【2026年】燃費のいい車ランキング|軽・普通車・SUVの低燃費モデル

若林 由晃

執筆者・監修者

若林 由晃クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長

更新日:2026.05.21

2026年版、燃費の良い車のランキング。国土交通省のWLTCモード燃費データを基に、普通車・軽自動車・コンパクトカー・SUV/クロカン・ミニバン/ワゴンといったボディタイプ別の低燃費車を、年間ガソリン代の目安や、プロが選ぶ低燃費走行のコツとあわせて解説。

車選びにおいて、人気やデザイン、走行性能と並んで重視される燃費性能。低燃費の車を選べば、維持費を抑えられて家計も助かります。そこで、燃費の良い車ランキングを、普通車・軽自動車に加え、コンパクトカー、SUV・クロカン、ミニバン・ワゴンといったボディタイプ別にご紹介します。ランキング上位の車種のおすすめポイントや、年間ガソリン代の目安、燃費良く乗るテクニックもあわせて見ていきましょう。
監修するのは、整備士国家資格を満点合格し、ディーラー整備・販売を経てカーリース業界に転身したクルマ専門家・若林由晃氏。プロの目線で、燃費だけでなく実用性や維持コストまで含めた選び方をお伝えします。

【この記事のポイント】
✔ 国土交通省WLTC公表データから、ボディタイプ別の燃費No.1がひと目でわかる
✔ 普通車TOP10はトヨタが8車種を独占、軽自動車は同率4位に4車種が並ぶ激戦区
✔ 年間ガソリン代の差を具体額で比較でき、車選びでの後悔を防げる


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【普通車】燃費の良い車ランキングTOP10

まずは、普通車のランキングから見ていきましょう。国土交通省の2026年5月1日時点のデータにおける燃費の良い車はこちらです。

〈燃費の良い普通車ランキング〉

順位 車種名 燃費(WLTC) 型式
1位 トヨタ「ヤリス」 36.0km/L 6AA-MXPH14
2位 トヨタ「アクア」 34.3km/L 6AA-MXPK11
3位 トヨタ「プリウス」 32.6km/L 6AA-ZVW60
4位 トヨタ「ヤリス クロス」 30.8km/L 6AA-MXPJ10
5位
(同率)
トヨタ「カローラ」 30.2km/L 6AA-ZWE219
5位
(同率)
ホンダ「フィット」 30.2km/L 6AA-GR3
7位 トヨタ「カローラスポーツ」 30.0km/L 6AA-ZWE219H
8位 トヨタ「カローラツーリング」 29.5km/L 6AA-ZWE219W
9位
(同率)
トヨタ「シエンタ」 28.4km/L 6AA-MXPL10G
9位
(同率)
日産「ノート」 28.4km/L 6AA-E13

※国土交通省「自動車の燃費性能に関する公表(令和8年5月1日現在)」の国内のガソリン乗用車(普通・小型・軽自動車)をもとに、カルモマガジン編集部が作成

1位 トヨタ「ヤリス」36.0km/L

トヨタ「ヤリス」


ガソリンモデルなどもそろえるヤリスのラインナップの中で、圧倒的な燃費性能を誇るのが「1.5Lハイブリッド」です。WLTCモード燃費は30.2~36.0km/L。ハイブリッド・コンパクトカーでは世界トップクラス(2025年2月時点、トヨタ調べ)の低燃費を誇ります。4WDは後輪を電気モーターで駆動させる「E-Four」を採用、特に滑りやすい路面での走行安定性に優れます。

ヤリスの魅力は、スタイリッシュなデザインと上質な乗り心地、軽快なハンドリングに加えて、高い安全性能と環境性能を誇る最新のコンパクトカーであることです。なお、先代のヴィッツと比較すると後席が狭くなっているのは、空力性能を高めて燃費向上を図ったため。後席の広さを求める方には、派生モデルでコンパクトSUVの「ヤリス クロス」を選ぶことをおすすめします。

ヤリスの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


2位 トヨタ「アクア」34.3km/L

トヨタ「アクア」

2代目アクアの最大のトピックは、「バイポーラ型ニッケル水素電池」を駆動用車載電池として採用したことでしょう。これにより、より多くのバッテリーセルが搭載できるようになり、初代に比べて2倍の出力を実現しました。このバッテリー出力向上は、エンジンを始動させずにモーターだけで走行できる範囲の増加をもたらし、燃費が大きく向上しています。

