限なしで、さらに車をもらう選択もできるのが魅力です。
残価設定ありのカーリースの多くは、月1,000kmや1,500kmなどの走行距離制限を設けています。これは長く走ることで車の価値が残価設定で定めた価値以下にならないようにするためです。
規定の走行距離をオーバーする月があっても、契約期間全体で総走行距離が規定を超えていなければ問題ありません。しかし、通勤や遠出などで頻繁に車を使ってトータルの走行距離がオーバーした場合、1kmあたり5~10円の超過料金を求められることもあります。
その点、カルモくんなら7年以上の契約で走行距離無制限。超過料金を気にせずドライブや旅行を楽しめます。さらに、契約満了時に利用していた車をそのままもらう選択も可能です。
万が一のためにリース専用保険の相談もできる

カルモくんでは、カーリース専用の自動車保険(任意保険)の相談も可能です。安心の基本補償と事故対応サポートはもちろん、オプションとして豊富な特約から希望に合ったものを選べます。
また、盗難や全損事故によって車に乗れなくなった場合、中途解約金をカバー。事故を起こして保険金を受け取っても保険契約期間中は等級がそのまま、1年ごとの更新も不要など、メリット満載です。
業界最安水準*のカルモくんなら、保険の内容を充実させても月々20,000円程度から利用できます。
お得に乗れるか簡単チェック!
頭金・ボーナス払い0円、残価精算なし、月々10,000円台からのカルモくんをお得に利用できるかは、簡単に確かめられます。
まずは仮の車種で試せる「お試し審査」で希望を伝えてみましょう。通過後、条件に合った車種やプランを選択できるのでお気軽にどうぞ。
* 調査日と調査概要はコンテンツポリシー参照
まとめ|カーリースの残価設定なし・ありの違いを知ってお得に新車に乗ろう
カーリースは、残価設定をすることで月額利用料をより安く設定できるのが特徴です。
残価設定ありのカーリースの中でも、特にクローズドエンド方式を採用する カルモくんなら、車返却時の残価精算なしで安心してカーライフを楽しめます。契約期間7年以上の方は走行距離制限がなく、さらに、契約満了時に車をそのままもらう選択も可能です。
残価設定による特徴の違いを知り、自分に合ったカーリースで快適なカーライフを送りましょう。
※この記事は2026年6月時点の情報で制作しています
よくある質問
- Q1カーリースの残価設定とは?
A:カーリースの残価設定とは、契約満了時の車の価格(残価)を設定することです。残価設定ありのカーリースでは、設定した残価を除き、諸費用を加えた金額を毎月のリース料金(月額料金)として支払います。そのため、残価設定なしのカーリースよりお得な金額で車に乗れます。
- Q2残価設定ローンとカーリースならどちらがいい?
A:初期費用を抑え、毎月定額で乗り、税金や車検代などの維持費もまとめて管理したい方にはカーリースが向いています。一方、購入を前提に月々の負担を抑えたい方には残価設定ローンも選択肢になりますが、契約満了時に据置額を支払わないと自分のものにはならず、返済期間中は据置額にも金利がかかる点に注意が必要です。
- Q3カーリースの残価設定はやめたほうがいい?
A:クローズドエンド方式を採用しているカーリースを選べば、残価精算による請求のリスクがないため安心して利用できます。車の価値下落によるトラブルを避けたい場合は、契約方式を事前にしっかり確認することが大切です。