WLTCモードカタログ燃費は、2WD車で33.6~34.3km/L、E-Four車で30.0km/Lと、ハイブリッド世界トップレベル(2025年9月時点、トヨタ調べ)の燃費性能を誇っています。2代目アクアの魅力についてトヨタは「実用的な環境車を持続可能な形でご提供する」と伝えています。その言葉どおり、実用的で環境性能の高さが魅力の一台です。

アクアの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


3位 トヨタ「プリウス」32.6km/L

トヨタ「プリウス」

現行型は高い燃費性能と環境性能を実現しているのはもちろん、一度乗ったら虜になるような「走りの良さ」を追求しているのが特徴です。パワーユニットは2種類あり、2.0Lモデルと1.8Lモデルをラインナップ(1.8Lモデルは法人向けグレードとKINTO専用グレードに限定)。

2.0Lモデルでは、先代型比で1.6倍となるシステム出力196psを実現し、従来型を上回る燃費性能と胸のすくような加速や意のままの走りを実現するレスポンスの良さを両立させました。1.8Lモデルではすべての電動モジュールを刷新し、燃費性能とハイブリッドならではのシームレスな加速、軽やかな走行フィーリングが楽しめます。WLTCモードカタログ燃費は、2WDが28.6~32.6km/L、E-Fourが26.7~30.7km/L(プラグインハイブリッド車を除く)です。

プリウスの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


4位 トヨタ「ヤリス クロス」30.8km/L

トヨタ「ヤリスクロス」

ヤリス クロスに搭載されているパワートレインは、最高出力120psを発生する1.5L直列3気筒DOHCエンジン+CVTと、最高出力91psを発生する1.5Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムの2種類。駆動方式は2WD(FF)と4WD(GR SPORTを除く)を設定し、ハイブリッド車はE-Fourと呼ばれる電気式の4WD、ガソリン車には、路面状況に応じて3つのモードから選べるマルチテレインセレクト機能を搭載した電子制御式4WDを採用しています。

燃費性能はWLTCモードでガソリン2WD車は17.6~19.8km/L、4WD車は17.1~18.4km/L、ハイブリッド2WD車は25.0~30.8km/L、4WD車は26.0~28.7km/Lとクラストップ(2025年2月時点、トヨタ調べ)の燃費性能を発揮しています。

ヤリス クロスの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


5位(同率) トヨタ「カローラ」30.2km/L

トヨタ「カローラ」

カローラは、誰が乗っても運転しやすい走行性能と操縦安定性があり、低燃費で環境性能にも優れています。2022年10月に実施された一部改良ではパワートレインが変更され、ハイブリッド車にはすべての電動モジュールを刷新した新型の1.8Lハイブリッドシステムが採用されました。

モーターの出力を向上させ、ハイブリッド車ならではの滑らかな加速、発進時の素早いレスポンスなどを追求し、これまで以上に気持ちの良い走りと高いレベルの低燃費を両立させています。4WD車には4WDの作動領域やリアへのトルク配分を拡大した新型の電気式4WDシステム「E-Four」を搭載。駆動方式は2WDとE-Fourが設定されており、WLTCモードカタログ燃費は2WD車が27.9~30.2km/L、E-Four車が25.3~28.1km/Lとなっています。

カローラの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


5位(同率) ホンダ「フィット」30.2km/L

ホンダ「フィット」

フィットは、1.5L直列4気筒ガソリンエンジンと、1.5Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッド「e:HEV」の2タイプをラインナップし、それぞれに2WD(前輪駆動)と4WDを設定しています。1.5Lガソリンエンジンの最高出力は118ps、最大トルクは142Nmで、WLTCモードカタログ燃費は16.0~318.7km/L、ハイブリッド「e:HEV」のWLTCモードカタログ燃費は23.5~30.2km/Lです。

フィットの魅力は、シンプルで親しみやすいデザインと広い室内空間をもったコンパクトカーであること。特に、ハイブリッド「e:HEV」は気持ちの良い加速と低燃費を両立させた上質な走りでフィットの魅力をさらに高めています。全体的によくまとめあげられた乗り心地で、コンパクトカーにしては十分に快適、操縦安定性にも優れています。

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7位 トヨタ「カローラスポーツ」30.0km/L

トヨタ「カローラスポーツ」

燃費性能の高さは、カローラスポーツの魅力のひとつです。1.8Lハイブリッドシステムは2022年10月の改良で電動モジュールをすべて刷新し、モーターの出力を向上しました。その結果システム最高出力が140psまで引き上げられ、これまで以上に素早いレスポンスやダイレクトな加速フィーリングを実現しています。

WLTCモードカタログ燃費は、27.2~30.0km/L。なお、駆動方式は2WDのみであり、4WDの設定はありません。カローラスポーツの魅力のひとつは、欧州育ちというルーツを持つスポーティーでスタイリッシュなコンパクト・ハッチバックであることでしょう。ヤリスなどのコンパクトカーでは小さすぎと感じている方や、輸入車が欲しいけど購入後の維持に不安を感じている方、燃費や安全性能に優れたスポーティーなモデルが欲しい方にもおすすめです。

カローラスポーツの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


8位 トヨタ「カローラツーリング」29.5km/L

トヨタ「カローラツーリング」

カローラツーリングは、燃費と加速力に優れるハイブリッド車と、車両価格を抑えたコストパフォーマンスが高いガソリン車をラインナップしていましたが、2025年5月の改良時にガソリン車は廃止され、現在はハイブリッド車のみとなっています。ハイブリッド車は2022年10月の一部改良で電動モジュールをすべて刷新し、加速性能や燃費性能を向上させました。

フルモデルチェンジやマイナーチェンジ以外でパワートレインが一新されることは少なく、このパワートレインの変更に伴って車両型式が変更になっています。また、後輪モーター駆動の電気式4WDシステム「E-Four」も設定し、積雪地帯の方や、ウインタースポーツが趣味の方にも選びやすいパワートレインラインナップとなっています。WLTCモードカタログ燃費は、2WD車が27.3~29.5km/L、E-Four車が24.9~27.8km/Lです。

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9位(同率) トヨタ「シエンタ」28.4km/L

トヨタ「シエンタ」

シエンタは日本の道路事情に適した運転しやすい5ナンバーサイズでありながら、3列シートを備え家族みんなが快適に移動できる広く快適な室内空間を備えたモデルです。また、ハイブリッド車、ガソリン車ともに燃費性能に優れ多数の最新鋭の先進安全技術を採用しているなど、今時のファミリーカーの最先端を行くモデルともいえます。

パワーユニットは最大熱効率40%以上を実現、さらに小型・軽量化を徹底的に追求することで高いレベルの低燃費、動力性能、環境性能を発揮する新型の1.5Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドと、低燃費と高出力を両立させた直噴タイプの1.5Lエンジンに10速シーケンシャルシフトマチックを設定した「Direct Shift-CVT」の組み合わせの2タイプです。WLTCモードカタログ燃費は、ハイブリッド車の2WDが27.6~28.4km/L、E-Fourが24.8km/L、ガソリン車の2WDが18.3~18.4km/Lです。

シエンタの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


9位(同率) 日産「ノート」28.4km/L

 日産「ノート」

ノートは、内外装の先進的なデザインや第2世代の「e-POWER」の力強く静かな走り、コンパクトカーらしい使い勝手の良さや高い燃費性能が魅力です。搭載するe-POWERはモーターやインバーターを刷新した第2世代で、先代モデルよりもトルクや出力を向上させ、スムーズな走り出しと中速域からの力強い加速に磨きをかけました。エンジン稼働時のノイズも抑制されて、街乗りから高速走行まで、快適で自然なドライビングフィールをもたらします。

アクセル操作のみで加減速をコントロールできる「e-Pedal Step」を搭載し、ワンペダル感覚の走りが楽しめるのも魅力。さらに、好みや走行シーンによって選択できるSPORT、ECO、NORMALの3つのドライブモードの設定もあります。WLTCモードカタログ燃費は2WDが28.4km/L、4WDが23.8km/Lです。

ノートの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


【専門家コメント】クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長 若林由晃

普通車でWLTC 30km/L超を狙うならヤリスかアクアが鉄板です。低燃費=高い車両価格と思われがちですが、トヨタの主要ハイブリッドは残価設定型ローンやカーリースで月額負担を抑えられ、5~7年所有なら燃料費削減で元が取りやすい部類です。ただ、ご家族の人数が多い方や後席に人をよく乗せる方は、コンパクトカーにこだわらず、低燃費なミニバンのシエンタや、後席が広く快適なノートも検討候補に入れてみてください。

【軽自動車】燃費の良い車ランキングTOP5

続いては、燃費の良い軽自動車を見ていきましょう。こちらも、国土交通省の2026年5月1日時点のデータにおけるランキングです。

〈燃費の良い軽自動車ランキング〉

順位 車種名 燃費(WLTC) 型式
1位(同率) スズキ「アルト」 28.2km/L 5AA-HA97S
1位(同率) マツダ「キャロル」 28.2km/L 5AA-HB97S
3位 スズキ「アルトラパン」 27.3km/L 5AA-HE93S
4位(同率) スズキ「ワゴンR」 25.1km/L 5AA-MH95S
4位(同率) スズキ「ワゴンRスマイル」 25.1km/L 5AA-MX91S
4位(同率) マツダ「フレア」 25.1km/L 5AA-MJ95S
4位(同率) マツダ「フレア ワゴン」 25.1km/L 5AA-MM94S

※国土交通省「自動車の燃費性能に関する公表(令和8年5月1日現在)」の国内のガソリン乗用車(普通・小型・軽自動車)をもとに、カルモマガジン編集部が作成

1位(同率) スズキ「アルト」28.2km/L

スズキ「アルト」

現行型ではアルトとして初めてマイルドハイブリッド車が設定されました。マイルドハイブリッドは、ISGと呼ばれるモーター機能付き発電機を搭載し、加速時にモーターでエンジンをアシストすることで燃料消費を抑える低燃費技術です。

アルトは2021年のデビュー当時からクラストップレベルの燃費性能を有していましたが、2025年7月の改良ではエクステリアに手を加えて空力性能を向上。さらなる低燃費を実現しました。マイルドハイブリッド2WD車は28.2km/L(WLTCモード)と、ガソリン・ハイブリッド軽自動車クラストップ(2025年6月時点、スズキ調べ)の燃費を達成しています。ガソリン車の数値も2WD車25.8km/L(WLTCモード)と、かなり優秀です。なお、4WD車の燃費はマイルドハイブリッド26.2km/L、ガソリン23.8km/L(いずれもWLTCモード)です。

アルトの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


1位(同率) マツダ「キャロル」28.2km/L

マツダ「キャロル」

キャロルは、軽自動車トップクラスの燃費性能を誇ります。パワートレインは2種類の展開で、最大出力34kW(46PS)を発揮する直列3気筒ガソリンエンジンと、直列3気筒エンジン+モーターのハイブリッドモデルが用意されています。WLTCモードによる燃費性能は、ガソリンエンジンの場合2WDが25.2km/L、4WDが23.5km/Lで、ハイブリッドの場合2WDが27.7km/L、4WDが25.7km/Lです。よって、最も低燃費なのはハイブリッド×2WDの組み合わせです。

発電効率に優れたISG(モーター機能付き発電機)を搭載するハイブリッドは、減速時のエネルギーを利用して発電してバッテリーに充電し、その電力を用いたモーターの動力によって加速をアシストします。低燃費に貢献するアイドリングストップシステムは全車に標準装備です。

キャロルの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


3位 スズキ「アルトラパン」27.3km/L

スズキ「アルトラパン」

現行型のアルトラパンは、ベースモデルのアルトが2021年にフルモデルチェンジしても世代交代せず、2015年に登場した3代目を継続して販売しています。当初パワーユニットはガソリン車のみの設定でしたが、2025年の改良時に待望のマイルドハイブリッドシステムが採用されました。

ガソリン車の時代から元々燃費性能に定評があったモデルではありますが、マイルドハイブリッドの搭載によってさらに燃費性能に磨きをかけ、WLTCモードカタログ燃費は2WD車27.3km/L、4WD車25.2km/Lを実現しています。そのほかに採用されている低燃費技術として、停車前の減速時に約10km/h以下になると自動でエンジンを停止し余分な燃料消費を抑える「アイドリングストップシステム」、アイドリングストップ中に一定時間車内に冷たい風を送り、車内の快適性を保つ「エコクール」などがあります。

アルトラパンの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


4位(同率) スズキ「ワゴンR」25.1km/L

スズキ「ワゴンR」

ワゴンRは特に街乗りで余裕を感じる、力強く滑らかな加速を特徴とした最高出力49PSの直列3気筒エンジンを同2.6PSのモーターがアシストするマイルドハイブリッドとCVTを組み合わせたパワートレインを採用しています。アイドリングストップからのエンジン再始動もスムーズで、信号待ちや交差点での再発進でぎくしゃくすることはありません。

駆動方式は全グレードに2WD(FF/前輪駆動)と4WDが用意されており、積雪の多い地域にお住まいの方やウインタースポーツを楽しむ方は、滑りやすい路面に強い四輪駆動車を選ぶことができます。燃費はWLTCモードでマイルドハイブリッドの2WD車が25.2km/L、4WD車で24.2km/L、ノンハイブリッドの2WDのCVT車が24.4km/L、5MT車は24.8km/L、同4WDCVT車が23.2km/L、5MT車は23.0km/Lと、軽自動車トップクラスの低燃費をマークしています。

ワゴンRの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


4位(同率) スズキ「ワゴンR スマイル」25.1km/L

スズキ「ワゴンR スマイル」

ワゴンR スマイルには、低中速域での力強い動力性能と静粛性を両立させたR06D型のエンジンを搭載。さらに減速時に発生するエネルギーを活用して発電し、加速時にその電力を使用してモーターでエンジンをアシストすることで燃費向上に貢献するマイルドハイブリッドシステムを採用しています(グレード別設定)。

また、マイルドハイブリッド搭載モデルには停車前の減速時約10km/h以下になると自動でエンジンを停止するアイドリングストップシステムを採用。さらにアイドリングストップ中に一定時間冷たい風を送り出し、室内温度の上昇を抑えることでエンジンの再始動を遅らせて燃料の消費を抑制する「エコクール」などの低燃費技術も搭載し、WLTCモードカタログ燃費25.1km/L(2WD)、23.6km/L(4WD)の低燃費を実現。ガソリン車の燃費は23.9km/L(2WD)、22.5km/L(4WD)と、マイルドハイブリッド車に劣るとはいえ十分な数値です。

ワゴンR スマイルの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


4位(同率) マツダ「フレア」25.1km/L

マツダ「フレア」

フレアは、スズキ「ワゴンR」のOEMモデル(兄弟車)として、マツダから販売されている軽トールワゴンです。エンジンや低燃費技術は基本的にワゴンRと共通で、マイルドハイブリッドシステムを搭載したモデルではWLTCモードカタログ燃費25.1km/L(2WD)、24.2km/L(4WD)を実現しています。

ワゴンRと中身は同じため、走行性能や燃費性能はクラストップレベル。マツダ車のディーラーで購入・整備を受けたい方や、マツダブランドが好みの方に選ばれる一台です。

フレアの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


4位(同率) マツダ「フレア ワゴン」25.1km/L

マツダ「フレア ワゴン」

フレア ワゴンは、スズキ「スペーシア」のOEMモデルとしてマツダから販売されている軽スーパーハイトワゴンです。スライドドアを備えた広い室内空間と、マイルドハイブリッドによる低燃費を両立しているのが特徴。WLTCモードカタログ燃費は25.1km/L(2WD・型式5AA-MM94S)です。

子育てファミリーや、ベビーカー・荷物を頻繁に積み下ろしする方にとって、スライドドア+低燃費+軽自動車税のバランスがとれた選択肢になります。マツダディーラーでの購入・整備のしやすさも魅力です。

フレアワゴンの魅力&お得に乗れる方法を詳しく見る


【専門家コメント】クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長 若林由晃

軽自動車で低燃費を狙うなら、まずはアルト(兄弟車のキャロルも中身は同じ車)が燃費・価格・維持費のバランス最強です。ファミリーで荷物が多いならワゴンR スマイル、デザイン重視ならアルト ラパン、初期費用と月々の負担を抑えたいならアルトという棲み分けが、一番納得いただける整理の仕方です。迷ったらまず、アルト系から検討してみてください。

【コンパクトカー】燃費のいい車TOP3

ここからは、ボディタイプ別に燃費のいい車を見ていきましょう。まずは、取り回しやすさと低燃費を両立したコンパクトカー部門。WLTCモード燃費のトップ3はいずれも普通車TOP10にもランクインしているハイブリッドモデルで、街乗り中心の方に特におすすめのカテゴリーです。

〈燃費のいいコンパクトカーランキング〉

順位 車種名 燃費(WLTC) 型式
1位 トヨタ「ヤリス」 36.0km/L 6AA-MXPH14
2位 トヨタ「アクア」 34.3km/L 6AA-MXPK11
3位 ホンダ「フィット」 30.2km/L 6AA-GR3

※国土交通省「自動車の燃費性能に関する公表(令和8年5月1日現在)」の国内のガソリン乗用車(普通・小型・軽自動車)をもとに、カルモマガジン編集部が作成

コンパクトカーは「街乗り中心」「初めての車」「セカンドカー」用途で選ばれることが多いカテゴリーです。WLTCモード30km/L超を狙うならハイブリッド一択で、トヨタ・ホンダの主要モデルがしのぎを削っています。価格を抑えたいならガソリンモデルのフィット(WLTC 15.9~18.7km/L)やヤリス(同20.8km/L)も十分実用的。
後席の広さや積載性も比較ポイントで、家族でも使うならフィットや日産ノート、1~32人乗りメインならヤリスやアクアが向きます。

トヨタ「ヤリス」

【SUV・クロカン】燃費のいい車TOP3

続いて、ファミリー需要やレジャー利用で人気のSUV・クロカン部門。SUVはボディが大きく重量もある分、コンパクトカーやセダンに比べて燃費が劣る傾向がありますが、ハイブリッドモデルやマイルドハイブリッドモデルの中にはWLTC 25km/L以上を実現する車種もあります。

〈燃費のいいSUV・クロカンランキング〉

順位 車種名 燃費(WLTC) 型式
1位 トヨタ「ヤリス クロス」 30.8km/L 6AA-MXPJ10
2位 ダイハツ「ロッキー」 28.0km/L 5AA-A202S
3位 トヨタ「カローラクロス」 26.4km/L 6AA-ZSG10

※国土交通省「自動車の燃費性能に関する公表(令和8年5月1日現在)」の国内のガソリン乗用車(普通・小型・軽自動車)をもとに、カルモマガジン編集部が作成

SUV・クロカンを選ぶときに燃費を最重視するなら、コンパクトSUVのヤリス クロスが頭ひとつ抜けています。コスト面や扱いやすさを優先するなら、e-SMART HYBRIDを搭載するダイハツ「ロッキー」も選択肢。後席や荷室の余裕を重視するなら、ステーションワゴンの取り回しに近いカローラクロスがおすすめです。
4WDモデルは雪国や趣味でアウトドアに頻繁に行く方には心強い装備ですが、駆動系の重量増で燃費はFFモデルより1~3km/L程度悪化するのが一般的です。「街乗り+たまにレジャー」ならFF、本格的に積雪地や雪山に通うなら4WDという基準で検討すると失敗が少なくなります。

トヨタ「ヤリスクロス」

【ミニバン・ワゴン】燃費のいい車TOP3

ファミリーカーの大本命であるミニバン・ワゴン部門は、車重があるため低燃費を実現するのが特に難しいカテゴリーですが、ハイブリッドモデルやマイルドハイブリッドモデルの登場で「家族で使えてWLTC 25km/L超」が現実的になっています。

〈燃費のいいミニバン・ワゴンランキング〉

順位 車種名 燃費(WLTC) 型式
1位 トヨタ「シエンタ」 28.4km/L 6AA-MXPL10G
2位 ホンダ「フリード」 26.0km/L 6AA-GT5
3位(同率) スズキ「ワゴンR スマイル」 25.1km/L 5AA-MX91S
3位(同率) マツダ「フレア ワゴン」 25.1km/L 5AA-MM94S

※国土交通省「自動車の燃費性能に関する公表(令和8年5月1日現在)」の国内のガソリン乗用車(普通・小型・軽自動車)をもとに、カルモマガジン編集部が作成

家族3~4人+日常の買い物や送り迎えがメインなら、5ナンバーサイズで取り回しの良いシエンタが筆頭候補。荷室の使い勝手やスライドドアの開口部を重視するなら、フルモデルチェンジしたホンダ「フリード」も有力です。
「ミニバンサイズはちょっと大きい」「軽自動車サイズで家族をしっかり乗せたい」場合は、軽スーパーハイトワゴンのワゴンR スマイルやフレア ワゴンを検討するという選択肢もあります。ミニバン・ワゴンは荷物の搭載量で燃費が大きく変わるため、不要な荷物は降ろしておく運用が、ランキング上の数値以上に家計に効きます。

トヨタ「シエンタ」

年間ガソリン代の目安シミュレーション

燃費が良い車を選ぶことで、年間のガソリン代をどれくらい節約できるのでしょうか。年間走行距離10,000km、レギュラーガソリン1L=160円で試算したのが以下の表です。

〈年間ガソリン代の目安(年間10,000km走行・レギュラー160円/L)〉

車種名・カテゴリー 燃費(WLTC) 年間ガソリン代の目安 一般的な軽自動車(15km/L)との差
トヨタ「ヤリス」(HV) 36.0km/L 約44,400円 約6万2,200円安
トヨタ「アクア」(HV) 34.3km/L 約46,600円 約6万円安
スズキ「アルト」(マイルドHV) 28.2km/L 約56,700円 約4万9,900円安
一般的なコンパクトカー(ガソリン) 20.0km/L 約80,000円 約2万6,600円安
一般的な軽自動車(ガソリン) 15.0km/L 約10万6,600円 基準値

※カタログ燃費(WLTCモード)で計算した目安。実燃費はカタログ値の7~8割程度になるのが一般的なため、実際の支出は表より2~3割多くなることがあります。

例えばWLTC 36.0km/Lのヤリス(ハイブリッド)と15.0km/Lの一般的な軽自動車(ガソリン)を比べると、年間で約6万2,200円の差。5年間で約31万円、10年間では約62万円の節約効果が見込めます。低燃費車は車両価格が高めでも、走行距離が長い方ほど元が取りやすくなります。



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車の燃費をさらに向上させる乗り方・使い方

急加速・急ブレーキを避けたスムーズな運転と、運転支援機能の積極活用という2つの燃費向上テクニックを並べて比較。スムーズ走行と急操作NGの違い、運転支援機能による快適・安定走行の効果が読み取れる構成。


燃費性能に優れた車でも、乗り方や使い方次第で実燃費は大きく変わります。ここでは、普通車・軽自動車を問わず、燃費を向上させるための運転テクニックをご紹介します。

急加速・急ブレーキを避け、スムーズな運転を心がける

燃費を向上させる「スムーズな運転」と「準備・メンテナンス」の4ポイント。運転テクニックは「ふんわりアクセルで発進」「早めのアクセルOFFと前方予測」、準備・メンテナンスは「不要な荷物を降ろして軽量化」「月1回のタイヤ空気圧チェック(メーカー指定値へ)」。


燃費を良くする基本は、急加速や急ブレーキを避けることです。発進時にアクセルペダルを強く踏み込むと、エンジンが大量の燃料を消費してしまいます。信号待ちからの発進時は、ゆっくりとアクセルペダルを踏み込み、スムーズに加速することを心がけましょう。また、前方の交通状況をよく見て、早めにアクセルを離すことで、エンジンブレーキを活用できます。

不要な荷物を降ろして車両重量を軽くすることや、タイヤの空気圧を適正に保つことも、燃費向上に効果的です。月に1回程度はタイヤの空気圧をチェックし、メーカー指定の適正値に調整してください。

運転支援機能を積極的に使う

高速道路でアダプティブクルーズコントロール(ACC)を活用するメリット。ACCが車間距離や速度を一定に保つことで、アクセルやブレーキの無駄な操作を減らし、燃費向上と疲労軽減を両立できる仕組み。


高速道路や自動車専用道路では、アダプティブクルーズコントロール(ACC)などの運転支援機能が搭載されている場合、積極的に活用しましょう。

ACCは、前方車両との車間距離を自動的に保ちながら、設定した速度で走行する機能です。機械が速度を一定に保つことで、アクセルやブレーキの無駄な操作を省き、燃費向上に貢献します。愛車に搭載されている場合は、ぜひ試してみてください。


【専門家コメント】クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長 若林由晃

整備士目線でいうと、燃費悪化の最大原因は「タイヤ空気圧不足」と「不要な荷物の積みっぱなし」です。月1回の空気圧チェックだけで実燃費が5~10%変わることもあるので、ガソリンスタンドのエア充填サービスを習慣にしてみてください。あわせて、急発進・急加速・急ブレーキを抑えた丁寧な運転を心がけると、燃費はさらに良くなります。



燃費の良い車に、
初期費用ゼロで乗れる方法


燃費性能に優れた車でも、購入時の初期費用は大きな負担です。カーリースなら、頭金なし・月々定額で新車に乗れるため、初期費用を抑えながら燃費の良い車に乗ることができます。車検やメンテナンス費用を月額料金に含められるプランもあり、ガソリン代だけでなく、車にかかる総コストをフラットにしたい方に最適です。カーリースカルモくんなら、月額10,000円台から燃費の良い新車に乗ることができます。


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※この記事は2026年5月時点の情報で制作しています


よくある質問

Q1日本で一番燃費の良い車は?

A:2026年2月時点の国土交通省WLTCモードデータでは、普通車のトップはトヨタ「ヤリス」(36.0km/L)、軽自動車のトップはスズキ「アルト」とマツダ「キャロル」の同率1位(いずれも28.2km/L)です。ボディタイプ別ではコンパクトカー1位がヤリス、SUV1位がトヨタ「ヤリスクロス」(30.8km/L)、ミニバン1位がトヨタ「シエンタ」(28.4km/L)となっています。

Q2WLTCモードとは?

A:国際的な燃費測定方法で、市街地・郊外・高速道路を想定した走行パターンで測定します。実燃費はこの値の7~8割程度になることが一般的です。従来のJC08モードよりも実際の使用環境に近い条件で測定されるため、より実用的な燃費の目安となります。

Q3燃費の良い軽自動車はどう選ぶのがおすすめ?

A:燃費の良い軽自動車を選ぶ際は、WLTCモード燃費の数値に加えて、ハイブリッド(マイルドHV)か純ガソリンかの違い、街乗りや通勤などの使用環境、車両本体価格と維持費のバランスを総合的に比較することが大切です。通勤や日常使いであれば低燃費なマイルドハイブリッドの軽自動車が特にコスパに優れます。初期費用を抑えたい場合はカーリースの活用も選択肢のひとつです。

Q4ヤリスとプリウスはどちらが燃費がいい?

A:WLTCモード燃費はトヨタ「ヤリス」が36.0km/L、トヨタ「プリウス」が32.6km/L(2.0L/2WDで最大値)と、カタログ値ではヤリスのほうが燃費が良いという結果です。ただし、プリウスは走行性能やボディサイズ、室内空間ではヤリスを上回ります。低燃費+取り回しやすさ重視ならヤリス、低燃費+走りや空間重視ならプリウスという選び分けがおすすめです。

Q5燃費の良いミニバンはありますか?

A:あります。WLTCモード燃費の上位は、トヨタ「シエンタ」(28.4km/L)、ホンダ「フリード」(26.0km/L)、軽スーパーハイトワゴンのスズキ「ワゴンR スマイル」とマツダ「フレア ワゴン」(いずれも25.1km/L)です。3列シートを備えるミニバンとしては優秀な低燃費を実現しており、家族で使えてガソリン代を抑えたい方に向いています。

Q6カタログ燃費と実燃費はどれくらい違いますか?

A:WLTCモードのカタログ燃費に対し、実燃費は約7~8割になるのが一般的です。例えばWLTC 36.0km/Lのトヨタ「ヤリス」の場合、実燃費の目安は約28.8km/L。エアコン使用、渋滞、坂道、急加速・急ブレーキの頻度などで変動します。月1回のタイヤ空気圧チェックや不要な荷物の整理など、燃費向上のための工夫を組み合わせると、実燃費をカタログ値に近づけやすくなります。

この記事の執筆者・監修者


若林 由晃
クルマ専門家/カーリース店店長/中古車販売店元店長

若林 由晃

代々継がれる創業70年の車販・整備工場を営む家に生まれ、エンジンオイルとガソリンの香りにまみれながら育つ。小学校から車販の接客、中学校には整備の手伝いを行う根っからのカーガイ。自動車整備専門学校では上位の成績で卒業。整備士国家資格は満点合格(専門学校の先生が採点)。 その後、大手自動車メーカー系列のディーラーで整備と中古車販売を経験。IT×車という販売方法に興味を持ち、個人向けカーリースのセールスに転身。中古カーリース事業、全国の加盟店販売事業、自動車販売事業に参画している。 メディア出演・寄稿歴:テレビ東京「ワールド・ビジネス サテライト」、日本テレビ「news every.」「DayDay.」、ラジオ関西「Clip」、徳間書店「GoodsPress(グッズプレス)」、朝日デジタルラボ「Moovoo」ほか

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